学園編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 14:56 UTC 版)
「ディスコミュニケーション」の記事における「学園編」の解説
主人公とその周辺に起こる出来事を高校生活を中心に描いている。冥界編のシリアスな雰囲気とは打って変わり、ギャグや作者の嗜好が顕著に表れた作風が特徴的である。第44話(新装版では、学園編第1話)「男の子で遊ぼうI」から、第67話(同じく学園編第24話)「夢の扉II」まで。単行本8-11巻と『ディスコミュニケーション学園編』(第53-58話)、または新装版4-5巻に本来の発表順で収録。
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学園編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:12 UTC 版)
第1巻(遊闘1) - 第4巻(遊闘25)、第5巻(遊闘41) - 第6巻(遊闘49) ゲーム好きな高校生武藤 遊戯は、ゲーム屋店主の祖父・双六から貰った、誰も解いたことのない古代エジプトの秘宝「千年パズル」を8年間も組み立て続けていたが、気弱な遊戯を嫌う同級生の城之内 克也はパズルのピースを盗み、プールへ投げ捨ててしまう。後日、城之内は風紀委員の牛尾とトラブルになるが、そこで今まで虐めていた遊戯に庇われたことで彼を見直し、ピースを回収して双六の元へ届ける。最後の1ピースを取り戻した遊戯がパズルを解くことに成功したその瞬間、ゲームの天才としての技量を身につけた大胆不敵なもう一つの人格(もう一人の遊戯・闇遊戯)が覚醒する。闇遊戯は遊戯と城之内から金を巻き上げようとしていた牛尾に「闇のゲーム」を仕掛け、敗北した牛尾に「罰ゲーム」を下して成敗する。以降、遊戯自らも気が付かないままに闇遊戯は表出し、世の中にはびこるならず者に闇のゲームを挑み、恐ろしい罰ゲームを科していく闇の番人となる。また、遊戯と城之内はこの一件で無二の親友となり、遊戯の幼馴染の真崎 杏子や、城之内の悪友本田 ヒロトも加えて、様々なゲームで遊ぶようになる。 そんなある日、カードゲーム「M&W(マジック&ウィザーズ)」をプレイしていた遊戯は、M&Wの強豪で同級生の海馬 瀬人に、双六の大切なカード「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)」を盗まれる。遊戯の心を傷つけた海馬を倒し、ブルーアイズを奪い返すため、闇遊戯はM&Wで海馬に勝負を挑む。 その後、遊戯はエジプトから訪れた謎の青年シャーディーとの出会いを経て、千年パズルに秘められた謎に足を踏み入れてゆくこととなる。
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学園編(1巻 - 4巻)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:42 UTC 版)
「つぐもも」の記事における「学園編(1巻 - 4巻)」の解説
主人公である加賀見一也は、上岡東中学校2年2組に在籍する14歳のごく普通の男子中学生。母・奏歌を幼いころに亡くし、現在は父・一明と高校生の姉・霞との三人暮らし。一也には何故か母の記憶がないが、亡き母の形見でもあり家に代々伝わる絹の袋帯の匂いが大好きで、その袋帯を肌身離さず持ち歩いていた。そして、気持ちを落ち着かせるため、毎日欠かさず桜の香りがするその袋帯の匂いを嗅ぐのであった。 ある日、学校の屋上でいつものように袋帯の匂いを嗅いでいた一也だったが、なぜか足元に落ちていたカツラが突然妖怪と化し、襲われそうになる。その時、ピンチの彼を救うべく、目の前に着物姿をした謎の美少女が現れた。一也を覚えているかのように一言「久しいな 一也」と言葉を発したその美少女の正体は、実は一也の想いがこもった亡き母の形見である袋帯から現れた、付喪神である桐葉だった。 「久しいな」と言われたものの、桐葉のことを全く思い出せない一也。それもそのはず、桐葉は〔つくもつき〕となってしまった母・奏歌を止む無く殺した後、一也らが住む上岡の土地神・くくりに頼み込み、原身である帯から人の姿になることができなくなることを承知の上で、その当時幼かった一也の記憶から亡き母とともに自身の記憶を封印させたからであった。 それから長い年月を経て、桐葉が再び人の姿となって現れて以降、一也の周りでは次々と怪異が発生するようになる。その動きを察したくくりは黒耀を遣わせ、白山神社へと一也を招く。そこで一也はくくりから自身が「怪異を発生させる『呪詛(すそ)』を集めてしまう存在」であることを明かされた上で、奏歌の後任として、怪異を調伏する大役「すそはらい」になるよう神勅として命じられる。
