シェアードメモリ
メモリ領域だよ
いろんなプログラムから使えるよ
データの受け渡しとかで使うよ
簡単に書くよ
シェアードメモリ(英:shared memory)とは
「共有メモリ」のこと。
用語の中身としては
いろんなプログラムから使えるようになっている、メモリ領域(プログラムさんの作業机の一部)のこと
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「共有メモリ」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
共有メモリの別の呼び名が「シェアードメモリ」です。
「シェアード」は英語の「shared(シェアード)」です。
意味は「共有」です。
日常生活でも「洋服をシェアする」のような形で使いますよね。
以上が「共有メモリ」の意味を知っている人向けの説明です。
「共有メモリって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。
それでは、いってみましょう。
サクっと一言で説明すると
共有されたメモリ領域
が「シェアードメモリ」です。
上でも書きましたが「共有メモリ」とも表現されます。
というか、日本では「共有メモリ」と表現される方が一般的だと思います。
共有は、今回は「一緒に使おうね~」の意味です。
メモリは「コンピュータの作業机」と例えられることが多いです。
プログラムが動くときに使う「場所」です。
以上を踏まえて
他のプログラムと共同で使えるメモリの一部
がシェアードメモリです。
例えば、そうですね。
ここにピヨ太プログラムとピヨ子プログラムがありました。
2つのプログラムは、お仕事をするときにメモリを使います。
作業机の上に荷物を広げて、あれやこれやをやるのです。
作業机は1つのコンピュータにつき1つです。
ですから、ピヨ太君とピヨ子さんは同じ作業机を使います。
さて、この作業机ですが、上から見ると細かいマス目で区切られています。
ピヨ太君が作業をするとき、このマス目のいくつかを「これ、僕が使うからね!」と確保します。
ピヨ太君が確保したマス目は、使い終わるまでピヨ太君専用です。
ピヨ子さんをはじめ、他の人は使えません。
ピヨ子さんが作業をするときも、マス目のいくつかを「これ、私が使うわよ!」と確保します。
ピヨ子さんが確保したマス目は、使い終わるまでピヨ子さん専用です。
ピヨ太君をはじめ、他の人は使えません。
これが、基本的な作業机(メモリ)の使い方です。
ただし、中には「ピヨ太君もピヨ子さんも使えるよ」なマス目があります。
この「ピヨ太君もピヨ子さんも使えるよ」なマス目、言い換えると「いろんなプログラムから使えるよ」なマス目(メモリ領域)がシェアードメモリです。
シェアードメモリは他のプログラムと意思疎通するために使います。
例えば、ピヨ太君がピヨ子さんにラブレターを書いたとしましょう。
ラブレターは、ピヨ太君が確保したマス目に置いても意味がありません。
ピヨ太君の確保したマス目はピヨ太君専用です。
ピヨ太君がラブレターを置くことはできますが、ピヨ子さんの目には触れません。
シェアードメモリにおけば、ピヨ子さんの目に触れます。
シェアードメモリはピヨ太君もピヨ子さんも使える場所です。
ピヨ太君がラブレターを置くこともできますし、ピヨ子さんがそれを手に取って読むこともできます。
これが基本的なシェアードメモリの使い方です。
データの受け渡しで使います。
一言でまとめるよ
まぁ「シェアードメモリ」って単語が出てきたら「共有メモリ(いろんなプログラムから使えるメモリ領域)のことなんだな~」と、お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「shared(シェアード)」の意味は「共用の」とか「共同の」とか「共有の」とかです。
「memory(メモリ)」の意味は「記憶」とか「記憶力」とかです。
何となくくっつけると
共有の記憶
となります。
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