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ジュエルペット サンシャイン

登録日:2011/07/20(水) 20:20:46
更新日:2024/10/16 Wed 18:08:10
所要時間:約 10 分で読めます




『ジュエルペット サンシャイン』は2011年4月から2012年3月まで放送されていたジュエルペットの第3期アニメシリーズ。
3期だからサンシャインだイェイッ!

前作『ジュエルペット てぃんくる☆』とは物語の繋がりはなく、ジャンルも正統派魔法少女ものから学園ラブコメものに路線変更。
さらに今作ではジュエルペットは人間のパートナーではなく、対等なライバル、同級生というポジション。
むしろ1期のようにジュエルペットが主役な部分も多く見られる。

だがその正体は、朝っぱらから昭和ネタや映画やドラマのパロディのオンパレードで、本当に販促や女児向けに作っているのか疑わしいカオスアニメ。
特に脚本と演出がおねがいマイメロディのスタッフが担当する回はマイメロ以上のカオス回になりがち。

  • やたらう○こに縁がある主役ヒロイン
  • どこからどう見ても主人公ではなく「意地悪なお嬢様」ポジションにしか見えない外見と性格の(人間サイドの)主人公
  • 女の子達が禿げる
  • 台詞が全部「パカ~」や「ウホッ」になる
  • 主人公をクソウサギ呼ばわりするなど、各キャラクターの凄まじい暴言の数々
  • 挿入歌がエアロスミスや榊原郁恵
  • どこかで聞いたことのあるBGM
  • 突然実写になる
  • 販促玩具を刑務所で作らせたり、蹴っ飛ばして敵を倒したりする
  • ことあるごとに入るトイレ我慢ネタ、オナラネタなど男子が好きそうな下ネタ
  • 白い粉でテンションがおかしくなる
  • ヒロインが下半身フンドシで暴走
  • 友達を食べちゃいました
  • お股が裂けちゃぁぁぁ~う

そもそも担任がイルカ、クラスメイトにロボットやただの山羊や蚊がいるという設定の時点で何かがおかしい

そのため「女児向けクロマティ高校」「女児向けカブトボーグ」、銀魂のライバルと呼ばれることもある。
ただしサンリオの女児向けアニメの作風としてはむしろ『てぃんくる☆』の方が異端であり路線を戻したとも言える。
また、このシリーズから人間キャラとペット役を1人の声優がそれぞれ兼任することが多くなる。

  • ストーリー
ジュエルランドにある「サンシャイン学園」はジュエルペットと人間界からの人間その他が一緒に通う全寮制の学校。
その3年ウメ組は通称「落ちこぼれ組」と呼ばれており先生も生徒も個性的な面々ばかり。
みんな頑張って卒業を目指しているが、将来の夢についてはまだよくわからない。
ルビー達は自分の夢を見つけ無事卒業することができるでしょうか……?


【主な登場キャラクター】
3年は3年でも高校3年という設定。
前シリーズやその後のシリーズと比べるとかなり年齢が高い。
……しかし高校を舞台としている割に授業内容はちくわ笛を作る工作や掛け算九九の授業など屈指のレベルの低さである(ウメ組がひどすぎるだけかもしれない)。
板書を見る限りたまにまともな授業をやっている描写もある(ただ、サフィー以外の生徒が理解しているかどうかは不明)。

◆3年梅(ウメ)組
通称落ちこぼれ組。

  • 人間キャラ

水城花音
CV:松嵜麗
ヒロインらしからぬ高飛車な性格のアホ毛が特徴的な黒髪ロングのヒロイン。みんな大好きかのん様。
ルームメイトでありもう一人の主人公にしてヒロインのルビーとは犬猿の仲。「キモい!抱きつくな!」
主人公でありながらルビーやチターナ以外のペットとは関わりが少ない為か、出番が一言二言しかなくモブ化する回も珍しくはない。
しかし御影を巡るルビーとの恋愛話を筆頭に主要エピソードである彼女の主役回は比較的多く、出番があるときは良くも悪くもとことん印象に残る活躍を見せる。

◇浅香ひなた
CV:豊崎愛生
ハワイが大好きな心優しきポニテ少女。
花音とは対照的にペットたちと仲が良い為、必然的に出番は多く見た目や中身も含めパッと見では花音様よりよっぽど主人公っぽい
当初はペットたちばかりと絡んで人間とは殆ど絡まなかったためぼっち疑惑があったが、何だかんだで花音や小町、かえで、晶子らと仲よくなった。
シャツのセンスが壊滅的。

