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犬飼いろは/キュアフレンディ

登録日:2024/02/18 Sun 00:09:43
更新日:2025/01/19 Sun 01:04:36
所要時間:約 5 分で読めるよ!





みんな元気!みんな仲良し!

うぅ~……ワンダフル~!


「犬飼いろは」とは、アニメ「わんだふるぷりきゅあ!」の登場人物である。

CV:種﨑敦美
キャラクターソング:「Chattin' Now!」

【概要】

本作の主人公である犬、犬飼こむぎの飼い主である女の子。中学2年生。誕生日は8月7日。
栗毛色のショートヘアと長いもみあげが特徴。

ある日、こむぎと公園で遊んでいると、暴れる巨大な怪物「ガルガル」と遭遇。
逃げ遅れた子供と犬を助けるために自ら囮を買って出たが、逆に自分が追い詰められてしまう。

すると目の前に見知らぬ少女が登場、プリキュアに変身して怪物を浄化した。
いろははその少女の仕草から正体がこむぎだと悟り、そんなワンダフルな出来事に驚愕するのだった。

その後、怪物の正体であった喋る羊・メエメエからこむぎにこれからも怪物を浄化してほしいと頼まれるが、こむぎはいろはと一緒じゃなきゃ嫌だと言う。この時は普通の人間であったいろはを巻き込むことは「ダメェェ~~ッ!!」だと言われ、何とか説得して欲しいと頼まれるもプリキュアやニコガーデンのことを話すのを禁じられたため家族や友人に相談することも出来ず、その場の話はお流れになる。

いろはもこれ以上こむぎを危険な目に遭わせたくないと悩んでいたが、今度はダチョウのガルガルが出現。
こむぎは再びキュアワンダフルに変身して立ち向かうも苦戦。そんなこむぎを見ていろはは……


こむぎが痛いとわたしも痛い……わたしもだよ……

こむぎとお散歩したり、ご飯を食べたり、眠ったり……そんな毎日が……

こむぎと一緒の毎日がワンダフルなの! だからわたしも……!

そう願った時、いろはの眼前にワンダフルパクトが出現。こむぎと一緒にガルガルを助けるべく、キュアフレンディに変身するのだった。

上述の通り、プリキュアやニコガーデンの事は他言無用だったが、ちょうど友人の悟がガルガルに襲われているところに居合わせたため、彼を助けるために目の前で変身。速攻で正体がバレてしまった(ちなみに正体のバレた回は3話と歴代プリキュアの中でも上位に入る早さ。時系列で見ても自身が初変身した翌日に正体がバレている)。
その後第14話にて、家に泊まりに来た猫屋敷まゆにも諸々の事情がバレてしまった。

さらに第16話ではとある少年にこむぎが喋れることがバレてしまったが、そもそも彼はそれ以上の体験を何度もしている*1こともあってか軽く流されてしまった。少年との交流をきっかけにこむぎの秘密を両親には明かして良いかとメエメエの説得を試みるが案の定「ダメェェ~~ッ!!」だと反対される。そこに両親が現われ、メエメエが咄嗟に羊に扮する事でその場を凌ごうとしたが、それに対してこむぎが爆笑し、メエメエも反射的に怒ってしまった事で諸々の秘密が露見。当初は両親も驚愕の表情を見せていたが、その後はいろは達の話に耳を傾け、プリキュアの活動に関しては心配を掛けたくないというメエメエの意向で伏せられたものの、こむぎやいろは達が抱える事情を理解してくれたのだった。

やがて第29話にて、完全復活を果たしたニコと対面。そこでガルガルの親玉であるガオウの存在を知ることとなる。
その配下である狼たち・ザクロとトラメに、自分たちは争うつもりはないことを話しつつ手を差し伸べようとするも、彼らから自分たち狼が絶滅した原因は人間であることを理由に拒否された末に、トラメが嗾けたニホンザルのガオガオーンの前に他の仲間共々完全敗北を喫する。

狼たちの怒りに触れたこと、そして何より過去の人間の過ちを思い知らされたことで、一時は自己嫌悪に囚われてしまうが、続く第30話では、こむぎから様々な人々や動物たちとの出会いや関りを経て「いろはと一緒に遊べればいい」と思っていた心境が変化した事、自分も最初はガルガルしていたがいろはの事が大好きになれた事、自分も狼たちと友達になりたい事を告げられたことで立ち直り、改めて狼と向き合うことを決心した。

