ロシア軍への従軍を拒否し、新千歳空港で入国し、日本に亡命を求めているロシア国籍で40代の男性を熊本県小国町の自営業和田国治さん(73)が支援している。今年10月から経営する貸別荘の宿舎で無償で受け入れ、在留資格の更新も手伝った。和田さんは「戦時中は大勢の人が赤紙1枚で戦地に行かされた。ロシアは80年前の日本と同じ」と語る。
男性は少数民族のモンゴル系ブリヤート人でロシア軍の予備役士官。ウクライナ侵攻後の2022年9月から軍に出頭を求められたが「兵士を死なせたくない」と拒否し、6月に新千歳空港から入国。札幌市内のゲストハウスに滞在し、札幌出入国在留管理局で難民認定を申請した。...
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