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ジョー・ヒガシ

登録日:2011/09/21(水) 07:45:33
更新日:2024/11/12 Tue 10:28:49
所要時間:約 5 分で読めます




「サクサク行くぜ……っシャー!!」


ジョー・ヒガシとは『餓狼伝説』『KOFシリーズ』の登場キャラクター。
本名は東丈(ヒガシジョウ)で、ジョー・東の表記を使われる場合も多い。
恐らく、名前の元ネタは『幻魔大戦』の主人公である東丈(アズマジョウ)から。……少しややこしいな。


【概要】

元々はテリー・ボガードアンディ・ボガードと並ぶ『餓狼伝説』の主人公であったが、世界観の充実と共にストーリー性が重要視される様になると、本筋の物語に絡ませ難いジョーは作中での比重が下がってしまった様で、更にシリーズが下ると共にネタキャラとして扱われる様になってしまった。

特に『KOF』ではケツを丸出しにしたり、オカマに好かれたりとやりたい放題の扱いを受けている。

もっともネタキャラになったからこそアンディを差し置いてカプエスPRO以降で出番があったのだからジョーのファン心理的には色々複雑な思いがあったりする。*1


プロフィール

■嵐を呼ぶ男

格闘スタイル:ムエタイ
誕生日:3月29日
年齢:24歳
身長:180cm
体重:71kg
血液型:AB型
出身地:日本
趣味:喧嘩
大切なもの:はちまき(祖母から贈られた)
好きな食べ物:ワニの唐揚げ
嫌いなもの:正装すること
得意スポーツ:格闘技全般

CV:生瀬 勝久(餓狼2、餓狼SP、KOF94)、檜山 修之(アニメ・『バトルファイターズ餓狼伝説』シリーズ、餓狼3~RB餓狼2、KOF95~KOF XIII、CVS PRO~CVS2)、三戸 耕三(KOF XIV~KOF XV)


【人物】

日本人でありながら、本場タイに渡りムエタイチャンプになった熱い男。
初代『餓狼伝説』では、デモ画面でギース様が「ハリケーンアッパーのジョーかっ!!」と驚く場面があり、その名声は海を越えて轟いている模様。
当時の二次的作品等では元々はボクシングで活躍していた、と云うバックボーンを付けられていた事もあったが、定着する前に忘れられてしまった。

基本設定は「世界最強を目指す熱い男」であり、これは現在も変わっていない。
ただし初期の頃はストイックに強さを求めている台詞も結構多い。
その設定からも解る様に、ギース・ハワードを始めとした歴代の敵キャラクターとはホア・ジャイを除いて特に因縁を持っておらず、ボガード兄弟との友情も純粋に互いの実力を認めあったが故の結果である。


実のところ餓狼伝説とKOFで結構性格が変わっている。
基本的に陽気なところに違いはないが、本家餓狼ではストーリー上では結構シリアスしており真面目なシーンも多い。

特に初代餓狼からMOWの手前まで共通している点として義侠心がかなり強い。
餓狼でボガード兄弟の敵討ちの手助けから始まり、3ではアンディの心配をする舞の代わりにサウスタウンまで赴いたり、
RB餓狼の後日譚を描いたSNKの携帯小説(執筆者はSNKの小説を数多く手掛けた嬉野明彦氏)では表立って動けないビリーの代わりにリリィのボディーガードを影から行っている。
ちなみに影から行ってるのはリリィ自身は自分が狙われているのを知らない為、余計な心配をかけさせない配慮。
またタイでは孤児たちを自身の道場で養っていたり、ジョーの懐を狙ったスリの少女であるクァンを連れて帰るなど結構な人格者だったりする。


また決して能天気なだけではなくムエタイチャンプになるまで幾多の修羅場を潜り抜けていると言われ、
ビリー本人にその性分はテリーよりもむしろビリーに近いと言われたり、マリーからは何でもありの戦いなら世界でも三指に入る(残りはビリーと山崎)と言われている。


一方でKOFでは完全にコメディリリーフの役割。
だがKOF99のチームストーリーはジョー視点のシリアスな内容になっているし、KOF XII(以降KOF12と表記)とKOF XIII(以降KOF13と表記)では餓狼に少し寄せた感じの性格に戻っており、
徹頭徹尾コメディだけのネタキャラ、という訳ではなかったりする。
まぁオネェに狙われてるけどな!



