[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

Active/Standby構成

pointこの用語のポイント

pointシステムの構成だよ

point2台目が用意してあるよ

point2台目は待機しているよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

Active/Standby構成(読:アクティブ/スタンバイコウセイ)とは

システムの構成を表す用語のひとつ
であり

メインで仕事をするやつ(1台目)と同じもの(2台目)を用意して1台目が壊れた場合に備えているんだけど、2台目には1台目がぶっ壊れるまでのんびり待機しておいてもらう構成のこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

ものすごい大雑把に言えば

「予備は待機していてね!」な構成

が「Active/Standby構成」です。
メインがActiveでサブはStandbyな構成です。
ちなみに「Active(アクティブ)」は「活動的」とか、そんな意味ね。
「Standby(スタンバイ)」は「予備の」とか、そんな意味です。

Active/Standby構成

まず、同じ物を2台用意します。
完全に同じ物とは、かぎりませんけどね。
少なくとも同じお仕事ができるやつです。

Active/Standby構成2

2台のうち、1台がシステムとしてやるべき仕事を頑張ってやります。

Active/Standby構成3

もう1台は、ぼーっとします。
もとい、壊れたときの予備として待機します。

Active/Standby構成4

おっと、お仕事をしていたやつが力尽きてしまいました。

Active/Standby構成5

ですが、お仕事は止めません。
待機していた予備が引き継いで仕事を続けます。

Active/Standby構成6

このような

予備を用意しているシステムにおいて、普段は予備が待機している構成

が「Active/Standby構成」です。
Active/Passive構成」と呼ばれる場合もあります。

Active/Standby構成7

「えっ?それって普通じゃないの?」と思う人もいるでしょう。
普通といえば普通です。

何故こんな用語があるかというと、予備にも普段から仕事をさせる悪魔のような構成があるからです。

予備にも普段から仕事をさせる、いわばメインと予備の2台で仕事を分けあってやるような構成は「Active/Active構成」と言います。

Active/Standby構成8

基本は同じです。

まず、同じ物を2台用意します。
完全に同じ物とは、かぎりませんけどね。
少なくとも同じお仕事ができるやつです。

Active/Standby構成9

2台のうち、1台がシステムとしてやるべき仕事を頑張ってやります。

Active/Standby構成10

ここからが違います。

もう1台は、ぼーっとしようと思ったのですが、ピヨ太君に怒られました。

Active/Standby構成11

仕方がないので2台目も仕事をします。

Active/Standby構成12

いわば2台で仕事を分けあっている状態です。

このような

予備を用意しているシステムにおいて、予備にも普段から仕事をさせる構成

が「Active/Active構成」です。

Active/Standby構成13

気が向いたら、併せて覚えてあげてください。

Active/Standby構成:「予備は待機!」な構成
Active/Active構成:「予備も働け!」な構成


です。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Active/Standby構成」って単語が出てきたら「『予備は大人しく待機しとけ!』な構成なんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク

おまけ

■訳してみるよ

「active(アクティブ)」の意味は「活動的な」とか「活発な」とかです。
「standby(スタンバイ)」の意味は「待機する」とか「代役」とかです。
「構成」は日本語ですね。
何となくくっつけると

「活発/待機」構成

となります。