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ルフレ(FE)

登録日:2017/08/29(火) 23:00:00
更新日:2024/11/25 Mon 02:48:02
所要時間:約 23 分で読めます




ルフレとは、ファイアーエムブレム 覚醒に登場するキャラクター(マイユニット)である。

CV:細谷佳正or沢城みゆきor大川透

「プレイヤーの分身」であると同時に、「クロムと対をなすもう一人の主人公」として扱われている。
新・紋章の謎』のクリスに『烈火の剣』の軍師システムを組み合わせた感じ。
ちなみにDLCシナリオでは過去作プレイヤーへのファンサービスとしてマルスカタリナから「自分のよく知る人物に似ている」と言及されたり、
リンを仲間にする際、選択肢によっては烈火軍師と同一人物とする事も可能である。
※更にクリスに関しては続編でルフレの前世である事がほのめかされている

男女、身長を高中低3種類、顔5種類、髪5種類、髪色20種類、
口調5種類からキャラメイクし、名前、誕生日、得意なステータス、苦手なステータスを決める。

デフォルト名は「ルフレ」。名前の変更は自由。男性なら設定した口調によっては担当声優が変わるというサービスっぷり。
特にみゆきちの少年ボイスは必聴。
一方女性側は沢城女史が一人で全部を演じ分けている。流石すぎる。
逆にセリフもボイスもなくなる「無口」設定も可能。
これらのカスタマイズ要素の影響で、彼(彼女)だけ公式イラストが存在せず、ムービー中は顔が見えずセリフもない状態になっている。

コラボやヒーローズなどで外部出演する際はデフォルト名の「ルフレ」、容姿もデフォルト設定のものになっている。


記憶喪失になって倒れていた所をクロム達と出会う。
何故かクロムの名を知っていたり、戦に関する知識が豊富だったりと不審な点が目立ちフレデリクには怪しまれるものの、
村を守る為にクロム達と一緒に戦ったことで、その才能と人間性を認められ、軍師として同行することになる。
ちなみに今作には「敵の能力を把握できるのは彼(彼女)の能力のおかげ」という設定がある。つまり、千里眼の様な力を持っていることになる。
性格に関しては性別と口調によってセリフの端々が変化するものの、ほとんど共通。
思ったことがすぐ口に出るタイプでツッコミにまわる場面も多いが、記憶喪失故のボケをぶちかますこともある。
明確に料理が苦手とされており、やっぱり鋼の味を作り上げる。酷く不安定なだけで上手くいく時もあるようだ。


そして、今作目玉の結婚システムではマークを除く自軍の異性キャラと
       
マイユニでしか結婚できない相手もいる。しかも親世代でありながら子世代とまで結婚できる。
更に、結婚相手以外にも仲間全員と支援はAまでなら組める。
もはや一級フラグ建築士ってレベルじゃねーぞ!(これはマイユニに限った話ではないが)

どちらの性別でも固有の子供としてマークを持つため、子世代相手の子供、つまり孫世代を作り出すことができる。
ただしこの場合はマイユニット由来の転職の広さと戦術師クラスをマークにしか継承できなくなる(女性でクロム以外と結ばれた場合も同様)。
これを損と見るかは微妙なところだが、孫マークは親の補正を2世代分受けるため能力の理論値は最強。

また、結婚相手がルキナ、もしくはクロムの場合、とあるシーンでの会話が一部変化する。


初期クラスは「戦術師」で固定であり、上級職は神軍師となる。
戦術師・神軍師の特徴として剣と魔法を扱い、全能力のバランスが良いため、臨機応変な運用が可能。
……と言っても今作は魔法が他の武器に比べて圧倒的に強いため、ぶっちゃけ剣は殆ど使わなくても構わないのだが。
(実際魔法特化のソーサラーが本作の最強のクラスとして知られている)
強いて言えば「魔殺し」「聖盾」持ちと戦う時に役立つかもしれないくらい。

