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スペースシューター(Splatoon)

登録日:2022/12/08 Thu 00:34:35
更新日:2024/12/23 Mon 20:04:04
所要時間:約 5 分で読めます





メインウェポンの スペースシューターは
射程と連射力の両立を目指して
開発されたシューターでし!

塗り能力が高い反面、攻撃力は低いでしから、
長射程をイカして 前線の仲間をサポートする
戦い方がオススメでし

サブはポイントセンサーで相手の位置を仲間に伝え、
仲間が倒しきれなかった相手は
メガホンレーザー5.1chでトドメでし!

遠くから塗って前線の仲間を後押ししつつ
ここぞの一撃をお見舞い! 美味しいとこ取りが
好きな使い手に かわいがって欲しいでし!

スペースシューターは『Splatoonシリーズ』に登場するブキの一種。初登場は『Splatoon3』で第一弾大型アップデートで実装された。
通称はスペシュ、スペシ等。

性能

ブキチの解説通り、攻撃性能を犠牲に、塗り能力を高めた塗り特化型シューター。

大まかに性能を見ていくと、
  • 比較的遠くまで届く射程
  • 低めの集弾性により、弾がより広範囲に散らばる
  • インク効率もそこそこ優れており、弾持ちが良好
  • シューターであるがゆえに機動力に長けている
  • サブとスペシャルが両方とも相手を炙り出す能力に特化している

と、サポート特化ブキらしい性能に仕上がっている。
残念ながら攻撃性能は低いが、そこは仕方ない。本作においては、例え攻撃性能が低くとも塗り能力の高ささえ優れていれば、十分勝利に貢献できることは既にわかばシューターが立証している。
当然、このブキも最前線で塗りを広げていくだけの能力を備えた優秀なサポートブキで……











あれ?これ微妙じゃね?



サポート特化ブキの触れ込みに心惹かれて担いでみると、なんか全てが物足りない……。
致命的に全てがダメってわけではないし、使いやすいはずなのにどうにも使いづらい……。
スペースシューターを使い込んでみると、なぜかそんな微妙さが徐々に露呈してくるのである。

実は上に書いたことは箇条書きマジックな部分が多々あり…

  • 射程……微妙スプラシューターよりは確かに長いが、プライムシューターやデュアルスイーパーよりも僅かに短く、射程重視シューターと見るにはちょっと中途半端。
  • 塗り性能……微妙。売りにしているだけあって、単位時間あたりの塗り面積自体は確かに優れてはいるが、中途半端な集弾性の低さ・射程距離・燃費が悪い方向に噛み合い、ほぼ確実に塗りムラが出る
    同じく集弾性が低い塗り特化シューターのプロモデラーやわかばシューターと比べると、ここが大きく劣る。同期ですら塗り性能マシなのに。加えて言うとサブやスペシャルは単体では塗りに関与しないため、さらに塗り評価は下がる
  • 燃費……微妙。スプラシューターと同じぐらいの時間・弾数を撃てるため、平均から大きく落ちるわけではなく、この射程帯では破格とも言えるが、わかばシューターのようにこれを売りにできるほど良くもない。
  • 移動速度……微妙。シューターとしての平均点は維持しており、シューター種自体が機動力が高めなので、全ブキの平均からすると確かに高い方である。しかしボールドマーカーやN-ZAPといった移動速度に長けるブキには勝てず(※アプデ前の話)あくまで「シューターとしては普通」なだけ。
  • 攻撃性能……論外。射程の長さに対して精度が全シューター中最低ランクで、弾自体の単発攻撃力も低く、あろうことか近距離ブキの中で最も威力の低いプロモデラーと同じ確定5発なため、射程端ではまず仕留められない。
    それでいて並の連射力しかないので、DPS・キルタイムがジェットスイーパー並みに悪く、近距離戦は更に絶望的。
    中近距離系ブキと真っ向から撃ち合うとまず押し負け、不意打ちですらそのダメージとブレのせいで相手の反応が少し良ければ逃げられるし、なんなら返り討ちにされる。
    前提から切り捨てられている能力とはいえ、あまりにも貧弱。