【シリーズ毎の活躍】

  • 餓狼伝説シリーズ
初代では3人の主人公の一人。
世界最強を目指し「キングオブファイターズ」に参加。
養父ジェフ・ボガードの仇を取るべくやって来たテリーとアンディに出会い親交を結ぶ。
続く『2』『SP』でも基本的な立ち位置は変わらず、ゲーム自体に特に物語が設定されていなかった事もあってか、主人公の一人のままであった。

しかし、ギースの復活をテーマにした次作『3』では物語の都合上、ボガード兄弟はともかくジョーを対立軸として立てるのは難しかったのか、ストーリーモードの最初の対戦相手の選択メンバーに入れられる等、ファンからは事実上の主人公降格と認識される事態となる。
遂には『餓狼伝説』の真の主人公=ギースと扱われる様になる中で、対立軸としての主人公テリーはともかく、アンディとジョーはすっかり影が薄くなってしまった。

ちなみにキャラ性能も餓狼2~餓狼SPが絶頂期で、餓狼3以降はテクニカルな立ち回りが必要となって弱体化の一途を辿った悲しみを背負っている・・・。

MOW』に至っては本人どころか子孫や弟子のような縁者すら全く出なかった。
もっとも続編で弟子の少女を出す構想はあったようで、KOFの小説等に登場している。

  • KOFシリーズ
テリー、アンディとの『餓狼』チームとして、基本的にレギュラー参戦。
主人公タイプなので基本的にバランスが取れているが、前述の様にネタキャラ化が著しい。
イラストでは特に顔の作りに差が無さそうなのに、シェルミーには『龍虎』『餓狼』系の若い男性キャラの中では唯一美形扱いされていない。
一応マリーにはハンサムボーイって言われてる・・・餓狼チーム共通の特殊演出だからだけど。
余談だがネオジオフリークではジョーの美形度は5段階評価の4でアンディやロバートと同じである。
やはりKOFでの行動のせいか…。

……そして、KOFジョーを象徴するのが自らトランクスを下ろして尻を突きつける“尻出し挑発”
しかもKOF2001では勝利画面で尻を出してる場合すらあった。ダメ押しに女性格闘家チームに対して「女共!目にもの見せてやるぜ!ッシャー!!」と勝利メッセージで叫ぶ始末。ダメだこの尻出し男、早く何とかしないと… 。ノナ氏によれば「あれは他所のジョーであって別のキャラ」、「ああいうことになるからロックはKOFに出すな」と餓狼開発の現場では囁かれていたとか。


『97』ではハリケーンアッパーをジャンプで飛び越し難いという理由で暴走庵相手に他キャラよりは優位に戦える貴重なキャラ。
実際はハリケーンアッパーを撃つ前に高速で近づかれて秒殺されるし、ハリケーンアッパーを打っても飛び越えられるとフルコン喰らって即瀕死or即死ルートだが。*2
ハリケーンアッパー以外にも黄金のカカトが空中ヒットするとそのまま黄金のカカトが連続で入って気絶確定コースなせいでキャラ性能としては上位に位置する程強い。
『2000』ではストライカー性能がセスやアナザー庵と並んで異常に高く、特にジョーはダウンを引き剝がして強制的に立ち喰らいにするため、全国のゲーセンはパンツ男が飛び交う地獄絵図と化した。

