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更新日:2024/12/22 Sun 10:12:48
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今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない。
◆
シャアからクワトロになるまでの経緯、及び劇中での活躍
機動戦士ガンダムでの
一年戦争の後、アクシズで開発されたモビルスーツとガンダリウムγを携えて地球圏に帰還。
非合法に
クワトロ・バジーナという戸籍と連邦軍の軍籍(大尉)を取得。
一年戦争時代からの部下の
アポリー、ロベルトと共に『
エゥーゴ』に参加する。
エゥーゴのリーダーであるブレックス准将にはシャアの生涯で唯一と言って良い程に心酔しており、ブレックスの方も後継者としてシャアに政治を学ばせるべく側近兼護衛として議会に同行させている。
尚、クワトロはイタリア語で「4」を意味する。キャスバル、エドワゥ、シャアに次ぐ『4』つ目の名前であることから取られたのだろう。
エゥーゴに参加後リック・ディアスは設計開発にも参加し、名付け親にもなった。
その後
最新鋭艦アーガマに配属されモビルスーツ隊の隊長を勤める。クワトロ=
シャアという事は薄々気づかれており、疑いをかけられたり…。
その後も頑なに
シャアであることを隠そうする様子に憤慨した
カミーユ・ビダンに鉄拳制裁され涙を流したりしている。この時の台詞も有名。
もっとも、
赤いノースリーブの改造制服にグラサンで顔を隠して赤いモビルスーツに乗るという猛烈に悪目立ちするスタイルを貫いていたため、本気で隠す気があったのかどうかは疑わしい。
実際、
赤いモビルスーツに乗っている凄腕、というだけで初見のライラ・ミラ・ライラにMS越しで正体バレしたこともある。
小説版では
赤いリック・ディアスの初陣でスウィート・ウォーターを飛ぶところを見た連邦軍人に「赤い彗星が帰ってきた」と即見破られている。
まぁ、そりゃそうだ。
後に同じく派手すぎる百式に乗っているが、これは彼の趣味によるものではない。そのままで良いとは言及しているけど。
カミーユとの出会い、および本編初登場はアポリー、ロベルトと共に、リック・ディアスでグリーン・オアシスに侵入した時。
ティターンズが密かに開発していたガンダムMk-Ⅱの奪取を計ろうとしていた所を成り行きで協力してもらい計3機を奪取。
これが
グリプス戦役の幕開けとなった。
ガンダムMk-Ⅱ、
Ζガンダムに乗ったカミーユを救出補佐したり、カミーユに殴られたり、脱出するために演技でカミーユを4度殴ったり…
ブライトとお互いに意見を共感し合ったり頼りになる場面が多かったりする。
キリマンジャロ降下作戦では
ヤザン・ゲーブルの攻撃でカミーユと共に地球に降りる事となり、そのままカラバの作戦に参加。
自身は
自由気ままに過ごしたかった一介のパイロットとして過ごしたかったらしく、それまでかなり渋っていたが、
ダカールでの作戦で世論を味方に付けるためにカラバ・ルオ商会の協力を得て連邦議会を占拠、全世界にテレビ中継で演説を行う。
一応フォローしておくとジオン公国は一年戦争で自分らの敵にはなっても味方にはならないという理由で同じ宇宙に住む人々を数十億人ほど殺した後に死体の入ったコロニーを地球に落とした連中であり、
なぜか後発作品ではジオンはスペースノイドの代弁者として連邦に対抗する存在のような描写が多いものの、
この時点でのジオン公国は地球からも
スペースノイドからも蛇蝎のごとく嫌われている存在
であるので
せっかく「地球優先でスペースノイドを弾圧するティターンズに対抗している」からエゥーゴにスペースノイドの支持が集まってるのに
