有羽が三歳の時に離婚して以来、一級建築士として頑張ってきた母美津子を娘として尊敬してきた。外で頑張っている分、家の中では絵にかいたようにダメ人間ぶりを発揮し、娘の有羽に料理、洗濯、衣類の手入れなど一切の家事を任せている美津子。これって専業主
婦に家事を丸投げしてスポイルされている大きな子どものような男性を揶揄するマンガなの??と疑問に思うほど…です。スペシャリストになることを母親に勧められても、一般OLの道を選を選び不動産会社に勤めている有羽に気になる人ができた。仙台支社から助っ人で派遣されてきた田中洋平。二人とも本が好きで、ラッシュを避けて早朝に出社して読書することにする毎日を送っていたが、彼が告白する場に居合わせたことから彼を避けるようになった有羽だった。
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