  • CAPCOM VS SNKシリーズ
初出の『2000』ではプレイヤーキャラクターとしては登場していなかったのだが、似たもの同士(?)のダンとのタッグで漁夫の利的に優勝を攫ったと云う設定でエンディングに登場。
この描写が人気を呼んだのか、次作『PRO』及び『2』では無事にゲームにも参戦している。
ちなみに『PRO』ではレシオ1の中でも最強クラスの強さを誇っていたのは餓狼主役級の面目躍如といったところか。

DLC第4弾のテリー参戦動画でアンディと一緒に招待状を取ろうとするが掴み損ねていた。
ゲーム中ではテリーと共に追加されたステージ「KOFスタジアム」やスピリットで登場。
スピリットとしての性能は階級NOVICE投げ属性のアタッカーでスロットは1。
スピリッツバトルでは連続パンチや膝蹴りを使うキャプテン・ファルコン…ではなく格闘家且つタイガー繋がりでガオガエン、ステージもジョーのホームステージに近い終点化した「いかだと滝」で戦う。
格闘ゲーム系キャラのスピリットに多いジャンプ力ダウン状態の体力制ルールで戦うが、ハリケーンアッパーの再現かガオガエンは竜巻を起こすアイテムの巨塔を持っている。
男だったら拳一つで勝負せんかい!


必殺技

餓狼の元主人公らしくテリー・アンディと同じく三種の神器+αの技が揃っている。
作品にもよるが総じて隙の大きめな技が多く安定行動が少なめ。

  • ハリケーンアッパー
身長と同じくらいの竜巻を撃つ飛び道具
飛ばない替わりに連射型の場合もある。
いわゆる地を這う飛び道具でありながら判定の高さもあり優秀な技である。
言わずと知れたジョーの代名詞であり、この技の強弱でランクがころころ変わる事も珍しくない。

亜流として複数のハリケーンを飛ばす爆裂ハリケーンもあるが、どの作品でもあまり使い勝手はよろしくない。
ただしKOF13~15のEXハリケーンアッパー(見た目は爆裂ハリケーン)は弾速早い・飛び越えるのが困難・相手の飛び道具を掻き消すとかなりの性能を誇る。

前述の様に代名詞の筈なのに、公式にはマイケル・マックスのパクりらしい。
ただ作中のギースの台詞と真っ向から矛盾する事を指摘され有耶無耶になったが。

  • スラッシュキック
飛び蹴り型の突進技。
某空手の様に二段蹴りの作品もある。
大体連続の締め限定の技だが、作によっては先端ガードさせるように使って距離を詰めたりも出来る。
作品にもよるが突進速度がかなり速かったりもする。

  • 爆裂拳
パンチの連打技。
ジョーにおける三種の神器+1の『1』に当たる技。
追加コマンドで各種フィニッシュが出せる。
大体小技からの連続の締めに使えるが、作によってSC出来たり浮かせの中継に使ったりと用途が増えてきた。
ちなみに餓狼3で一度忘れた。
ボタン連打でコンボになるので初心者に優しい。
反面、中継技として使う場合は逆にボタン連打のコマンドが足を引っ張るため中級者~上級者ほど煩雑に感じる。
その為、KOF15では昇竜コマンドになった。

  • 爆裂フック
爆裂拳からの追加技で『RB餓狼』でのフィニッシュの一つ。
中段技だが対に下段となる技が無いので余り中段としての意味はない。
ただし爆裂拳から最速で出せばジョーにとって唯一とも言える中段技として活用する事が出来るのでメリットはちゃんとある。
ちなみにガードさせれば隙は少ない優良性能。

  • 爆裂アッパー
爆裂拳からの追加技で『RB2』から使用可能。
アッパーで相手を浮かせてタイガーキックなどで追撃できる。
爆裂拳が当たった場合はこちら。

  • 爆裂エルボー
『餓狼WA』で使用。

  • 爆裂フィニッシュ
『KOFシリーズ』にて使う追加技。
弱は打ち下ろしのエルボーを放つ中段技で途中からスーパーキャンセル対応技となった連続の要の一つ。
強はダウンを奪うハイキックだったが、02以降はローキックの下段技となった。
弱はガードをされても隙が無く、強は反撃確定の隙を見せる事になるので大体弱を使う事となる。

