火災で焼失した首里城正殿の復元工事で沖縄県は20日、国内外から集まった寄付で制作した2種類の彫刻物を報道向けに公開した。正面の「向拝奥(こうはいおく)」という柱上部の金龍と、中央にある玉座「御差床(うさすか)」を国王が行き来する階段の手すり。年明け以降、国が塗装して正殿に取り付ける。
金龍は主に埼玉県産のクスノキを使用し、あうん形の龍が中央に向かって伸ばす腕の部分には沖縄県産のクスノキを使った。正殿の彫刻物では少ない「立体的」な...
火災で焼失した首里城正殿の復元工事で沖縄県は20日、国内外から集まった寄付で制作した2種類の彫刻物を報道向けに公開した。正面の「向拝奥(こうはいおく)」という柱上部の金龍と、中央にある玉座「御差床(うさすか)」を国王が行き来する階段の手すり。年明け以降、国が塗装して正殿に取り付ける。
金龍は主に埼玉県産のクスノキを使用し、あうん形の龍が中央に向かって伸ばす腕の部分には沖縄県産のクスノキを使った。正殿の彫刻物では少ない「立体的」な...