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スパイダーマン(アメコミ版)

登録日:2009/09/03 Thu 12:35:47
更新日:2024/11/27 Wed 21:46:35
所要時間:約 4 分で読めます





『SPIDER-MAN』は米国を代表するコミックメーカーの“MARVEL COMICS”より1962年から現在にかけて連載されているアメリカンコミック。*1
MARVELを代表するスーパーヒーローであり、内容は知らなくても色褪せないデザインの秀逸さやシンボル化のしやすさから多くの商品化やタイアップもされているので、特にアメコミがフィーチャーされていない頃でも、名前や姿だけなら見知っているという人も少なくなかった筈。
“あなたの親愛なる隣人”(Your Friendly Neighborhood Spider-Man)のキャッチコピー通り、世界中の人々にも受け入れられ易い魅力を持つ傑作キャラクターである。
レオパルドンは日本だけで通じるネタ……だったのだが、今や情報化社会で世界に広がり、遂に公式クロスオーバーにまで登場してしまった。

元々は廃刊予定の怪奇専門コミックス誌『Amazing Fantasy』の最終号にて唐突に掲載された読み切り作品(1961年)が編集部の思惑に反して大ヒットしたのが最初。*2
このヒットを受けて当時は怪奇・犯罪コミック専門だったMARVELは本格的にヒーローコミックに回帰することになり、今度はDC初め他社のスーパーヒーロー像とは違う、リアリティーを感じる弱さを持ちあわせたMARVEL独自のスタイルのヒーローが生み出されていくことになる。
MARVELは同じ1961年にスパイダーマンのデビューに先駆けて『ファンタスティック・フォー』を誕生させており、翌1962年には好評だった『スパイダーマン』を連載化、1963年には後にMARVEL最大のヒットシリーズとなる『X-MEN』もスタートを切る等、文字通りスパイダーマンのヒットからMARVELの再スタートが切られたのである。

MARVELと東映の提携により制作された日本版の特撮スパイダーマッ!はスパイダーマン(東映版)*3、日本の漫画版はスパイダーマン(池上遼一版)を参照。
イタリア版?調べるなら自己責任でどうぞ

普通の化学や科学知識が超明るい高校生、ピーター・パーカーが蜘蛛に噛まれてから特殊能力を得てヒーローとして成長していく様を描く。
人気作にもかかわらずというか、人気作故にとんでもない悲劇を描かれることが多く、やり過ぎていた90年代の展開(クローンスパイダーマン=ベン・ライリーのエピソードなんか)の多くが無かったことにされて、それはそれでファンを怒らせたなんて歴史も。

2002年から公開された実写映画版も世界的大ヒットとなり、全3作が公開された。
最も有名なサム・ライミ版・リブート作のアメイジングに加え、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』からのMCUへの参戦、およびそれに基づいた再リブート『ホームカミング』が開始され、此方では他のMCU関連作品とのクロスオーバーが実現している。

実写版で演じた俳優一覧
ニコラス・ハモンド(ドラマ)
トビー・マグワイア(ライミ3部作)
アンドリュー・ガーフィールド(アメスパ)
トム・ホランド(MCU)

上の漫画版や実写版が別人扱い*4という非常にわかりにくい設定があったりする。
別の名前を持ってればいいのだが「ピーター・パーカー」を名乗る人物も本家アメコミ版(616)、アルティメット版(故人、1610)、上の映画出演の3人(96283、120703、199999)、Marvel's Spider-Man版(1048)辺りを代表として、数えるのがめんどくさいレベルで存在する。

他にもスパイダーの能力を持っている人々は非常に多く、中にはベンおじさんが持ってたり、グヴェンがスパイダーウーマンでピーターが死んでたり、ピーターではなくハルクがスパイダーマンだったり、東映版のようにピーターとは関係なく道行きも然程似てない人が独自にスパイダー能力を得たり、獣人世界に住む蜘蛛が豚のメイおばさんに噛まれて蜘蛛豚「スパイダーハム」化してピーターと命名されたりと、本家のスパイダーマンとは異なる結果を辿った人々も多々存在する。

結果的には2014年より1年を掛けて「スパイダーマンとスパイダーマンとスパイダーマンとスパイダーマッが共闘する」クロスオーバー作品『スパイダーバース』が誕生した。
そして2018年からは再びスパイダーマンのみのクロスオーバー『スパイダーゲドン』が連載された。
やはり人気企画らしく、2022年にも再び『エッジ・オブ・スパイダーゲドン(2022)』として連載された。

