事件の経緯 - 発覚・検証篇
2009年9月5日
9月5日発売の
「星ナビ」10月号表紙 に、宮城氏を含む3名が杭州と喜界島で撮影したという7月22日皆既日食の素晴らしい写真が掲載される
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あまりにも素晴らしすぎるクオリティだが、離れた2箇所で撮影した画像を合成したのなら、コロナや背景の星の位置がずれてしまうのが普通では?との疑問が浮上
9月6日
2ch 住人の調査により、宮城氏が撮影したとしている2006年3月29日アフリカ・中央アジア皆既日食の画像 (
1 ,
2 ) も同じ
Druckmuller 氏の画像 の盗作であることが判明(ただし天地を逆にして盗用している)。 →
盗作検証画像 ページへ
星ナビ2008年6月号 imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
近畿日本ツーリスト
ゆかしメディア
奄美の情熱情報誌ホライゾン
これらの検証画像がスレに投下されると同時に、盗作を否定するコピペや 2ch 住人をからかうクマAAが大量にスレに貼られるようになる
この件について、「星ナビ」発行元の(株)アストロアーツに数多くの問い合わせがされる
ホームズ彗星など、他の多くの「宮城氏撮影」の天体画像についても海外のサイトから画像を盗作していることが次々に判明、2ch で暴露される →
盗作検証画像 ページへ
9月18日
...
星ナビ編集部ではこの2点に関して独自に検証を行い、Druckmüller さんに状況を報告するとともに、
画像の提供者である宮城隆史さんに問い合わせました。宮城隆史さんからは、上記2点に関して、
「撮影地は中国の杭州と喜界島ではなく、喜界島とマーシャル諸島だった」「Druckmüllerさんの
コロナ画像を参照しながら、画像を作成した」という趣旨の返答がありました。
星ナビ編集部では、この件について、ひき続き宮城隆史さんに説明を求めるとともに、
10月5日発売「星ナビ」11月号にて、経緯を報告する予定です。
文責:星ナビ編集人 川口雅也
9月20日
望遠鏡ショップ・
スターライト・コーポレーション の大沼崇氏の blog にこの件に対するコメントが載る。ビクセンの情報誌に載せた宮城氏の写真にも疑念が生じており調査中とのこと。
私が天文ページの記事作成と図版作成ををしている、ビクセンさんの科学情報誌「So-Ten-Ken」春号の
日食記事中に使われた、ダイアモンドリングの写真も沖縄県の宮城隆史さんから提供されたもので、
調べてみたところ、チェコ共和国ブルノ工業大学機械工学部数学研究所のMiloslav Druckm醇・lerさんが
Webページで公開している画像とよく似ているという事が分かりました。
事実関係調査の上、またこちらに報告させて頂きます。
株式会社 スターライト・コーポレーション
代表取締役社長 大沼 崇
9月21日
本まとめサイト作成
9月22日
9月28日
アストロアーツ web ニュースに
2回目の経過報告と宮城氏本人の謝罪文 が掲載される。「星ナビ」2009年10月号、2008年6月号の表紙画像について、
Druckmuller 氏の画像からの盗用を認め、謝罪する との内容。
《「星ナビ」日食画像について謝罪します》
Miloslav Druckmüller様
「星ナビ」読者の皆様
アストロアーツ星ナビ編集部 および 関係者の皆様
天文雑誌「星ナビ」2009年6月号、および2008年10月号の表紙に掲載された皆既日食画像は、
チェコのMiloslav Druckmüller氏がWebページで公開されている画像を複製加工し、
私の協力者が撮影した画像を合成するなどの不正な加工を施したものでした。
2008年6月号表紙画像は、複製加工した日食画像の色調やコントラストを調整し、
角度を変えてトリミング、手書き補正加工などをしたものです。 2009年10月号表紙画像も
同様に複製加工した上で、私の協力者が喜界島で撮影した最内側のコロナやプロミネンス
画像を重ね、画像周辺部のコロナの描写を手書きにて修正加工したものです。
いずれの画像も、Miloslav Druckmüller氏の日食画像を無断で使用し、合成や手書き補正など
改変を加えた上で、撮影データを偽装し、私の名前で(2009年10月号表紙は撮影協力者の名とともに)発表しました。
