[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

リドリー(メトロイド)

登録日:2017/09/16 Sat 21:35:42
更新日:2024/10/04 Fri 04:50:07
所要時間:約 16 分で読めます




リドリーとは、任天堂のゲーム「メトロイドシリーズ」に登場する敵キャラクターである。
主人公サムス・アランの因縁の相手として、多くの作品に登場する。



●概要


銀河系社会を脅かす宇宙規模の海賊かつ反連邦機密武装犯罪組織スペースパイレーツの最高司令官。*1
初代/ゼロミッション』および『スーパー』では、マザーブレインの配下になっているようだ。

細身のドラゴンのような風貌のエイリアン。体色は主に紫色だが、作品によっては赤だったり緑だったり割とまちまち。
凶暴な外見に反して知能が高く、性格は極めて残虐かつ狡猾で、「狡猾の死神」とあだ名される事もある。
実力やカリスマ性も確かなものがあるが、ゲームでは言葉を発することは無い。
漫画版では怒りが頂点に達するなど冷静さを失うと獣のような叫び声を上げるだけになり言語を喋らなくなる描写があるので、ゲーム内、特にサムスとの戦闘中はもしかしたら冷静ではないのかもしれない。GUARRUUUU
また最高司令官という肩書きを持つが主に戦闘に関する指揮を行う立場のようで、作戦指揮や組織運営を行う幹部も別に存在していることがプライムシリーズ等で確認できる。
戦闘能力は高いが頭を使った作戦指揮は得意分野ではないらしく、ゼーベス侵略の際に発生した緊急事態時には当時作戦指揮官を勤めていたグレイヴォイスの素早く的確な判断に呆気にとられたり、そちらに指示を仰いだりもしている。
スペースパイレーツがクローン技術やサイボーグ技術を駆使してでも復活させる辺り、優秀であることは確かなようだが。

かつて、幼少期のサムスの目の前で両親を殺害したため、サムスからは激しく憎まれている。
サムスが親を失い引き取られた先で銀河最強の戦士として育ち、リドリーを幾度となく倒していることを考えると何とも皮肉な関係である。

パイレーツの中で一番強く一番悪いという設定に違わず、基本的に「サムス=最強の戦士」という図式が描かれるメトロイドの世界において、サムスを窮地に追い込める力を持つ数少ない存在である。
サムス一人では負けていた、あるいは相討ちになっていたであろう場面も数多く存在する。
その圧倒的な実力と存在感からダークサムスと並び高い人気を誇るカリスマ悪役である。

作中では基本的にラスボスの一つ前に戦う大ボスとして設定されており、
サムスがフル装備になり、グラビティスーツとかプラズマビームでプレイヤーが俺TUEEEしてる辺りで立ちはだかる。
そして各々の作品の最強装備で挑んでもなお苦戦する程度の強さに調整されている場合が多く、
メトロイド名物の装備&タンク縛りプレイなんてやろうものなら恐ろしい難易度になる。

総じてクッパガノンドロフなど大なり小なり愛嬌や人間味を見せるキャラが多い任天堂作品の悪役キャラの中でも、
そういった要素が一切感じられない突出した冷酷さと凶暴さを有する絶対悪としてプレイヤーに強い印象を与えている存在と言える。
中にはその揺るぎない悪のカリスマぶりに「閣下」と尊称を付けるパイレーツファンも。



●生態

メトロイド Other M』にて詳しい生態と成長過程が判明。
しかし種族としての出身地や文化、精神構造等については不明で、ゲーム作品でも特に言及された事がない。
漫画作品『サムス&ジョイ』では同族のグリードが自身の宇宙海賊を率いており、彼曰くリドリーは「一族の誇り」だったとか。
もしかすると全員似たり寄ったりなのかも知れない。


  • 第一形態
アザーエム』にのみ登場。
サムスのスーツに付着していた細胞が、ボトルシップにてクローンとして再生されたものである。
その小鳥のような姿から、ボトルシップ職員からは「リトルバード」と呼ばれて可愛がられており、まさかリドリーになるとは誰も思っていなかった模様。
だがこの時点で本来の悪辣さ狡猾さを存分に秘めており、可愛がられていたのもリドリーが人畜無害な生命体であることを装っていたからである。
戦闘能力も決して高くはないものの、成人男性であろう飼育員を不意打ちで食い殺す程度には危険なものがある。
死んだふりをして脱走したり、咆哮で他の生物を扇動したりと、知能やカリスマ性の片鱗も見せていた。
それを証明するように目付きその物は意外なほど鋭く、口を開けば大口の中に牙が大量に並んでいる。

