大学入学共通テスト1日目は2025年1月18日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。「英語リーディング」の分析は以下の通り。
英語リーディングの難易度分析
事前に大学入試センターより公表されていた「試作問題」に準拠する問題が出題され,読解問題を通じて英文を書くスキルをはかろうとするねらいがみられた。
選択肢でイラストや配置図,グラフ等を問う問題が出題された。
難易度
【やや易化】全体で700語程度語数が減少し,正解を選ぶのに特に迷ったり時間を要したりする問題もなかったので,取り組みやすかっただろう。
出題傾向の分析
新課程を踏まえ,「書く」活動につながる出題の工夫がみられた。「様々なテクストから概要や要点を把握する力や必要とする情報を読み取る力等を問うことをねらいとする」という,大学入試センターの作成方針は今年も変わらなかった。なお,第3問ではイギリス英語の表現やつづりが引き続き本文中にみられた。
出題分量
問題本文・図・選択肢すべて含めて約5600語で,昨年と比較して700語程度減少。大問数は6から8へ2題増加したが,A・B問題の分けはなくなった。マーク数は49から44に5つ減少。
英語リーディングの問題・解答
共テ科目別の平均点
⇒共テ各科目の平均点一覧(中間集計) 大学入試センター1月22日発表
主な大学のボーダーライン
■国公立大学
⇒東京大学
⇒一橋大学
⇒京都大学
⇒大阪大学
⇒東北大学
⇒神戸大学
⇒北海道大学
⇒名古屋大学
⇒筑波大学
⇒福井大学
⇒福井県立大学
⇒敦賀市立看護大学
⇒金沢大学
■私立大学
⇒早稲田大学
⇒青山学院大学
⇒明治大学
⇒中央大学
⇒法政大学
⇒立教大学
⇒上智大学
⇒関西大学
⇒関西学院大学
⇒同志社大学
⇒立命館大学
各教科科目の分析
■1日目
旧課程
■2日目
旧課程