神代編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 21:11 UTC 版)
武日照(たけひなてる) 主人公。天津神の天菩比と大国主の娘の高比売の息子で、玉葉と結婚して須佐之男の子孫が治める出雲の「須佐の国」を継ぐはずだった。しかし父が何者かによって殺されたために彼の立場は宙に浮き、婚約の話も立ち消えた。神としての力を持たないが、代わりに物事の本質を見抜く眼を有する。 玉葉(ぎょくよう) 天若日子と下光比売の娘。須佐の国は末子相続であるため、末姫の彼女の夫が次代の王となる。玉葉自身は武日照を「お兄様」と呼んで慕っており、婚約が破棄されてからも結ばれることをあきらめていない。 天若日子(あめのわかひこ) 声 - 山賀貴志 玉葉の父。地上を平定する使命を受けて天下り、下光比売と結婚して大国主の入り婿となった。しかし目立った実績を上げらなかったために周囲から軽んじられ、しかも後から邇邇芸が地上に降臨するまでの中継ぎ役だったと聞かされ、すさんでしまう。 下光比売(したてるひめ) 声 - 小林和実 大国主の娘。酒を飲んでは荒れる夫をなだめることが多い。 大国主命(おおくにぬしのみこと) 声 - 藤流水 須佐の国の大王。須佐之男の娘の須勢理姫を冥界から連れ帰って結婚し、現在の地位を得た。 建御名方(たけみなかた) 声 - 鈴木智晴 大国主の息子の1人。出雲の軍司令官を務める優れた軍神。彼を玉葉の夫に推す者もいるが、建御名方自身は武日照と玉葉の仲を応援している。 事代主(ことしろぬし) 声 - 夢総理 大国主の息子の1人。出雲随一の知恵者と呼ばれる。 建御雷命(たけみかづちのみこと) 声 - チャオ・ササキ 高天原が地上に送った全権使者。武日照の伯父でもある。 伊邪那美(いざなみ) 声 - 芹園みや 一度死亡した武日照が出会った冥界の女王。
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