うかつにジオン公国のエースでダイクンの息子のシャア・アズナブルがエゥーゴの中心人物として活動していると発表するとその支持を失う危険がある。
(クワトロがシャアなことは内部では公然の秘密だが、「公然の秘密」と「公的に認めて表明する」のは天と地の差がある)
このためいつかは正体を明かすとしてもタイミングを図って慎重に行うべき内容であり、
「正体を明かさない卑怯者」と
自分は顔を出さずに
非難したカイや殴りかかってきたカミーユに反論くらいできたはずだが
本人も思うところがあったのだろう、こうして自らジオン・ズム・ダイクンの遺児である事を明らかにし、「私はかつて、シャア・アズナブルと言う名で呼ばれた事もある男だ!」と世界へ向け発信した。
ベルトーチカの活躍でテレビ中継にてティターンズとの戦闘をカメラに映し、非道さとやり方の汚さを訴えエゥーゴの正当性を主張。
これにより世論はティターンズに対する不信感を抱き、エゥーゴに戦局が傾く。
連邦議会としてもティターンズを見放す材料(そこらの議員としても知らないことが多かった)となり、後にエゥーゴが連邦と合併(厳密には再合流)するきっかけとなった。
アムロ・レイや
ハマーン・カーン、
パプテマス・シロッコなどに対しては自分の過去を
精算するかのような発言をしたりもした。
この際、自分の身勝手さは
スルーした発言もかなり目立ったせいで(アムロに対しては叱咤激励の意図での挑発だが)よくネタとなっている。
シャアは元々はクワトロとして連邦軍に潜り込んだアクシズの人間であるので、ハマーンや
ミネバなどのアクシズの視点から見れば、いつの間にかエゥーゴに肩入れする裏切り者としか見えない。
ハマーンは一方的に彼への依存が目立っていたということも大きいが、むしろ寛大に許そうとしていた部類である。
ただし、シャアの側から見ると、ミネバへのハマーンの教育は洗脳教育を受けた結果「復讐と称して父の死には直接的には無関係な
親友を騙し討ちにする」自分の嫌な部分の製造過程を見せられているので
トラウマを刺激されたのも止むを得ない。
…まぁ、『C.D.A.』も加味してしまうと、シャアにとってハマーンは
当時の恋人と、彼女との間にできた子供が死ぬ原因を作った相手なので
うんざりして連邦軍に潜り込むという名目で逃げ出したくなるのも仕方ない面もあるし、そんなヤツが寛大に許そうとか言ってきても拒絶するのも当然っちゃ当然だが。
むしろ
ザビ家やアムロに敵討ちを仕掛けるようなヤツがこの件ではハマーンに報復しなかったのだから、完全に枯れてしまっている。
ミネバに対してはガルマに対する贖罪の感もあってか、ザビ家の人間ながらも真人間に成長して幸福な人生を送る事を本気で願っており、ミネバの方も(ハマーンの前では碌に笑顔を見せないにもかかわらず)シャアを理解者として認識し、両親の思い出話を聞きたがったりするなど信頼している。
そもそも、
物語序盤時点で「シャア・アズナブルの正体はジオンの息子でザビ家への報復の機会をうかがっていた」と言う情報は地球圏では高校生にすら知れ渡っており、そうなってはザビ家を頂くアクシズとは袂を分かつしかなかっただろう。
シャア本人がミネバに害意を抱いていない、ハマーンがシャアに協力を求めているという事情が有っても、ジオンの旗印になり得る上にザビ家ほどサイド1、2、5の生き残りの恨みを買っていないシャアがザビ家の対抗馬兼スペースノイドの代表として担ぎ出される危険性は極めて高いのだ。
寧ろ、因縁や血縁を利用も危険視もせずに棚上げして、「有望な若手」としてのみシャアを見てくれたブレックスの度量が例外的に大きいのである(だからこそシャアもその死に涙する程敬愛したのだが)。
最終決戦では
ハマーン・カーンの駆る
キュベレイと死闘を繰り広げる。
性能で劣る
