登録日:2010/01/21 Thu 20:43:23
更新日:2024/10/30 Wed 17:53:11
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海腹川背Portable
ラバーリングアクションゲーム『
海腹川背』の続編である旬をPSPでリメイクした作品。
発表当時は海腹川背がシリーズ発の携帯ゲームで、初のリメイク発表だったのでファンの期待はすごく高かった。
が、
体験版配布時に多くのバグが発見された。
代表的なバグを以下に列挙すると、
- ロープが壁を貫通
- 主人公が壁にめり込む
- ぶらさがっているだけで突如謎の振動を始める
- ロープが壁に張り付く
等があった。
体験版ならまだ許せる、だが体験版をプレイした数多のユーザーの修正の要望を無視し、
メーカーはこれらのバグを直していない状態で発売したのだ。
この時の流れ、
体験版プレイヤーからの要望を提出
↓
開発が発売延期を発表
↓
プレイヤー安堵
↓
実は僅か一ヶ月の延期
↓
あのバグが一ヶ月でとれるわけがないと絶望に包まれるファン一同
↓
発売
さらにメーカー側からは、
「PSPの仕様とゲーム独特の世界観によるものであるから、バグではなく仕様」と発表された。
しかも、海腹川背を海原川背と表記したり、
開発メンバーにオリジナル版の人間が入っていなかったりといった問題も発覚。
メーカー側から後に謝罪はあったらしいが
パッチによるバグの修正や回収は一切無かった。
それらが功を奏し、2008年度
クソゲーオブザイヤー(携帯ゲーム版)ノミネート、
Amazonで投げ売り&レビュー☆1個、
トロ・ステーションで
愛のないリメイクとネタにされる等の伝説を残した。
ちなみに、タグの「なんとかportable(笑)」は、
この作品が海腹川背を名乗ることを許さないとしたファンによって命名された。
余談だが、その後も「ファンがそのシリーズを名乗ることを許さないと判断したクソゲー」などに対し
「なんとか〇〇〇〇」と呼ぶことがある。
原作の産みの親は「このままでは海腹川背ではない」とした上で、
「協力が要請されたなら力の限りの助力をする」「開発エンジンのソースの提供も認める」とまでも発言したのに、
上記のまま発売されたためにブログでボロックソにこきくだしていた。
開発会社はあの名作をバグにまみれた
クソゲーに仕立てた、
「
カルドセプト サーガ」を生み出した「ろけ☆すた」ことロケットスタジオである。
ダイス一つろくに作れない連中には、ラバーリングアクション移植など土台無理な話だったのだよ……。
追記・修正お願いします(笑)。
- 最新作に「当時のスタッフが作ってます」みたいなアオリ文句付いてるのはこいつのせいか -- 名無しさん (2013-08-01 12:28:38)
- ↑なるほどね。あたりまえだけど大事だな。 -- 裏の表 (2013-08-23 03:50:23)
- 何のための体験版なんだろう。ある意味詐欺やんけ -- 名無しさん (2014-07-16 21:26:46)
- 体験版はバグ出しのためではないが…でも体験版で出たバグ(?)すら直せないのはさすがにダメすぎる -- 名無しさん (2014-07-17 00:28:43)
- しかもそれをPSP本体のせいにするっていうね……トロステでボロカスに言われたあたり、流石のソニーもブチキレたのか -- 名無しさん (2015-04-13 18:16:34)
- のちにまともな作品がDSで出て現在でも新作が出続けているのを見るとほっとする -- 名無しさん (2015-04-13 18:26:14)
- 一番上 最近はオリジナルスタッフが関わっていてアレな出来のものが多いので困る・・・ -- 名無しさん (2017-02-06 14:55:46)
- 仕様がだめなだけで設定破壊じゃなかったのが幸いだったな -- 名無しさん (2018-01-23 11:23:14)
- しかもこの年のkoty携帯部門大賞が、「クソゲーを完全忠実移植した」あの「めざせ!甲子園(DS版)」というのがなんともまぁ…… -- 名無しさん (2020-12-03 04:49:54)
- 事前に分かっていたバグを放置したのは何故だろう。 -- 名無しさん (2021-01-27 15:05:01)
- ↑憶測だけど、壁のめり込みやロープの挙動はこのゲームの根幹的な問題で、修正するには大掛かりな手直しが必要だったけど、それをやるだけの時間的資金的な余裕が会社になかったんじゃない? -- 名無しさん (2021-11-10 22:51:00)
最終更新:2024年10月30日 17:53