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バイオハザードⅡ アポカリプス

登録日:2010/09/13 Mon 18:22:03
更新日:2024/11/19 Tue 18:04:20
所要時間:約 6 分で読めます





「バイオハザードⅡ アポカリプス」とは実写版バイオハザードシリーズの第2作目である。


公開日は2004年9月11日(北米は9月10日)


上映時間は94分。



今作は前作の続編であり、ゲーム版でいうバイオハザード2バイオハザード3 LAST ESCAPEの内容を引用した作品である。
また、バイオハザード CODE:Veronicaオマージュもある。




◆あらすじ

前作の二日後。
ラクーンシティ地下にある巨大複合企業アンブレラの研究施設「ハイブ」で起きたバイオハザード。
しかし汚染は研究所内で封鎖に成功していた為、地上は平穏なまま住人も何も知らずに過ごしていた。
事件後の調査に訪れたアンブレラの特殊部隊達は、ハイブの閉鎖された通路への扉を開ける。
だが鎮静化されたはずの内部はゾンビで溢れ返っており、特殊部隊は壊滅。
クリーチャーは次々とラクーンシティ内に飛び出していき、街は大混乱に陥る。

アンブレラは感染の拡大を防ぐため街を封鎖、事件を隠蔽するためにアンブレラ特殊部隊U.B.C.S.を派遣する。
同じ頃、ラクーン警察では特殊部隊S.T.A.R.S.に所属するジル・バレンタインが緊急要請を受け出動。
また市内のとある病院では、再び眠りから覚めたアリスが街の変貌ぶりを目の当たりにしていた。
生存者達は地獄絵図となったラクーンシティを脱出するために行動を開始する…



◆登場人物

○アリス・アバーナシー

(演者:ミラ・ジョヴォヴィッチ)
主人公。
前作でハイブから脱出した直後にアンブレラに捕まり、ラクーンシティの病院で実験台として拘束され続けていた。
実験の際にTウィルスを投与され続けた結果、超人的な運動能力や驚異的な治癒力を手に入れてしまう。
(おそらくゲーム版バイオの主人公達と同じくTウイルスの完全な抗体持ちと思われる)

○マット・アディソン

(演者:エリック・メビウス)
前作でアリスと共にハイブの惨劇を生き残った男。前作ラストでリッカーに腕を引っ掛かれた。
ネメシス計画の実験台にされてしまい、本作ではアリスの回想映像でのみ登場する。

ジル・バレンタイン

(演者:シエンナ・ギロリー)
ゲーム版からの登場人物でラクーン警察にある特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員。
本作より少し前に停職処分を受けて自宅謹慎をしていたが、街中にゾンビが溢れたため脱出するために行動を開始する。
アリスの台詞によるとゾンビとの戦いを経験したことがあるらしく*1、射撃の他に格闘も得意。
容姿はバイオハザード3のコスチュームと同じで、中の人も含めその高い再現度は評価が高い。


○カルロス・オリヴェイラ

(演者:オデッド・フェール)
ゲーム版からの登場人物。南アメリカ出身でアンブレラの特殊部隊U.B.C.S.の隊長。
ラクーンシティに派遣されたが、ゾンビとの戦闘で部隊が全滅したためニコライたちと共に脱出しようとする。
助けを求めている人がいると放っておけない性格。ナイフ投げが特技。
尋常でない反動があるデザートイーグルを2丁同時に射撃できるほど身体能力は高い。
容姿はゲーム版の優男というよりクリスに似ている。


ニコライ・ジノビエフ

(演者:ザック・ウォード)
ゲーム版からの登場人物。アンブレラの特殊部隊U.B.C.S.の隊員で軍曹。
ゲーム版とは違い、純粋にカルロスの部下で監視員等の裏設定はないためほぼ別キャラ。
当初はアンブレラの特殊部隊隊員だったが自分たちが使い捨ての駒だと知って契約を破棄。フリーの傭兵になる。
そしてジルを助ける等活躍したものの、小学校でゾンビ犬2匹によりあっさり死亡。

カルロスは彼の遺体を見て名前を呟いた。
吹き替えや字幕によっては名字がジノフェフになっているものもある。
ニコライ・ジノビエフ軍曹だ、よろしく頼む(キリッ」
ゾンビワンコ「ガウッ!」

カルロス「ニコライ……」


○ロイド・J・ウェルズ

(演者:マイク・エップス)
通称『L.J.』。おもしろ黒人枠。
スリ容疑でラクーン警察に捕まっていたがジルに助けられたお調子者。
愛用の武器は黄金のデザートイーグル。裸の女ゾンビに目を奪われて事故った。
キャデラック専門なため、ヘリは運転できない。


○ペイトン・ウェルズ

(演者:ラズ・アドティ)
ラクーン警察の特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員。ジルの上司である黒人の男性。
街の封鎖ゲート付近にいたところ、転化した市民ゾンビに噛まれてしまう。
後にもう手遅れと判断されたアリスに撃たれそうになるが、ジルに庇われてその後も同行。
ラクーン小学校の前で独断専行中、突然現れたネメシスからジル達を逃そうとして射殺される。


○ライアン・ヘンダーソン

(演者:デイブ・ニコラス)
ラクーンシティ警察署の署長。ゲームでのブライアン・アイアンズに当たる。
S.T.A.R.S.の隊長も兼任しており、ブライアンよりも人格はマシだがヘタレ。
ゾンビの事も見た事が無かったのか『異常者』として留置所に入れて事態を悪化させていた。