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学園編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:25 UTC 版)
「CLANNAD (ゲーム)」の記事における「学園編」の解説
怪我でバスケットボールを断念し不良となっていた主人公の岡崎 朋也は、ある日学園前の坂道で女子生徒の古河 渚と出会う。渚は演劇部の復活を目指しており、朋也や朋也が教師幸村俊夫の働きかけで出会った友人の春原 陽平、その他ヒロインらが演劇部の再建に協力していく経緯を軸に、各キャラクターのルートに分岐して物語が進められる(演劇部が関与しないルートもある)。
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学園編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 08:33 UTC 版)
「遊☆戯☆王の登場人物」の記事における「学園編」の解説
牛尾(うしお) 声 - 大友龍三郎(アニメ第1作) / 岸祐二(アニメ第2作) / 落合弘治(アニメ第4作) 童実野高校の風紀委員長で遊戯たちの上級生。 校内では「鬼風紀の牛尾」と恐れられており、教師すら臆してまともに口を出せないほどの人物。鋭い目つきと、城之内や本田を遥かに上回る大柄な体躯、高校生離れした威圧感に満ちた風貌を持ち、腕っぷしも城之内や本田が二人がかりで挑んでも歯が立たないほどの強さを誇る。風紀委員としていじめそのものを嫌う態度を取っている。だが、実際は自分の立場を鼻にかけ、いじめられっ子のボディーガードを請け負うと一方的に申し出て影でいじめの中心人物を痛めつけた後にボディーガード料と称して大金を強請り取り、逆らえば暴力で言う事を聞かせる等、強欲かつ卑劣な人物。遊戯を馬鹿にした城之内と本田に制裁を加えた後、2人を庇った遊戯も痛めつけた挙句20万の大金を要求する暴挙に出た。遊戯が千年パズルを完成させた事で、闇遊戯の最初のターゲットとなり、遊戯が双六から渡された「40万円の札束をお互いの手に乗せ、ナイフ(牛尾の私物)で刺して多くの札を取り合う」という「マネーアンドナイフ」を展開。自分の欲望に飲み込まれ、ゲームのルールを破るという禁を犯し、闇遊戯に襲いかかるが、逆に罰ゲーム「GREED─欲望の幻像─」を受けて、枯葉やゴミが金に見えてしまう幻惑状態に陥り、翌朝、醜態ぶりを生徒達の前に晒すことになった。『遊☆戯☆王キャラクターガイドブック 真理の福音』によると、その後は更生し、「金はこりごり」と語っていた。小説版では「マネーアンドナイフ」のルールが「札束を入れた袋を自分の手の甲に乗せ、ナイフを突きさして手の甲に少しでも傷を付けた者が勝ち」に変更され、罰ゲームも幻惑の金に押しつぶされるものになった。 アニメ第一作では多くの人員を率いるなど原作以上に強大な存在として描かれ、風紀委員らしく丁寧な口調も見せていた。規律を厳格に重んじる姿勢から、本田からは理想の人物として尊敬されていたが、彼が遊戯をいじめていないにも関わらず、城之内と一緒にいたという理由だけで原作同様に痛めつけた。遊戯への暴力も遊戯が千年パズルのピースを探すために学校を訪れた際に『教育』と称して行い、横暴な仕打ちに激怒した城之内と本田も返り討ちにする。闇遊戯とは「校舎の高い所を舞台に互いの身体をロープで結び、校舎に設置されたトランプを捲り、その数字分だけ昇って行き、頂上にある勝者の証を手にする」というゲームを展開。最終的にはルールを破り、頂上に辿り着くも、勝者の証は金ではなく、トランプであり、罰ゲームが発動。