またKOF95・KOF98の裏ジョー・KOF12以降の作品では爆裂拳の形式が餓狼2の頃の形状となっているのでフィニッシュの形がアッパーor「ストレート>アッパー」の形となっている。

  • タイガーキック
初代では全身にオーラを纏った突進技。
ホア・ジャイの膝蹴りのパクり技(元々は単にドラゴンキックのパクりだったが、パクられたホアが更にパクり返した設定に変更された)。
厳密にはスケジュールの都合でホアからジョーに移植された技との事で、元来は強襲用の技としてかかと落としのような技を入れる予定だったらしい。*3
そのため餓狼1のタイガーキックのオーラにはドラゴンキックの龍の髭が残っている。
タイガーという名も当然後付けである。
2以降は突進技のスラッシュキックと差別化のため対空技へと変化した。

初代では体力の2/5を奪う上、相手と間合いによっては2発当たる(ダメージ補正もなし)ので超威力。
餓狼2以降は対空型であったが、KOF12でまた突進技に戻され、KOF14以降は再び対空型に戻った。
どの作品でも外すと隙が甚大。
餓狼2~KOF13まで形式はどうあれ発生時に無敵があったが、KOF14では何と無敵が無くなった。
対空技とは一体…と思ってたらバージョンアップで無敵を返して貰えた。

  • 黄金のカカト
回転式の浴びせ蹴り。
餓狼3から追加された技だが、構想自体は餓狼1の開発段階からあったらしい。
大体ガードさせると隙が無いので置き対空を兼ねた距離を詰める技として使う。
またKOFでは空中で当たると追撃可能の状態になり、作によっては浮かせコンボの中継に使われる。
カプエスでは空中の相手に当てるとダウンさせる為、Aグルーヴのオリジナルコンボに組み込むとそこで終了してしまう。

  • プレッシャーニー
餓狼では一瞬ライン移動を行う事で食らい判定自体を消す突進技。
ラインを移動してるのでメインラインの攻撃自体は避ける事が出来るがライン攻撃やライン対応技には迎撃される。
RBSPとKOFでは単なる突進技。
RBSPでは黄金のふくらはぎという追加技で追撃できる。

  • 夏の思ひ出
通常投げのジョースペシャルからの追撃技。
地味に必殺技扱い。
相手がジョースペシャルの後に受け身を取って、ジョー側が夏の思ひ出の追加を極限まで遅く発動させれば出来るというもの凄く稀有な状況だが、ガードさせるとちゃんと削りダメージも発生する。


【超必殺技】

登場した作品が多い為、かなりの数があったりする。
また大抵の超必が何かしらの有用性を持っていて、その使い分けが楽しいキャラでもある。

  • スクリューアッパー
『餓狼伝説2』から使用開始。
巨大な竜巻を発生させるゲイザー系の超必殺技。
見た目の派手さとは裏腹に本家の餓狼伝説では置き対空にしか使えない悲しい技。他キャラの気柱系超必は大体ラインに攻撃判定あるのに・・・
RBSPのスライドスクリュー、RB2のスクリューアッパーのみ特定のコンビネーションアーツからコンボになるようになったが。

KOFでは94・95・12~15では餓狼形式のスクリューアッパーで、96~03までのKOF形式では小竜巻の後にもう一発重ねて大竜巻になる二段階の技となっている。
96~03までは弱攻撃から連続に使用できるが、餓狼形式の場合は通常技からの連続使用は不可能でSC・DCからのみ連続技となる。
ただしKOF形式のスクリューアッパーの攻撃判定の位置が少々悪く、SCからだと外れる事があるのでBHTKに繋げたほうが安定しやすい。
なお威力はほとんどの作品においてBHTKよりも高い。