…と、何をやらせても平均以下という悲しみを背負った性能になってしまっている。
ボールドマーカーH3リールガンなど、「尖りすぎて使いづらい」ブキ自体は少なくないが、これらはその尖った一点だけでは他のブキに負けない強みがあり、それを上手く押し付ければ十分役割は果たせる。
一方スペースシューターはまんべんなく全てが微妙に弱いという、どの役割をやらせても遂行が困難な性能なのである。

そのため、アップデート直後からネットでスペースシューターを調べようとすると、『スペースシューター 弱い』などというサジェスト汚染が深刻な事態に。

ステージやルールを選ぶのもそうだが、激しい撃ち合いとキル合戦が本領となるバンカラマッチは、そもそも出すこと自体が憚られる。
ナワバリバトルはそのカジュアルさから気軽に担いでいけるが、勝利に繋がるかはやはり別問題。
また、ルールや場所を問わず、射程がほぼ同等で(スペシュが若干勝る)、比較的広く普及している.52ガロンとの撃ち合いは結構な鬼門である。


アップデート

そんなこんなで不遇の極みにあったスペースシューターだが、2023年1月18日と2023年3月31日の二度に渡ってアップデートで上方修正が施された。
強化点はアプデ第一弾が、
  • 着弾点のインクの広がりが強化
  • スペシャルウェポンの必要塗りポイント微減
の2点。
第二段が
  • 射撃中の移動速度微増加
  • 足元塗りの強化(二連射目以降)
の2点となっている。

アップデートの内容のどれもが、武器の方向性自体を大きく変えるものではない。
が、物足りなかった塗り性能が補填された結果、塗り特化ブキとしては堅実に強化されている。
メガホンレーザーの回転率が塗り性能の向上もあって大きく改善されているため、以前よりも積極的にメガホンレーザーを使っていけるようになっている。

スペシャル以外の攻撃性能自体は全く強化されていないため過信は禁物だが、塗り能力が高まったことで相手の足止め、足元を塗られた際の塗り返しにもある程度対応ができるようになった。
元々悪くなかった射撃中の歩行速度もボールドマーカーレベルと、シューターでは上位帯にまで躍進。
総じて、撃ち合いも微量ながら強化はされ、サポートブキとしての役割自体は以前よりも確実に果たせるようになっている。

が、残念ながら環境的には攻撃力(キル性能)と最低限以上の塗り性能が担保された、バランスが良いものが好まれるのが本作である。
面白い個性を持っているのは確かだが、上位プレイヤーや使い込んだプレイヤーの評価は「このブキでサポートに徹するくらいなら自分で打開するブキを選ぶ方が無難」に落ち着いている。
特に無印の場合、サブやスペシャルの塗り能力が皆無な点も評価を落とす一因だったりする。
よって一般的に塗りブキにも居場所があると言われているナワバリバトルですら使われず、使われても思うように活躍できないことが多い。

解禁当初に比べると確実に強化を実感できる上方修正内容ばかりであるが、やはり本作の環境には見合っておらず、アプデ時点では「使いやすいしやりたいことはわかるが、実際のところは活躍させづらい」という評価を覆すには遠く及んでいなかった。

そしてv4.0.0にて、ついにマイナーチェンジ版のスペースシューターコラボが実装。
こちらの構成はサブがトラップ、スペシャルがジェットパックと無印よりは幾らか戦闘力がマシになった。
サブスペに大きく頼らざるを得ないメイン性能は相変わらず。ただジェットパックの評価の高さに比例してこちらの評価はかなり上がっている。


立ち回り

つよいブキ よわいブキ そんなの イカのかって
ほんとうに つよい イカなら すきな ブキで かてるよう がんばるべき

……とまぁ悲しみを背負って生まれてしまったスペースシューターだが、任天堂の大先輩もこのように仰っていることである。真面目にスペースシューター、特に無印で勝てる立ち回りを考えよう。

まずメインだけでなんとかしようというのが間違いなので、サブやスペシャルはフル活用していこう。
ポイントセンサーは単体での打開力こそ皆無だが、他の味方と連携してこそ真価を発揮するサブウェポン。
そして、スペシャルのメガホンレーザー5.1chは自動追尾・壁貫通・射程無限という性質から、壁裏に隠れた相手を炙り出す性能に長けている。

