LIFE INSIDERより転載
食洗器のない我が家では、油汚れの付いた食器を洗うのに苦労していた。洗剤が多く必要になったり、スポンジの寿命を縮める原因にもなってしまう。
食洗器がなくとも、もう少し簡単に油汚れの付いた食器を洗いたい、と思っているときに見つけた水生活製作所の「バブリーキッチンミスト」が、洗い物のストレスを和らげてくれたのだった。
水流がミスト状に
水生活製作所「バブリーキッチンミスト」4,180円(税込)
「バブリーキッチンミスト」は蛇口に取り付けるだけで水流をミスト状にしてくれるアタッチメントだ。
ミスト状の水流は、通常の水流よりも洗浄力が上がるとのことで、気になり購入してみた。
蛇口先端の泡沫金具を外すと、蛇口の外側にねじが現れる「外ネジタイプ」の蛇口に使用可能で、そのネジの大きさが「M22✕P1.25」あるいは「W22×山20」という2種類の規画の水栓に対応している。
設置してみる
残念ながら、我が家の蛇口は先端にネジが付いていないタイプなので、アダプターをかませる必要があった。アダプターを介せば、かなり幅広い種類の水栓に対応してくれそうだ。
ネジが付いたアダプターを蛇口先端にかませ、「バブリーキッチンミスト」を装着する。
水が漏れないようにしっかりと閉める必要はあるが、工具は必要ない。ネジ付きの蛇口であれば、先端の泡沫金具を外して「バブリーキッチンミスト」をはめるだけで済む。
先端部の交換だけなので原状復帰しやすく、賃貸でも気兼ねなく使えるのは嬉しいポイントだ。
本体を回すと、水流の種類をミスト・直流シャワー・ミックスの三種類に変更できる。
また角度も調整できるようになり、水が届きにくいシンクの壁面を洗う際などにも役立ってくれそうだ。
試しにミストにして水を流してみると、確かに非常に細かい霧状の水流になった。手で触れてみると、きめ細かい水流が気持ち良い。
ただ、ミスト状になっているのでその分拡散しやすく、水勢を強くすると拙宅の小さいシンクだとシンク周りが少し濡れてしまうことがあった。水勢には気をつけながら使いたいところだ。
汚れの落ち具合を検証
ミスト状になった水流は本当に洗浄力が上がっているのか、実際に試してみた。
同じ皿に同じパスタソースを少々付け、通常の水流とミスト水流で洗い流し、洗浄力を比較してみる。
まずは通常の水流で洗い流す。
通常の水流でもあらかたソースを落とせたが、皿の凹凸に油分が広く残ってしまうのが確認できた。
続いて、ミスト水流で洗い流してみる。
ミスト水流で洗い流すと、わずかに油分が残っている部分もあるが、確かに通常の水流よりその量が減っているのが確認できた。
水だけでここまで汚れが落ちれば、使用する洗剤もその分少なく済むので、環境への負担も軽減できそうだ。
洗い物のストレスが完全になくなるわけではないが、自分のように食洗機を設置できない人の味方になってくれるアイテムだと感じた。
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