私は、これらの不正行為を認め、Miloslav Druckmüller氏 および、「星ナビ」読者の皆様、
アストロアーツ星ナビ編集部 および、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけ致しました
ことと、非常に不快な思いをさせたことを深くお詫びいたします。
私は、これらのことを深く反省するとともに、二度と他の方の著作権を侵害するような
表現行為をしないことを誓います。自ら(協力者も含む)撮影した画像素材を使い、コラージュ合成、
イメージ合成などを施した場合も、その加工過程を明確に説明文に記すことを誓います。
2009年9月28日 宮城隆史
9月28日夜
近畿日本ツーリストの web ページから宮城氏の日食画像が削除され始める。
9月29日
朝日新聞夕刊および asahi.com に今回の盗用を報じる記事が掲載される。
日本の陸地で46年ぶりに観測された7月22日の皆既日食の投稿写真を、アマチュア月刊天文雑誌「星ナビ」が
表紙に掲載したところ、チェコの著名な太陽研究家が南太平洋のマーシャル諸島で撮影した写真の盗用だった
ことがわかった。盗用が発覚したのは、日本の周辺で撮影した写真だとしたら、あるはずのない位置に恒星が
写っていたからだった。
盗用写真が掲載されたのは、9月5日に発売された星ナビ10月号。沖縄県在住の男性が投稿した。
星ナビは次号で謝罪記事を掲載する。
編集部によると、発売直後から「チェコのミロスラフ・ドルクミューラー氏の写真と酷似している」との
指摘が電話やメールで複数寄せられた。
男性は編集部に対し当初、仲間数人と鹿児島県や中国で撮影したと説明した。しかし、編集部が、
写真に小さく写っていた点状の恒星と太陽との位置関係を確認したところ、日本や中国で見える位置にはなく、
南太平洋でしか見られない位置にあった。
男性は10年ほど前から天文雑誌の常連投稿者として知られている。ドルクミューラー氏の写真を無断で複製し、
手書きなどで加工したと盗用を認めたという。星ナビはドルクミューラー氏にメールで経緯を説明して謝罪した。
男性は朝日新聞の取材に「(鹿児島県の)悪石島に行ったが、天候が悪く、日食を撮れなかった。
研究家の写真が一番よかったため、無断で使った」と話した。
星ナビの川口雅也編集人は「雑誌の投稿は著者や読者との信頼で成り立っている。すべてのデータを
疑って確認するのは不可能だ」としたうえで、次号から投稿規定に「元画像の提供を求める場合がある」と
記すなどの防止策を取るという。(東山正宜)
9月29日
スターライト・コーポレーション大沼氏の blog にビクセンの情報誌の件の続報が載る。ビクセンから「掲載された画像は問題なし」との返答が来たが、その後「やはり引き続き調査中」という返答に変わったとのこと。
ビクセンさんから報告を頂きました。宮城氏から提供を受けた2009年春号の日食写真には問題が無いとの事でした。
春号制作の際、私が「ビクセン星空ガイドブック」にも使われているリビアで撮影したダイアモンドリングの
写真を提出したのですが、ビクセンさん側に名前を表示してくれるのであれば、無料で提供するとの話を
宮城氏が持ち込み、それならと言うことで私も含め彼の写真を使うことにしました。
なにはともあれ、今回の一件にはがっかりです。
☆☆追記 2009年9月30日午前11時10分☆☆
先程、ビクセンさんから再び連絡がありました。ビクセンさん側でさらに調査中とのことです。
9月30日
このサイトに掲載しておりました宮城隆史さんからご提供いただいておりました画像は、
宮城さんのご厚意にて当館にお寄せいただいていたものですが、 天文誌「星ナビ」他へも
提供されている作品の一部に盗作のあったことが分かりました。当館では、星ナビ編集部に
その事実を確認するとともに、宮城さんご本人からも謝罪と当館HP上からの作品の削除の
申し出を受けましたので、同氏の画像を本日付で削除いたしました。(2009.9.30)
10月1日
沖縄タイムスにも星ナビ表紙盗用の記事が掲載される。
10月1日
アストロアーツギャラリーに宮城氏が投稿した皆既月食の画像も盗作であることが判明。→
盗作検証画像その2 へ
ビクセン社長の blog コメント欄 に「so-ten-ken」への宮城氏起用についての凸撃質問あり。「「so-ten-ken」の写真について著作権侵害はまだ確認されていない」との返答。
