紙面連載
未だ本能寺にあり【83】三章 逸(はぐ)れ烏(がらす)の託(かこ)ち(12) 今村翔吾・作、木村浩之・画
「いいえ。安田様のお話を聞かせて頂きたいのです」
作兵衛は訝(いぶか)しそうな表情で、
「……それだけか?」
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679回 晩秋の移りゆく風景 多く作品に
11月は天候にも恵まれて恒例の祭りや各種催し、「おかやまマラソン」などの力作671点が寄せられました。中でも多くの方が色づいた紅... 続きを見る
イオンモール岡山10年(5)インタビュー 坪谷雅之・取締役CX創造担当
岡山市中心部に立地する大型商業施設・イオンモール岡山(北区下石井)は新型コロナウイルス禍の逆風をしのぎ、再び売り上げを伸ばしてい... 続きを見る
未だ本能寺にあり【82】三章 逸(はぐ)れ烏(がらす)の託(かこ)ち(11) 今村翔吾・作、木村浩之・画
躰(からだ)が悪くないなら秀吉や三成に伏せなくてもよいと思うのだが、武則(たけのり)にも何らかの考えがあるのだろう。要領は得ない... 続きを見る
【びぜん「ハレの日」賛歌】大しめ縄づくり(玉野市向日比) 明神鼻から人の輪広げる
師走の風物詩、しめ縄づくり。玉野市日比の集会所でも7日、住民グループが作業に励んでいた。わらを木づちでたたいてしなやかにした後、... 続きを見る
未だ本能寺にあり【81】三章 逸(はぐ)れ烏(がらす)の託(かこ)ち(10) 今村翔吾・作、木村浩之・画
「逃がすな」
阿楽(あらく)が麾下(きか)の忍びに向けて指示を出したその時、風を切るような音が響き、男の足元に一条の矢が突... 続きを見る
イオンモール岡山10年(4)変わる勢力図 駅前の商業集積に弾み
「イオンモールと真っ向勝負するのではなく、互いの得意分野を補完し合う関係を築きたい」
JR岡山駅地下の岡山一番街(79店... 続きを見る
未だ本能寺にあり【80】三章 逸(はぐ)れ烏(がらす)の託(かこ)ち(9) 今村翔吾・作、木村浩之・画
「ほう。隠れている場所が解(わか)りますか」
これには驚いたようで、阿楽(あらく)は梟(ふくろう)の如(ごと)き声を出した... 続きを見る
イオンモール岡山10年(3)もがくGMS ニーズ模索し売り場再編
魚の切り身や、刺し身の盛り合わせが陳列台にびっしりと並び、主婦らが次々と手に取って品定めしていく。
イオンモール岡山(岡... 続きを見る
【Re・美しく作る】コーヒースタンド福寿湯(津山市) 元銭湯の雰囲気生かす
店の奥にはタイル張りの浴槽。天井近くに設けた窓は湯気の換気のためだろうか。国重要伝統的建造物群保存地区の津山市城東地区にある「コ... 続きを見る
未だ本能寺にあり【79】三章 逸(はぐ)れ烏(がらす)の託(かこ)ち(8) 今村翔吾・作、木村浩之・画
「阿楽(あらく)は小屋の男を殺すかもしれぬからな」
「それは……勢い余ってということですか?」
「それもある。しかし、... 続きを見る
イオンモール岡山10年(2)コト消費 滞在時間延ばし購入促す
ラーメンに天ぷら、韓国料理、焼き肉…。イオンモール岡山(岡山市北区下石井)の4階にあるフードコートは週末の昼時になると家族連れら... 続きを見る
竹林 かろやか 大瀞×れんこんと牛肉の甘辛炒め
短かった秋があっさりと終わってしまい、いよいよ冬の到来です。寒くて外に出るのがおっくうな時は、自宅でゆっくりとおいしいお酒と料理... 続きを見る
【時を超える遺産~備中たてもの紀行】旧吹屋小(高梁市成羽町吹屋) 懐かしさ漂うシンボル
かつてベンガラと銅の産出で栄えた高梁市成羽町吹屋地区。赤い町家が連なる「吹屋ふるさと村」近くの高台に旧吹屋小(岡山県重要文化財)... 続きを見る
イオンモール岡山10年(1)路線転換 高級感から値頃感重視へ
岡山市中心部に国内有数の巨艦商業施設「イオンモール岡山」(北区下石井)が誕生して12月で丸10年となった。地上8階から地下2階に... 続きを見る
未だ本能寺にあり【78】三章 逸(はぐ)れ烏(がらす)の託(かこ)ち(7) 今村翔吾・作、木村浩之・画
来訪者の年の頃は二十七、八といったところ。目が針の如(ごと)く細く、鼻梁(びりょう)は高いのに幅は狭い。何処(どこ)か能面を彷彿... 続きを見る
“音楽寺”禅の精神表現 蔭凉寺 篠原真祐住職(岡山市)
「大切なのは自分を見つめ、心を豊かにするという禅の精神。お経を唱えたり、座禅を組んだりするだけが手段ではない。音楽や絵画といった... 続きを見る
未だ本能寺にあり【77】三章 逸(はぐ)れ烏(がらす)の託(かこ)ち(6) 今村翔吾・作、木村浩之・画
秀吉と出世を争っていた明智だが、この数年で水を空けられつつあった。それを一挙に挽回(ばんかい)出来るとなれば。忠臣としてその後の... 続きを見る
克服者の思い 闇は光でしか消せない 編集委員 井上建吾
思春期に実兄から性虐待を受けた。高校2年の時、うつ病と診断され、長い間、苦しみ続けた。自身の過去や内面と向き合い、心の闇を乗り越... 続きを見る
未だ本能寺にあり【76】三章 逸(はぐ)れ烏(がらす)の託(かこ)ち(5) 今村翔吾・作、木村浩之・画
「上様に強く迫られて断れなかったということは?」
その時の信長がどのような心持ちだったのか判(わか)らない。全てを投げ出し... 続きを見る