Active/Standby構成
システムの構成だよ
2台目が用意してあるよ
2台目は待機しているよ
簡単に書くよ
Active/Standby構成(読:アクティブ/スタンバイコウセイ)とは
システムの構成を表す用語のひとつ
であり
メインで仕事をするやつ(1台目)と同じもの(2台目)を用意して1台目が壊れた場合に備えているんだけど、2台目には1台目がぶっ壊れるまでのんびり待機しておいてもらう構成のこと
です。
詳しく書くよ
ものすごい大雑把に言えば
「予備は待機していてね!」な構成
が「Active/Standby構成」です。
メインがActiveでサブはStandbyな構成です。
ちなみに「Active(アクティブ)」は「活動的」とか、そんな意味ね。
「Standby(スタンバイ)」は「予備の」とか、そんな意味です。
まず、同じ物を2台用意します。
完全に同じ物とは、かぎりませんけどね。
少なくとも同じお仕事ができるやつです。
2台のうち、1台がシステムとしてやるべき仕事を頑張ってやります。
もう1台は、ぼーっとします。
もとい、壊れたときの予備として待機します。
おっと、お仕事をしていたやつが力尽きてしまいました。
ですが、お仕事は止めません。
待機していた予備が引き継いで仕事を続けます。
このような
予備を用意しているシステムにおいて、普段は予備が待機している構成
が「Active/Standby構成」です。
「Active/Passive構成」と呼ばれる場合もあります。
「えっ?それって普通じゃないの?」と思う人もいるでしょう。
普通といえば普通です。
何故こんな用語があるかというと、予備にも普段から仕事をさせる悪魔のような構成があるからです。
予備にも普段から仕事をさせる、いわばメインと予備の2台で仕事を分けあってやるような構成は「Active/Active構成」と言います。
基本は同じです。
まず、同じ物を2台用意します。
完全に同じ物とは、かぎりませんけどね。
少なくとも同じお仕事ができるやつです。
2台のうち、1台がシステムとしてやるべき仕事を頑張ってやります。
ここからが違います。
もう1台は、ぼーっとしようと思ったのですが、ピヨ太君に怒られました。
仕方がないので2台目も仕事をします。
いわば2台で仕事を分けあっている状態です。
このような
予備を用意しているシステムにおいて、予備にも普段から仕事をさせる構成
が「Active/Active構成」です。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。
Active/Standby構成:「予備は待機!」な構成
Active/Active構成:「予備も働け!」な構成
です。
一言でまとめるよ
まぁ「Active/Standby構成」って単語が出てきたら「『予備は大人しく待機しとけ!』な構成なんだな~」と、お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「active(アクティブ)」の意味は「活動的な」とか「活発な」とかです。
「standby(スタンバイ)」の意味は「待機する」とか「代役」とかです。
「構成」は日本語ですね。
何となくくっつけると
「活発/待機」構成
となります。