2 ■Re:無題
>ビクセン使いさん
コメントありがとうございます。
ビクセン使い様のご指摘は、弊社発行so-ten-ken2009春号に掲載した写真についてだと思います。
今回天体写真にかかわる方が、他人の写真を盗用するという事実に接し、大変残念に思っています。
他の天体及び天体写真にかかわる方たちの名誉も傷つけかねない行為であり、あってはならない事でした。
弊社発行のso-ten- kenをはじめとする印刷物につきましては、多くの方のご好意で天体写真を使用
させていただいております。今回のso-ten-kenにつきましても、そうしたご好意の中で、写真を使用
させていただきました。弊社では、印刷物発行に関してご協力いただける方に対して、事前審査を
するような形で接することがありませんので、ご指摘のような感想をいただいたものと思います。
もちろん著作権の侵害の有無については、確認を取りますが、これについてもご本人様の自己申告であり、
当事者同士の信頼関係で成り立っている状態です。弊社としては、他の善意のご協力者様との
信頼関係のためにも、今後も同様の体制を維持していきたいと考えております。ご理解いただきたいと思います。
最後になりましたが、今回の写真掲載にあたりご心配、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
現時点において当該写真が、著作権を侵害したものであるとの確認は取れておりませんが、
こうした事態を真摯に受け止めたいと存じます。
vixen 2009-10-01 11:08:03 [コメント記入欄を表示]
10月2日
スターライト・コーポレーション大沼氏の blog に続報。「so-ten-ken」の件で宮城氏との連絡が取れないとのこと。(その後連絡がついた模様。)
宮城隆史氏からの連絡は無い
宮城氏よりなにも返答がないので、メールではなく公開文章という形でここにしるします。
今回のアストロアーツさんの「星ナビ」の表紙が盗作であったのは、皆さんもご存知かと思います。
私が記事制作と図版作成に関わっているビクセンさんの「SO-TEN-KEN」春号に宮城氏が提供してくれた
日食の写真に関しても確認したいことがあるので、宮城氏には、ビクセンさん側からも、
私からも宮城氏に連絡を取ろうとしているのですが、一向に連絡が撮れません。
彼の携帯電話には、私の名前も電話番号も着信履歴として残っている筈なのに、なぜでしょうか。
ビクセンさんからの問い合わせに返事が無いのはどういうことでしょうか。
追記 19時9分 宮城氏に連絡が取れました。ビクセンさん側の担当者に連絡を取ろうとしていた
ようですが、担当者が出張中のため連絡が取れなかったとのことでした。ビクセンさん側の担当者の
携帯電話の番号を宮城氏に教え、ビクセンさん側に連絡をするとのことで約束頂きました。
30分程電話でお話をしましたが、私からは、「仕事は地道にやってください。」という趣旨のことを
お伝えした次第です。
10月3日
2ch 住人によって、(株)誠文堂新光社の雑誌
「天文ガイド」2008年10月号の表紙も宮城氏による盗作 であることが判明。→
盗作検証画像その3 へ
10月3日
10月3~4日
2ch 住人によって、誠文堂新光社の
「天文年鑑」2009年版の表紙も宮城氏による盗作 であることが判明。→
盗作検証画像その5 へ
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
10月5日
「星ナビ」11月号 発売。「星ナビ10月号表紙疑惑を検証する」と題して2ページの検証記事と宮城氏の謝罪文が掲載される。
10月8日
皆既日食ツアーのパンフレット等で使用した画像について
2009年10月02日
弊社が、本年、皆既日食ツアーパンフレット等で使用した天体画像は、写真家宮城隆史氏から提供を受けていた
ものですが、同氏の画像について盗作との社外からの指摘があり、同氏への聞き取り調査の結果、画像の一部について、
第三者の撮影した画像を無断で加工したものであることが、判明しました。
弊社のツアー募集のパンフレット等に、不適切な画像データを掲載しましたことを、深くお詫び申しあげます。
「目次」pp.2-3 背景画像
「2006年3月29日リビア~エジプト~トルコ皆既日食 リビアのエクリプスシティにて 撮影/宮城隆史」と表記された