つまりこのブキでキルを取る立ち回りは、塗り面積を広げて相手の進路を制限しつつ、ポイントセンサーでマーキング、メガホンレーザーで隠れた敵を炙り出し味方の射線に敵を誘い出して仕留めてもらうという味方との連携プレイが基本になる。コバンザメだって? だってブキチもそういう説明してるし……。
また、キルや炙り出しだけを狙って吐くだけに留まらず、自分では攻めに行きづらいブキを退かす狙いで使うのも、マーキングを付けた上でなら非常に有効。
特にこのブキはチャージャーとの後出しじゃんけんでも普通に負けるくらい火力が終わっているので、ラインを維持する時は射程外の相手を積極的に狙いたい。

単騎で敵に勝負を挑んでも返り討ちされやすいのでやめた方がいいが、スペシャルを撒きつつメインで追撃することで、嫌がって避けた相手をそのままキルできることは結構ある。
相手がそのままメガホンの射線から外れてしまったなら、深追いせずにそれはそれで幸いと考えて塗り面積を広げていこう。
以上のように直接戦闘での生命線はスペシャルであるということは忘れずに、あまり無理をしないように意識すれば決してキルを取れないブキではない。幸い塗り能力のおかげでスペシャル回転率は悪くない。
なんだかんだ言って「シューターである」という一点だけで、結構優遇されている部分はある。

特殊な機能がない代わりに、普通に撃つ分には特に癖がないため、非常に使いやすいという一点は間違いない長所。
広い範囲を効率よく塗ることができることから初心者が適当に撃ってもそこそこ勝利には貢献できる側面は一応ある。上位マッチで通用するかというと微妙だが。

そして大前提として、スペースシューターを使ってる以上、デスは最大限避けること。1デスするだけでも味方への損害が相当大きいと心得よう。

上記からも分かるように、ただでさえ試合への介入能力が低い一方、その理想的な立ち回りは前線近くに居座りつつ、上手く生き残ること。そして妨害・つまり敵にとって邪魔な存在になること。
もっとはっきり言えば「自分自身にタスクを割かせ、かつ肩透かしを食らわすこと」が最大の仕事である。

特にデスした時は、落ちてチーム全体が失った分を自分で取り返す力もまったくない。だからこそ可能な限り1デスもしてはいけない。
このブキを担いで何度もデスを刻み、あまつさえチームが負けようものなら、その原因はスペースシューターのせい、と言われても文句は言えないだからといって叩いていいというのとは話が違うが。

まとめると、
  • 役目はターゲット取り、索敵、牽制による前線維持。そして生身のジャンプビーコン。これらをひっくるめてサポート役の仕事を全てこなす必要がある
  • メインでキルを狙い過ぎてはいけない。敵を逃がしても仕留め損ねたのではなく、退かせたと考えていこう。
  • デスによってチーム全体にかかる負荷が大きい。しかし後方で撃っていても仕事ができないので、前線近くに居座ることが大事。撃ち合いは単騎では付き合わず味方と合流してから。

以上のことから、出来ることが非常に限られているわりには求められることが多く、これが終始評価を低くしている要因である。
とはいえ、単純に見た目がなかなかイカしているので、性能抜きに見た目で担ぐのも悪くなはい。高級感ある水鉄砲、といったデザインでスプラシューターに似てはいるが重厚感が増している。
担ぐなら先にあげた特性と得意分野をある程度理解しておきたいところ。


ブキセット一覧

・スペースシューター(無印)

サブウェポン:ポイントセンサー
スペシャル:メガホンレーザー5.1ch
購入可能なランク:8

最初に実装されたスペースシューターのモデルで、銃口や引き金は黄色。性質や運用方法は前述の通りのため割愛する。

・スペースシューターコラボ

サブウェポン:トラップ
スペシャル:ジェットパック
購入可能なランク:12

2023年6月の夏季アップデートで追加された、ギアブランド「アナアキ」とのコラボモデル。主な通称はスペコラ等。
銃口など無印で黄色だったパーツが赤色に変わり、銃身にアナアキのロゴがあしらわれている。