  • 第二形態
同じく『アザーエム』に登場。
↑の個体が成長し、頭部に毛髪を残しつつも巨大なトカゲのような姿となった。また、将来翼になるであろう骨格が背中から飛び出ている。
鋭い尻尾は成体と共通しているが火は吐けない。
戦闘能力は大幅に上がり、ボトルシップの分厚い鋼鉄のゲートを軽々と破壊し、不意打ちとはいえサムスをも押さえ込めるだけのパワーを持つ。
また他の生物達に指示を出す様子も見せており、この形態の時点で実力・カリスマ性共に相当のものであることがうかがえる。
なお初遭遇の際近くで抜け殻が見つかることから、脱皮で成長していると推測される。
体格的にいくらなんでも成長が早過ぎることはたびたびネタにされる。まあメトロイドではよくあること。

  • 成体
翼竜のような姿で空を飛び火を吐く、おなじみの姿。『アザーエム』以外ではこの姿しか見せない。
体長は約12フィート (約3.7m)、翼開張は約18フィート(約5.5m)であるが、登場する作品によって大きさ・外見的特徴は若干異なっている。
この姿のリドリーを見たアダムは、すぐさまサムスにプラズマビームを使うように命じた辺り、脅威の程が窺える。
弱点が設定されている作品では口の中が弱点とされることが多い。
空中戦を得意とするが、四足歩行だった第二形態の発展形だけあって、近年の作品では地上戦でも力を発揮する。



●作中の活躍


  • メトロイド(漫画版)
月刊マガジンZで連載されていた、初代作・ゼロミッションの前日譚からツーリアン突入までを描くコミカライズ作品。
本作ではリドリーの人物像が掘り下げられており、媒体の都合上、作中で普通に言葉を喋っているなど、高度な知性を有することが分かりやすく描写された。
口を開けば罵詈雑言をまき散らし、征服した星の住人に対しては冷酷で部下達と共に殺戮を楽しむ等、残虐さが強調されている一方、メンタルその物は地球人(のチンピラ)にかなり似通っているシーンも多い。
というかぶっちゃけクリーチャーの姿をしたヒャッハー


初代ではノルフェア深部のボスとして登場。
当時は設定があまり定まっていなかったため、原住生物がマザーブレインに洗脳されたという設定で登場していた。
説明書に描かれているイラストも頭部が『スーパー』以降とは全く異なる。というかゲーム中のドット絵にも反映されていない。スマブラXのシールで見て驚いた人もいるかも?
ハードの性能等の都合もあってか体は小さいが、火炎放射はこの頃から使っている。
初代では専用BGMがなく、ツーリアンのBGMが使われている。

リメイク版のゼロミッションでは、行動パターン等がスーパー準拠にアレンジされている。
作品全体がマガジンZ版とリンクしている影響で、スクリーンによる映像で報告を受けてニヤリと笑うなど、悪辣な知能の高さがゲームでもこの辺りから描写され始める。
物語開始当初は自身の母艦に乗り込んでゼーベスから離れていたが、クレイド撃破とほぼ同タイミングでサムス出現の報せを聞いて帰還。自身の名を冠したエリア「リドリー」にてサムスと激突する。
全体的に難易度控えめなゲームだけにあまり強くはないが、ダメージ上昇&体力拡張が半減するハードモードは話が別。
BGMはスーパーでのリドリー戦の曲が使われている。
また、追加要素である第二部ではラスボスとして「メカリドリー」が登場。
サイボーグ化した本人ではなく、自身の力を誇示するための銅像感覚で作らせていた模様。その割には物騒な兵器が搭載されているが…
胴体のコアを狙い打たなければならないが、倒すとなぜか船諸共に自爆する。
BGMは本人の曲をさらにアレンジしたもの。