スキルは隣接する仲間の必殺率と必殺回避率を上げる「方陣」や魔法攻撃時に力、物理攻撃時に魔力の半分威力が上がる奥義「華炎」等有用なものが揃う。
中でも「七色の叫び」は周囲3マス以内の仲間の全能力+4と極めて強力。

またマイユニの特権として異性用のクラス及びロード踊り子等の専用クラスを除いたすべてのクラスに転職が可能。
他の親世代ユニット等(正確には子世代と魔符以外の仲間)が下級職2つ分の資質しか持たないことを考えると破格の待遇である。
魔符ユニットならば転職についてマイユニと同等の自由度があるのだが、こちらは結婚システムにより子供にその資質を継承できる点で大きな意味を持つ。
特に叫び系スキルを網羅した支援特化の子世代を作る場合は一部のレア魔符を除けばマイユニの娘が最も優秀な使い手となる。
(上記の「七色の叫び」や父親から継承した「力の叫び」に加えて女性用スキルの「速さ(移動)の叫び」「魔防の叫び」「愛の叫び」等を習得できるため)


設定上は旧作でエルレーンの代名詞だった雷魔法「トロン」がマイユニの主力魔法という扱いになっている様子。
雷魔法は威力に優れるが、実際のプレイでは安くて命中率が高い上に飛行特効も付く風魔法の方が有用な場合も多い。
特に「武器節約」を習得した後はより強力な魔法を繰り返し使えるため、ますます影が薄くなる。

なお今作では、個人の性能だけで言えば女ルフレの方が圧倒的に強い。だいたいとあるチートスキルのせい。
一方、男ルフレ個人の利点としては数少ない「蛮族」のクラス適正があること。スキル「強奪」のお陰でルナティック以上(特に序盤)では厳しい資金繰りが楽になる。軍師が蛮族に身をやつしカツアゲする絵面は酷いが。



ファイアーエムブレム ヒーローズ



男女ともに登場しており、男5種類、女3種類の計8人が参戦している。なお、ギムレーについては当該項目を参照。
声優はスマブラと同じく細谷氏(男)と沢城氏(女)がそれぞれ担当。大川氏が演じるルフレは残念ながら登場していない。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


通常のルフレは男女共に魔道士

まずは男性版。配信初期から登場。
イラストは冨士原良氏。神装版は小宮国春氏。
男性版は青属性の魔法・歩行ユニット。

武器スキルは無属性の敵と戦闘時、自分は3すくみ有利、敵は3すくみ不利となる『ブラーレイヴン+』
Aスキルはターン開始時、自分のHPが50%以下なら速さ+7『速さの覚醒3』
Cスキルは周囲1マスの味方は、戦闘中、守備+4『守備の紋章3』

魔道士のわりに守備はそこそこ持ち、弓や暗器は戦闘有利にするレイヴンとの相性も良い。
軍師さながらのサポートも自己強化もある彼のキャラクター性を表している。
遠い相手にはルフレに任せよう。

ステータスは書いてあるとおり、守備もそこそこ。他のステータスも可も無く不可も無くで魔防がやや少なめ。

しかし弱点は無属性相手以外だと決定打に欠ける。
攻撃と魔防もそこまで高くないせいか魔法同士や魔防の高い相手は不利。
空いたBスキルは無属性か有利属性対策で弓or暗器か剣殺しにスキル継承する手もある。

2018年12月のアップデートで専用武器に「軍師の雷書」が追加。
平たく言えばレイヴン系に威力を増した上位互換の武器で特殊錬成はターン開始時、周囲2マスの味方の攻撃、速さ、守備、魔防+4の「~指揮2」で味方のステータス強化という軍師らしい個性を獲得した。
「七色の叫び」の再現といったところか。

2020年7月から神装英雄に抜擢。
死の国ヘルをモチーフにした装束だが、見た目はギムレーに近い雰囲気。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