画像は、不正に複製加工されたものであることが明らかになりました。詳しい経緯についてはニュース
「天文雑誌「星ナビ」2008年6月号および2009年10月号の表紙画像について」をご覧ください。
表紙
表紙画像は宮城隆史氏らによる提供と表記していましたが、不正に複製加工されたものであることが明らかになりました。
詳しい経緯についてはニュース「天文雑誌「星ナビ」2008年6月号および2009年10月号の表紙画像について」をご覧ください。
10月9日
[15] 野沢二丁目(管理人) [Mozilla] 2009/10/09 01:15:34
今回の件は、盗作という非常にレベルの低い卑劣な行為が問題になっていると思います。
高価な機材云々や広告が多い云々は全く別の話だと思います。
本人はほとんど言い訳ばかりで反省していないし、こうした事件を起こした重大性にも気づいていません。
さらに言うと、某雑誌編集部が、原版提出をお願いしても、パソコン壊れて修理中で出来ない。と返答したり、
じゃあ修理しているなら預かり伝票が有るはずだから、それを見せなさいと言ってものらりくらり逃げ回っていたようです。
私にも、悪意ある2チャンネラーがハッキングしてパソコン壊れましたという、にわかには信じがたいことを電話で言いました。
呆れています。
ブログでみんなの見えるところで宮城氏を非難しているのは、私の関わるSO-TEN-KENの春号に関して早く返答を頂きたいのと、
某編集部に相談したところ、一週間以内に返答の約束をさせても、たぶん返答ないよ。という助言からです。
ブログに書いたのは私の判断ですけどね。
10月9日深夜
アストロアーツ web ニュースにて「星ナビ」編集部から一連の調査状況の報告が掲載される。
編集部による調査で新たに5枚のべ8件 の「盗用が強く疑われる画像」が見つかった
謝罪文提出をもって事件の収束を図る引き換えとして編集部が宮城氏に課した条件を宮城氏は履行していない
以上のことから、編集部では法的措置を含めた検討 を進めている
とのこと。
1. の「過去の不正画像の報告」に関して宮城氏は、宮城氏が元著作者であることを証するための画像を示すことなく
「問題となる表現行為はあったが、盗用は行っていない」としています。「星ナビ」編集部では、引き続き宮城氏に
報告を求めるとともに、独自に調査・検証を続けてきました。その結果、外部から指摘を頂いていた画像も含め、
当社の各種コンテンツの中に、盗用が強く疑われる画像が、少なくとも新たに5枚のべ8件(1件は削除済)あることが
わかりました(下記のリスト)。他にも、不正な合成や、撮影データの記載事項に不実のある画像が多数あることが
わかりました。これらのことから、宮城氏による画像の不正利用・不正加工が常態化していたことが明らかになってきました。
* 「C/2006 P1 マックノート彗星」:「星ナビ」2007年3月号20ページに掲載
* 「17P/ホームズ彗星」:「星ナビ」2008年12月号特別付録「星空カレンダー2009」に掲載
* 2007年8月28日の「皆既月食」:「星ナビ」2007年12月号特別付録「星空カレンー2008」、「星空年鑑2008」117ページ、
アストロアーツ投稿画像ギャラリー(削除済み)に掲載
* 2008年8月1日の「中国西域皆既日食のコロナ」:「星ナビ」2008年10月号18ページ、同年12月号特別付録「星空カレンダー2009」に掲載
* 2008年8月1日の「雲間のダイヤモンドリング」:「皆既日食2009」5ページに掲載
2. の「問題画像の事後処理」に関しては、一部の機関に画像の削除を申し出たことが確認できていますが、
宮城氏からの報告は、今のところ1件も届いていません。
(株)アストロアーツでは、これらのことから、謝罪文をそのまま受け入れる条件が守られていないと判断し、
宮城氏に対していかなる対応をとるか、法的措置を含めた検討を進めています。
文責:星ナビ編集人 川口雅也
電話にも出ない。アストロアーツとの約束も履行しない。先週土曜日に宮城氏に電話をした際に、天文ガイドの編集部に
連絡するように進言した際も、宮城氏自身の言葉として「あの表紙は最初からCGであると片岡編集長に説明してある。
だから問題はありません。」と明言しました。
しかし天文雑誌の編集長にそんな説明をしたとは思えません。
私自身の反省点もあります。彼が年齢をぼかす件です。その時点で彼自身を怪しいと思うべきでした。その時は