スペースパイレーツのクローン、サイボーグ技術で生み出された「メタリドリー」として登場。
3D化&サイボーグ化に伴いリアル路線のシャープでクリーチャー然としたデザインとなっており、特に尻尾は異様なまでに細長く鋭い形状となっている。後述の『スマブラX』にもこの姿で登場していることもあってこちらの外見が馴染み深いプレイヤーもいることだろう。
オープニングで崩壊していくフリゲートオルフェオンにて姿を現し、サムスがそれを追うのが物語の始まりとなる。
なお、制限時間付きの脱出中であるため気付かないことも多いが、オルフェオンにてサイボーグ化のログを見ることができる。
その後はあまり出番がないが、要所要所のムービーで存在感を見せつける。
そして終盤、サムスと激突。
火炎放射はパワーアップして熱線になっている他、サイボーグらしくミサイルや爆撃も駆使して戦う強敵。
一定量まで体力を削ると翼を破損し、地上戦に移行する。
専用BGMは健在、ノイズを駆使したテクノアレンジは複数作品に収録されるほどの高い人気を誇る。

残念ながら登場しない。
ダーク化したパイレーツが登場していることもあり、ダークリドリーを見てみたかったと惜しむ声は少なくない。

「メタリドリー」名義で再び復活。こちらはプライム1のものとは別個体。
銀河連邦ノリオン基地でサムスを強襲し、序盤のトリを務める。
落下しながらの戦いはスリル満点。この時のBGMは『プライム1』と同じ。
最後は至近距離で口内への攻撃を受けて散ったかに思えたが、実は生き延びており、フェイゾンによる強化を施された「オメガリドリー」として終盤再び戦うことになる。
オメガリドリー戦のBGMは歴代屈指の激しい曲調のアレンジが特徴的で、フェイゾンの脅威と危険性を象徴するかのような不安定さを感じさせる。

  • フェデレーションフォース
残念ながら登場はしない。
…が、作中随一の強敵であるエリートブルーザーを4体同時に瞬殺するようなオーバースペックを持つはずのサムスが何故かパイレーツに捕まっていたことを考えると、
裏で出張ってサムスと交戦したりしていたのかもしれない。

IIではそもそもスペースパイレーツが関わらない作品なので登場しない。

リメイクであるサムスリターンズでも同様に登場は無いと思われていたが、
発売直前のニンテンドーダイレクトで「あの強敵が登場」と予告され、ファンの間で様々な憶測が浮かんだ。
その中でも有力候補だったリドリーだが、その結果はファンの推測通りながら予想を上回るものであった。

終盤、エリア8にてリメイク前同様にクイーンメトロイドを撃破し、ベビーを連れて帰投しようとするサムスだったが、
帰路の途中でありながら和やかなBGMが突如不穏なものに変わり、さらには武器やエネルギーの回復装置や今まで踏破したエリアに戻れるテレポートステーションが設置してある。
そこまでの冒険を振り返れば、各エリアにベビー同伴状態でないと破壊できないブロックがあからさまに追加されてあり、その先には案の定タンクアイテムが設置してあったりした。