藍沢晶子
CV:沢城みゆき
実はいい子なヤンキー娘。
友達が欲しくて留学してきた。
カフェのマスターに惚れている。

◇早乙女小町
CV:平野綾
花音の取り巻きのウェーブ髪の方。スイーツ方面が得意。語尾に「~ですわ」とつける。
彼女曰く花音は「あこがれ そして天使」であるらしく、ある日花音が自分に微笑みかけてくれた事をきっかけに一生、そしてこれからも慕うことを誓っている。
花音様マジ天使。
しかし、その割には花音を容赦なく見捨てたり、花音が構ってくれなくなったり転校が決まった際には節操無くひなたに鞍替えしたりと、
同じ立場のチターナに比べると忠臣とは言い難い。
誰かに仕えていないと生きていけないらしい。

◇菊池かえで
CV:清水愛
花音の取り巻きのツインテールの方。夢はお嫁さん。
「そーよそーよ」など、台詞を二回繰り返す癖がある。後に相方に感化されたのか「~ですの」と語尾につけるようになる。ですのですの!!!
釣りやゲームを趣味としてたり、ですの口調のキャラでありながらキマシタワーと言い放ったり、中の人ネタが多い。

◇三原純子
CV:MAKO
新聞部部長のメガネっ娘
頭のアホ毛はスクープに反応するセンサー。ペットたちの中ではペリドットと仲が良い。
「(ゴシップが)無ければ作ればいいのよ」マスゴミを地で行き、ペリドットと共に失恋中のクラスメイトの傷を抉ることも厭わない。
しかし御影曰く以前は真っ当な記事を書いていたようで、彼女がこうなったのは大体ラブラとエンジェラのせいである。

根本クララ
CV:ささきのぞみ
魔法少女ジュエルクララ。
「ダークジュエルパワー」について詳しいようだが……?

◇白石御影
CV:田丸篤志
花音とルビーが恋するクラス一のイケメン
家は華道の家元。最終回ではなんと……。
真のケモナー

◇黒田真砂
CV:浅利遼太
御影の親友で、こちらも(それなりに)イケメン
当初はノーマルであったが、夢に向かいひたむきに努力するジュエルペットのガーネットに恋心を抱きケモナーに目覚める。
ケモナー化したのが原因か、三原の捏造記事が原因か、彼に片思いする女子も初期の頃はいたが、後半には見る影もなくなり、
ジャスパーとともにダサメンの非リア側へと落ちぶれた。

  • ジュエルペットたち

ルビー
CV:齋藤彩夏
1期のような恋する乙女でやんちゃな性格に戻っている。
花音よりもフラグが立っているメインヒロイン
……だったのだが中盤以降は花音に押され気味。

◇ラブラ
CV:沢城みゆき
今作ではエンジェラにいつも乗っている。泣いて魔法が暴走するのもお約束。
本作屈指のトラブルメーカーであり、愛くるしい外見から放たれるシュールな毒舌は数々の迷言を生み出した。
カスにはカスがお似合いらぶぅ(笑)

◇エンジェラ
CV:豊崎愛生
本作からレギュラーとして初登場。ペットではラブラとともに行動し、人間キャラではひなた、晶子、クララと仲が良い。
当初は「パカ~」としか喋れず、実は一緒にいるラブラすら理解できていなかったが、クララのおかげで喋れるようになった。

◇ガーネット
CV:平野綾
「ストロベリーカフェ」というカフェでバイトをしている苦労人。
アイドル志望らしいが、むしろ最近は芸人扱いされている。彼女の主役回はギャグ的な意味でもシリアス的な意味でも良回が多い。

◇サフィー
CV:ささきのぞみ
落ちこぼれ組にいるのに学年一の秀才
実験オタクという設定は前作パートナーだった沙羅の影響。多分。
私の夢は108つまであるぞ

◇ペリドット
CV:甲斐田ゆき
力こそ全てな体育会系。人間キャラではひなた、三原と仲が良い。
「ナイス○○デース!」が口癖。しかし語尾とは裏腹に「きったねぇ字デース」「とっととやれデース」など、微妙に口が悪い。
写真部員で、いつもジュエルポッド(カメラ付き)を持ち歩いて撮影している。

◇チターナ
CV:江里夏
小町・かえでと共に花音の取り巻きの一人に。後に晶子たち不良グループとも交友を持つ。
前作に比べると嫌味っぽさが抜けかなり素直で健気な性格になっている。
忠臣だけどドMなだけかも。
花音のフンドシになった。

◇チャロット
CV:MAKO
晶子とつるんでいる一人。「~だっちゃ」と語尾につける。
香取(※蚊)と付き合っている。百合百合?

