市内ベンチャー 地域おこしへ 空き家でエコなエビ養殖 越前市
2025年1月23日 05時02分 (1月23日 11時51分更新)
水槽ろ過・循環装置を活用
越前市のベンチャー企業が、市内の空き家を活用した屋内でのエビ養殖を始めた。鍵は「閉鎖循環式陸上養殖」と呼ばれる技術。天候や気温に左右されにくい屋内の水槽で飼育水を常にろ過・循環することで、大量死の原因となる病原菌の侵入を防ぐ。汚水を排出しないため、環境保全にもつながる。同社は「『海なし地域』で育てたエビ」の新ブランドとして売り出すことを検討している。 (藤井雄次)
キャラクターやノベルティーグッズの企画、卸売りを手がける「ウロール」(同市広瀬町)による新規事業。環境への負荷を低減できる新技術の養殖業で、地域おこしに寄与したいと異業種に進出した。空き家を安価に借り受ける...
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