2020年末には日本発の「サクラスパイダー」が増えました。スパイダーバース続編にグヴェン辺りとセットで出演してくれると俺が喜ぶ。
とか思ってたら2022年9月、Edge of Spider-Verse #3にてついに本家スパイダーバース入りが決定しました。

ストーリー


クイーンズに住むガリ勉で科学オタクのピーター・パーカーは、飛行機事故で亡くなった両親の代わりに父方の叔父夫妻と共にごく普通に暮らしていた。
社会見学の一環として研究所に出向いたところ、放射線を浴びた蜘蛛に噛まれてしまう。*5
そして、自分に人間離れした特殊能力が備わったことに気づいたピーターは賭けプロレスで儲けると、今度は興行士の言うままにテレビ出演を決め、自作したコスチュームを身に纏いスパイダーマンを名乗ると、その超人的な能力で一躍人気者になる。

ある日、テレビの仕事の帰る途中に強盗が現れるがピーターは自分の仕事ではないと考え強盗を逃がしてしまう。
そして、その強盗は運悪くピーターの愛する伯父であるベン・パーカーの車を奪った上に殺してしまった。
自分のせいで伯父は命を落としたことに責任を感じたピーターは“With great power comes great responsibility”(大いなる力には大いなる責任が伴う)を胸に刻み(ライミ版ではベンおじさんの遺言となっているが原作では単なる状況説明の中の一文で読者にも向けたメッセージとなっていた。現在はコミックでもベンの言葉となっている。)、スパイダーマンは“貴方の親愛なる隣人”として無償、無私のヒーロー稼業をスタートさせるのだった。



人物紹介

〜ピーターと周りの人間〜

スパイダーマン/ピーター・パーカー*6

クイーンズに住む高校生。蜘蛛に噛まれる前はメガネをかけ、運動は全くダメで勉強しかしない変人、周りからは笑われてイジメられていたほどの根暗な壁の花だった。
所謂スクールカーストで言う所の典型的な「ナード」だった。これは大抵初出基準となる設定がハイティーンでスクールカーストが顕著になり易く、その後の大学生活や社会人生活では多くの友人を得たものの、今度は生活苦に悩まされたりといった姿が描かれる等、何処となく苦労性のヒーローであり公式で運が悪いということにされてしまっている。
主な稼ぎはカメラマンで安月給だが、現在でも科学の分野で身を成立てたいという意識は持っていて研究員になってることも。

原作を元にしたアニメや実写でもハイスクール時代からスタートする事が多く、現実のそうした事情と同様に時間が経って社会人や大学生相当の状態になるとナードな部分の欠点は自身の成長や仲間が増えるなどの環境の変化によってある程度是正される展開がそのままピーターの成長物語として描けるのがスパイダーマンの魅力とも言える。
普段の「ピーター・パーカー」の時はナード気質もあって口数も少なく不要な事はあまり喋らないがスパイダーマン時にはその時の鬱憤晴らしも有るのか、
ジョークを連発する多弁・饒舌キャラとなりヴィランなど敵対者を怒らせる傾向がある。
尚、普段は分かれて活動しているが、年齢が近く家も近いヒューマントーチ(FF)とアイスマン(X-MEN)とは同じく軽口、若者キャラとして通じ合うものがあり親友同士である。
日本ではMARVEL三大悪ガキと訳されており、80年代のアニメ『スパイダーマン&アメイジングフレンズ』は、元々はこの三人組のアニメとして企画された後でバランスを考えてジョニーだけリストラされて女の子に変えられたものである。