溝へと転落して行き、怪物に襲われるという幻惑を受けて脅えていたところを風紀委員会に発見され、病院に入院した。 アニメ第2作では遊戯の回想のみに登場。どのようなゲーム・罰ゲームが展開されたかは描かれなかった。 『遊戯王GX』では第4期に出る行方不明者リストに名前だけ登場している。 本作から数十年後が舞台のアニメ第四作『遊☆戯☆王5D's』に登場する警察官・牛尾哲(うしお てつ)とは同一人物という裏設定である。 『遊☆戯☆王ZEXAL II』にてアストラル世界の住人の中に彼らしき人物がいる。 『遊☆戯☆王ARC-V』では落ち込む遊矢を立ち直らせようとする柊修造の回想シーンにシルエットとして登場している。 ディレクター Zマークのキャップ帽を被った髭面の男。 ZTV放送局の俗悪な業界人で、視聴率と企画ネタのためなら過度なやらせや暴力をも厭わない。映像の権力には誰も逆らえないと信じきっている。喧嘩の実力は城之内を一撃で撃退するほど高い。 「暴力のドキュメント」の企画のために、いじめが問題となっている童実野高校に訪れていた所、遊戯を偶然見つけ、やらせ企画の苛められっ子役に仕立て上げる事を目論む。そして、ADの藤田を苛めっ子役にし、童実野高校に潜らせ、遊戯と接触して暴行を加えさせる事でいじめシーンを撮ろうとした。だが、遊戯と藤田の苛め現場に偶然、城之内が駆けつけた事で、青臭い友情ドラマは受けないとして中止。そして城之内に暴行を加えたために、闇遊戯のターゲットとなる。ZTV放送局の駐車場で闇遊戯の接触を受け、闇遊戯の「相手より小さい目を出せば勝利となる」ルールを仕掛けたサイコロ勝負の相手となるが、闇遊戯が6の目を出したのに途中で投げ出した挙句、サイコロが割れて7となり 勝負に敗北したため、闇遊戯の罰ゲーム「モザイク幻想」を受けた。この後は更生し、モザイク無しの番組を作るようになった。 アニメ版では未登場だが、アニメ第一作にて腕時計マニアの赤星昇太郎が罰ゲームを受けるシーンの一部を担っており、腕時計に支配される幻想に苛まれて眼球も腕時計になってしまうシーンが、ディレクターの受けた罰ゲームの目がモザイクに覆われるシーンに類似している。 花咲 友也(はなさき ともや) 童実野高校の生徒で遊戯たちの同級生。クラスの中ではあまり目立たないタイプで気弱な性格。眼鏡をかけている。熱烈なゾンバイアマニアでもあり、部屋中には大量のゾンバイアグッズを飾っている。父親は仕事柄、友也の相手ができずにいることもあり、かなり過保護に接していて、大量のゾンバイアグッズも父親が買ってきた。 登場当初は騒象寺にパーティー券を買わされ、それを売り渡すために遊戯に接触し、人の良い遊戯はがそれをすべて引き取るが、近くでその現場を終始見ていた騒象寺に知られてしまい、ボコボコに痛めつけられる。その後、闇遊戯によって騒象寺は成敗され、この一件から遊戯と親しくなる。その後も登場し、遊戯たちともすっかり打ち解けており、DEATH-T編では、城之内に頼まれて、入院した双六の傍に付いていた。アニメ版では未登場だが、アニメ第三作では童実野町の住民リストに名前だけ登場している。 騒象寺(そうぞうじ) 童実野高校の生徒。 リーゼントの髪型がトレードマーク。歌をこよなく愛し、「オールナイト・ソロ・ライブ」を恒例で執り行っているが、殺人級の音痴であり、横暴な人物なために周囲からは避けられた存在となっているが、強引に有料パーティー券を弱気な生徒を利用して売り捌いているため、その被害は後を絶たない。遊戯と面識を持っていた友也を傷つけたため、闇遊戯のターゲットとなる。沈黙ゲーム で勝負を進めたが、遊戯の自滅を確信した事とボリュームMAXのマイクを手放さなかった事が災いし、自身の鼓動がスピーカーに伝わってほぼ自滅の形で敗北。闇遊戯の罰ゲーム「心臓祭-ビートフェスティバル」を受けた。アニメ版では未登場。 囚人ナンバー777 童実野刑務所から脱獄した死刑囚。 額に777という数字が書き込まれているのがトレードマーク。本名は不明。行動を見る限り、占い事を信じるタイプである模様。刑務所から脱獄後、空腹と息切れで疲労していた所、杏子がアルバイトをしているバーガーショップ「バーガーワールド」を発見。