百式で何とか善戦するも追い詰められ、オールレンジ攻撃を封じようと急接近、大破した戦艦内にキュベレイをおびき寄せた。
一年戦争時に、
ガンダムを駆っていたアムロがシャアの
ジオングにして見せたように、至近距離でキュベレイを押さえつけサイコミュ兵装を封じ「これであの武器は使えまい!」と言ったその直後、左腕と左脚をファンネルで精密狙撃されて四肢を失い、またも窮地に立ってしまう。
最後はハマーンの
「私と共に来い!」という勧誘に対し
「今更!」「そんな決定権がお前にあるのか!」と徹底的に拒絶。
サーベルで斬り掛かられた所で、
サラミス改の機関部にバルカンを撃ち込み爆破。
そのまま行方不明となった。
「シャア…私と来てくれれば…」
NT能力の強い者同士という意味では、クワトロとハマーンの関係はシャアと
ララァとの関係に近いのだが、シャアは一方的にハマーンを拒絶しており、
後の作品の『
逆襲のシャア』の小説版ではアクシズがハマーンにより穢されたと感じるほどその存在を受け入れなかった。
前述の通り『C.D.A.』で起きた事も考えれば、ハマーンを一方的に拒絶するのは当然だし、当時の恋人と出会ったのもアクシズなのでハマーンにより穢されたと感じるのも当然という事になってしまうが。
カミーユを見出しMSパイロットとしても指揮官としても過酷な連戦に出ずっぱりで、熟練の戦士であるティターンズの兵士相手にグリプス戦役を最後まで戦い抜いた。
エゥーゴという組織においては無くてはならない存在であり、ブレックスというリーダーがいなくなっていた事もあるがダカールの演説後は本格的にエゥーゴのリーダー的立場になった。
メタ的に言ってしまえばカミーユを引き立てる為に高性能なモビルスーツに乗せられなかった理由もあるが、それでもハイスペックな専用機を操る
シロッコとハマーンという当代トップクラスの強敵を同時に相手して生存するなど、高い技量は健在。
映画版においてはカミーユに殴られることはなかったが、
キリマンジャロ降下作戦やダカール演説のシーンがないため、活躍するシーンも減っている。
しかし第一部は
アムロ・レイとの再会のシーンで終わっているなど、きちんと存在感を示している。
またTV版ではあまり見られなかったコミカルなシーンも増やされており、池田氏もその辺の収録は楽しかったと自伝で語っている。
自分のケーキの有無を聞いたり、ヘンケンのエマへの感情を茶化した後「いいな!!」と言われた後ブライトと仲良く「いいな」「ああ、いいな」と反芻したり
レコアの「大尉にお尻を触られた」という冗談を
必死に否定したりする姿はある意味ではシャアという男もまた単なる人間ということだろうか。
しかし、レコアに作戦協力を依頼する際、条件としてキスを求められたときもサングラスを外さず(=本心を見せない)、アクシズとの面談が決裂し銃撃戦になり、脱出するものの傷を負って呻くレコアに心配の素振りすら見せないと、彼女へのドライな対応が離反の遠因を作ってしまった描写も追加された。
PSゲーム版Ζのシャア編のEDアニメではその後が判明。
宇宙を漂う
百式から出てきて、カミーユが精神崩壊した瞬間を感じ取り人類に失望する。
また、
ミネバ・ラオ・ザビの保護や
新生ネオ・ジオン結成の様子も描かれている。
◆余談
EDテーマのテロップでは1話から主人公であるカミーユを差し置いてトップだがクワトロではなく
シャア・アズナブルと表記されていた。
なん…だと…?
これは
機動戦士ガンダムの続編やシャア・アズナブル目当てとしてZガンダムを見始めた視聴者が、
顔や声が同じなだけの別人…?などと困惑しない様にする為の措置だったようである。
劇中ではノースリーブだが、ラフ画ではクワトロの服装はズボンと腕の部分が同色のタイツでその上に真っ赤な制服を着ていた。
エゥーゴの制服は女子用についてはノースリーブが多いが…まさか…?