次は女性版。
2017年2月の大英雄戦で遅れて参戦。イラストは上田夢人氏。神装版は藤川祥氏。
魔法・歩行ユニットは男性と同じだが属性は緑。

武器スキルは騎馬特攻の『グルンウルフ+』
Aスキルはターン開始時、自分のHPが50%以下なら魔防+7『魔防の覚醒3』
Bスキルは敵の武器種が青魔で、自分のHPが50%以上の時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可『青魔殺し3』

対して女性版は騎馬特攻のグルンウルフを持ち、青魔殺しから有利属性で戦う構成。
騎馬に対して大ダメージを与える事が出来る。戦い方は男性版と完全に異なる。

ステータスは初期頃のリリース故か男性版より全てのステータスが2下回っている。

弱点は男性版と同じで有利な相手以外は決定打に欠ける。

2018年12月のアップデートで専用武器「軍師の風書」が登場。効果は男性版と一緒。
騎馬特攻は無くなるが無属性相手には強くなった。
しかし専用武器基準で守備は男性版が上回り、神装英雄でステータス強化の影響で女性版の採用率はかなり低い。

2023年6月にはこちらも神装英雄に。大英雄戦で登場したものの神装英雄はインバースに続いて2人目。
死の国ヘルの衣装という点も男性版と同じ。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2017年7月、12月にはそれぞれ初めて超英雄で登場。女性版は夏の水着で男性版はクリスマス

まずは水着版。イラストはまよ氏。
歩行ユニットは変わらずだが青属性の槍。
原作で見せなかった肌の露出の公開は召喚師達も驚愕した。

武器スキルは戦闘開始時、自身のHPが100%なら攻撃、速さ、守備、魔防+2
その状態で攻撃したとき、戦闘後、自分に2ダメージ『魚を突いた銛』
AスキルはHP+4、守備+2『HP守備2』
Cスキルは生存時、自身が武器種・槍なら入手SP2倍『槍の技量3』

HPが満タンで発揮する効果で戦闘後にダメージは受けるが少しの間だけ強くなれる。
技量スキルでSPも稼ぎやすい長所があった。

しかしこちらも決定打に欠ける問題は残り、武器も使いどころが限られる。
ステータスも補正込みでは通常版より上回るがどれも数値不足気味。
アップデート追加してスキル継承で別の武器に変える方が一番良い。

次は男性版。イラストは引き続き冨士原良氏。
青属性は変わらないがなんと槍・重装ユニット。当時は重装の見た目じゃないとのツッコミが絶えなかった。
さらにイラストの煽るポーズと表情も話題を呼んだ。コラ画像が増えたのも言うまでもない
武器スキルは敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+2『聖樹+』
Aスキルは戦闘開始時、自分のHPが80%以下なら戦闘中、攻撃、速さ+7『攻撃速さの大覚醒3』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスに味方重装がいれば、自分と周囲1マスの味方重装の移動+1『重装の行軍3』

重装らしからぬ速さも高いという特徴。しかもHPが減っているとさらに上がる。
それでいて守備も高いのも長所。武器でも攻撃されると強くなる女性版と少し対となっている。
しかも重装の行軍で味方重装と自分の機動力の強化まで行える。軍師らしさは健在。
Bスキルは実装当時は強力なスキルは少なかったので攻め立てぐらいが適任。現在の環境は奥義隊形や抑止隊形と増えているので今はそっちに採用されている。

ステータスは通常版と比べて全部上回る。

重装特攻の弱点が増えた事や遠距離攻撃は何も出来ず無抵抗。
基本HPを削って能力を発揮するタイプのため、やや扱いが難しい。
武器を変えて違うパターンに作り込むのもあり。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2022年2月にはバレンタイン版の超英雄が登場。イラストはあんべよしろう氏。
無属性の魔法使い。明らかに薄着だが重装ユニット。ヒーローズの超英雄ではよくあること。
ヒーローズでは貴重な魔法重装ユニット。ギムレーでもないルフレの超英雄は約4年ぶり。