○S.T.A.R.S.の方々

誰だお前ら。
ミリタリーショップ店に立てこもってゾンビ狙撃で舐めプしていた。
しかし直後に現れたネメシスにガトリング砲で皆殺しにされた。
ぶっちゃけネメシスに「S.T.A.R.S...」と言わせるためだけに登場したようなもん。


○テリ・モラレス

(演者:サンドリーヌ・ホルト)
ラクーンシティのTV番組「ラクーン7」のニュースキャスター。
ジャーナリストとしてビデオカメラで街の惨状を撮っている。精神安定剤をODするやべー女。
どっかのフランクさんと違い能力的にはただのバンピーなので…
小学校で単独で行動中に子供のゾンビの群れに襲われ死亡。
その後、死の間際まで撮影されていた彼女の持っていたハンディカムが証拠品としての重要アイテムとなる。


○アンジェラ・アシュフォード

(演者:ソフィー・ヴァヴァサー)
Tウィルスを開発した科学者であるチャールズの娘。
筋ジストロフィーを患っており歩けなかったがTウィルスによって回復する。(これがTウィルスの本来の使い方である)
アンブレラの社員によって保護されて父の元へ向かう最中に乗っていた車が交通事故に遭い、行方不明になる。ここのシーンが一番びっくりしたりする。
アシュフォードの姓だが、ベロニカの人たちとは関係ない。むしろ立場的にシェリー・バーキンに近いキャラと言える。
交通事故の後、奇跡的に助かり再び学校に隠れていたところをアリス達に救助された。


○チャールズ・アシュフォード

(演者:ジャレッド・ハリス)
アンブレラの科学者でTウィルスを開発した張本人。脚が不自由で車椅子生活をしている。
元々は娘の筋ジストロフィーを治すために開発したTウィルスのデータをアンブレラに生物兵器として悪用されてしまう。
行方不明になった娘をとても心配し、パソコンで監視カメラをハッキングしアリスたちに捜索を依頼する。
愛用パソコンはSONYのVAIO。


○ティモシー・ケイン

(演者:トーマス・クレッチマン)
アンブレラ社中央警備局CSAの少佐。
感染者がゲートまでやってきたことを確認すると、まだ他の市民や部下が中にいるにも関わらずゲートを封鎖してしまう。
ゾンビで溢れかえっている惨状の中、アリスとネメシスを起動させて実戦テストを始める。
どんなに有能な人物でも目的のためには何の躊躇もなく殺害してしまう冷酷な人物。
核ミサイルでの浄化を提案したのもこいつ。何というか、原作におけるニコライの代役と言える悪役。
最終的に自分が殺してゾンビ化した博士に喰い殺されるという自業自得な死に様を遂げる。


○サミュエル・アイザックス

(演者:イアン・グレン)
アンブレラの実験開発担当。
ネメシスに勝ち、ラクーンシティから脱出したアリスを回収してさらに実験を繰り返し、「アリス計画」を画策する。


●レッドクイーン

(演者:ミカエラ・ディッカー)
アンブレラ社が開発したハイブ全体を統御するメインコンピューターAI。
赤い少女のホログラフ姿がインターフェース。回想にチラッとだけ登場する。
前作にてバイオハザードが起きたのでハイブ内の職員を皆殺しにした。


◆登場クリーチャー

ゾンビ

Tウィルスに感染したラクーンシティの市民。
食欲という欲求のみに突き動かされて新鮮な肉を求めてラクーンシティを徘徊している。
元ストリッパーらしきゾンビねーちゃんや、ゲームでは絶対に見られないロリゾンビやショタゾンビも登場。
子供ゾンビの登場シーンと、その後すぐのシーンはトラウマものである。

○ゾンビ犬

Tウィルスに感染した犬。元は警察犬。
人間のゾンビとは違い俊敏性は失われていないので厄介である。

リッカー

アンブレラの生物実験によって生まれた生物兵器。
ゲーム版同様に目が見えないため、音を頼りに獲物を見つけ出す。
前作ではラスボスだったが、今回はアリスのかませ犬

ネメシス

ゲーム版では追跡者とも呼ばれているが、今作では一貫して正式名称のネメシス(NEMESIS)と呼ばれる。みんなのトラウマ。
人語はしゃべれないが知能は高く、命令に忠実で武器を使用することも可能。その行動はロボットを思わせる。
身体能力も高く、軽々とジャンプしキックを繰り出すことも可能。
殺害目標の精密な選別も可能で、作中では建物に立て籠もっていたS.T.A.R.S.隊員をガトリングでなぎ倒す中、
軽い武装しかしておらず命乞いをしたL.J.には被弾させず、脅威なしとみなして見逃している。
劇中ではゲーム版と同じくロケットランチャーを使用し、他にはガトリングガンも使用した。
ゲーム版のように醜悪な姿であるがその瞳は優しく綺麗な目をしている。

アリスはそんなネメシスに心当たりがあるようだが…
他のクリーチャーが割としっかり出来てるのにネメシスだけは一世代前の着ぐるみの様に見えなくもない。



◆余談

アンブレラのヘリがネメシス用の装備を投下したビルへカルロスたちが入るシーンでは、画面奥の建物の柱の前に正体不明の長髪の人物が立っており、画面左から右の建物内へ移動する。





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L.J.「悪いが項目立て専門でね、追記修正はできないんだよ」

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最終更新:2024年11月19日 18:04

*1 物語開始前にラクーンシティ郊外のアークレイ山地で発生していた猟奇殺人事件の調査中に、アンデッドと交戦する事件に巻き込まれている。この件について署長が揉み消す為に謹慎停職処分になっていた。