サブとスペシャルはどちらも本作のシューターでは初搭載。トラップを用いることでメインの確定数を減らすことができ、無印よりも単騎の戦闘力が増した。
トラップで削った敵は自分で倒し切るもよし、味方に任せるもよし。5確だからと舐めて深追いしてきた敵を返り討ちにもできる。
とはいえメイン単体の火力は相変わらずだし、せっかくトラップで削った相手も即座に仕留めなければ効果は薄い。
はっきり言って「使うだけなら誰でも楽に運用できる」無印とは違い、こちらはサブの使い方をちゃんと覚えないと無印の劣化でしかなく、一転してかなり玄人向けになっている
このブキで戦うならトラップの設置場所や使い方をよく熟知しよう

ジェットパックはクーゲルシュライバーやラピッドブラスターデコの台頭で評価が見直されつつあり、スペースシューターの塗り力なら比較的多く回すことが可能。
マーキングした敵を空中から狩るなど、サブやメインでは難しい積極的な勝負を仕掛けられる。
無印とは打って変わってバンカラでも用いられるくらいの強ブキとなったが、裏を返すと結局無印と同じくスペシャル頼りの性能になっているのは否めず。
強くなったとはいえ上手く直撃させるにはコツがいるし、発動中にうっかり撃墜されたり、着地狩りされたりもしやすいなど、玄人感ある癖の強さも同じくある。
無印同様、スペシャル無しでは強気に出れないため、溜まるまでは味方のサポートを中心に動くことになる。そちらとは違い全部の武器で塗りが発生することもあり、特色は異なるがサブとスペシャルの連携が肝になるのも同じ。


ギアパワー考察

このブキを本気で使うならギアパワーの厳選は必須。いくらか推奨されているものがあるが、基本的にはデスを避けるための構成がおすすめ。
また、中途半端な性能であることから、ギアパワーについてもあれもこれもと欲張るよりかは、用途を見定めて特定のギアを積む方が効果が出やすい。

相性の良いギアパワー

  • イカ移動速度アップ/ヒト移動速度アップ
    • 無印
限りなく必須に近い推奨。用途は逃走用であり、どれか一つでも付けておくことをオススメする。
特にヒト速はアプデの強化も相まって、近接武器に近づかれた際の緊急回避や引き撃ちで役立つので、積んでおくと恩恵を受けやすい。
キルを狙うなとは言ったが、もちろん下手に深追いさえしなければ追い打ちが求められる場面はこのブキにもある。
いくら低火力だからといって、低リスクで落とせる手負いの相手も逃すのもこのブキのコンセプトに相応しくない。よってこれらはオススメ度がかなり高い。
    • コラボ
基本的には同じだが、こちらの場合トラップに誘導するうえで重要なギアとなる。無印と同様積んで損はない。

  • スーパージャンプ時間短縮
    • 無印、コラボ
上の次点。こちらもあくまで逃走用としての運用である。
先と違うのはやられた時の復帰を早くできるという点にも強みを持つこと。こう見ると復帰にも旨味がある万能型のように思える。
が、これがあるからと気が緩んでデスを重ねてしまってはしょうもない。あくまでもやられる前に逃げるための採用と意識して選びたい。
フレンドで組んでいてビーコン持ちがいるなら、より採用しやすくなるだろう。

  • 相手インク影響軽減
    • 無印
上記と合わせて地味に重要となる。特に撃ち合い時に足元を塗られると、最低級の火力しかないスペシはそれだけで不利を背負う。
それを軽減する意味でも、逃げを安定させるという観点は重要。人によってはこっちの方が重要という評価すらもあるくらい。
アプデで足元塗りが強化されたとはいえ、中間はスカスカなので逃げや牽制の場面で多少場持ちをよくする。よっていろんな場面で輝きやすい。
サブギア1個でも効果が高めに出るのも大きく、移動時の懸念を軽減するためにもサブギアとして1つは積んでおきたい。
足元を取られて逃げづらい、という実感が多ければメインギア+ガン積みにしても問題はない。まさにデスを避ける装備。