冒頭で記述したようにクワトロ・バジーナという軍人の戸籍を使っているが
これは架空のものではなく漂流して死体が発見されない死に方をしたクワトロ・バジーナという軍人の籍を乗っ取ったので
本物のクワトロ・バジーナがかつては存在していた。
小説版ではクワトロ(シャア)が連邦軍に「復帰」した後にジムに乗る任務があったので本物クワトロもパイロットだった可能性が高い。
いつかはORIGIN等で本物のクワトロのことを描く日が来るかもしれない。難しそう。
機動戦士ガンダムΖΖの1stオープニングテーマにて
ジュドーと共に出演し何故か吠える…が、ご存知の通り
本編には出ない。
これは、設定段階でシャアがハマーンから離反し、アクシズを地球に落とすという設定だったのだが、
ΖΖの放映途中に『
逆襲のシャア』の上演が決定したため、OPのみの登場となったもの。
シャアの代わりに急遽離反することになったのが、初登場時は小物の新兵だったグレミー・トトである。
一応本編内ではないがΖΖの第一話『プレリュードΖΖ』にてシンタ&クムとナレーションを勤めている。
「さて…ベスト1モビルスーツはもちろん、百式だよね。」
「もっちろん!」「Ζガンダム!」
「…私もよくよく運のない男だ」
村上としやによるボンボン漫画版ではリィナをダカールで保護しており、最終決戦直前にブライトに接触し引き渡している。
リィナを通してジュドーのポテンシャルを見抜いていたようで、自分の出番はなさそうだとそのまま再び姿を消すが……。
◆
ギレンの野望
アクシズの脅威とVではエゥーゴ(ブレックス編)で自軍のパイロットとして、エゥーゴ(クワトロ編)では総帥として登場。
クワトロ編は原作でのブレックス暗殺後の状況からスタートするのだが、注目するべきはブレックス編。
普通に進めていくと原作通りにコロニーレーザー発射後に行方不明になってしまい、ネオ・ジオンの総帥として敵に回ってしまうのだが。
進め方次第では何と無事に生還を果たし、ネオ・ジオンの総帥として敵に回る事無くエゥーゴ所属のまま大団円を迎えるという結末を果たす事が可能。
ただしこの結末を迎えるとカミーユが精神崩壊しないものの、原作通りにヘンケン、カツ、エマ、アポリーの死亡、ファの離脱が確定してしまうが。
◆スパロボにおいて
大概は味方ポジション。Ζの参戦も登場率は高い。参戦は4パターンあり、
1.普通に最初から最後まで(スパロボZ、スパロボMX等)
2.最初は1stシャア→クワトロ(第3次スパロボ、スパロボCOMPACT等)
3.当初逆シャア→クワトロ(スパロボR、30)
4.ずっとクワトロ→終盤に逆シャア化(スパロボIMPACT、スパロボ64等)
最後のパターンだとバレると殆どのプレイヤーに使ってもらえなくなる…。
裏切ると知らないでいると終盤で絶望のどん底に叩き落とされる…。
更についでに
ガトーも裏切る。IMPACTがいい例。
そのためプレイヤーからの不信感は最初からMAXで、裏切る前提でそもそもクワトロを倉庫番にするプレイヤーも続出。
途中から公式から直々に「今回はグラサンかけた人は裏切りません」みたいなアナウンスされることがお約束になった。
また、総帥モードで登場したシャアがクワトロとして仲間になるスパロボは長い事存在しなかったが、近年ついに
逆襲後に実は生き延びていたシャアがクワトロになって加入するスパロボが登場した。
一応
逆シャアの一件は過去に発生済みのためユニットとしてはあくまで1のパターンという扱いだが、もしかしたら3のパターンでクワトロが加入する作品も今後登場するかもしれない。
そもそも逆シャアを参戦させなければ良い話では?という気もするが、
νガンダムを出すためにいるだけ参戦なことも多い。
ちなみに、第3次αにおいては第2次αで死亡したため登場しない…かと思いきや、最終決戦において思念体として登場した際に、
アムロには(逆シャア時代の)シャアとして語り掛けるのに、カミーユに対してはクワトロとして語り掛けるため、「早着替えしている」などとネタにされることになった。
実際に早着替えしてきたのが、2.の亜種と言える
スーパーロボット大戦Operation Extend。
序盤は一年戦争ジオン軍のシャア→中盤でクワトロになってカミーユとセットで自軍入り→また一度ジオン軍に戻りジオング搭乗で敵対した面の
後半でクワトロになって舞い戻る
