然り
読み方:しかり
「然り」とは、そうだ・その通りだという意味の表現である。
「○○然り」とは、○○もまた同じようにという意味である。人や動物、感情など様々なものを表現できる。
「逆も然り」とは、逆のことであっても物事が成立するという意味である。事実だけでなく仮定のことや予想、推測でも使われる。
「私も然り」とは、私も同じようなものだという意味である。会話など目の前に相手がいる状況で使われる。
「友人しかり」とは、友人も同じようだという意味である。友人が近くにいない状況で、第三者と話す場合に使われる。
「然りです」とは、そうですと肯定する際の言い回しである。
「皆然」とは、皆も同じようなものだという意味である。
「も然り」とは、~も同じようなものだという意味である。接続詞「も」をともなっている。
「然りと」とは、そのようだという意味である。
「自分然り」とは、自分も同じだという意味である。
「然り」は、現代語としては「しかり」と読み、手紙やレポート、論文など形式張った文章の中でその通りだ、そうであるといった意味で使用される。話し言葉としては、年輩者の会話やビジネスシーンでよく使われるが、やや古い言い回しのため、場や状況によっては時代遅れの印象を持たれることもある。堅固なさまを意味する「しっかり」は漢字で「確り」と書き、「然り」と混同されやすいので注意が必要である。古文や漢文での「然り」は、「さり」と読み、元々の「然あり」から「あ」が省略された形で用いられ、現代語の「然り」とほぼ同様の意味である。
「然り」の例文
・このクラスにはサッカー部「然り」、テニス部「然り」、そしてバスケ部「然り」と、とにかくスポーツが万能な生徒が集まっている。
・今日の対局もまた「然り」、かなり手強い棋士が相手だが、これまでの練習の成果を出し切って勝ちを収めたいと思う。
・記録に無い大雪のために先日からずっと閑古鳥が鳴いているのは居酒屋も「然り」、ファミレスも「然り」、そしてスーパーも「然り」だ。
・「然り」、今週中にメンバー同士で話し合い、次の旅行の計画書をリーダーに提出するようにお願いします。
・高校卒業後の進路に悩んでいる彼のために、人生経験が豊富な先生が「然り」アドバイスをしてあげた。
・香水は自分にとって良い香りもあれば逆もまた「然り」なので、店頭でサンプルを試してから購入すると良い。
・マラソンなど持久力が求められるものも「然り」、短距離走など瞬発力が物を言うものも「然り」、どんな競技であれ体力は不可欠だ。
・「然り」、たまには気の合う仲間と集まって美味しい料理を食べると幸せな気持ちになる。
・彼もまた「然り」、他人に気配りができる人は周りから好かれる傾向がある。
・木製の椅子やテーブルは日々の使用や経年の影響により次第に劣化していくものだが、食器棚や本棚など大型の家具も「然り」である。
「然り」とは、そうだ・その通りだという意味の表現である。
「然り」とは・「然り」の意味
「然り」とは、「その通りである」「そうである」「そのようである」という意味を持つ。古語の「然あり」に由来し、漢文では「はい」「そう」と肯定を示す意味を持つ言葉として広く使われる。類似の言葉の「然れども」は、「然り」の否定形で「そうだとは言っても」「けれども」という意味である。「然り」は、接続詞「も」の代わりとして用いることもでき、文中で「~然り、~然り」と並列させる用法も一般的である。この場合、人物など名詞の後に「然り」が続くことが多い。また、「恋に然り」のように、感情を表す言葉の後に「然り」が付くこともある。「然り」の読み方
「然り」の読み方は、「しかり」である。「然り」の熟語・言い回し
○○然りとは
「○○然り」とは、○○もまた同じようにという意味である。人や動物、感情など様々なものを表現できる。
逆も然りとは
「逆も然り」とは、逆のことであっても物事が成立するという意味である。事実だけでなく仮定のことや予想、推測でも使われる。
私も然りとは
「私も然り」とは、私も同じようなものだという意味である。会話など目の前に相手がいる状況で使われる。
友人しかりとは
「友人しかり」とは、友人も同じようだという意味である。友人が近くにいない状況で、第三者と話す場合に使われる。
然りですとは
「然りです」とは、そうですと肯定する際の言い回しである。
皆然とは
「皆然」とは、皆も同じようなものだという意味である。
も然りとは
「も然り」とは、~も同じようなものだという意味である。接続詞「も」をともなっている。
然りととは
「然りと」とは、そのようだという意味である。
自分然りとは
「自分然り」とは、自分も同じだという意味である。
「然り」の使い方・例文