武器スキルは、キラー系効果かつ自分を除く自軍内の移動タイプの種類によってそれぞれ効果を発揮する『アキメネスの花冠』
(1以上なら周囲3マスの敵は戦闘中攻撃・守備・魔防-5、2以上ならさらに戦闘中自分は最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減、3以上ならさらに自分と周囲3マス以内の味方は戦闘中自分の攻撃でダメージを与えた時5回復)

Bスキルは、偶数ターン時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可となる『追撃隊形・偶数3』
Cスキルは、周囲2マス以内の味方が弓・暗器・魔法・杖の敵から攻撃された時、スキル所持者は「護り手」を発動かつ、戦闘中攻撃・守備+4となる『鎧の護り手・遠間3』

詰まるところ各ユニット各兵種を混合するだけで沢山発動するタイプ。
最低でも味方の三体は必ず別々の兵種を編成に入れる必要がある。
見た目とは裏腹に守備と魔防がとても高い。代わりに速さが魔王リオンと並ぶ16の全魔道ユニットでワースト1位タイ。

遠距離の相手は文句なしに強いが近距離の相手はただの的で重装特攻の欠点も抱えている。
兵種がバラバラであることが絶対条件で武器効果を存分に扱いたい場合は重装統一パーティは完全非推奨。
Bスキルはお世辞とは使いにくい。抑止隊形か迎撃隊形で攻められた際に備えておく。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2023年2月に男性版の伝承英雄がようやく登場。単独参戦はギムレーVerを除いてクリスマス版以来5年ぶり。
イラストは大熊ゆうご氏。ヒーローズでギムレー以外のルフレは初担当。
久しぶりの魔法・歩行ユニットで通常版の女性と同じ緑属性。
地の伝承英雄は女性版と同じだがギムレーではなく、こちらは専用上級職の神軍師で本編後の時系列から来た。
これでマイユニットの伝承英雄はベレトスに続いて2人目に。

武器スキルは『神軍師の書』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時自身のHPが25%以上なら、自分と周囲2マス以内の味方に【神軍師の策】を付与、攻撃、速さ、守備、魔防-4、周囲2マス以内の味方は、攻撃、速さ、守備、魔防のうち最も高い能力値と2番目に高い能力値-6(ただし、能力値を比較する際、攻撃は-15した値で比較する)
ターン開始時、自身のHPが25%以上なら、最も近い敵とその周囲3マス以内の敵の攻撃、速さ、守備、魔防-3
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、速さ、魔防-5、敵は追撃不可。

Aスキルは戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、速さ、魔防-8、
自身の攻撃、速さ、守備、魔防が自分が受けている攻撃、速さ、守備、魔防の弱化の値の2倍だけ上昇、かつ自分は絶対追撃の『これも策のうちだよ』
Bスキルは戦闘中、敵の攻撃-4、かつ敵が攻撃の弱化無効の効果を発動していない時、戦闘中、敵の攻撃が(7-敵が受けている攻撃の弱化の値)だけ減少(最低値0)
敵が攻撃の弱化を受けている時、戦闘中、敵の奥義発動カウント変動量-1(同系統効果複数時、最大値適用)、戦闘後、敵の攻撃-7の『攻撃封じ4』
Cスキルは自分の周囲4マス以内で再移動を発動した敵に【再移動制限】を付与する『再移動制限3』