。流れとしてはその際百式もジオン軍の艦に積んであったとしか思えない。
OE独自のシナリオに基づく変身なので裏切り系ではなくむしろ他には無い苦労をしていて、実質は中盤の出撃不可が多い程度の話なのだが、厳しいレベル差補正仕様に苛まれてプレイヤーも少し苦労する。
なおクワトロは挟まないが
スーパーロボット大戦Dだと逆シャアの状態から序盤で仲間に入るという非常に珍しい参戦となる。
因みに初参戦の第3次スーパーロボット大戦では隠しキャラ扱いで条件が必要だった(2つ目のパターン)。
乗機は
サザビーや
フルアーマー百式改。
前述の機体群があるため
百式自体はさほど強力なユニットでは無く、あくまで前座的な扱いを受ける事が多い。
ウィンキー時代ならばメガバズーカランチャーは貴重なマップ兵器だったのだが…。
◆Gジェネにおいて
一部のGジェネはスパロボのようにクロスオーバーストーリー制を採用している。
- GジェネNEOではガトールート、ザンスカールルート共にSTAGE7で初登場。ガトールートだと百式、ザンスカールルートだとリーダーカラーのリックディアスに搭乗。暫くの間は援軍扱いでプレイヤーの操作は受け付けるものの乗り換えは出来ず、カミーユと一緒に本格的に合流するのは地球に降りてからのSTAGE10から。
そして、政治的ないざこざはリリーナ・ピースクラフトが軽減してくれるおかげかどちらのルートでもエンディングまで味方でいてくれる。他のクロスオーバーと違いヘタレ度は皆無で、時たま思い悩むアムロを激励したりジュドーの苦言を真摯に受け止めたりと落ち着きのある頼もしい大人としてふるまっている。
- ジオン視点で暫く物語が進むGジェネDSでは、旧ジオン公国のエースたちと共にエゥーゴに入隊。こちらではティターンズを相手にする宇宙世紀ルートとザフトやブルーコスモスをけん制する平成ガンダムルート、そして話の中心がシャアからシーマ様に移るライバルルートがある。
宇宙世紀ルートでは一通り敵を打倒した後、結局逆襲ルートに走ってしまう。この時それまでのMAPでハマーンを説得しておかないとそのままお別れが確定となる。再び合流するには改心したハマーンで説得せねばならない。
一方平成ガンダムルートでは、サンクキングダムが陥落してリリーナがブルーコスモスに軟禁されるも彼女がそこで覚醒して連邦を改革してくれたため、こちらでは無条件で最後まで味方として残留してくれる。
ライバルルートでは一時期はプレイヤー側と敵対関係となるも、ブルーコスモスがヤバいと確信したシーマとジェリドとナタルがエゥーゴと同盟関係を結ぶ道を選ぶ。こちらでは敵対はしないがスポット参戦であり、裏方としての活動が多い。
◆「まだ終わらんよ!」な余談など
クワトロが放った名言は視聴者の胸を撃つような魂の名言ばかりである。
「まだだ!まだ終わらんよ!」はあまりに有名。ガンダムを知らない人でも言う人は言う。
他に…
- 崖っぷちに立たされた時に発言
- ピンチ状態、瀕死状態、ガス欠寸前…
- 2対1での戦闘で自分がボロクソにやられても発言…
等々。
この名言はプロ野球の応援幕にもなった。
クワトロ大尉パネェ…。
◆絵本
Zガンダム放映時の1980年代。
アニメ…特に
ロボットアニメというものは、基本的に子供のための娯楽と思われていた。
なのでΖガンダムにも子供向けのメディアミックスがいくつか登場。絵本や塗り絵、かるたなんかも登場した。
というわけでそれらには勿論クワトロも登場している。…が、
基本的にシャア呼ばわりされている。
特に「Ζガンダムぬりえ」に登場した際は「クワトロ・バジーナとしてエゥーゴで大活躍する
シャア」としれっと書かれている。
また絵本でもやっぱりシャア呼ばわりされた挙げ句「やっぱりガンダムはつよいね」と
戦った当事者だからこそわかる感想を述べていた。
そしてかるたでも「
あかいノーマルスーツのシャア・アズナブル」「
りりしいクルーのシャア・アズナブル」等
隠す気皆無。初期設定ではクワトロと名乗らずそのままの名前で参加する予定だったのだろうか。
◆名言
「まるでアムロ・レイだな」
「君はシャア・アズナブルと言う人のことを知っているか?」
「他に食べる方法を知らんからさ…だから未だに嫁さんも貰えん」
「迷いは自分を殺すことになる。ここは戦場だぞ!」
「私は大尉です。ブライト艦長」
「クワトロ・バジーナ! 百式、出る!!」
「今日の都合で魂を売った人々の決定などは、明日にも崩れるものさ」