腹を満たすために足を運び、杏子を人質に取って、その場に居合わせた遊戯を「気の弱そうなチビ」と罵倒しつつ酒と煙草「ラッキーストライプ」を要求。だが、遊戯に声を掛けた杏子に暴力を加えたことで闇遊戯の怒りを買い、命がけのゲームを挑まれてしまう、闇遊戯を射殺する直前に煙草用のライターを左手に乗せられて身動きが取れなくなってしまい、自身の煙草の火によってアルコールが引火して火達磨になってしまう。その後は病院送りとなった末、独房の中で静かにリハビリ生活を送る事となった。アニメ第一作では名前も異なるまったく別の犯罪者として描かれ、経緯も大幅に変更されている。 孤蔵乃(こくらの) 声 - 千葉繁(アニメ第一作) 童実野高校A組の生徒。 超能力予言者を自称する少年。実際は単なるインチキだが、陰で予言を実現させるための行動をするため、内容は必ず的中する。そのため、多くの熱烈な女子生徒の信者(アニメ版では孤蔵乃親衛隊と呼ばれている)が孤蔵野の周りに見られる。予言者として多くの女子の人気を得て有頂天になっていたが、薬で眠らせた杏子の胸を触ったり、予言を実現させるためにワザと本を机の上に置いて自ら遊戯を襲い図書室で怪我を負わせる等悪行したため、闇遊戯の標的となる。闇遊戯とビンを崩さずに紙を引くゲーム(アニメ版では時計に吊るされたビンを落とさずに取るゲーム)をするも机の端にビンが迫り、妄想を予言と勘違いした挙句敗北。イカサマも自ら招いた失態で、眠ったまま学園中に知られることとなった。 猪頭 吾郎(いのがしら ごろう) 童実野高校3年D組の生徒。 広島風と書かれたハチマキと長ランがトレードマークで、文化祭実行委員長を務める。かなり強引な性格で、遊戯達が文化祭で建てたカーニバルゲームの敷地を、「この敷地はワシら3年D組の縄張りでお好み焼きを焼く伝統の場所である」と主張し、横暴な手段で取り壊すという暴挙に出て杏子や多くの生徒を傷つけたため、闇遊戯の標的となる。闇遊戯が考案した鉄板を使用したゲーム「鉄板アイスホッケー」で勝負を挑まれる。「ヘラを持たせたら自分の右に出るものはいない」と豪語しそのパワーを見せる。打ち返す力を徐々に強めていくことで追い詰めるが、闇遊戯にヘラを盾向きにして突き刺す戦法で自分のパワーを逆手に取られ火薬の入った試験管が高温となった鉄板に触れてしまい、爆風に飲み込まれて大火傷を負ってしまい敗北を喫した。負けはしたものの闇遊戯にとってはゲームで苦戦した最初の相手となった。アニメ版では未登場だが、アニメ第三作では童実野町の住民リストに名前だけ登場している。 野坂 ミホ(のさか ミホ) 声 - 野上ゆかな(アニメ第一作) 童実野高校の女子生徒で遊戯たちのクラスメート。髪を大きな黄色いリボンで束ねていて、友人たちからはリボンちゃんの愛称で親しまれている。図書委員を務めている。本田から片思いされて、告白を断った。 原作では大人しく物静かな性格で1話限りのゲストキャラクターだったが、アニメ第一作では活発でお喋りな性格に変更されたうえでメインキャラクターとなった。そのため、第1話から登場しており、原作では登場していない回でも登場している。基本的に女らしい性格だが、失言も多く、一瞬にしてその場の空気を凍りつかせてしまうこともある。血液型はAB型で星座はおとめ座と公言している。水着は杏子とは対照的にワンピースタイプを好む。原作でミホが初登場する回での本田とのエピソードはカットされており、女子生徒まゆみ(声:住友優子)の城之内への片思いというオリジナルエピソードに変更された。他にモクバ初登場のストーリーがミホのストーカーとのエピソードにされる(これにより第一作ではモクバの登場はDEATH-T編でしか登場しない)など、主役のエピソードも作られた。モンスターワールド編ではお金持ちになりたいことから「妖精商人のミホ」となった。原作では杏子→城之内→本田の順で人形に魂を移され、最後に残った遊戯が自らの意思で人形に魂を移されたが、アニメ版ではミホ→本田→城之内の順で人形に魂を移され、遊戯と杏子は同時に人形に魂を移している。 アニメ第二作では登場していないが、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』では童実野町の住民リストに名前だけ登場している。 