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首里城復元に用いる二つの彫刻物
首里城復元に用いる二つの彫刻物

首里城の彫刻物2種類を公開 正面柱の上部の金龍・国王が玉座を往来する階段の手すり 年明け以降に塗装へ

社会・くらし

 火災で焼失した首里城正殿の復元工事で沖縄県は20日、国内外から集まった寄付で制作した2種類の彫刻物を報道向けに公開した。正面の「向拝奥(こうはいおく)」という柱上部の金龍と、中央にある玉座「御差床(うさすか)」を国王が行き来する階段の手すり。年明け以降、国が塗装して正殿に取り付ける。

 金龍は主に埼玉県産のクスノキを使用し、あうん形の龍が中央に向かって伸ばす腕の部分には沖縄県産のクスノキを使った。正殿の彫刻物では少ない「立体的」な...

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首里城が焼失して3年。あの時、沖縄タイムスで事件・事故を取材する社会部の警察担当記者(通称・サツ担)2人は沖縄のシンボル焼失を目の当たりにした。泣き崩れる住民、消火活動に奔走する消防隊員、原因究明に尽力する捜査員―。当時の取材メモを読み直し、写真とともにあの日を振り返る。

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