「然り」の使い方「然り」は、現代語としては「しかり」と読み、手紙やレポート、論文など形式張った文章の中でその通りだ、そうであるといった意味で使用される。話し言葉としては、年輩者の会話やビジネスシーンでよく使われるが、やや古い言い回しのため、場や状況によっては時代遅れの印象を持たれることもある。堅固なさまを意味する「しっかり」は漢字で「確り」と書き、「然り」と混同されやすいので注意が必要である。古文や漢文での「然り」は、「さり」と読み、元々の「然あり」から「あ」が省略された形で用いられ、現代語の「然り」とほぼ同様の意味である。
「然り」の例文
・このクラスにはサッカー部「然り」、テニス部「然り」、そしてバスケ部「然り」と、とにかくスポーツが万能な生徒が集まっている。
・今日の対局もまた「然り」、かなり手強い棋士が相手だが、これまでの練習の成果を出し切って勝ちを収めたいと思う。
・記録に無い大雪のために先日からずっと閑古鳥が鳴いているのは居酒屋も「然り」、ファミレスも「然り」、そしてスーパーも「然り」だ。
・「然り」、今週中にメンバー同士で話し合い、次の旅行の計画書をリーダーに提出するようにお願いします。
・高校卒業後の進路に悩んでいる彼のために、人生経験が豊富な先生が「然り」アドバイスをしてあげた。
・香水は自分にとって良い香りもあれば逆もまた「然り」なので、店頭でサンプルを試してから購入すると良い。
・マラソンなど持久力が求められるものも「然り」、短距離走など瞬発力が物を言うものも「然り」、どんな競技であれ体力は不可欠だ。
・「然り」、たまには気の合う仲間と集まって美味しい料理を食べると幸せな気持ちになる。
・彼もまた「然り」、他人に気配りができる人は周りから好かれる傾向がある。
・木製の椅子やテーブルは日々の使用や経年の影響により次第に劣化していくものだが、食器棚や本棚など大型の家具も「然り」である。
然り
読み方:しかり
別表記:爾り
「然り」とは、「そうだ」「その通りだ」「同様である」という意味で用いられる文語的な表現。古語「しか(然)あり」に由来する言葉で、かつては「はい」「そう」「yes」に相当する意味合いで幅広く用いられた。現代では「~もまた然り」「○○然り、△□然り」といった定型的な言い回しでよく用いられる。
「~も然り」「~もまた然り」は、「(前述した事柄と)同じことが当てはまる」「やはり同様である」という意味の表現。
「逆も然り」「逆もまた然り」は、「条件をひっくり返しても同じことが言える」という意味で用いられる。「AならBになる = BならAになる」あるいは「AならBになる = AでないならBにはならない」ということが示される。
「○○然り、△□然り」は、これも「(前述・後述の事柄と)同じことが当てはまる」という意味の表現である。特に複数の項目を列挙する言い方として用いられる。
「然りと雖も(しかりといえども)」は、「そうではあるが」「それはその通りなのだが」という意味の表現。
文頭で「然り、」といって叙述がはじまる場合の「然り」は、接続詞…というより感動詞もしくは文修飾副詞である。前の文を受けて「そうなのだ、○△は□✕なのだ」と述べる言い方として用いられることが多い。あるいは Yes / No の2択の疑問文に対して「そうだ(yes)」と肯定する意味で「~なのか?然り」。のような言い方をすることも多い。
別表記:爾り
「然り」とは、「そうだ」「その通りだ」「同様である」という意味で用いられる文語的な表現。古語「しか(然)あり」に由来する言葉で、かつては「はい」「そう」「yes」に相当する意味合いで幅広く用いられた。現代では「~もまた然り」「○○然り、△□然り」といった定型的な言い回しでよく用いられる。
「~も然り」「~もまた然り」は、「(前述した事柄と)同じことが当てはまる」「やはり同様である」という意味の表現。
「逆も然り」「逆もまた然り」は、「条件をひっくり返しても同じことが言える」という意味で用いられる。「AならBになる = BならAになる」あるいは「AならBになる = AでないならBにはならない」ということが示される。
「○○然り、△□然り」は、これも「(前述・後述の事柄と)同じことが当てはまる」という意味の表現である。特に複数の項目を列挙する言い方として用いられる。
「然りと雖も(しかりといえども)」は、「そうではあるが」「それはその通りなのだが」という意味の表現。
文頭で「然り、」といって叙述がはじまる場合の「然り」は、接続詞…というより感動詞もしくは文修飾副詞である。前の文を受けて「そうなのだ、○△は□✕なのだ」と述べる言い方として用いられることが多い。あるいは Yes / No の2択の疑問文に対して「そうだ(yes)」と肯定する意味で「~なのか?然り」。のような言い方をすることも多い。
然り
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