変わった人だな。その後食事かなにかをした時に、お酒を勧めましたが「未成年なのでアルコールはだめです。」と
宮城氏が言ったのを覚えています。その時は、アルコールを断るために未成年だと言っているのかな。と納得した覚え
があります。深くは考えませんでした。
10月10~11日
2ch 住人の検証によって、宮城氏が過去に発表した
マックノート彗星の写真9枚中7枚が海外からの盗作 であったことが判明。 →
盗作検証画像その6 へ
10月12日
2ch 住人の検証によって宮城氏のマックノート彗星画像の盗作が新たに2枚発見され、過去に発表した
マックノート彗星の写真11枚中9枚が海外からの盗作 である(残り2枚のうち1枚も盗作の可能性が高い)ことが判明。 →
盗作検証画像その6 へ
これら9枚の盗作画像はそれぞれ、「星ナビ」に5枚、「天文ガイド」に4枚、「天文年鑑」2008年版に2枚掲載されている。
10月13日
2ch 住人の検証によって、「星ナビ」2008年1月号に掲載された宮城氏のホームズ彗星画像2枚が新たに盗作であることが判明。→
盗作検証画像その7 へ
また、マックノート彗星の新たな盗作が1枚判明。なんと彗星発見者のマックノート氏自身が撮影した画像も盗んでいた。これにより、マックノート彗星の盗作は
12枚中10枚 (+ 強い疑い例1枚)となった。→
盗作検証画像その6 へ
2ch 住人が天文ガイド編集部に電凸。「天文ガイド」「天文年鑑」に宮城氏の盗作画像が掲載されている件については、
現在調査中
盗用についての事態はある程度把握している
宮城氏本人と連絡が取れない
「星ナビ」編集・発行元の(株)アストロアーツとも連絡を取っている
今後の対応は未定
新しい盗用疑い例が見つかった場合は知らせて欲しい
とのこと。
226 :名無しSUN:2009/10/13(火) 19:12:55 ID:JfoUCY+F
本日、天文ガイド編集部へ電話しました。
天文年鑑の件で電話したのですが、(秋)氏がいらっしゃらないとのことなので、天ガ編集部と話しました。
まだ、調査中との回答だったので、偽造を把握して調査中なのかどうか尋ねました。
すると、ある程度の事態は把握している。本人とは連絡をとれないとのことでした。
回収も含め、どうするかは未定だそうです。
また、アストロアーツなどとも連絡をとっているとのことでした。
(まあ、一社で手に負える問題ではないので当然とも言えますが。)
公表時期などについても聞いたのですが、それはここだけにしてくださいとのことなので、伏せます。
なお、新しい盗用らしいものを見つけたらどうするのか聞いたところ、知らせて欲しいとのことでした。
迷惑にならない程度に、メール等で送るのもありですね。
なお、該当の投稿者は、早く天文ガイドと連絡を取ってください。
当たり前のことです。
10月14日
大沼氏 blog 更新。宮城氏との電話で、バリエーションを含めて100点前後の盗作画像が存在する と話しているとのこと。
今回は、彼から電話がありました。
盗作とそのバリエーションとして100点前後の画像があるとのことでした。驚きました。本当はアストロアーツさんに
謝罪文を書いた時点で全てを彼自身が開示するべきでした。結局のところ、対応は後手に回り最悪に近い状況だと
思いますが、最後まで黙っていたよりは、マシだったと考えるべきなのでしょうか。
彼の説明ではここ数年でこうした事に手を染めるようになったとの事でした。なぜ?どうして?という疑問を
ぶつけましたが、彼自身の中でもまだ整理が付いていないような感じでした。反省はしているようですが、不十分な印象も
受けました。東京に来て、今回迷惑が掛かった関係者の顔を見てはじめて自分がしでかしたことの大きさに気付くのでしょう。
また、2ch 住人の検証により、2006年11月9日の水星日面通過の写真も盗作+合成であることが判明。→
盗作検証画像その8 へ
10月16日
大沼氏 blog 更新。宮城氏がいまだに星ナビ編集部との約束(盗作画像の提供先に連絡を行い、連絡したことを編集部に報告すること)を履行していないことに対する糾弾。
まだ私に言われた通りの行動をしていないので、不本意ではあるが、再びブログで公開し宮城氏に言わせて頂きます。
ここ二週間近くあなたとは何度も電話で話をしましたが、真意が伝わらないらしい。私の言い方が悪いのか。
今日も、まだ連絡をしていないところが複数あることが判明しました。アストロアーツとの約束はどうなったのか?