  • スライドスクリュー
『餓狼伝説3』及び『KOF96』から使用開始。
超必を超える『潜在能力』・『MAX超必』でスクリューアッパーが前に移動する。
やはり餓狼形式ではアッパー1発、KOF形式ではアッパー2発重ねの技となっている。
使い道としてはほぼ連続専用なので使用感はスクリューアッパーとほぼ変わらず、竜巻が前に移動する意味があまりない。
KOF13ではスラッシュキックやEXハリケーンからSCで繋がる為、大竜巻がスライドする事に意味が出来た。
KOF14では餓狼3で覚えて以降、初の欠場技となってしまった。
潜在能力の名の通りスクリューアッパーの上位互換であり、多くの作品でスクリューアッパーよりも高威力・発生が早い・無敵有りと何かしら優位性がある。
あと見た目やHITの演出がコロコロ変わる。

  • サンダーファイヤー
『RB餓狼伝説2』と『KOF98UM』で使用。
餓狼における突進乱舞技。
小技から繋がるほど発生が早いが、無敵は無く威力も潜在能力としては低めなのが残念。
ボタンを変えて出すと威力が少し減る代わりにラインを一瞬移動するので相手の攻撃の上から潰せる。
KOF版ではラストの演出が本家の燃える膝蹴り(タイガーキックとは絵が違う)から燃えるスラッシュキックへと変化している。

  • タービュランスアッパー
『餓狼伝説 WILD AMBITION』で使用。
スクリューアッパーで相手を飲み込んだ後に怒涛の連撃を繰り出し最後にジャンピングアッパーで締める。
技の発生が遅く特定のコンビネーションからしか繋がらないが、無敵がかなり長いので割り込みにはかなり使いやすい。
また見た目は隙だらけに見えるが発動の竜巻をガードさせると隙はほとんどない。
ジョーの超必殺技はかなり多いが、長らくロック乱舞は実はこれだけだった。

  • 爆裂ハリケーンタイガーカカト
『KOF97』から使用。
非常に文字通りな連続技を繰り出す超必殺技。
名前が長いので某ネオジオフリークで使われてた事を皮切りに『BHTK』と略されるようになった。
ロック乱舞ではなく突進乱舞技なので空中の相手にはカス当たりにしかならず死亡確定…当然地上での連続技の締めに使うのが基本となる。
また発生フレームが驚異の3Fという発生速度なので密着状態だとBHTKによる確定反撃可能の状況が多いのも大きな利点。

  • 史上最強のローキック
『KOF99』~『KOF01』まで使用。
凄く痛いローキックをぶちかます。
動作で軽く浮くため初見だと立ちガードをしがちだが、名前の通り下段技。
自力だと連続にならない上に無敵も無く扱いづらく感じるが、ストライカーのコンボに扱えるため結構な頻度で使っていける。
特に『2000』では世話になる事も多いだろう。

  • 黄金のタイガーキック
『2001』と『2002』で使用。
長らく対空技だったタイガーキックを初代餓狼の突進技で久しぶりに使用。
超必としては全キャラでもトップ級の破壊力であり、そのうえ弱Pからでも繋がる発生の早さでありながらコマンドも簡単というまさに超必殺技に相応しい技。
ただし初段の膝蹴りが当たらないと威力がかなり下がる為、強攻撃やSCから使う場合は相手の場所や位置関係が重要になる。
初段が当たらない位置だとBHTKのほうが威力が高いので使い分けが重要。
一方で『2002UM』では光る対空式タイガーキックにされてしまい大幅弱体化。
無敵ほぼ無し・威力も低い、しかも昇りJBorJDをしようとすると暴発する事があるというただの地雷技と化してしまった。

  • クロスギガンテス
『2002』で使用する『MAX2』に分類される技。
自分の前後に竜巻を発生させた後、交差させるように画面両端まで竜巻を飛ばす。
発生が遅く連続にはならないが、長い無敵があり割り込みや反撃を誘って狩るといった使い方は出来る。
特筆として削りダメージが凄まじく、KOF02では相手のHPの1/4、KOF02UMでも1/5ほど削る。
また初段以外にガードキャンセル不可という特性もある。

