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「早く規格統一して!」アップル製品“Lightning廃止”の可能性 ユーザーたちの反応は

「Lightning廃止」の可能性にアップルユーザーは何を思う?

「Lightning廃止」の可能性にアップルユーザーは何を思う?

 これまで充電端子の違いに悩まされ続けてきたアップルユーザーたちどう感じているのか──。欧州議会で10月4日、タブレット端末やスマートフォンなどのデジタル機器の充電端子の共通規格として、「USB Type-C」の採用を義務づけることが決まった。2024年末までにEU諸国で販売される端末に「USB Type-C」の対応が求められる。今回の採択で、アップルのiPhoneやAirPodsなどに搭載されている独自規格「Lightning」が、将来的に廃止される可能性も浮上してきた。アップル製品を愛用する日本のユーザーたちは、このニュースを耳にして何を思うのか。その本音を探った。

常々「全部同じ規格だったらいいのに…」と思っていた

 金融機関に勤務する30代男性・Aさんは、LightningとUSB Type-Cの2本のケーブルを常に持ち歩いている。

「iPad mini(第6世代)、WindowsのノートPC、ワイヤレスイヤフォンはUSB Type-Cを搭載した機種を使用しています。でも、iPhone SE(第2代)だけはLightningなので、iPhoneのためだけに別にケーブルが必要。もう何年も同じスタイルなので、面倒だと感じたことはありませんが、全部同じ規格だったらいいのに……と思うことはあります」(Aさん)

 そんなAさんは、今回の欧州議会の決定を歓迎するものの、「Lightningはしばらく残してほしい」とも感じている。

「アップルにとっても、欧州の出荷分だけ規格を変えるのは面倒でしょうから、将来的にすべての国で発売されるiPhoneの端子がUSB Type-Cになる可能性もあると思います。個人的にそうなるのはうれしいし、ついにケーブル1本にまとめられるようになるのか、と感慨深いものがあります。

 でも、USB Type-Cを搭載した新型iPhoneに買い替えるのは、まだまだ先かな……。iPhoneはどんどん高くなっていて、なかなか手が出せなくなっている。そういう意味で、たとえiPhone にUSB Type-Cが採用されても、“関係ない”という人も多いのでは。Lightningケーブルはしばらく残してほしいですね」(Aさん)

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