「『君を笑いに来た』。そう言えば君の気が済むのだろう?」
「籠の中の鳥は、観賞される道具でしかないと覚えておいてくれ」
「やってみるさ」
「気にするな。それは私の役目だったのだろう」
「また外れた! ええい! 私にためらいがあるのか!?」
「今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない」
「……これが若さか…」
「ええい! ままよ!」
「なに!? 直撃だと!?」
「カミーユ! もう一度言ってみろ!」
「何をする気だ!? アムロ!! ………アムロだと!?」
「変わったなアムロ…まるで昔のアムロ・レイに戻ったようだ」
「あのモビルスーツにいるのか…彼女は」
「私はかつて、シャア・アズナブルと言う名で呼ばれた事もある男だ!」
「まだだ! まだ終わらんよ!」
「新しい時代を作るのは、老人ではない!」
「そんな決定権がお前にあるのか!」
「サボテンが…花をつけている…」
「出資者は無理難題をおっしゃる」
「生きている間に、生きている人間のすることがある。それを行うことが、死んだ者へのたむけだ」
「戦士は、生きている限り戦わねばならんのだ」
「よくもミネバをこうも育ててくれた! ヘンケン偏見の塊の人間を育てて、何とするか!!」
「大尉にお尻を触られてたの」
「違うぞ!(必死)」
「エマ・シーン中尉もラーディッシュ付きに回してくれるなら、カツを引き受ける!」
「脈は保証出来ないのだぞ?」
「脈を付けるのが男の甲斐性ってもんだ! 心配するな!!」
「私の分(のケーキ)は?」
「いくら希望を見出しても、地球の重力に魂を引かれた人間のエゴに押しつぶされ、結局はこんな悲しみだけが繰り返されていく……」
「……ならば!」
「ジュドー、彼がこの戦いのキーパーソンだ。
彼が敗れた時は私が起つことになる、
しかしリィナの兄なら…私の出る幕はないだろう……
グッバイ、リィナ」
クワトロ「追記、修正…やってみるさ」
- 過去に縛られなかった(後半雁字搦めにされたが)この頃が本人にとって一番楽しかったんだろうな -- 名無しさん (2020-03-06 13:52:50)
- 頼れる上司に信頼できる仲間と後進の育成と重責なくのびのびと出来てるもんな…ブレックスが暗殺されなければ… -- 名無しさん (2020-04-03 14:58:30)
- 実際政治とか難しい事考えずに好きなパイロット業に打ち込めたクワトロ時代(ダカール演説まで)がシャアの人生で一番楽しい時期だったんだろうね -- 名無しさん (2020-05-10 23:38:18)
- シャアってトップも出来るが本人の気質としてはNo.2があっているんだよな。だからブレックス准将の事を信頼していたんだろうし。 -- 名無しさん (2020-08-11 13:23:50)
- 全方位才能に溢れてはいるが、本当に拘りたい分野に限って自分より上の連中が立ちはだかり、そのくせ性格的には向かない政治に関しては生まれも才能もMAXという -- 名無しさん (2020-08-20 11:45:01)
- 役割をこなしつつ、責任も追ってがんじがらめ、、、それなんてエリーチカ? そうか、クワトロ期のシャアに足りなかったのはダイヤさん分だったのか!(ラブライブ脳 -- 名無しさん (2020-11-19 17:32:23)
- 今見たら親は偉大な人でも本人は27歳で人生エンジョイしたかった時期だろうに、みんなから持ち上げられてかわいそうだなって感じになる -- 名無しさん (2021-02-08 17:45:29)
- MSパイロットとして先輩ごっこしたかったってのがクワトロの本音なんじゃないかと思う時があるんだが、ブレックスやカミーユの思いも大事にしていたからダカール演説とからしくない事をしちゃったのかな。 -- 名無しさん (2021-04-25 21:57:41)
- 四半世紀くらい前、レンタルビデオ屋でZ借りて居間のテレビでお婆ちゃんと一緒に見てたんだけど、「この人真面目なのねえ。全部捨てて畑でも耕すくらいの不真面目さがなくちゃ人間辛いのにね」って評が忘れられない。 -- 名無しさん (2021-07-04 22:23:41)
- ↑お婆ちゃんミライさんの化身なのかってレベルで理解してるよ -- 名無しさん (2021-07-04 23:08:11)