【人物】


動物全般が大好きで、こむぎの事をとても可愛がっている。2人で散歩するのが日課。将来の夢は「世界中の動物と友達になる」こと。
それもあってか世話好きで面倒見が良く、友人も多い。
運動神経も良いようで、部活の助っ人を頼まれることもある模様。
また、学校に通えることにはしゃぐこむぎに勉学の重要性を説く等、学業にも真剣に打ち込んでいる。

更に怪物に遭遇しても怖がるより先に誰かを助けようとするなど、勇敢な一面もある。

基本的には良識人であり、こむぎが人間の姿になった時は顔芸まで披露して驚いたりする等のリアクションを見せる。他にも嘘をつくことや隠し事も苦手。
また、自分に手に負えないような案件に遭遇した際には素直に誰かに相談しようとする素直さも見せる。

ただ、流石こむぎの飼い主ともいうべきかマイペースで抜けた所もあり、重要な話よりも自分たちの用事を優先することもある。

一方で、こむぎが大切なあまり、時には第6話のように必要以上に厳しく叱責してしまうこともある。

先人ほどではないが、一度落ち込むと一人では中々立ち直れない所があり、先述したように狼たちの怒りに触れた時は自己嫌悪に陥っていたほか、第44話でお鶴の飼い犬のフクが老衰で亡くなった際には続く第45話でもその事を引きずってしまったほど。しかしそんなときでも元気そうに振る舞ってしまうクセもある。

料理の腕の方は高くないようで、第17話では海苔で隙間なく包んで梅干を二つ付けたおにぎり(こむぎを模したらしい)を作っていた。一応食べてもらえたようだが…。
そこら辺は父に似なかった様子。

こむぎと同様にガルガルを傷つけることは良しとせず、第12話にてキュアニャミーがフクロウのガルガルと格闘し、さらに引っ掻きでダメージを与えた際には真っ先に止めに入った。

恋愛に関しては2年前の主人公並みに鈍感なようで、クラスメイトで協力者でもある兎山悟から恋心を抱かれているが、いろは自身は当初全然気付いていなかった。
第35話で悟から告白された時は激しく動揺してしまったものの、紆余曲折を経て正式に交際がスタート。
シリーズ本編では史上初の恋人持ちのプリキュアとなった。

口癖は「ワンダフル~!」で、これはこむぎにも受け継がれている*2

【家族】

両親は夫婦で動物病院兼サロン「フレンドリィ」を経営しており、他にもドッグランを併設していたりペット用品も販売している。


CV:長縄まりあ
犬飼家の飼っている雌のパピヨン犬。詳しくは本人の項目参照。
元々は迷い犬だったようだが、小学生時代のいろはが拾ってきてからはずっと一緒にいる。

  • 犬飼剛

CV:白熊寛嗣
いろはの父で、「フレンドリィ」のサロン担当。
かなりガタイが良いが家事が得意なようで、フリル付きでピンク色の可愛いエプロンを身に着けている。得意料理は餃子。
名前の読みは有名な曾孫娘が二人いる非業の死を遂げた政治家と同音異字だが、多分ガタイ的に大丈夫だろう。
あと苗字が「犬」で名前が「つよし」だが、2年前の戦隊とは無関係……のはず。

  • 犬飼陽子

CV:小平有希
いろはの母で、「フレンドリィ」では獣医をしている。

【キュアフレンディ】



ワンダフルパクト!

プリキュア・マイエボリューション!

スリー!ツー!! ワン!!!


みんなの笑顔で彩る世界!キュアフレンディ!

あなたの声を聞かせて!


いろはがワンダフルパクトで変身するプリキュア。イメージカラーは紫。
シリーズ通算80人目のプリキュアでもある。

変身すると髪が金髪かつ長髪となり、ハートの形をしたおさげにしている。
更に頭にはハンチング帽を被っている。

服装はノースリーブのワンピースで、その上にケープを羽織り、キュアワンダフルとお揃いのリボンを胸元に付けている。
下は白のニーソックスを履いており、その上に紫のリングを3つずつ装着している。

変身後は身体能力が一気に向上し、元が犬であるワンダフルとも並走できるまでになった*3

【アイテム】

  • ワンダフルパクト
メインの変身アイテム。
ワンダフルの項目を参照。

  • キラニコトランク
小さなトランク型のアイテム。元はメエメエが所有していた。
作品の項目を参照。

  • フレンドリータクト
第5話より登場した、タクト型の武器。
ワンダフルの項目を参照。

【使用技】

敵を浄化する際には、フレンドリータクトを使ったワンダフルとの合体技「プリキュア・フレンドリベラーレ」を7話にて会得するまでは特に必殺技は使わず、ガルガルを抱きしめて言い聞かせるようにして浄化していた。