まさに軍師といった知略に富んだスキルが特徴。
バレンタインクロムの比翼スキルにあった能力値低下のデバフをかけたと見せかけて実際は連帯効果で強化する「神軍師の策」を限定的な効果から自身と味方にいつ何処でも能動的に発動可能になる。
ただ気をつけねばならないのが自分だけは全ステータスに対し、他の味方の場合は一番高いステータスとその次に高いステータスを-6にする。
すなわち味方だとステータスや役割の組み合わせが必要となるものの、アタッカー型や防御型をより一層強くしてくれる。
連帯の効果はAスキルにもあり、組み合わさると弱化の値の4倍強化になる。武器でかかる全ステータス-4の場合、+16の強化(実質はもとの値の+12)になる
もちろん味方の援護だけでなく、ターン開始時にも広範囲にデバフを撒き、戦闘中と後にはBスキルと組み合わせ、攻撃を中心に弱化させる効果と再移動制限で逃がさない妨害も備え持つ。

ステータスは攻撃だけが突発していて他はバランス型。

典型的な弱点として近距離武器には何も抵抗できない事。
そして弱化無効効果のある味方とは相性最悪なので絶対入れないように。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2023年5月には、花婿姿の超英雄版が登場。戦禍の連戦「花嫁は商売上手?」の報酬。イラストは叶之明氏。
ギムレーを除いた男性ルフレの超英雄はクリスマス版以来約5年半ぶり。
赤属性魔法使い騎馬ユニット。

武器スキルは自分から攻撃した時または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中自身の攻撃、速さ、守備、魔防+4、
敵の攻撃、速さ、守備、魔防が、敵が受けている敵の攻撃、速さ、守備、魔防の強化の値の2倍だけ減少(能力値ごとに計算)の『エンゲージリング』。

Aスキルは敵のHPが100%で戦闘開始時、または敵が【不利な状態異常】を受けている時、戦闘中、自分の速さ、魔防+5の『速さ魔防の機先3』。
Cスキルは移動系補助を使用した時または自分に使用された時、移動後の自分と相手それぞれの周囲4マス以内にいる最も近い敵の速さ、魔防-6の『速さ魔防の干渉3』。

ステータスは全騎馬魔法ユニット中でもトップクラスの攻撃を有し、速さもそれなりだが守備と魔防は低めの紙耐久。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2023年8月では、この年の第七回英雄総選挙で男性部門1位を獲得したことで悲願の総選挙英雄化。イラストはワダサチコ氏。
聖王のイメージカラーである水色と軍師のイメージカラーである紫を組み合わせた新規デザインの聖王の参謀衣装。
赤属性の剣装備歩行ユニット。ヒーローズではこれまでずっと無かった剣装備ルフレがようやくの初登場。

武器スキルは『聖王の軍師の剣』。
速さ+3、戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減、敵の奥義発動カウント変動量+を無効、かつ自身の奥義発動カウント変動量-を無効。
戦闘開始時自身のHPが25%以上かつ自身の奥義発動カウント最大値が3以上の攻撃時発動する奥義が発動した時、奥義以外のスキルによる「ダメージを〇〇%軽減」を無効。
戦闘開始時自身のHPが25%以上で、戦闘中、発動した奥義が「蛍火」「緋炎」「華炎」の時、その時の攻撃を敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算。

Aスキルは周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+7、かつ奥義が発動可能な状態の時またはこの戦闘(戦闘前、戦闘中)で奥義を発動済みの時、戦闘中ダメージ+5(範囲奥義除く)、かつ自分の攻撃でダメージを与えた時、7回復の『攻撃速さの秘奥4』。
Bスキルは戦闘中敵の速さ、守備-4、かつ攻撃時発動の奥義装備時または敵から攻撃を受ける際に発動する奥義装備時、
戦闘中、ダメージ+(自分の奥義発動カウントの最大値-2)×5(最大15、最低0、範囲奥義を除く)、受けた範囲奥義のダメージと戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを自分の奥義発動カウントの最大値x10%軽減(最大50%)の『奥の手4』。
Cスキルはターン開始時周囲2マス以内に味方がいる時、自分と周囲2マス以内の味方に【七色の叫び】を付与。
周囲5マス以内にいる【七色の叫び】が付与されている味方の隣接マスへ移動可能。周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中攻撃、速さ、守備、魔防+3の『戦局を変える!』。