完全に履行していないではないか。
体調が悪い。忙しい。現状の対応で精一杯。言い訳は有るだろうが、あなたはまだ分かっていない。何を自分がしたか。
どれだけの人を裏切ったか。迷惑を掛けたか。どれだけ沢山の嘘偽りを付いたか。盗作という行為がどれだけ卑しい行為か。
「人の行動や言動を批判する前に、自分のした事を反省し行動せよ。」と言いたい。
最後に、今回の画像の盗用元(オリジナル画像を撮った人の名前)2件をビクセンさんに正確に知らせなさい。
合成とか、色々重ねているから言いようがないとか最悪の嘘を付いたら許しませんよ。
(株)スターライト・コーポレーション
大沼 崇
10月16日
ビクセン web サイトにて、情報誌「So-Ten-Ken」2009春号に掲載された宮城氏の日食写真2点が第三者の画像を「無断借用」したものであったとのお詫びが掲載される。
お知らせ<Vixen>
So-Ten-Ken2009春号掲載写真について -09.10.16
ビクセン情報誌「So-Ten-Ken」2009春号/Vol.30に掲載しました天体写真の一部に問題のあったことが判明いたしました。
ここにご報告いたしますとともに、お詫びをさせていただきます。
問題が判明しました写真は、Tenページ特集記事「日食はこんな不思議現象がいっぱい」に掲載しています2番目の写真
「ダイヤモンドリング/撮影:宮城隆史」と 3番目の写真「コロナ・プロミネンス/撮影:宮城隆史」です。 この2枚の写真は、
第三者が撮影した画像を宮城隆史氏が無許可で借用し、それら画像を使っての、複製加工、コラージュ合成、イメージ合成等の
手法によって制作されたものと判明いたしました。
不正な作品であることを判別できず、このような写真を掲載いたしましたことについて、ビクセン情報誌「So-Ten-Ken」読者の方々、
ならびにビクセンユーザー、ビクセンファンの方々に深くお詫び申し上げます。 今後、弊社といたしましては該当する写真制作における
無断借用画像の詳細を調査するとともに、元画像の著作者に対しての謝罪を進めてまいる所存です。
このたびの不備につきまして、重ねてお詫び申し上げます。
10月16日深夜
アストロアーツから続報。宮城氏を呼び出して直接事情を聴いたとのこと。
2007年以降のほぼ全ての画像 で盗用または不正な加工をしていた
ポジ原版や RAW、パスポートの記録などを確認し、スペイン金環日食(2005年10月3日)、南米ギアナ金環日食(2006年9月22日)など、本人撮影と考えて矛盾がない写真もある
マックノート彗星について宮城氏本人はオーストラリアに行ってもいなかったことを確認
マックノート彗星の画像の盗作元は「はっきり覚えていない」
「星ナビ」編集部では、これまでの調査結果と宮城氏の証言などから、一連の不正画像のリストを作成し、可能な限り盗用元画像の
著作者に連絡を取るとともに、法的措置を含め今後の対応を検討していきます。また、これほど大量の不正な画像を「星ナビ」や
「星空年鑑」などに掲載してしまったことを反省し、読者の皆さん、および関係者の皆さんに深くお詫びいたします。
文責:星ナビ編集人 川口雅也
最終更新:2019年09月15日 16:27