登録日:2010/07/19 Mon 12:21:29
更新日:2024/08/31 Sat 14:03:32
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◆概要
2001年頃に爆発的ヒットを記録した現代ベーゴマ「ベイブレード」が、4年の歳月を経て登場。
前作(
爆転シュート ベイブレード)と同じように、円形のスタジアムにランチャーでベイブレードを放ちぶつけ合いバトルする。
シュートの合図はお馴染
「3、2、1、ゴーシュート」。
ランチャーも、昔のようなワインダー式のものもあるが、あらかじめ紐のついたランチャーにベイを引っかけ、紐を引っ張りシュートを放つランチャーもある。
ベイブレードのモチーフは
星座。
12星座だけでなく、様々な星座が登場する。
ZEROGでは
幻獣がモチーフになっている。
アニメでのバトル中には、そのモチーフが具現化し、あたかもそれが戦っているかのような演出をする。
◆構造
基本的にフェイス、クリアウィール、メタルウィール、トラック、ボトムという五層で成り立つ。
クリアウィール&メタルウィール&トラックを固定するネジ状のパーツ。
表面にモチーフベイのマークがシールや直印刷されている。
前作の爆転シュートのビットチップにあたる。
ZEROGでは「ストーンフェイス」に変更し、形状が変わった。
金属製のフェイス。六角角の縁のみと中央部のみも有る。
ベイの重量を増やすために用いる。
アタックタイプは攻撃力を、ディフェンスタイプは防御力を高められるが、スタミナタイプは重心が中心に来てしまう影響で
遠心力が弱まってしまうため、相性が悪い。
2世代目から導入されたパーツ。プラスチック(ポリカーボネート)で出来た色が付いた透明なウィール。
ライトもしくはメタルウィールの上に取り付ける。
意外と気づきにくいが、メタルウィールと同様、ベイの特性に関わる重要なパーツ。
付け位置を変えることでモードチェンジするモノも。
4D世代からはクリアウィールに鉄粉を配合し、強度を増した「4Dクリアウィール」に切り替わった。
ZEROGでは名称が「クリスタルウィール」に変更。
メテオエルドラゴはラバー(ゴム)製のウィールであり、ラバー部分に相手のメタルウィールがぶつかると摩擦とグリップで相手の遠心力を削ぎつつ、左回転の回転力として吸収したり出来る。
下手すれば手回し開始でランチャー使用の相手のベイをヘバらせることも。
プラスチックで出来た白いウィール。
攻撃力、防御力、重量共に下記のメタルウィールに遠く及ばず、メタルウィールと激突するとライトウィールが破損する危険がある。
金属で出来たウィール。
重いほど弾かれにくくなり、一撃の威力が高い。
スタミナタイプの遠心力の要。
一部ベイでは先のモードチェンジの都合により、クリアウィール部と専用セットになっている。
ZEROGでは名称が「クロムウィール」に変更。
ベイの高さを調節するパーツ。
高さが低いと回転が安定し、下段から相手をかちあげるアッパー攻撃が得意になるが、若干傾いただけで地面に付きやすくなる。
高いと上からベイを叩きつけるスマッシュ攻撃が出来るが、よろけると回転が安定しない。
最短は『85』で、最長はビクシスに付属の『230』
HMSのランニングコアにあたる。
ベイの動きに大きくかかわるパーツで、例えばフラットボトムを付けるとスタジアムを暴れ回り、シャープボトムを付けるとあまり動かず回転する。
ペガシスのようにボトムの軸がラバー素材になっているものもチラホラ存在し、ゴムのグリップを活かした超絶的な暴れ性能を見せるが、摩擦によりすぐに勢いを失うデメリットがある。
大会参加賞やカスタムセットの中にはクリア素材のボトムパーツも存在する。
◆タイプ
ペガシス系統
エルドラゴ系統※左回転
アクアリオ系統
カプリコーネ系統
スクリューカプリコーネ※マキシマムシリーズ(カプリコーネ系統だが使用者が違うため別記載)
ユニコルノ系統
トルネードヘラクレオ
レイギル
バクシンスサノオ
オメガドラゴニス
マーキュリーアヌビウス
バクシンベルゼブ
スクリューレイラー
サムライイフレイド
シーフフェニック
ダークナイトドラグーン※左回転
アーチャーガーゴル
シーフジラーゴ
レオーネ系統
アリエス系統
エスコルピオ系統
ロックオルソ
ロックギラフ
グラビティペルセウス※両回転
グランドケトス
バルカンホルセウス
バサルトホロギウム※マキシマムシリーズ
ヴァリアレス※両回転
スクリューフォックス
クラウド(メタルウィールのみ)
クライスシグナス
ジェイドジュピター
エルドラゴガーディアン※左回転
ガーディアンリヴァイザー
パイレーツキラーケン
バンディッドゴレイム
- バランスタイプ - 攻守などのバランスに優れ、複数の力を持つベイ
ヴォルフ系統
ブル系統
ジェミオス系統
キャンサー系統
アースアクイラ
ポイズンサーペント
サーマルラチェルタ
ナイトメアレックス
フレイムビクシス※マキシマムシリーズ
キラービフォール※マキシマムシリーズ
ディバインキメラ
ビートリンクス
ヘルクラウン
フォビドゥンイオニス
クラッシュ(メタルウィールのみ)
デスケツァルコアトル
フュージョンハーデス
ディアブロネメシス
シノビサラマンダ
アーチャーグリフ
バルロ(クロムウィールのみ)
グラディエーターバハムディア