【七色の叫び】
戦闘中攻撃、速さ、守備、魔防+5、かつ攻撃時に発動する奥義を装備している時、戦闘中、自分の最初の攻撃前に自身の奥義発動カウントを、
「2回攻撃」の効果を発動している時または奥義発動カウントの最大値が本来より減少している時(キラー武器効果など)は-1、そうでない時は-2する。

ステータスは、攻撃が高い(62)のはもちろんだが、ルフレ中ではトップの速さ48も魅力。

専用のCスキルにより、ターン開始時に自分と味方に【七色の叫び】のバフをかける。
これは戦闘時の能力値アップと後発的に奥義発動カウントを減らす効果があるだけでなく、これがかかっている味方が周囲5マス以内ににいれば、
総選挙ルフレはその味方の隣まで縦横無尽にワープ移動できる。敵への奇襲や、移動補助スキルにより味方の離脱など色々な活用が可能。


2024年4月には男女とも幼少版が登場。幼少版のCVはどちらも沢城みゆき氏。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

まず男性側は単独で、赤属性魔法使い歩行ユニット。イラストはネコモチ氏。


武器スキルは『戦神の魔書』。
速さ+3、自分から攻撃した時または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘開始後、敵に7ダメージ(戦闘で攻撃可能な時のみ発動、戦闘中にダメージを減らす効果の対象外、ダメージ後のHPは最低1)、
戦闘中攻撃、速さ、守備、魔防が16-敵の奥義カウントの最大値×2だけ増加(最低8、敵が奥義を装備していない時も8)、最初に受けた攻撃と2回攻撃のダメージを30%軽減、
自身の奥義発動カウント変動量-を無効、かつ自身の奥義発動カウント最大値が3以上の攻撃時発動する奥義が発動した時、奥義以外のスキルによる「ダメージを〇〇%軽減」を無効(範囲奥義を除く)
自分から攻撃した時、戦闘後、敵のマスと自分から見た敵のマスの左右それぞれ2マスに【天脈・炎】を付与(1ターン)

Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃、速さ+7、かつ自分の速さが「敵の速さ-5」以上の時、戦闘中、自身の奥義発動カウント変動量+1の『鬼神飛燕の柔撃』。
Bスキルは自分から攻撃した時または敵が射程2の時、戦闘中敵の速さ、魔防-4、
かつ攻撃時発動の奥義装備時または敵から攻撃を受ける際に発動する奥義装備時、戦闘中、ダメージ+(自分の奥義発動カウントの最大値-2)×4(最大12、最低0、範囲奥義を除く)、
受けた範囲奥義のダメージと、戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを(自分の奥義発動カウントの最大値-1)x10%軽減(最大40%)の『奥の手・魔道4』。
Cスキルは男性総選挙版と同じ『戦局を変える!』。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

他方、女性版は未来にタッグを組む幼少期のクロムとの比翼英雄に。イラストは柊暁生氏。青属性魔法使い歩行ユニット。

武器スキルは『邪痕と聖痕の竜血』。
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
応援、移動系補助(体当たり、引き戻し、回り込み等)を使用した時または自分に使用された時、自身の奥義発動カウント-1、移動後の自分を中心とした縦3列と横3列の敵に【七色の囁き】を付与
応援、移動系補助(体当たり、引き戻し、回り込み等)を使用した時または行動済みの自分に使用された時、自分を行動可能にする(1ターンに1回のみ)
自分から攻撃した時または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中攻撃、速さ、守備、魔防が16-敵の奥義カウントの最大値×2だけ増加(最低8、敵が奥義を装備していない時も8)、
最初に受けた攻撃と2回攻撃のダメージを30%軽減、自身の奥義発動カウント変動量-を無効。

