登録日:2025/01/01 Wed 00:00:00
更新日:2025/01/01 Wed 23:11:55
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辰巳駅とは、
東京メトロ有楽町線の駅の1つである。駅番号はY23で、豊洲駅と新木場駅の間に位置している。
【概要】
所在地は
東京都江東区辰巳1-1-44。
1988年6月8日、新富町から新木場間をもって営団有楽町線(当時)が全線開業したのと同時に辰巳駅も開業した。
2023年度の一日の平均乗降人員数は27148人であり、これは東京メトロ130駅中113位に当たる。また、有楽町線内で見ると総合129位の桜田門駅に次ぐブービー賞となっている。
有楽町線内だけにホームドアの設置は完了している。
駅名は所在地から取られており、そもそもの地名は江戸城から見て南東――即ち
辰巳の方角にあったことから名付けられた。但し、江戸時代に「辰巳」と呼ばれていたのはこの地域より北にある深川、
東西線の門前仲町駅の辺りだったらしい。
【周辺】
駅の目の前にある…というか辰巳駅の2番出口はこの公園の中にある。
東京港埠頭株式会社が運営している海上公園の1つで、1975年に開園した。
開園当初から整備された桜並木が見どころで、2011年からは3月下旬から4月上旬にかけて「辰巳さくらまつり」を開催している。
また、ドラマの撮影地としてもよく使われる。特に有名なのはドラマ『HERO』のオープニングで歩いている並木道としての登場だろうか。
その他、サイクリングコースや多数の遊具が存在する。公式サイトによるとタコの遊具は日本最大級らしい。
上記の辰巳の森緑道公園に隣接している公園で、こちらも東京港埠頭株式会社が運営している海上公園。
スポーツ施設が豊富で、パターゴルフ・グラウンドゴルフ・ガーデンゴルフ・ディスクゴルフ・マレットゴルフ・シャフルボード・フリーテニス・ペタンクという8種類のスポーツを気軽に楽しむことができる。それとは別でラグビー練習場も存在。
また、2021年の東京五輪の競泳などの会場となった東京アクアティクスセンターもこの公園の中にある。
とまあ、至近距離にバカでかい公園が2つある以外は何の変哲もない駅なのだが…
【辰年から巳年へ】
この駅、12年に一度注目が高まる駅として知られている。
理由は駅名を見れば一目瞭然、行く年と来る年の
干支の名前が含まれた
辰年と巳年の橋渡しをするかのような駅名であるからである。
これに伴い、2012年12月26日から2013年1月6日にかけてキャンペーンが行われた。
具体的な内容はと言うと記念撮影ボードと記念スタンプの設置。
有楽町線なのになぜか銀座線1000系車両がデザインされた名刺大の特製スタンプ用紙に記念スタンプを押すことができた。スタンプのデザインは龍と蛇が描かれたシンプルなもの。
シンプルな企画ながら、期間中には5000人以上が駅を訪れたとのこと。
そしてそれから干支が一周した2024年、再びキャンペーンが開催された。
開催期間は2024年11月11日から2025年1月31日となっており、年末年始のみだった前回に比べて大幅に期間が延びている。
今回も記念撮影スポットと記念スタンプが用意されたほか、新たな試みとして記念デザインの東京メトロ24時間券が販売された。
3つとも、有楽町線内を走る17000系扮する龍が同じく有楽町線内を走る10000系扮する蛇にバトンを渡すという凝ったデザインになっている。17000系のデザイン的に龍の眼が4つあるように見えるけど。
また、この24時間券の販売は辰巳駅を管轄する大手町駅務管区の社員の発案によるもの。この社員は前回2012年の開催時には新木場駅に所属しており辰巳駅で記念撮影をした思い出があったことから、今回12年に1度のタイミングで何か思い出と形に残ることをしたいとのことで企画を実現させたのだと言う。
追記・修正は辰年から巳年に変わるタイミングでお願いします。
- 2025年最初の項目としてTwitterで紹介させていただきました。ありがとうございます! -- hitoridayo25 (2025-01-01 00:10:54)
- コミケに行くとき少しでもケチりたいときはここから歩くのが安上がり -- 名無しさん (2025-01-01 22:55:33)
最終更新:2025年01月01日 23:11