- スタミナタイプ - 長時間回転し、持久戦に有利なベイ
サジタリオ系統
リブラ系統
パイシーズ系統
ビルゴ系統
バーン
フェニックス
ヘルケルベクス※
マキシマムシリーズ
サイズクロノス
ファントムオリオン
デュオウラヌス
パイレーツオロジャ
バンディッドゲンブル
アーチャーワイヴァング
バーサーカーベギラドス
該当ベイは劇場版に登場する「ソルブレイズ」のみ。前売券を買うと貰える。
その他にパーツの向きを変えることでアタック、ディフェンス、右回転、左回転の様々なタイプを扱う「グラビティペルセウス」「ヴァリアレス」が存在する。
- 未発売 - 諸事情により発売されず、アニメ&ゲームのみ登場したベイ。
バーサーカーホワイガー(アタック)
ガーディアンガルダス(ディフェンス)
ネクロマンサーヴァンリル(バランス)
◆改造
ベイブレードの醍醐味は何と言っても改造である。
五層に分かれたパーツを他のパーツと組み換えることによって、様々な可能性が出て来る。
例えば、アタックタイプのペガシスのパーツをディフェンスタイプのレオーネにつけることによって、レオーネがアタックタイプになる可能性がある。
また、ポインターというものを使って、ポイントを貯めることもできる。
ポイントは、バトルに勝ったら相手から奪ったり、
おもちゃ屋などにある「ベイ太」という機械にバトルで勝つと貰える。
ポイントを貯めることで、WBBA(ベイの開発研究を行う組織)の一員になれたり、限定ベイ・ステッカー・フェイスを手に入れたりできる。
ZEROGでは従来の改造法に加え、クロムウィール同士を合体させることで攻撃力&防御力&重量を増す「シンクローム」がある。
【例】
サムライイフレイド+シノビサラマンダ
=サラマンダイフレイド
◆必殺転技
所謂シュートテクニック。
ランチャーを持つ手をスタジアムの斜面に沿うように傾け、シュート。
ディフェンスタイプやスタミナタイプのベイを瞬間的にアタックタイプのように高速で移動させることができる。
手首を上に曲げ、シューターをスタジアムギリギリまで近づけてシュート。
ベイが一直線に突き進み、シュート直後の相手を狙い撃つことができる。
高い位置から真下にシュートし、ベイをバウンドさせて相手の最初の一撃をかわす。
ベイランチャーの紐を真上に引き、スタジアム中央など狙った場所にベイを落とす。
◆漫画
アニメは2009年4月から一年間放送。
2010年4月からは2期「メタルファイト ベイブレード 爆」が、
2011年4月からは3期「メタルファイト ベイブレード 4D」、
2012年4月からは4期「メタルファイト ベイブレード ZEROG」がそれぞれ放送されていた。
コロコロお馴染みの
殺人の道具と化した玩具を堪能できる。
ちなみに漫画版では「ベイブレードは遊び道具ではない」と言われていた。公式でコマが兵器となった。
まあ爆転でもやりたい放題だったしねぇ…
作者はかとうだいご先生。全3巻。
ブレーダーDJが、少年「轟修斗」にベイブレードの改造やテクニックの極意を教える物語。
ちなみに、かとうだいご先生は「
シャーマンキング」などでお馴染みの武井宏之先生のアシスタントを務めており、
そのためか、2巻のとある話の1コマに
シャーマンキングのキャラが登場している。
- またベイブレード復活しないかなぁ あの熱いバトルがもう一度見たい -- 名無しさん (2013-10-26 11:38:02)
- まぁコロコロの漫画は、大体オモチャが人殺せるよねって威力になってる気がする(偏見) -- 名無しさん (2014-03-21 05:35:17)
- ホビーアニメなんて基本は子供向けなんだから真面目に競技してもアレだしね、特にカードゲームとか技を競い合うヨーヨーなんかは -- 名無しさん (2014-04-28 19:59:10)
- 原作者ブログの小ネタすき -- 名無しさん (2015-04-25 17:21:06)
- ラブリっち、ラブソラっち「GOシュート!!」 -- 名無しさん (2015-04-25 17:39:14)
- メロディっち、みらいっち「GOシュート!!」 -- 名無しさん (2015-04-25 23:31:19)
- 未使用品の金属の輝きが本当に綺麗でな(磨けば戻るけど) デザインが良いのは使わずに飾っておきたくなる -- 名無しさん (2015-05-18 11:04:54)
- 金属のぶつかり合う音が良い -- 名無しさん (2015-08-07 10:03:38)
- 最初は105以下の低トラックで途中から230一択になったりとトラックというパーツは百害あって一利なしだった -- 名無しさん (2018-01-18 21:58:57)
- 全身金属ってだけあって爆転やバーストと比べて平均の強さが上な印象 -- 名無しさん (2019-03-02 02:06:45)
- ↑2それはない。高さ変えると当たり方とか変わって面白いバトルできる組み合わせ考えるのクッソ楽しいで -- 名無しさん (2019-05-01 01:05:42)
- 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-02-22 19:30:20)
- 本作のアニメ版はU-NEXTにて配信中です。 -- 名無しさん (2024-08-16 19:21:02)
最終更新:2024年08月31日 14:03