Aスキルは魔器英雄ギムレー同様の『邪竜の暗鱗』。
戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中攻撃、速さ、守備、魔防+8、敵の強化の+を無効にする(無効になるのは、鼓舞や応援等の+効果)、自分が与えるダメージ+攻撃の15%(範囲奥義を除く)、
かつ奥義発動時、奥義以外のスキルによる「ダメージを○○%軽減」を無効(範囲奥義を除く)、戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘後、7回復。
Bスキルは移動系補助(体当たり、引き戻し、回り込み等)を使用した時または自分に使用された時、自分と相手の攻撃、速さ+6、【再移動(1)】を付与(1ターン)
戦闘中、敵の速さ-4、守備、魔防-2、自分が与えるダメージ+○、○は、自分と【再移動(1)】が付与されている味方のうち、攻撃、速さの強化の合計値が最も高い値(範囲奥義を除く)の『攻撃速さの連携4』。
Cスキルはターン開始時周囲2マス以内に味方がいる時、自分に【見切り・追撃効果】、「周囲2マス以内の味方の隣接マスに移動可能」を付与(1ターン)
ターン開始時、周囲2マス以内の歩行の味方に【見切り・追撃効果】を付与(1ターン)の『歩行の見切り追撃4』。

奥義は『陽光』。
奥義発動時、自身のHPが70%以上の時は、敵の魔防の60%を奥義ダメージに加算。
奥義発動時、自身のHPが70%未満の時は、敵の魔防の40%を奥義ダメージに加算し、自分の最大HPの30%回復。
汎用スキルであり、『夕陽』を持つ歩行の魔法にのみ継承可能。

比翼スキルは自分と自分を中心とした縦7×横7マスにいる味方に【七色の叫び】、【デュアルアタック】を付与する。




・大乱闘スマッシュブラザーズ


スマブラWiiU/3DSにもクロムをさしおいて参戦が決定(その理由や彼の最後の切り札についてはクロムの項目を参照)。
スマブラ初の魔法剣士ファイターという、強い個性を引っ提げてきた。(魔法使いファイターならすでにゼルダがいたが、武器と魔法を併せ持つキャラは強いて挙げてもピーチ程度だった)
マイユニットという立場上参戦は無いと思われていたが、デザインに関係なく主人公兼ラスボス枠&魔法使い枠・女性ファイターという多彩な可能性を持ち、
さらにFEシリーズを立て直した作品の人気投票でも2位、参戦の資格は十分に持ち合わせていたと言えるだろう。

スマッシュ攻撃で、攻撃力とふっとばし力の高いサンダーソードに持ち替える事ができる。(弱攻撃やダッシュ攻撃で戻る)
この持ち替えは空中攻撃でも有効で、言うなれば「空中でスマッシュ攻撃を出せる」キャラということになる。
ただし、必殺ワザと弱攻撃で使う魔法、およびサンダーソードは原作通り回数制限があり、使い切ると一定時間の回復待ちを必要としサンダーソードは青銅の剣に持ち替えられる。
使い切った道具はその場で投げ捨てられるが実はすぐに拾い直して敵に投げつけることが可能。

必殺技は原作でお馴染みの数々の魔法を駆使して戦う。
通常必殺技は雷魔法サンダーで溜めた時間で威力や速度がするエルサンダーやギガサンダー、そして代名詞といえるトロンに変化する。
横必殺技は炎魔法ギガファイアーで、GBA版FEの魔道士と同じ独特の構えから、相手の前方斜め下に発火弾を撃って多段ヒットさせるため牽制や復帰阻止に有効。
上必殺技は風魔法エルウィンドで自分の足元に風の刃を2回発動させて上昇するが、弱百裂攻撃を乱発すると使用不能で復帰力に影響を及ぼすのでご利用は計画的に。
そして下必殺技はスマブラ初の相手にダメージを与えながら回復もできる闇魔法リザイア。
原作ではクラスチェンジしないと使用できないが、桜井氏曰く脚色した方が世界観を掘り下げるからとのこと。そういやネスとかでも似たことやってましたしね…
カスタム必殺技で、下Bを回復できないがさらに威力が高いゲーティアに差し替えることもできる。
ある意味これまでのFEからの参戦ファイターの中で最も原作を体現しているファイターと言えるだろう。
また色替えで女性ユニットも選択可能。ただし残念ながら外見&ボイスが男女1種類ずつ×数色のみ。
欠点としては全体的に動きが遅いことが大きい。足の速さに関してはなんとこれまでのワーストだったガノンドロフより遅い全キャラ最下位クラス*1であり、歩行速度と大して変わらない。
明らかに速さを苦手に設定しているとしか思えないが、原作が軍師というポジション故かもしれない。
そしてルフレとルキナの参戦のせいで、クロムが一時期ある意味悲惨な扱いを受ける羽目に……。

