時間管理、いわゆるタイムマネジメントは訓練すれば誰でもできます。それは私が実体験から自信を持って言えます。
2年前の私は、慢性的な残業と家庭とのやりくりとの間で、メンタルを病んで通院していたほどの時間貧乏でした。
それが今は、研究者として仕事をし、育児を行い、週末を自由に過ごし、ブログを書き、セミナーを企画できるくらいに時間を使えるようになりました。
1.なぜ変われたのか?3つのポイント
(1)時間を管理する目的があった
時間貧乏だった私には、「この状態を脱したい!」「自分が好きなことだってやりたい!」という強い目的意識がありました。
目的のない効率化の先に待っているものは「虚しさ」ですが、目的があれば「過程の楽しみ」に加えて「達成感・満足感」が待っています。
(2)時間の使い方を記録した
何かを変えようと思ったら、まず現状をきちんと認識する必要があります。ですから、私は自分の24時間、いや1440分の使い方を全て記録しました。
初めは仕事の時間だけをノートに記録していました。
それがTaskChuteというExcelマクロによる記録になり、最終的に生活を含めた24時間の記録につながりました。
(3)反省点を次に活かすようにした
時間の使い方の記録を元に、反省点があればそれを次に活かすようにしました。その際に意識したことは以下の通りです。
・「何」が「動かせない」のか
・「何」を「減らせる」のか
・「何」を「繰り返している」のか
・「繰り返し」の「最適な周期」はどの程度か
・「どの時間帯」に「何」をやることが最適か
・「どんな順序」でやることがスマートなのか
・「なぜ」こんなに「時間がかかる」のか
・「自由な時間」は増えたか
・「やりたいことをした時間」は増えたか
2.時間管理の訓練の3つのポイント
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(1)時間を管理する目的を明らかにする
時間管理の訓練を行うなら、その目的を明らかにしておきましょう。
でなければ、「なぜこんなことをやっているのだろう?」という疑問が湧いた瞬間に続けられなくなります。
そして、目的のために自分の時間の使い方が変化しているかどうかを定期的に振り返りましょう。
(2)時間の使い方を記録する
時間の使い方について、無理のない範囲で記録し続けましょう。
この記録が自分の時間の使い方を定量的に評価できるベースをつくってくれます。
楽に記録するためにはツールをうまく活用するべきです。こちらが参考記事になります。
時間管理はなぜ続かない?ツールを使って楽に時間管理をしましょう!
(3)時間帯と行動の最適な組み合わせを経験と記録から学ぶ
例えば「一人で集中して行いたい作業」であれば、私は「早朝」を組み合わせに選びます。
これは私の「経験」と「記録」に基づく判断です。
最適な組み合わせは人によって違うはずですが、その組み合わせは「理論」だけで決められるものではありません。
あなた自身の「経験」と「記録」から最適な組み合わせを見い出しましょう。
まとめ
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・時間管理は訓練すれば誰でもできる
・時間を管理する目的を明らかにする
・時間の使い方を記録する
・時間帯と行動の最適な組み合わせを知る
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