蝶野(ちょうの) 声 - 勝生真沙子(アニメ第一作) 童実野高校勤務の女教師。泣きボクロが特徴。 愛嬌のあるセクシーな女性で、同僚の教師や男子生徒から高い人気を得ているマドンナ的存在だが、いかなる些細な理由でも(交際を含め)校則を破れば生徒を退学(少なくとも15人以上は確認されている)させてしまうため、「退学魔女リン」という不名誉なあだ名を持つ。見た目はとても美しいが、それは過度の厚化粧によるもので、素顔は悪魔を彷彿とさせる程に凶悪。実際の性格も極めて傲慢で、生徒の気持ちをまるで考えない冷淡な人物。生徒を退学にさせているのも、私生活のストレスを解消したいためである。趣味は見合いで「この世のあらゆるゲス男どもをクソミソにけなして断る事」。ミホの机に入っていた本田のプレゼントを生徒たちの前に晒し、そのメッセージを読み上げるという暴挙に出たために闇遊戯の逆鱗に触れ、闇遊戯の力によって化粧が崩れ、素顔を生徒達の前に晒してしまい逃走する破目となった。原作ではこれといった勝負をしていない上に闇遊戯と会話すらせずに終わっているが、アニメ版では原作とは異なった経緯から割った鏡を目隠ししながら、パズルのように組み立てるというゲームで闇遊戯と勝負。しかし、自分だけは目隠しを解いて、ゲームを続けたため、先に完成させながらもルール違反により、罰ゲームが発動。化粧で隠していた素顔を晒してしまう(素顔は原作と異なり、老婆のような老け顔となっていた)。アニメ版では初登場の回以降も何度か登場している。 アニメ版での校長の「お肌の曲がり角」発言から25〜30歳と想定される。原作版とアニメ版では若干衣装が異なる。アニメ版での髪色は赤に近いオレンジで、瞳の色は青。 ショップのオーナー スニーカー専門店「ジャンキースコーピオン」のオーナー。 毒を抜いていない本物のサソリをアクセサリーにしており、ペットとして飼育している。極レア物シューズ「エア・マッスル」を城之内に10万以上の金額を半額の値で譲る等、気前の良さを見せていた。だが、その実態は「マッスル・ハンター」という不良集団を金で雇い、エア・マッスルを客に譲っては彼らに奪わせて金を得ている悪徳商人である。城之内達に逆襲されたマッスル・ハンターがオーナーの秘密を暴露したために遊戯に秘密を知られ、闇遊戯の標的となる。ペットのサソリとエア・マッスルを用いた危険なゲームで闇遊戯とコインを競う勝負をするが、自分のペットのサソリをナイフで殺害しようと欲に駆られた事で墓穴を掘り、サソリに刺されて病院送りとなった。アニメ版では未登場。 蛭谷(ひるたに) 声 - 石井康嗣(アニメ第一作) 隣玉高校の不良生徒。中学時代に荒れていた城之内とツルんでいた過去があり、高校進学時に城之内とは別々の学校に進学したため、関係は疎遠となっていた。多くの不良を率い、「蛭谷さん」と呼ばれている。かなり凶悪な人物であり、目的のためなら命を落としかねない行為も平然と行う。城之内によると「今ほど腐ってはいなかった」とのことで、元々は初登場時程の悪党ではなかった。 グループの勢力をさらに拡大する目的から、童実野高校の生徒に闇討ちをかけると城之内を脅してグループの一員にした。取り巻きの1人が遊戯を殴りつけたことで城之内が反旗を翻し、意識改革と称して取り巻きとともに城之内を拘束してスタンガンで気絶させた。しかし、スタンガンを奪った遊戯によって成敗される。その後も城之内を仲間にしたいという執着から、遊戯や城之内の前にヨーヨーを悪用して再登場。遊戯から千年パズルを奪うも、最終的には城之内に得意のヨーヨーテクニック「ウォークオブドッグ」で倒され、グループも遊戯の策略により自滅した。アニメ版では蛭谷が再登場するヨーヨーの回は省かれ、初登場の回にそれらが集約されている。 金倉(かねくら) 声 - 青森伸(アニメ第一作) 童実野美術館の館長。 吉森教授の発掘の資金援助をし、共にエジプトの王家の谷で王墓発掘に携わった著名人。貪欲な性格で、その心は私利私欲に満ちている。遊戯の持つ千年パズルに関心を持ち、展示品としてそれを一日だけ貸してくれ、と頼み込み拝借するも、実際の目的は巨額の金と取引するためであった。後にシャーディーの闇のゲームによって裁かれ、心臓破裂によって死亡した。アニメ版では生存しており、意識不明の重体に留まっている。 