  • サブ性能アップ
    • 無印
こちらもできればガン積みしたいギア。文字通りサブウェポンの性能が向上するギア。
ポイントセンサーの場合は飛距離とマーキング時間延びる。
他のブキであればあまり付ける余裕は無いが、ことスペースシューターはメインの性能が微妙なため、サブウェポンにインクを割いても十分な恩恵が得られる。
このことから、ポイセン持ち最大レベルの使用頻度を誇ると言っても過言ではないスペースシューターが積めば、索敵役として非常に立ち回りやすくなる。
そもそもポイントセンサーはサブ強化の乗りが良い部類であり、それによりマーキング時間と索敵射程を伸ばせる。これが自身の生存能力とインク節約にも繋がる。
チャージャーなど、手が届きづらい相手を安全にマーキングしやすくなるのも魅力的。
このブキ自体、安易にやられると再三言うようにチームのお荷物待ったなしなので、それを避ける意味でも優先度は高いとされるギア。メイン1つ分積んでしまっても良い。
    • コラボ
トラップの場合は探知範囲、爆風範囲、マーキング時間の三種がアップする。
正直言って無印と比べると強化項目が多岐に渡るためか、一つ一つに対する効果の乗りが悪い。
ダメージが上がるわけでもなく、比較すると優先度は大きく下がる。
とは言っても捕まえられる範囲が広がる事自体は美味し良いことづくめなので、無印に比べると劣るが積んでも損はないくらいの評価。

  • スペシャル増加量アップ
    • 無印、コラボ
塗りによるスペシャルゲージ増加量が上がる。アプデ後の塗り強化によって相性はさらに良くなった。
このブキはサポートでも自衛でもスペシャルウェポンが要になるので、余裕を見て多めに付けておきたい。
どちらも積んで損がないスペシャルを搭載しているが、かといって塗り能力は高いようで良くて並の域を出ないため、そういう意味でも重要。

  • スペシャル性能アップ
    • 無印
メガホンレーザーの発射時間が延びる…が、正直積むほどかと言われると微妙。
一転してこちらは乗りが少々悪い部類に入るため、わざわざつけるのはもったいなく感じる。
    • コラボ
ジェットパックは持続時間や爆風範囲が増加する。
搭載数が少ないためプレイ経験を得づらく、使ったら使ったで当てるのが大変なのがジェットパックの難物さである。
これを補ううえでスペ性能アップは恩恵そのもの自体は嬉しい。
ただどちらも一目では効果がわかりづらい程度の上がり幅であるため、多めに積まないと実感を得づらいのが難点か。

  • インク回復力アップ
    • 無印
ポイセンを多く消費するブキなので結構重要。
メイン・サブ効率アップと比べても総合的なインク量維持にも貢献するため、立ち回り次第でスペ増と選択。
ただしポイセンはインクロックが微妙に長いので、投げる・しばらく撃って回復、のリズムを癖として付けたい。
    • コラボ
そこまでインク不足で困ることはないので一転して優先度は下がる。積んでいて困ることもないのでこの点は射撃戦での立ち回り次第。

少し考えた方が良いギアパワー

  • メイン/サブ効率アップ
    • 無印、コラボ
インク消費量を軽減するギア。インク回復の方が数値的な効率で見るとうえなため、後方でリロード可能なスペシ的にはそこまで重視はされない。
ただ立ち回り次第では十分使い道はあるのでそこは自分の戦い方と相談。スペシでもやはり前のめりで行きたいというなら悪くはないか。
ただインク管理の貢献度はどうしてもインク回復>メイン効率>>>サブ効率となる。なおコラボに至ってはサブ効率は微妙。

  • 復活時間短縮
    • 無印、コラボ
相性は普通。敵を一人も倒せずに連続デスした際、復活時間を僅かに短縮する。元々サポート系ブキに向いていると言われているギアパワーなので一見するとこのブキには合っている。
実際噛み合わないわけではなく、保険の意味でも少しは積みたい…。と断言したいところだが、このブキはそもそも一回のデスの痛手が大きすぎるため、デスを避ける立ち回りが大前提
よしんばそれを復活短縮で縮めたところで焼け石に水。スペシが居る時点で前線の味方は後退しやすい状態のため、スパジャンも難しくなる。
つまり、多少復帰を短くしたところで、サポート役として全うすべき数少ない活動時間が目に見えて減っていることに変わりはない。
他の短射程のようにもしものときの保険とするには、スペシ族の立ち回り的には恩恵を受ける機会がそもそも少ない。というか合ってはいけない。
それならば先のように移動速度を強化して、そもそもデスを可能な限り0にすることを心がける方が断然良い。

