人気タレントの中居正広(52)に突然、降って湧いた女性トラブル。フジテレビ編成幹部がセッティングした飲み会に幹部が急用で現れず、個室で女性と2人きりになった中居が深刻なトラブルを起こし、解決金9000万円を支払ったと報道されています。これに関して「中居が何をしたのかはわからないが、実際、人気タレントに女性を献上することで大出世する局幹部は少なくない」とTV業界特有の利害構造を指摘するのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。
中居正広が女性トラブルで窮地、解決金9000万円
12月19日発売の『女性セブン』が、“独占スクープ 中居正広 巨額解決金 乗り越えた女性深刻トラブル”と題した記事を掲載し、芸能関係者をワサワサさせています。
おおよその内容は、昨年、フジテレビの編成幹部がセッティングした飲み会で、芸能関係の女性と中居がトラブルになり、中居は女性に解決金9,000万円を払っていた…というもの。
まずはこの、“芸能関係の女性”とは一体誰なのか…という取材が始まりますが、私の頭の中に真っ先に浮かんだのは、昨年東京ドームで行われた『WBC』での、日本チームをベンチ横のスペースから小声でリポートを続ける真摯な中居の姿でした。“女性とトラブル”、“解決金9,000万円”は、中居がライフワークと公言してはばからない“WBCサポート・キャプテン”の仕事を奪うことになりかねないからです。
テレビ業界で常態化。“女性献上”飲み会で大出世する編成幹部も
この記事を読んだ若い芸能記者から、テレビ局の編成幹部とタレントの関係について質問を受けました。
人気タレントとテレビ局幹部の“節度を超えた交流”…実はこれは昔からよく聞く、よくある話です。
テレビ局幹部から見れば、こういった交流でタレント側に“貸し”を作れば、その後のキャスティングに優位になる…キャスティングの優先権を獲得できるというご褒美があるわけです。
一方、人気タレントの側としても、自分から何もアクションを起こすことなく、グラビア・アイドルやモデル、タレントの卵たちと遊ぶことができるのです。
飲み会を終え、店から出てきた写真をメディアに撮られたとしても「〇〇テレビの✕✕さんと一緒ですから」とか「誘われた付き合いで断れなくて…」という見事な逃げ道まで用意されています。
テレビ局のやり手編成幹部の中には、この方法で大出世した輩も、名前は言えませんが実際にいるのです。
中居に関しては、『SMAP』の頃からもう20年以上にもわたってスタッフたちと親しい関係を築いているわけですから、“酸いも甘いも嚙み分けた、兄弟以上”の出世した仲間がいても当然と言えば当然でしょう。
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