◇オパール
CV:沢城みゆき
学級副委員長。おとなしい性格で泣き虫。
それ故に角をドリルにされて穴を掘らされたり、花音により監禁されたり何かと酷い目に合う。
速いらぶ!エンジェラより全然速いらぶ!
真面目キャラかと思いきや夏休みの宿題は限界までさぼっていた。

◇ジャスパー
CV:KENN
人間界とジュエルランドを結ぶ門の番をしている。
カレー大好き。ガッチャとか言わない。当初はイケメン枠であったが、性格が残念で後に真砂と共にダサメンの非リア側へと落ちぶれる。

◇ラルドさん
CV:土屋真由美
触れてはいけないあの人。前作からサイズアップした。


  • 梅組その他

◇イルカ先生
CV:岩崎征実
3年ウメ組の担任。
見ためは眉毛以外ただのピンクのイルカで、かなり暑苦しい性格。
イルカなので入った水槽を押してもらい移動するのだが、毎回押す人が違う
しかもどうやら中の人がいるらしい……うわなにをするやめ。

水槽から出ると乾燥+酸欠になりピンクと変色してしまう。
ドM疑惑があるが、本人曰わく「イルカだもの……」

◇ワニ山ガクト
CV:浅利遼太
晶子とつるんでいる一人で、その名のとおりワニ。
男だが性格はオネエキャラで、ルビーをストーキングしていた。
オネエキャラになったのにはある理由が……。

◇ネジ川テツオ
CV:福山潤
ロボットのクラスメイト。ネジ林でもないし、メカ沢でもない。
実は同型の量産機が存在し、彼は想いを寄せるサフィーの魔改造により変形できたりと性能が向上している。
人間になるのが夢で、後に夢をかなえることに成功するが……

◇錦織猿之助(にしごり えんのすけ)
CV:上田燿司
学級委員長でゴリラだが、ウメ組の中ではかなりまともで真面目。
ゴリラが委員長やってる時点でウメ組のレベルがわかるような気も……。

◇八木沼
CV:上田燿司
山羊。これでも立派なクラスメイト。
ラブラの魔法で実写化した。
八木沼は犠牲になったのだ……スタッフのカオス展開のな。

◇香取
。こちらも立派なクラスメイト。
蚊柱全体だったり個体だったり性別もコロコロ変わる。

◆3年薔薇(ローズ)組
ウメ組の隣の優秀なクラス。

◇ジル・コニア先生
CV:甲斐田ゆき
セクシーな女教師。
年齢は聞いてはいけません。おっぱい
最初は冷たい先生だと思われていたが、イルカ先生よりよっぽどいい先生。最終的にはイルカ先生と…

◇サンゴ
CV:清水愛
スイーツ大好きサンゴにゃん。
前作ではミリアのパートナーだったのでメイン級だったが今作では準レギュラー。
当初はエリート故に梅組を見下すことも多かったが、サフィーがローズ組に昇格した際には入れ替わりで梅組へと送られてしまい、
落ちこぼれた現実を嘆くもすぐに梅組に順応してしまった。

◇トール
CV:竹内順子
トール・トーラー・トーレスト!
スペインから戻ってきたルビーの元カレで幼馴染。前述の三段活用や語尾に「~トール」等が口癖のスペインかぶれ。
旧作まではキザな二枚目キャラでルビーの片想い相手だったが、
今作では御影にそのポジションを奪われた為か今までとは逆にルビーに情熱的にアタックするキザで鬱陶しい三枚目キャラとなった。

◆その他

◇ジュエリーナ様(ナレーション)
CV:皆口裕子
全てのジュエルペットの母親でありジュエルランドの創造主の女神様。おっぱい
前作のジュエリーナ様とは完全な別人。白スク水に布を付け足しただけのような衣装がエロい。そしてその格好で牛丼屋に入る。
ナレーションもしているが「ですよねー」「次の日よ~ん♪」「レベル低っ」などかなり適当かつ結構な毒舌。
出てくると事態をこじらせて投げっぱなしで帰る。この創造主にしてこの世界ありで正に全ての元凶。
揚げ句の果てに悪堕ちした。そして元に戻ったかと思ったら若返った。
『オレたちひょうきん族』人気コーナー、「ひょうきん懺悔室」のパロディ回では懺悔の神様に扮し、凄まじい顔芸を披露している。

◆主題歌
OP「GO! GO! サンシャイン」
歌:五條真由美
OP詐欺なかっこいい曲。
後期はぬるぬる動くダンスOPになった。
おりゆ! ゆ! ゆ! ゆ!

ED「イマドキ乙女」
歌:増山加弥乃&望月美寿々
通称騎乗位ED、もしくは乗馬マシン、またはいとまきまき。


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最終更新:2024年10月16日 18:08