ここでプレイヤーは違和感を覚えたであろう。「クイーンはラスボスじゃないのではないか?」…と。
そしてその違和感は的中することとなる。

シップにたどり着いたサムスとベビーだが、次の瞬間…なんとリドリーが強襲を仕掛けてくる。
まさかの新ラスボス抜擢である。

体は何か所か機械化されており、頭と胸にのみ攻撃が通るという、『プライム』のメタリドリーと『アザーエム』のリドリーを折衷したような特徴を持っている。

戦闘は3段階に分かれており、一定ダメージを与えるごとにスタイリッシュなムービー演出が入り次の段階へ進む。しかも段階ごとにBGMが変わる贅沢仕様。
特に第2段階撃破後のムービーでは、腕でプラズマビームの連射を防ぎながら低空飛行で肉薄してサムスを強引に掴んで岩盤に投げつけ、さらにそのまま押さえ付けて顔面に火炎を浴びせるという華麗かつ凶悪な動きでサムスを敗北寸前に追い込む実力を見せる。
最後は加勢したベビーとサムスの連携を前に敗北する。
宿敵との一騎打ちでメトロイドが相手側に加勢するという最悪のアクシデントが発生して完全に追い詰められてもなお、壮絶な死闘を繰り広げた末に倒れたその姿は、『アザーエム』やマガジンZ版の悲惨な死に様と比べたら、正に悪の華・悪のカリスマとも言えるほどの優遇振りであった。
とにかく攻撃一つ一つのダメージが高いので上手く避けていきたい。…もっとも本作は被ダメが『フュージョン』の倍くらい異様に高いのでリドリーに限った話では無いのだが。
3段階目にはメレーカウンターのチャンスあり。ベビーが攻撃するムービーのすぐ後に発生するので見逃さないように。
エンディングには『フュージョン』に繋がる恐怖の伏線と同時に、因縁の対決の行方が『スーパー』に持ち越されたことを暗示する演出もある。

経緯は不明だが復活。
翼竜のような容姿の巨体、尻尾を使った攻撃、サムスを鷲掴みにする…等の、お馴染みのリドリー像が出来上がる。……が、実はまだ歴代では小さい方だったり。
お馴染みのBGMもこの作品で登場するが、鳥人像やドレイゴンなどと共用であった。
オープニングでいきなり登場し、ベビーメトロイドを奪い去っていく。この時は倒す必要はなく、どちらかが一定ダメージを受けると撤退する。
本編では再びノルフェア深部で待ち構えており、普通に進めていればスペースパイレーツ四天王の最後の一人になる。
他のボスと違い攻撃は尻尾以外の全身に(溜めなしビームも含めて)効くが、そのぶん断トツの攻撃力と体力を誇り、プラズマビームやスーパーミサイルを確実に命中させていかなければならない。
とくにプラズマビーム無しでのリドリー撃破は縛りプレイヤー達にとって一つの壁となっている。
救済措置なのか、ボスキャラの中では唯一パワーボムでもダメージを与えることが可能。
戦闘曲は動く鳥人像やドレイゴン戦でも使われていた、いわゆる後半のボス曲。
この曲が後にリドリーの戦闘曲として定着する。

前述の通り、成長段階を経て登場。『スーパー』の個体のクローン。
第二形態との戦闘が序盤にある他、終盤では成体になり、
サムスを鷲掴みにして、壁に叩きつけ引きずり回す新技を引っ提げて登場(実は後述のスマブラXのムービーからの逆輸入)。
本作ではサムスの心情が掘り下げられて描写されていることと、サムス自身、『スーパー』でパイレーツは完全に滅び、決着がついたものと思っていたこともあり、
両親を殺害されたトラウマがフラッシュバックして激しく動揺、あわや敗北しかけるシーンもある。
連邦時代の同僚であり兄貴分であったアンソニーを倒されたことで激怒したサムスに敗れるが、それでもなお息絶えてはおらず死んだふりをして彼女の不意を突き、ボロボロの体ながらその場から迫力満点のムービーと共に逃亡する余力を残していた。
その後アダムをして「奴の危険性はメトロイドと同等」と言わしめ、改めてその実力をプレイヤーに知らしめたが、傷を癒していたところクイーンメトロイドと遭遇し、サムス戦のダメージもあってか敗北を喫し、エネルギーを吸い尽くされ惨死。
干からびてミイラ化した死体はその後連邦によって回収された模様。

『スーパー』の時と同じ外見の死体がB.S.Lに冷凍保管されているのが序盤から確認できる。『アザーエム』での登場&ミイラ化は、今作での死体の登場に対する補完も兼ねていたとか*2
中盤再び保管庫に入った際、スクリューアタックの能力を持ったコアXに氷漬けのまま寄生され、バラバラに砕けてしまうが、その後リドリーに擬態したXである「ネオリドリー」として立ちはだかる。
擬態の際にXが遺伝子を組み換え自己強化を施した影響か、体色は黒ずんだ紫色で体格がかなり大柄になり*3、鳴き声も激しくなっている。
アイスミサイルだけだと倒せない事は無いのだが恐ろしく時間がかかる。しかしビームが最強状態ということもあり、チャージショットならたった16発程度であっさりと沈む。多分プラズマビームが連続ヒットしているせい。
ただしハードモードではただでさえ敵の火力が全体的に高い本作の中でもかなりのダメージを与えてくるため、非常に手ごわい。
お馴染みのBGMは遅めのテンポでアレンジされている(ちなみに脱出時は元の曲調で流れる)。