ピーター「泣いていいよジョニー!」
ボビー「そんなに怒るなよ、頭といわず全身冷やすかい?」
ジョニー「お前らまとめて黒焦げだ!」

噛まれてからは特殊能力が備わりメガネが不要になり、身体能力は抜群にUPした。
また、元は非モテのガリ勉で特にハンサムではないとされつつも、MJやグゥエンばかりでなくブラックキャットやベティといった女性と浮き名を流す等、そこそこに女性経験もある。
彼女達はだいたいが道行く人が振り返る位の美人として設定されているために、素顔の状態だと冴えないピーターとの対比がネタにされるのもお約束である。
後述の様に後付けや演出の都合もあるとはいえ、中々に超人的能力に優れているスパイダーマンだが、基本的にはバットマン型のクライムファイターとして町の平和を守るのが基本任務である。
主に顔を合わせるヴィランもどちらかというと普通の犯罪の範疇に収まる悪事を行う面子も多い。
そうした市民生活に根付いた活動からか“スパイディ”の愛称で親しまれている一方、数々の実写やゲームなんかでもお馴染みの蜘蛛っぽいアクションが気持ち悪がられたり、よりにもよって勤め先のビューグルの批判記事から火がついて活動に非難が集まるなんて苦労も。

ちなみにコスチューム自体は自作品であり、戦闘が無い時に自分で縫製して修繕している。薄くて服の下にも着込める利点があるが、あくまでも市販品程度のタイツなので保温機能等は備えてないのが基本。
至れり尽くせりのX-MENあたりの装備とは見た目は似ていても違うのである。
特徴的な目の部分はマジックミラーで、割れると危ない。
因みに、蜘蛛の糸もお手製だったのが本来のバージョンである。


【主な能力】

  • 抜群の身体能力
  • 普通の状態なら、最低でも25トン持ち上げ、全力(興奮状態等による火事場のバカ力的なものも含む)を出すと数千トンの巨大な病院を支える超怪力
  • マッハ2以上とも言われる速さで走り、一瞬なら光速で行動出来るクイックシルバーに攻撃を当てたり、光速の数倍の速度に追いつくソーが反応できない速度で攻撃したりできる程の超スピード
  • スパイダーパワー
  • 危険を事前に察知できる第六感(スパイダーセンス)を持ち、歩くだけで無意識に罠の無い安全な道を進んだことも
  • 全身に備わった吸引能力
  • 手首から蜘蛛の糸を出す(下記の様にオリジナルは装備だが、アルティメット版や映画の影響から自前の能力の場合もある。)
  • 蜘蛛の糸を張ることで視界が悪くても周りの動きを察知

  • ウェブシューター
ピーター独自の開発による蜘蛛の糸の塊(大抵は目標の直前で蜘蛛の巣状の網として展開される)を射出する機械装置。
手首から発射され、発射のスイッチは手のひらに仕込まれている。カートリッジ式で装填時の蜘蛛糸は液体の状態で納まっている。
誤射出防止の為20kgの力で強く押さないと作動しないため、むやみに糸は出ない。また糸の素材は町に優しく、2時間で自然消滅する。
クロスオーバー世界では自分よりも技術力のあるアイアンマン事トニー・スタークなどに改良してもらっている場合も有る。

  • スパイダーシグナル
参上の時に使用するベルトに装備されたスパイダーマンの顔を象ったシグナルライト。
バットシグナルと違い、自分で発射するのである。
悪人をビビらせる為に使う他、暗闇ではライト替わりにもなる。

  • スパイダートレーサー
小さな蜘蛛型の発信器で逃げてく相手に付けて使う。
スパイダーセンスを利用して追いかけると説明されてるので、案外と簡単な作りなのかもしれない。

  • 高性能小型カメラ
今のテクノロジーでやっと実現可能な、掌に収まるサイズの小型だけど高性能なカメラ。
音声に反応してシャッターを切ることも可能で、スパイダーマンをやりながら自分の姿を収めた写真が即ちピーターの収入源という訳である。
普段はベルトに収められているが、予め撮影を準備出来る時はカメラを適当な所に糸で固定しておいてから強盗や暴漢に挑みかかるのである。



メイ・パーカー

ピーターの父方の叔母。
スパイダーマンを嫌悪しているが、正体がピーターと知ってから徐々に受け入れる。
ピーターにとっては母親替わりで、夫を亡くした後も唯一の肉親としてピーターの支えとなり、自宅を年長者向けのグループホームにする等して暮らしていた。
長い連載期間の中でDr.オクトパスに惚れられたり、ギャラクタスのヘラルドになったりという事件が起きたことも。
シビルウォーの展開の中で、正体を明かしたピーターの肉親ということでキングピンが差し向けた殺し屋に射たれてしまい、これを避ける為にピーターは『スパイダーマン』の歴史その物をリセットする決断をすることになる。
叔母さんというよりは祖母の様なイメージで描かれていた為か、アルティメット版ではピーターとの年齢に相応の差である中年程度だが自立した女性として描かれた。
MCUでは、更に若々しいイメージで年齢に関わらず周囲の男性を無自覚に惑わせる様な魅力的な女性としてアレンジされている。