- 久しぶりに赤いグラサンの人は裏切りませんいただきました -- 名無しさん (2021-07-11 22:46:16)
- ↑しかしそうなると、アムロが隼人と武蔵直伝の巴投げしたのは一体何アズナブルなんだろう… -- 名無しさん (2021-07-11 22:54:38)
- ↑逆シャア終了後設定でクワトロとして仲間になるんじゃない? -- 名無しさん (2021-07-11 23:00:33)
- ↑2 シャアじゃなくてフロンタルだったりして -- 名無しさん (2021-07-13 16:52:27)
- クワトロ大尉今作過去一メンタルやられてるな…時系列的に仕方ないけど -- 名無しさん (2021-10-28 23:23:26)
- ↑そりゃ自分が掲げてきたこと全部無駄でしたなんて言われちゃな…とはいえ「裏切らない」アナウンス来てるからなぁ…最悪DLCシナリオで裏切るとか? -- 名無しさん (2021-10-28 23:27:13)
- 生き恥大尉とか呼ばれるのもやむなしよな… エゥーゴ捨ててネオジオン総帥なってアクシズ落とそうとして連邦のクワトロですとかどの面下げてとしか言いようがない CCAで自分なりの大義すら無いことが判明してるわけで -- 名無しさん (2021-11-03 20:29:54)
- いや、大義はあったよ。それはそれとして内心渋々立ち上がったのも事実だし、アムロとの決着も付けたいのも本心だから迷走してたのがCCA -- 名無しさん (2021-11-24 10:13:32)
- 大丈夫だ、エルくんと格納庫で飯食って心癒してるから… -- 名無しさん (2021-11-28 22:18:10)
- クワトロを名乗り続ける理由もあって、スパロボ30の彼は結構好きだな。生き恥をさらしながらも生き続ける今までのスパロボとは別のかっこよさを感じる -- 名無しさん (2021-12-04 11:08:06)
- ダカール演説で名実共にエゥーゴの顔になったんだから、アナハイムも奮発して百式カラーのZガンダムでもあてがうべきだったのでは。そうすりゃ少なくとも最終回でMIAになる事もなかったろうに -- 名無しさん (2022-05-14 04:23:40)
- むしろ顔になったのなら前線に出るなよって話だからな。実際に使わないトップ専用機として与えるのはZはもったいない -- 名無しさん (2022-05-14 07:23:12)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2022-08-14 10:46:40)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-05-15 14:02:49
- シャアが手に入れた連邦軍の軍籍「クワトロ・バジーナ」が元々実在していた人物のものか、それとも架空の人物の存在をねじ込んだのかはボカされてる(明確にどちらなのか示されたことはない)ので、はっきり「存在していた」と言い切る形で書いちゃうのはどうかと思う -- (名無しさん) 2023-05-20 00:43:47
- ジ・オリジンで真シャア・アズナブル君の実在(とあえない最期)が描かれたことだしいずれダムエーがネタ切れになってきたら真クワトロ・バジーナ氏についても触れるんじゃないかな -- (名無しさん) 2023-06-28 02:30:49
- カミーユとは何だかんだありつつも最終的には悩み多き兄貴分と繊細すぎる弟分みたいな関係になるのがホント好きだわ -- (名無しさん) 2023-11-02 01:48:22
- 昔G20という雑誌に真クワトロの話が出ていたという噂が… -- (名無しさん) 2024-07-02 06:21:26
- 主人公を外れた空条承太郎が「弱いワケではないが負けだらけ」なのと同じで、ライバル補正の消えたクワトロはいつも失敗ばかりしてる気がするな。 -- (名無しさん) 2024-10-22 11:52:57
- ゲーム版でカミーユの精神崩壊で人類に失望したってなってるけど逆シャアみてると失望したのはNTの世界の実現のために戦い続けられなかった(後継者にしたかった)カミーユに対してだよな -- (名無しさん) 2024-11-03 12:56:42
最終更新:2024年12月22日 10:12