PSソフト『遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』では容姿が酷似した人物(カード屋)が登場している。 吉森(よしもり) 声 - 野島昭生(アニメ第一作) 童実野大学教授。双六とは親交が深い。 金倉館長と共にエジプトの王家の谷で王墓発掘に携わった著名人。妻子あり。金倉と比べれば良心的な人柄をしているが、考古学や発掘への執着の強さ故、家族に構ってやれずにいる。後にシャーディーの千年錠の力によって完全に操られ、不気味で意思を持たないゾンビのような状態となってしまう。遊戯達に執着なまでに襲い掛かっていたために、城之内に暴行を受けたり、杏子に抵抗を受けたりしたため、後半ではかなりボロボロな姿となってしまっていた。アニメ版ではシャーディーが来訪した際に大学の窓から転落し入院。代わりに本田がシャーディーに操られた。 鯨田(くじらだ) 声 - 飯塚昭三(アニメ第一作) 童実野高校の生徒。 おかっぱ頭の髪型で、かなりの肥満体系をしている。一人称は「僕様」。学校で大流行していた「デジタル・ペット君」の熱烈なマニア。かなり詳しい上に自身も飼育しており、貴重な隠れキャラのペット(アニメ版では「デビルマスター」という名前が加えられている。)を所有している。だが、それを鼻にかけて高圧的な態度で自慢するなど、性格は傲慢。徐々に自身が飼育している隠れキャラのペットに洗脳されるようになり、クラスの生徒のデジタルペットを奪っては自身のデジタルペットに接続し、隠れキャラのペットの餌にするという暴挙に出る。遊戯の飼育している気弱な「U2」(ユーツー)をも餌にするために奪い接続するが、食べられる直前にU2が進化したため、U2の一撃によって鯨田のペットは倒され、正気に戻った(アニメ版では本田の育てたペットによってあっさり倒された)。アニメ版では「この間までは気弱だったが、急に態度がでかくなった」と生徒が発言しており、気弱だったその性格がデジタルペットの影響で凶暴化したという描写が見られた。また、原作では単独の悪党として描かれていたが、アニメ版では灰山に操られている脇役として描かれている。 不良三人組 花咲友也の父親を恐喝していた悪質な不良三人組。 ゾンバイアに傾倒している友也に悪党として相手となってもらい、それにわざと負ける事で自信をつけてほしいと考えていた父親の頼みを受け、報酬として10万という大金を貰い、健気に付き合っていたが、実際は金蔓としか見ておらず、徐々に恐喝するようになる。そして、遊戯を誘拐したという嘘の予告と案内地図を書いた手紙を石で丸めて、花咲家の友也の部屋のガラスへと投げ割るという形で、友也に通告し呼び寄せる。その一方、父親に50万を払わなければ友也を嬲り殺しにするストーリーに変更すると要求。その場にやってきた花咲に暴行を加えると共に、全ては父親から金を貰ってやっていた芝居と告白。だが、この事態を友也の父から知らされた闇遊戯にゲームを仕掛けられ、成敗された。アニメ版では未登場。 ストリートファイター 声 - 檜山修之(アニメ第一作) ストリートファイトの常習犯である男。 ブルース・リーを敬愛しており、自身も空手やボクシングを経験している等、その道のやり手(アニメ版ではカンフーを体得していると発言)。しかし、格闘ゲームはかなり弱く、ブルース・リーをモデルとしたブルース・龍というキャラクター(遊戯も同じキャラクターを使用)を使用し、ゲームセンターで遊戯に挑戦者として対戦するが、全て敗北した。その腹いせのために遊戯に一方的に暴行を加え、ストリートファイトで潰した相手からは必ず戦利品を頂くとして、遊戯の千年パズルを奪うが、城之内と対峙。お互いにナイフの先端を口に銜えて(ただし、自分だけは、玩具のナイフ)勝負をするというゲーム「死亡遊戯」を展開。それに対し、城之内は「ナイフを加えるのは俺だけで良い。お前の口にナイフがあったら殴れないからな」としたことで優位に立つが、城之内が遊戯のために買っておいた缶コーラを顔にかけられた隙を突かれて、反撃の一撃を食らい、顎を砕かれて敗北した。 アニメ版ではドラゴンという名前が与えられ、髪型も異なっている。そして、ブルース・リーやブルース・龍の名前もドラゴン・ワンに変更。