フレンドリータクトを使用する際は、「フレンドリータクト!フレ!フレ!フレンディ!」の掛け声とともにタクトをハート型に振り、さらに「ヘルプ!キラリンアニマル!○○(アニマルの名前)!」の掛け声でフレンドリータクトのマークをなぞって振る。

  • リボンバリアー
巨大なリボン型のシールド。名前は9話で判明。

  • フレンディリボン
第47話で初披露。リボンで相手を拘束する。

  • 聴力強化(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンウサギの力で発動。
ウサギの耳を模したイヤホンが装着されて聴力が強化される。

  • スケート(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンペンギンの力で発動。
ペンギンの足を模したブーツが装着されてスケートの様に素早く滑ることができる。

フレンドリータクトのキラリンライオンの力で発動。
ライオンの足を模したブーツが装着され、走るスピードを上げることができる。

  • ジャンプ力強化(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンコジカの力で発動。
小鹿の角が頭部から生え、さらに小鹿の足を模したブーツが装着されてさらに高くジャンプできるようになる。

  • 縮小化(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンハムスターの力で発動。
ハムスターの耳と稲妻の髪飾りが装着され、身体を小さくすることができる。
第27話で初披露したが、発動バンクは省略された。

フレンドリータクトのキラリンベアーの力で発動。
クマの手を模した巨大グローブが装着され、腕力をクマのように強化する。

  • 変化能力(正式名称不明)
フレンドリータクトのキラリンキツネの力で発動。
キツネの尻尾が生え、自分や仲間を他のものに変化させる。
映画『わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!』で初披露し、タヌキに化けてムジナを欺こうとするが、失敗に終わった。ちなみにこの時、ワンダフルとリボンの色が逆になっている明らかな作画ミスがある。
テレビシリーズでは第48話にて初披露。ワンダフルをタイヤに変化させた。

フレンドリータクトのキラリンスワンの力で発動。
背中から翼が生え、空を飛べるようになる。
ザクロに攫われかけた悟を救うために使用しているが、この際は通常のバンクが使用されず、落下しながらも一部省略の上で発動している。一見の価値ありなシーン。


【余談】



  • 誕生日である8月7日はパートナーの日であり、日向咲と同じ日である。

  • 演じる種﨑氏は『ドキドキ!プリキュア』でのモブキャラを経て去年の『映画 プリキュアオールスターズF』にて劇場版ゲスト妖精のプーカを演じており、今回で3度目の出演となった。
    そのプーカが映画終盤にて人間化&キュアプーカに変身したため、種﨑氏は短期間で2人のプリキュアを演じる事になるのだった。
    この件については本人も会見やインタビューで言及しており、プーカを担当する事が決まってから映画の収録が始まる間にいろはのオーディションを受けて合格。いい意味で戸惑った事を明かしている。

  • ちなみに種﨑氏は大変な愛猫家だったりする。


  • 人間ではない→ミルキィローズ、アムール、アース。異世界人→ソード、マジカル、マジェスティ。ベテラン・チーム最強→ムーンライト、フォーチュン。高校生→ムーンライト、マカロン。魔法使い→マジカル。エリート家系→マジカル、セレーネ。王女→マジェスティ……と、紫キュアの多くは特殊な設定であったが、いろは(フレンディ)には当初、『トロピカル~ジュ!プリキュア』の涼村さんご/キュアコーラルと同様にそういうのが一切なかった。しかし、後半で悟と両思いになったこともあり、「恋人持ち」という特殊な設定が追加されることとなった。
    • なお、フィナーレ*4も紫キュアとされることもあるが、アニヲタwikiでは紫キュアにカウントしないこととする。




こむぎ、おすわり! おてて! 握手! 追記・修正!


イエーイ!


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最終更新:2025年01月19日 01:04

*1 その中にはいろは同様愛犬が喋るという出来事も含まれている

*2 いろははカタカナ表記で、こむぎはひらがな表記。

*3 作中で彼女のクラスメイトである兎山悟も言及しているが、本来犬と人間では埋められないレベルの身体能力(特に走力)の差がある。

*4 変身者自体は『特別な存在』では無いが、他のプリキュアと変身システムが全く異なり、訳あって長らく変身出来ない状況だったが作中では誰よりも先に変身資格を得ている