  • 史上最強の爆裂ストレート
『2003』で使用。
『リーダー超必』でガード不能のパンチを繰り出す。
ガード不能の特性上、発生が遅くて連続にならず無敵も当然ない…つまりは使えない。
数あるジョーの超必でもここまで使えない技は今までも、そしてこれからもきっと無いだろう…。

  • スクリューストレート
『XIII』で使用するNEO MAX必殺技。
真正面に大竜巻を発生させるストレート・・・竜巻?
『KOF13』では発生が遅くSC以外に連続のルートも無く使い道はほぼ無かったが、『KOF13(家庭用版)』や『KOF13 CLIMAX』では発生が早くなり締めに使いやすくなった。
余談だがスライドスクリューで相手を上空に巻き上げ落ちてきたところにMAXキャンセルでスクリューストレートに繋げるシーンが非常にかっこいい。

  • 爆スラゴールデンタイガー
『KOF14』以降に使用する超必殺技&MAX超必。
読んで字の如く「爆裂拳>スラッシュキック>黄金のカカト>タイガーキック」の順番で攻撃する突進乱舞技。
BHTKを忘れた代わりに編み出した技。
発生速度はBHTKよりも劣るが、空中HITさせた場合でもカス当たりは多少し難くなっている。
もっとも空中の相手に当てるような状況の場合はスクリューアッパーのほうがダメージが出るが…。
『KOF15』ではジョー念願のロック式乱舞技となった。

  • 爆裂スクリュープレミアム
『KOF14』以降に使用するクライマックス超必。
『KOF13』のスクリューストレートを爆裂拳よろしく連打でぶちかますが、ダメージもHIT数もスクリューストレートとあんまり変わらない。
使い道は連続技と遠距離における相手の飛び道具や空ジャンプなどへの牽制狩り。
13に比べゲーム全体的に無敵技が減っているので遠距離の相手の行動に刺し込むのに使いやすくなっている。
ただし爆裂スクリュープレミアムにも無敵は無く、相手の手が届く位置で使うと普通に潰されてしまう。

  • ダブルサイクロンアッパー
カプエスにて使用する『LEVEL3限定スーパーコンボ(超必)』。
自身の両側に竜巻を繰り出す。
発生がそこそこ早く小技からでも連続になる。
また対空にも扱えるが、その場合は高い位置で当てると威力が下がってしまう。


※『3』以降、妙な名前の技が定番になった。



【関連人物】

親友兼ライバル
ゲームするのによく金を集られる。
何だかんだで仲良し。

親友兼ライバル。
アンディの態度が冷たいがジョーはジョーで舞の事でアンディをおちょくっている。
仲良くケンカしな。

友人。
破廉恥な格好との事だがパンツと言い返された。
五分五分か?

友人。彼女がテリー側のヒロイン候補になってしまったせいで3人の中でジョーは独り身の憂き目を見る羽目になった。

  • ホア・ジャイ
嘗てのムエタイチャンプ。
ジョーに敗れた後にギースの手先となっていたが、ジョーとの再戦に敗れた後に和解。
セコンドに付いていたが『XIII』で何故か復活したドーピング野郎。
だがXVではまたセコンドに戻ったらしく、餓狼チームのEDでビリーに病院送りにされて入院中のジョーのためにリンゴの皮を剥いていた。
XIIIでのチームメイトだったキムのインタビューによると現役復帰のためにジョーのセコンドについたとのこと。

  • マイケル・マックス
トルネードアッパーの使い手。
コンパチ適性の無さから後の出演がパチスロのみという悲しみを背負った男。
だがBGMだけは格好よくテリーが参戦したスマブラSPにも採用されているという不遇かどうかよくわからない立ち位置。

