既刊10巻まで読んだ感想です。
購入してはいたのですが、なかなか読む勢いがつかなかった作品。
だって長編なんだもの。
でも、本当に楽しい作品で昨日から一気に10巻読みwwwしたのにもかかわらず全く飽きませんでした。
主人公のジル
ベールがヒョロガリの見た目のまんまコミュ障ど真ん中!ああぁ〜怖い怖いw生きるのは障害物だらけだよなぁ〜わかるぜ相棒!なんて気分になってしまう。
このジルベールが出会う人々や出来事が外国らしいというかパリらしいというかww
ジルがコミュ障なのにちょっとした出来事に不本意ながら巻き込まれます。
他人からしたらホントにちょっとした出来事ばかりw
でも日常ってそういうものよね。
些細なことがさざ波のように押し寄せたりたまに大波で大打撃食らったりwwその度に色々なものや人から栄養を頂いて生きているんですよ。
登場人物たちのサラリと言うセリフが読み手の心もさらりと救ってくれるところがあります。
そこもこの作品の魅力かもしれません。
ジルの巻き込まれのきっかけを作ってくれたのがマルコ。
あたたかい日当たりを感じるかるぅ〜い雰囲気のマルコとジルのみ合わないようなwいいテンポの会話が非常に心地よく楽しいです。
このマルコがいつもいつも穏やかにジルの心を静かにしてくれるんですよ。
マルコもジルのお陰で自分の足元が見えてきているような雰囲気。
着かず離れずいい関係のふたりです。
ジルの周りにはとても魅力的な人々がわいて出てくるんですがwその人々の思いや出来事が人生を垣間見せてくれている様でとても読みごたえがあります。
そして実はまだまだジル本人の核心のお話はちょこっとフリが出てきたくらいなの!もう10巻なのに!!
でも、全然読めちゃう。
表情が良いのよぉ〜セリフのテンポもいいのよぉ〜。
ジルは良くも悪くも誠実な人物なのでなんだかんだ日の当たる人生であろう。
ジルとマルコ+αの人々のその先がとても楽しみです。
早く11巻でないかなぁ〜。
また読み返しちゃおう。
※くそパリ通信が最高です。
※爛れた思考のアタシはマルコの視線が友情ではないと穿って読んでいます。間違いなく没ネタですが。
もっとみる▼