死亡遊戯も溝の上で勝負し、相手を落とすというゲームに変更され、原作同様に缶コーラを用いた奇策で隙が生じた後は、城之内によって蹴落とされ、溝から転落する顛末を辿った。 本人は一度もストリートファイターと名乗っていないが、公式ガイドブックではストリートファイターと明記されている。 鶴岡(つるおか) 童実野高校勤務の教師。 「生活指導の鶴岡」として知られる教師。性格は極めて嫌味。生徒は教師には永遠に逆らえないという歪んだ教育理念を持つ。遊戯や仲間達を取り柄のない落ちこぼれと言い切り、遊戯が杏子から譲り受けた携帯型愛称占い「ラブリー二号」隠しあててを踏み潰す暴挙に出ようとするが、その直後に闇遊戯からゲームなら負けないと一喝される。これに対して鶴岡はラブリー二号をどこかに隠し、それを一時間以内に見つけられなければラブリー二号を粉々にする事は勿論、遊戯、城之内、本田の三人を停学処分にすると言い切る。だが、杏子の協力と頭脳を働かせた闇遊戯によって、通信音で隠し場所を暴かれてしまう。実はハゲ頭で、それを隠すために着用しているカツラの中にラブリー二号を隠していたため、ハゲ頭である事がばれ、この事は秘密にしてほしいと嘆願する破目となった。アニメ版では未登場。 プロデューサー 前述のディレクターと同様の放送局に勤務している。性格は傲慢かつ金銭欲が強く、貧乏人を見下し利用するなど、金の亡者のような男。また、前述のディレクター同様、過度なやらせも厭わない。「100万円!!ゲームDEゲット・ショー」という番組企画をプロデュースしているが、裏では絶対に100万円が手に入らないように故意的に細工しており、そういった貧乏人が必死にゲームにチャレンジするも、絶対に手に入らない姿が視聴者に受けると考えている。 たまたまそれに参加することとなった城之内はプロデューサーの関係者によって(「筋金入りの貧乏人」という理由で)選出され、複雑な家庭事情を抱いている城之内に興味を覚え、そのターゲットに選ぶ。城之内は順調にゲームを進め、遊戯や仲間たちの応援を受ける。だが、トイレを済ますためにZTV放送局をうろついていた遊戯にインチキの秘密を聞かれてしまい、闇遊戯となって激怒した彼に、ペンキを利用した運任せのゲームを挑まれる。グルになっていた関係者が運悪くハズレを引いた不運でスイッチがペンキまみれになって妨害できなくなってしまい、ゲームに敗北。闇遊戯の罰ゲーム「マインド・オン・エア-本性暴露-」を受け、その本性をテレビの前で曝け出すこととなった。アニメ版では未登場だが、アニメ第一作で容姿の酷似した人物が一度登場している。 名蜘蛛 コージ(なぐも コージ)(アニメ第二作名前は「コウジ」表記) 声 - 冨田真(アニメ第二作) 童実野高校の生徒。 腕相撲式格闘ゲーム「モンスターファイター」を嗜むゲーマーだが、性格は自己中心的で、きわめて乱暴である。遊戯によって校内で大流行となったモンスターファイターの所持者にゲームを挑んでは勝利し、次々と奪っては三万で売るという横暴な商法を行っていた。その一環として遊戯を呼び出しゲームを挑むが、暴力という卑劣な手段で遊戯との勝負に勝ち、遊戯のモンスターファイターを奪う。この暴挙に怒りを覚えた遊戯は、城之内からモンスターファイターを拝借し、闇遊戯として名蜘蛛に再戦を挑む。闇のゲームを展開させ、勝負をするも、またしても名蜘蛛は暴力を用いるという汚い手でゲームに勝とうとする。だが、初戦は敗北し。顔にヒビが入ってしまう。次戦では勝利するが、最終的には闇遊戯が闇レベルをあげたことによりモンスターファイターに足止めされ(闇遊戯曰く「お前のモンスターも「悪」に心は渡さなかった」)最終的に名蜘蛛は敗北。モンスターファイターと一体化する罰ゲームを受けた。 バトルシティ編では「ダイヤモンド・ドラゴン」 をアンティとして出場。予選デュエルにおいて、負かした相手のアンティカードにケチを付けて、別のレアカードか金を要求。運営委員として注意しに現れたモクバに楯突いたことから海馬の怒りを買い、ダイヤモンド・ドラゴンを破り捨てられてしまった(アニメ版ではカット)後、海馬のお詫び(アニメ版では情け)として、海馬のトランク内のレアカードでデッキ強化を行い、海馬に挑むもオベリスクの前に敗北する。 次作『GX』では童実野町の住民リストに名前だけ登場している。 