省エネや再生可能エネルギーなど、環境に関するさまざまな課題に応えます
カーボンニュートラル技術センターでは、消費エネルギーをゼロにすることを目指した建物「ZEB(ゼブ/ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の実現や、再生可能エネルギー活用によって、建物や街区における省エネルギーとカーボンニュートラルを目指します。また、自然共生や医療環境など、人々の暮らしを豊かにするウェルビーイング技術の研究開発も行っています。
省エネルギー
空調や照明を空間全体で緩やかに制御しつつ、好みに応じて局所的に制御する「タスク&アンビエント」の考え方に基づいた、オフィスやクリーンルームの省エネと快適環境を実現する設備機器および制御技術の研究開発を推進しています。
再生可能エネルギー
CO2フリー水素をエネルギー源として施設近傍で利用することを前提に、安全性が高く大量貯蔵に適した水素吸蔵合金を新たに開発し、再生可能エネルギーの余剰電力を利用してCO2フリー水素を「作り」「貯め・運び」「使う」建物附帯型水素利用システム「Hydro Q-BiC®」を商品化しました。福島県郡山市での実証を経て、国内で初めてオフィスビルへ導入し、再生可能エネルギーを無駄なく利用する技術として社会実装を進めています。
自然共生
地球環境に配慮した建設事業の実現を目指して、バイオ、緑化、生態系評価、水質・土壌浄化、有害物質管理、環境シミュレーションなどの技術を開発しています。さらに、これら技術のベストミックスにより自然環境の再生・創出を図ります。