  • スペシャル減少量ダウン
    • 無印、コラボ
先と同じ理由。とはいえ立ち回りの要となるのがメガホンである以上、吐き損ねてデスした時のゲージ減少はかなり痛いものとなる。
先の復活短縮と比べれば、復帰後の立て直しを多少はマシにすることから、選択肢としてはアリな方。余裕があれば少し積むのは良好。
ただだからといってデスした時の負担が目に見えて減るわけではないので、少し後ろ向きな選択。

  • 対物攻撃力アップ
    • 無印
対物破壊にすら難儀するスペシュの弱点を補う選択肢。
先の通りこのブキは弱点を補っても中途半端になりがちなので、このギアも一口にはおすすめできない。
とは言っても、この射程を維持して対物破壊が可能なのは美味しいところで、サポート役に徹すると心に決めているならオンリーワンな働きに磨きがかかる。
当然ホコ割りにも有効。サポート役としての立ち回りに自信があるなら一考する価値はある。
ただ、このギアを諦めることで付与できるメインギアパワーのほうが基本的に汎用性が高いのもまた事実。
ルールや自分の立ち回りを加味して検討すべし。
    • コラボ
比較戦闘へ持ち込む立ち回りになりやすいため、真っ向からの戦いにおける汎用性として見ると少々微妙。


相性が悪いギアパワー

  • 復活ペナルティアップ
    • 無印、コラボ
論外。死なない立ち回りがメインとなるなら、これとは噛み合うのでは?と思うかもしれないが、そうは言っても0デスを徹底するのは困難である。
先の通りキルは安全に取れるだけ取りたいブキなので、復活ペナアップの恩恵が出る機会があまりにも少なすぎる。
というか、そもそもスペシュに限らず前衛ブキでこいつを付けること自体が相当無謀。ましてやスペシュに付けるのはかなりリスキーであり、酔狂でしか使い道がない。


サーモンランでは

せっかくL3リールガンと同等の射程を与えられているものの、集弾率や発射レート故に「遠方の敵は弾が散って倒しづらい」「ドスコイをはじめ体力の多い敵に時間がかかる」と、火力が物足りずやはり器用貧乏感が否めない。
サーモンラン補正により燃費と火力は向上しているが、実はそれらはバイト用デュアルスイーパーと一緒
結果として大きく劣った射撃精度とスライドの有無がこのブキを見劣りさせてしまい、燃費という数少ない差別化点も失われてしまっている……と、決めつけるのは早計。

塗りはデュアルよりも優秀、かつイカ速も速くダイバーやモグラの急襲から抜け出せやすい、というブキであることからアップデート前からバトルほど壊滅的な評価ではなく、弱めではあるが腐ってもサポート寄りシューターとして活躍可能。

前述のアップデートはサーモンランにも反映されており、より塗りに長けたブキになったので元々苦手ではなかったダイバー処理や壁塗りが得意になっている。
他にも上に登りやすく下からも倒せないことはないハシラ、的が大きめでブレが気にならず射程も活きやすいバクダン、1段を弾くのに必要な火力が低く遠距離から素早く崩せるタワーなどには比較的優位に立ち回れる。
低燃費でスプラッシュボムを使いやすいわかばシューターに対し、こちらはある程度の射程がある、という差別点も生まれたので、このブキを持たされた際には是非ともこの点を上手く活用したいところ。

他のアルバイターのオオモノシャケ討伐の補助やザコシャケ処理を行い、壁塗りなどでアルバイターたちの逃げ道を手伝ってあげよう。この器用貧乏さを活かせるかはイカタコのウデマエにかかっている。




追記・修正はスペースシューターを担ぎながらお願いします。
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最終更新:2024年12月23日 20:04