ベン・パーカー

ピーターの叔父で父親替わり。
アマレスの試合の夜にカージャックに逢い殺されてしまう。
前述の様に元々“大いなる力には大いなる責任が伴う”は、ベンの言葉では無かったのだが、現在ではベンからピーターへの遺言とされると共にスパイダーマンの誕生を後押しした存在として語られるようになっている。

メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)

メイおばさんの知人の娘で、大学時代からの友人で人気モデル。
ピーターを“タイガー”と呼ぶ*7他、お互いの気持ちを打ち明けるまでに既にスパイダーマンの正体に気付いていた。
紆余曲折を経てピーターと結ばれて結婚生活を送っていたが最悪の新展開の中で結婚生活が無かったことにされ、ファンもブーイングしているがまだ復縁していない(元々は別の恋人が居た同士のMJと結ばれるきっかけとなった元々の恋人のグゥエンが世界線によっては復活して結婚してたりするのでややこしくなってるが)
一時期はお腹の中に子供がいたが、宿敵グリーンゴブリンの襲撃により流産してしまったりしている。
映画版では清々しいまでに惚れっぽいビッチで、流石にやり過ぎとしてファンから批判を受けた。
原作ではモデルやってる美女なのに演じた女優が髪色以外は似ていないのも問題だった。


ハリー・オズボーン

ピーターの大学時代からの親友。
企業家ノーマン・オズボーンの息子のお坊っちゃん。
映画だとハンサムボーイだが原作だとベジータハゲ。
スパイダーマンの正体を知ったことで、グリーンゴブリンであった父の跡まで継いで2代目グリーンゴブリンとなってしまうが、戦い終わった後は和解している。
MJが元はハリーの恋人だったのは原作から。


グウェン・ステイシー

ピーターの初恋の相手。プラチナブロンドの美少女。
ピーターが最初に結婚を意識した程の相手だったが、スパイダーマンを憎むグリーンゴブリンに誘拐された後でクイーンズの橋から落とされ、スパイディにより落ちる前にキャッチされるのだが、死亡してしまう。
尚、この死亡はスタン・リーの出張中に勝手に進められた展開だった為にお爺ちゃんはずーっと嘆く発言をしていた。
恐らく、急降下中のウェブキャッチによる体の負荷が影響。
近年の展開では別世界で復活したりスパイダーグゥエンになってたりする。
そのEarth-65では逆にピーターの方が故人になっていたり…。


フラッシュ・トンプソン

高校時代はピーターをいじめていた典型的ジョックだったが、大人になるまでに和解して無二の親友の一人に。
スパイダーマンの大ファンなのにピーターの正体は知らないままだったが、何と2011年からの展開により、従軍中に上官を庇った際に両膝から下を失うという悲劇の後で彼がヴェノムに変身して*8ヒーローとなってしまった。
彼の変身したエージェント・ヴェノムは特殊工作員風のコスチュームに重火器が武器と斬新なヴェノム像で人気となった。
2015年からはシンビオートの真実を知ると共に本来の彼等の姿とも呼ぶべきスペースナイトにパワーアップしており、すっかりとヒーロー稼業が身に付いている。


ブラックキャット/フェリシア・ハーディ

猫の様なコスチュームの女怪盗で、一言で言うと若くてカワイイ系にアレンジされたキャットウーマン
元々はヴィランとして登場したがスパイダーマン=ピーターと惹かれ合い、後には恋人兼サイドキックとして活動していた時期もあるが、あくまでもただの人間であるために戦いの中で重傷を負い、泣く泣くコンビを解消した。
しかし、素顔まで見知ったピーターへの想いは捨てきれず、自分の居ない間に結婚したピーターを恨んだこともあったが一応は和解している。
デザインの秀逸さから人気キャラクターとなったが故に、辛いオリジンを追加されてしまった面もあるキャラクターで、ピーターと別れた後はイマイチ報われていない。