尚、ルキナが相手にいる場合、勝利時のセリフが専用のものになる。

ルフレ役の細谷氏はアニゲラ出演した際、スマブラのようなゲームは苦手なため、
出演の凄さが分からないと、クロム役の杉田氏の前で話していた。……度胸のある人である。


ファイアーエムブレムif

男ルフレのみが登場。
クラス名は「神軍師」だが、グラフィックは覚醒の「戦術師」のものとなっている。
マイキャッスルでのamiibo読み込みによって上記のスマブラの世界からやって来たルフレと戦うことができ、倒すと仲間になる。
本人ではなくあくまでもスマブラからのゲストであるため、名前や外見等の変更は出来ず、オーディンラズワルドルーナを戦わせると別人であることに気付く。
なお今作のマイユニット・カムイや『新・紋章の謎』のマイユニット・クリスの生まれ変わりである事が、サーリャの前世であるシャラとの支援会話でほのめかされており、FE無双の支援会話ではサーリャはカムイがルフレの前世である事を確信してる面があった。

初期値・成長率共に魔力・技・魔防に優れ、速さ・幸運・守備が低めという、スマブラ準拠であることを感じさせる能力となっている。
ある程度力や速さの高いアタッカーなら余裕を持って倒すことも可能。
基本は魔法を主力として戦いつつ、魔法系ユニットには剣で攻撃するという臨機応変な運用をしていくと良いだろう。
残念ながら「リザイア」が使えない点は覚醒準拠となっている。

本作では専用武器となった「雷書トロン」はレベルSの魔道書「エクスカリバー」と同等の威力に加え、魔防+3の補正も付くなど優秀な性能。
なお彼が店番をしている時には「ルフレの写本」という廉価版トロンのような魔道書を買うことができ、一番のウリである魔防補正は健在。

習得するスキルは覚醒時代に近いものが大半。
「七色の叫び」は全能力補正+2と弱体化したものの依然強力なため、叫び系スキルの豊富な男性ユニットに追加するのも良い。

物理系ユニットだが微妙に魔力が高めなセノウやヴァスハラを転職させるのも手か。

ファイアーエムブレム無双

5章をクリア後、ルキナと共に加入。男女両方のルフレ登場するが、ストーリーモードでは差別化も兼ねて男ルフレがメインキャラとして登場し、カムイは女として登場している。
女ルフレはヒストリーモードをクリアすることで使用可能。
ちなみに女ルフレはヒストリー内での敵役として登場するのだが、その世界でも現代のルフレは男とカオスな事になっている。
本作では熊肉が好きという設定が小ネタとして明示されている。

ファイアーエムブレム エンゲージ

DLC追加紋章士として男ルフレ(CV:細谷佳正)が登場。
「聖王の腕輪」に宿る「絆の紋章士」。一つの腕輪にクロムとルフレの二人の紋章士が宿っており、戦闘時はクロムメインでルフレがサポートをするような形となっている。


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最終更新:2024年11月25日 02:48

*1 『スマブラSP』では新規参戦のガオガエンがダッシュ速度最下位となったため、下から2番目に。