出番をクレイドに譲った……かはさておき、登場しない。最後のサンプルが宇宙の塵になってしまったので無理も無いか。ハードモードをクリアすると一応姿が見れたりするよ!
いずれまた新たなリドリーの「恐怖」が襲い来るかは誰にも分からない。


メトロイドシリーズ外においての活躍


スマブラシリーズ

カメオ登場を含めると何気に皆勤賞である。

ステージの1つ、惑星ゼーベスの背景を時々飛んでいる。
姿はスーパーメトロイドに登場した際のドット絵そのまま。

オープニングムービーにベビーメトロイドを格納したカプセルを足で掴んだままサムスと戦う、というスーパーメトロイドのシチュエーションを再現したシーンがある。
残念ながらゲーム本編での登場は無いが、フィギュアの1つとして収録されているので簡単なキャラ設定や容姿は確認できる。

独自ゲームを実装したストーリーモードである「亜空の使者」のボスとして出演。明言はされていないがおそらく亜空軍の一員。
ムービーでサムスを壁に叩きつけて引きずり回す攻撃を披露し、それが『アザーエム』に逆輸入されることとなった。
サムスとピカチュウに敗れるが、後にメタリドリーとして復活して再登場。亜空爆弾工場から脱出するサムス達を追いかけてくる。
つまり、一人で二種類のボスをやるという好待遇を受けている。ロック調にアレンジされたBGMもなかなかにかっこいい。
メタリドリーのデザインは『プライム1』準拠*4で、通常リドリーのデザインはメタリドリーと同じような体型のクリーチャー然としたオリジナルデザイン。

余談だが、今作の「亜空の使者」に登場するボスのフィギュアを手に入れる場合、スマッシュプレートというアイテムを弱った状態のボスへ投げつける必要がある。
ただしメタリドリーの場合、基本的に足場の外側に待機して攻撃の時に足場に近寄る、そして体力が減れば減るほど攻撃のインターバル時に足場から離れるという行動パターンを持っているため、非常にフィギュア化しにくい。仮に足場の外でフィギュア化した場合そのまま穴に落下するため、追いついて空中キャッチしないと苦労が水泡に帰してしまう。足場の上でのフィギュア化するチャンスはヒップドロップ時しかない。
おまけにストーリー進行中で戦う亜空爆弾工場後半は非常に面の構成が長く(メタリドリー戦の前にスクロール面が二つ、ザコ敵ラッシュが1つ混じる)、ボス戦の制限時間も2分*5とかなり短い。
仮にフィギュア化を狙う場合は、難易度をゲキむずにして、スマッシュプレートの出やすくなるシールを張り付けた上でラストダンジョンである大迷宮に出てくる個体を狙う方が良いと思われる。こちらは1度限りしか戦うことができないため攻略中のデータを別枠にコピーし、予備のセーブデータを用意して戦うのが良いだろう。
ただし亜空爆弾工場にせよ大迷宮にせよスマッシュプレートを待っている間、復帰しようとしてうっかり撃破してしまわないよう注意。


プレイヤーキャラとしての参戦が期待されていたが、体格的な問題故、参戦ならず。*6
ステージ「パイロスフィア」のギミックとしての登場であり、一定ダメージを与えたプレイヤーの味方として暴れまわってくれる。めっちゃ強い(正確には協力というより、攻撃を当てたファイターに対して攻撃が当たらなくなるという状態で、サポートするように動くとかではなく、勝手に行動する)。
動きおよび見た目は『アザーエム』準拠。
なお、リドリーを倒すと撃墜数にカウントされ、リザルト画面でも専用のアイコンがあることから、参戦させる予定もあったんじゃないかとの見方もある。