J・ジョナ・ジェイムソン

新聞会社デイリー・ビューグルの社長でピーターの雇い主。
愛称はJJJ。
普通の人間の本音の代弁者を気取り、素顔を晒さないスーパーヒーローに懐疑的。
というのも、覆面をした強盗に妻を殺された過去を持っており、スパイダーマンを毛嫌うのもそのため。
なので、ビューグルでは編集部員から批判されつつもアンチスパイダーマンの論調が基本となっている。
根っからの悪人ではないが、ヴィランと手を組んで悪巧みを計ることもある。
宿敵の一人であるスコーピオンはジェイムソンが金を出して作らせた改造人間である。
後にはジャーナリストとして権力にも屈しない信念の持ち主として描かれている。


ロビー・ロバートソン

デイリー・ビューグルの編集長でジェイムソンの片腕。
ビューグルの良心と呼ばれ、スパイダーマンにも好意的でピーターも父親を思わせる存在として何度も(ビューグルの批判記事なんかに傷つけられた時なんかに)精神的に助けられている。
ジェイムソンとは意見が合わず良く衝突しているが、決してクビにはされないあたりジェイムソンもロビーが抑え役になっているのを大事に思っているのだろう。
政府を巻き込んでのミュータント弾圧計画ゼロ・トレランスの際等、ジェイムソンが正しいことのために動く時には率先して従い、部下への的確な指示を伝える。



主要なヴィラン(敵)一覧


グリーン・ゴブリン

(1代目ノーマン・オズボーン、2代目ハリー・オズボーン、3代目ノーミー、オズボーン)

ホブゴブリン

(ロドリック・キングスレー)

ドクター・オクトパス

(オットー・オクタヴィアス)

ヴェノム

(エドワード・ブロック)

カーネイジ

(クレタス・キャシディ)

スクリーム

(ドナ・ディエゴ)

サンドマン

(ウィリアム・ベイカー:フリント・マルコ)

ハイドロマン

(モリス・ベンチ)

エレクトロ

(マックスウェル・ディロン)

リザード

(ドクター・カーティス・コナーズ)

ミステリオ

(クウェンティン・ベック)

クレイヴン・ザ・ハンター

(セルゲイ・グラヴィノフ)

スコーピオン

(マックス・ガーガン)

ヴァルチャー

(エイドリアン・トゥームス)

ショッカー

(ハーマン・シュルツ)




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最終更新:2024年11月27日 21:46

*1 メイン誌は『AMAZING SPIDER-MAN』だが、個人ヒーローにもかかわらず関連誌がたくさん。別バージョンも含めると更に多い。

*2 背も高くなければマッチョでもない、肉体派ではなくギーグキャラであること…等。スタン・リーはジャック・カービーの描いたパワフルなスパイダーマンがイメージに合わないとしてスティーブ・ディッコに依頼し直した程であった。

*3 因みに提携は『サンバルカン』の頃まで残っており『バトルフィーバーJ』と『デンジマン』(サンバルカンと地続き)はMARVELユニバースの一つである。しかし、東映側では企画段階ではもっとMARVELメソッド寄りだった『バトルフィーバーJ』の時点でキャラクターデザインを自分達の好きにしたいとの思いがあった様で、企画段階で大幅に変更されている(元はバトルジャパンはキャプテン・ジャパンとなる予定だった)。そして、現在までの戦隊シリーズのフォーマットが完成したデンジマンではへドリアン女王のデザインにヘラのイメージが込められている程度の扱いとなり、サンバルカンでは完全にMARVELメソッドから外れている。尚、東映の思惑に反してスパイダーマッ!を気に入っていた原案者のスタン・リーは、何とかダーマと提携期間内の3戦隊をMARVELに持ち込もうとしたが果たせなかった…なんて話も伝わる。後に『パワーレンジャー』がヒットし、レオパルドンがコミックに登場するずうっと前の話である。

*4 サム・ライミ版、アメスパ版、MCU版も別人なので、実写映画化したピーター・パーカーは3人という扱い。

*5 これによって身中のX因子=後天的なミュータントパワーが目覚めた。これが暴走してモンスターの様な姿のマンスパイダーになったこともある。

*6 尚、スタン・リーがイメージの原案としたのは子供時代に見たパルプ誌のヒーロー『ザ・スパイダー』だったという。

*7 MJ曰く「全然虎っぽくないから」

*8 軍はヴェノムのシンビオートを軍事利用目的で保管し宿主を探していたのである。