子ども達の和気藹々も明るいし、親たちのときめきドキドキがいいし、相手の真意を測りかねるヒロインの行動と彼の深謀遠慮との行き違いもけれん味無くじれったい。
盛り上げどころを巧みに持って来て、その前も単調でない小ハプニングを唐突感なく繰り
出して、決めるときは彼に言わせてヒロインにも言わせていて。
プロフェッショナルとはこうだよなぁと、どこも欠いた所がない安定のクオリティ。不自然さがない。
子どもって素晴らしい。保護者の要る時期もあるけれど、どんどん大人になって、ある意味頼れるアドバイスが口から飛び出す。
大沢まき先生作品を初めて読んだ、と思ったらHQ「過去への扉」を読んでいたようだ。他の作品を、と思ったが沢山出してはいないとわかった。
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