トランプ爆弾魔 声 - 中尾隆聖(アニメ第一作) トランプを用いて無差別爆破テロを引き起こしている連続爆弾魔。 犯行数は過去三度、最低死傷者を8名出している凶悪な愉快犯である。遊園地の観覧車で四度目の爆弾事件を引き起こし、杏子が面白くなるとわざと逃げ遅れてその人質的立場に立たされた。闇遊戯は爆弾魔の相手をしていた爆弾魔事件捜査本部長(声:糸博)に代わって、トランプゲーム「時計(クロック)カード・ゲーム」の挑戦を受ける(アニメ版では別のゲームに変更されている)。だが次々とヒントが明らかにされて最終的に爆弾魔はその勝負に敗北し、闇遊戯によって居場所を明らかにされてしまった。アニメ版では闇遊戯の罰ゲームによって搭乗している13番目の観覧車に爆弾があるという幻惑に翻弄され、観覧車から転落した末に逮捕された。原作では顔の半分しか描かれていなかったが、アニメ版では素顔が明らかとなっている。また、原作よりもより凶悪犯・愉快犯として色濃く描かれている。 井守 はじめ(いもり はじめ) 声 - 浦和めぐみ(アニメ第一作) 童実野高校の生徒。遊戯のクラスメート。 ゲームコレクターの祖父が戦時中に中国で入手した「龍札(ドラゴン・カード)」(アニメ版では「龍牌(ドラゴン・ブロック)」)を所有している。双六にゲームの危険性を説かれるが、逆にその危険性と、闇の力が封印されている事実に好奇心を覚える。作中では数少ない千年パズルの秘密を知っている人物で、千年パズルを入手して闇の力を得た遊戯に憧れのような感情を抱いていた。遊戯に代わって闇の番人になろうとプールの授業を受けている遊戯の目を盗んで千年パズルを盗み取り、手紙で遊戯だけを自分のもとへと呼び出し、龍札の封印を解き、闇のゲームで遊戯に挑戦する。負けた者は魂を「心鎮壷(シンツェンフー)」と呼ばれる壷に封印され、三ヶ月かけて魂を消化されてしまう。ゲームに敗北した遊戯は魂を奪われるが、直前にパズルに触れることに成功し、闇遊戯が登場したことによってゲームは続行。闇遊戯も追い詰めようとするも土龍に翻弄されてゲームには敗北し、自身の魂を奪われ心鎮壷に封印された。アニメ版では、ドラゴン・ブロックの封印を解いたことによって生じた傲慢な心のみが封印され、遊戯と共にドラゴン・ブロックを封印し、無事生存している。また、苛められっ子として描かれるなど、原作の不気味なキャラクターとは異なった描写がなされている。さらに遊戯との出会い、ドラゴン・ブロックの入手、その使用の経緯も大幅に変更されている。また、家が大きな屋敷であることなどが描写された。原作では苗字のみだったが、アニメ第一作でフルネームが設定された。アニメ第三作にも童実野町の住民リストに名前だけ登場している。 根津見(ねづみ) 童実野高校の生徒。 遊戯のクラスメート。名前通り、ネズミとよく似た容姿をしており、性格も小心者だが根っからの悪人ではなく、蛭谷に一味であることが暴露された際は辛そうな表情を浮かべている。 蛭谷の部下の不良三人組に脅迫され、ヨーヨーの的にされたという経験があるらしく、ヨーヨーを嫌悪している。実は蛭谷の使い走りであり、正義感の強い遊戯・城之内を上手く扇動し、蛭谷一派の下へと連れてゆく。蛭谷一派が成敗された後は、その場から逃走した。アニメ版では未登場。 刈田(かりた) 声 - 平野正人(アニメ第一作) / 岩崎征実(劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』) 童実野高校勤務の体育教師。 大柄な体格と特徴的な髪型がトレードマーク。性格は嫌味で態度がでかいため、女子生徒から嫌われている。転校初日の獏良に脅迫めいた態度で迫り、明日までに長髪を五分に刈るように強要。しかし、そういった暴挙に出たためにバクラの標的となり、罰ゲームを受けて人形に魂が封印されてしまう。その後モンスターワールドの住人「村人D」としてバクラに利用され、ゲーム内で遊戯達に助けを求めるもバクラの圧力に屈してしまう。その後は遊戯の活躍もあり、無事元の姿に戻ったが、高圧的な態度は変わっていない為、城之内と本田からは「あのまま村人Dのままでいれば良かったのに」と愚痴を言われた。
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