そして…








ついにプレイアブル参戦。
Xではプライムシリーズ、forではアザーエムに準拠した巨体を誇っていたが、プレイアブル化に伴って他のファイターに合わせて縮小されており、原作で言えば初代とスーパーの中間程度のサイズとなっているが、それでもなお体格は最大クラス(前傾姿勢にもかかわらず直立姿勢のクッパとほぼ同じ身長)であり、十分な迫力がある。
なお、スマブラはあくまで「イメージの世界」なので、原作と身長差があるからと言って設定改変というわけではない。あくまで「スマブラ世界のリドリー」という存在である。
アピールの一つではスッと立ち上がりその凄まじい高身長を見せつける。
カラーバリエーションはメタリドリー風のモデルも確認されている。
参戦PV「狩猟の魔爪」ではサムスに同行していたロックマンとマリオを容赦なく仕留める、『マリオオデッセイ』のPV的にマリオの帽子をクルクル回してサムスを挑発する等、悪役にふさわしい振る舞いを見せる。*7
勝利ファンファーレはサムスのものを悪そうにアレンジしたもの。(ダークサムスと共通)
リングネームは『残虐のカリスマ』
悪のカリスマ、リドリーにとって第二の異名と呼ぶに相応しいリングネームである。




その他の作品


  • Nintendo Land
メトロイドをモチーフとしたアトラクション「メトロイドブラスト」においてボスキャラとして出演。
とはいえ「任天堂のテーマパーク」という世界観での出来事なので本人が登場するわけではなく、アトラクションの一部として作られたロボットである。
見た目もレゴブロックのフィギュアのようにデフォルメされており、オリジナルの残虐性を感じさせない可愛い仕上がりになっている。
口から吐くビームやレーザー、尻尾を伸ばしての攻撃など本家に近い技を使うが、ミサイルばら撒きやロケットパンチの要領で手首を飛ばしての遠隔掴みかかりなどロボットならではの攻撃も行う。
寒冷地帯では体色が白く凍結ビーム等の攻撃を使うアイスリドリーという亜種も登場。

「アザーエム」を製作したTeam NINJAの作品である縁で行われたメトロイドコラボの一環としてゲスト出演。
パイロスフィアステージでギミックとして登場し、ステージ内に火球を吐いて攻撃してくる他、リングアウトしたキャラクターを「アザーエム」劇中で披露したように外壁に擦り付けた後、火球を吐きかける。
あくまでステージギミックとしての登場なので、スマブラforとは異なりこちらからリドリーに対して攻撃をしかけたりはできない。




追記・修正は尻尾で地面を削りながらお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • リドリー
  • メトロイド
  • 任天堂
  • 宿敵
  • 司令官
  • サイボーグ
  • クローン
  • トラウマ
  • サムス・アラン
  • ライバル
  • 強敵
  • ボス
  • スマブラ参戦キャラ
  • スペースパイレーツ
  • 悪のカリスマ
  • ドラゴン
  • 狡猾の死神
  • 宇宙の悪夢
  • 残忍
  • 翼竜
  • 悪役
  • ヴィラン
  • 任天堂ヴィランズ
  • 愛すべき外道
  • 挨拶ぐらいしろよ
  • やべーやつ
  • 一周回って愛すべき外道
  • 残虐のカリスマ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年10月04日 04:50

*1 メトロイドの生みの親の一人である坂本氏曰く「パイレーツの中で一番強くて、一番悪い」ゆえにパイレーツのトップにのし上がったとされる

*2 ゼロミッション公式サイトのQ&Aコーナーにある、質問No.22に対する坂本賀勇ディレクターの応答を見る限り、「ボトルシップで起きた騒動の最中に死亡し、事件終結後に回収された死体がB.S.Lに保管された」という設定は少なくとも『フュージョン』の開発がスタートした時点で作成されていたと思われる。

*3 発売順でこれ以降の作品ではこのネオリドリーのサイズが標準的になっていく

*4 ちなみに当時プライム3はまだ発売前

*5 大迷宮と競技場のボスラッシュでは制限時間なし。

*6 作品によって身長の変わるクッパやガノンと違い、明確にサムスよりかなり大きいと描写されるためだろう。

*7 後のDLCファイターで同じく悪役であるセフィロスですらPVではマリオを仕留めておらず、またリドリーから見たロックマンは、セフィロスからみたマリオ同様に他社のキャラである為、相対的にリドリーの残虐性についての評価が上がっている。