  • チン・シンザン
漫画版等での設定だと思われるが、何故か腐れ縁が公式化している。
ただし繋がり自体は餓狼SP時代からと何気にかなり昔から存在してる。

  • リリィ・カーン
『3』のエンディングにてちょっかいを出した時がある。ネオジオフリークではリリィ曰く良い付き合いをさせて頂いてるとの事。
KOF15のエンディングではジョーと映画館でデートの予定だったが、友人が事故に遭い急遽お見舞いに行ってたのでおじゃんに。
あろう事か貰ってたチケットを兄に渡し「今度は3人で行きましょう!」とにこやかに言ったのであった・・・。「・・・誰がお兄ちゃんだ・・・?」
本編ではほぼジョーの片思いでリリィからの矢印は無に等しいが、パチスロ版だけはジョーとマイケルorホア(たまにライデン)との腕相撲を見守っており、逆転演出では涙ながらに「負けないで!」と叫びながら乱入して、負けそうになったジョーの右腕を支える一面もあり、ジョーのヒロインとしての役割を果たしている。普通に反則だが。

リリィのお兄様。
ギース亡き後、シリアスさを増した為かジョーとの因縁は忘れたらしい。
KOF携帯小説ではビリー本人からジョーは陽気な性分とは裏腹に本質的にはテリー達よりもむしろビリー寄りの人間と思われている。
KOF13ではジョーにからかわれ怒る。
KOF14とKOF15でもジョーにお兄様と言われて「殺す!」とブチ切れ、
15EDではリリィをデートに誘っていたジョーをボコって病院送りにした。

  • キム・ドンファン
MOWに登場したキムの息子のチャラい方。
性格が父にまるで似ていないが、これは小説版KOF2000にて幼少期にジョーの武勇伝を聞かされたことにより、今の性格になったという設定がある。

似たもの同士。
カプコンとのクロスオーバーでは親友(マブ)。
CVS1の前半期の汎用EDではチームを組んで優勝した。

  • クァン
弟子の少女。タイの孤児。
外見は不明であり、出演が望まれる一人。



【ボンボン餓狼におけるジョー】

コミックボンボンで連載されていた漫画版でも主役の一人として登場。
しかし、姿形はジョー・ヒガシその人だが……なんとこの漫画版のジョーは、

クールで頭脳明晰なイケメン

なのだ。
当初の硬派なイメージで描かれたのだろうが、ゲーム版の面影は微塵も感じられない切れ者となっている。
非戦闘時にはパンツ姿の上に黒マントを羽織っているが、見方によっては変態とも取られる……
なんと空港でもこの格好であり各国空港の防衛態勢には懸念を抱かざる得ない。

また、ほとんど面識が無いはずのテリーと急に仲良くなる、イメージトレーニングでパワーアップする、木の葉で相手の目眩ましをするといった妙な所もある。

「カポエラ……」



【余談】

現在までのキャラクターイメージはアニメ版の初代声優であった格闘家の佐竹雅昭氏との事。ゲーム版では勇者王定着以前には俳優の生瀬勝久氏が担当していた。

アニメ版『バトルファイターズ餓狼伝説』第1作のノベライズ版では、大阪は吹田市の医者一家に生まれた良家のお坊ちゃん。
学業優秀な兄と常に比べられてきたためにグレてしまい、格闘技にのめり込むようになったとされる。
一方、原作ゲームでは第一作目の勝利台詞に「俺は親父のように世界一強い男になるんだ」というものがあり、アニメ版の「文科系エリートの親への反発から格闘技をやるようになった」とは明らかに異なる設定。
仮に双方の設定をどちらも取るなら医者でありながら超一流の格闘家だったという可能性もなくはないが…?



追記修正……っシャー!!

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最終更新:2024年11月12日 10:28

*1 ちなみにカプコン側からの同じ枠での選出はダン。名実ともにネタキャラ枠としての選出である事が証明された瞬間である・・・

*2 暴走庵のジャンプが速いため隙の少ないハリケーンアッパーですらフルコン確定である

*3 2024年11月の開発者のX参照