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クランチュラ

登録日:2020/08/03 Mon 11:09:43
更新日:2024/09/04 Wed 23:05:49
所要時間:約 6 分で読めます





地球…何という輝き…何という美しさ…!

だからこそ…ウッ!オ"エ"ッ"!!

…反吐が出る!!


クランチュラとは、『魔進戦隊キラメイジャー』の敵キャラクターである。


CV:高戸靖広
SA:神尾直子

目次


【データ】

身長/160cm
体重/208kg(現在は5分の4の166kg)
邪面/邪面→地球文明をモチーフにした様々な邪悪な仮面
ハッシュタグ/#クランチュラ #ヨドンヘイム #邪面 #知ってるか #マシュマロ #キラメイレッド


【概要】

闇の帝国ヨドンヘイムの軍事組織「ヨドン軍」の作戦参謀を務める自称大幹部。
肩書きは「闇の仮面遣い」

2つの仮面を付けた兜を被った悪魔や呪術師のような風貌で、首元には戦闘員ベチャットが被る「邪面」を多数ぶら下げている。
邪面を作り、それを被せたベチャットや闇獣を邪面師や邪面獣として地球に送り出し、地球を汚すことを企む邪悪なクリエイター。
ちなみに裏設定によると、純粋なヨドンヘイム人は皆八つの目を持っているらしく、彼も素顔は……あまり想像したくない。


【人物】

一人称は「私」
ヨドンヘイムの一員らしく美しいものを吐き気を催すほど嫌う。一見陰気で暗そうな性格に見えるが実際は基本明るくノリのいいポジティブな性格で、大袈裟なリアクションを取ることが多い。

意識高い系のエリートを自負して「その星の文明によりその星を侵略すること」をモットーに掲げているためか侵略先の星にある文化や風習には興味を持っており、生み出す邪面も地球のあらゆる文化や概念を模したものが基本。
また作戦がゲームじみていたり面白さを重視していることから仕事は楽しくやる主義のクリエイター気質の持ち主な一方で、クリエイター気質の強さに加えて意識高い系を自負する余り、効率よりも自己満足な美学を最優先する傾向にある。
そのため能力的に役立たずとも言える邪面師を生んでしまう場合もある。


自軍に対しても冷酷な仕打ちを平然と行うガルザに対してはストレートに不満を覚える等、悪党ではあるが身内には普通に情を持って接するタイプ。
とはいえ邪面師を捨て駒にする行為自体は許容するなど、地球侵略の為には如何なる手段も許容する冷徹な一面を持つ。


【ガルザとの関係】

先に侵略した星、クリスタリアを裏切った闇の将軍ガルザとは立場上部下に当たるようだが、
元々部外者であることもあってかタメ口で応対し、ライバル視している。

だが根は小心者であるのか、ガルザが大暴れしたり部下の邪面師を無下に扱ったり、
あまつさえジャメンタルという特別な力に覚醒した際等には「ガルザこわーっ!」と彼の非道なふるまいに毎回のように戦慄している。

…とはいえ邪面師を紹介する際に地球の文化の説明をしたり、
特別編「ガルザとクランチュラのジャメンタル研究所」では息の合った掛け合いを見せており、ガルザもクランチュラの作戦に快く協力したり等、「仕事の同僚」としては現状はなんとかうまくやっているようだ。


【能力】

前述の通り、「邪面」という特殊な仮面を作り、それを戦闘員のベチャットに被せ怪人「邪面師」を、
ヨドンヘイムに生息する巨大生物「闇獣」に被せ「邪面獣」を作り出している。
邪面は地球に存在する様々な物をモチーフにしており、生物や道具は勿論のこと、
目に見えない概念やシステムといった物にまで及んでおりそのバリエーションは幅広い。中には商売のシステム、精神状態といった変わり種も存在し、何でもありを通り越して前代未聞・意味不明と言っても過言ではない。

基本的な戦術は先に邪面師を送り込み暴れさせ人々から闇エナジーを抽出。
それを手にしたのような槍「ヨドメーター」に表示されている数値いっぱいまで達することができれば大きな闇ゲートを作り出せ、そこから邪面獣を地球に送り込んで大規模破壊を行うというもの。

また、邪面獣でも幼体の状態なら先に送り込むこともできるためこっそりと作戦を展開したり、一度倒された邪面獣でも弱点を改良して送り込む等幅広い作戦を行うことが出来る。


装備

  • 毒槍ヨドメーター
クランチュラの背丈ほどもある巨大な杖のような槍。
闇エナジーの測定機能があり、闇エナジーの蓄積量を表示するだけでなく裏面をモニター代わりにすることでテレビ電話の要領で通信連絡が可能。
ただしクランチュラ自身が非戦闘員寄りなため武器としてのスペックは発揮されなかった。


【劇中での活躍】

彼自身の能力はまだ未知数だが、エピソード15にて遂に自ら出陣。
新たな作戦のアイデア探しも兼ね、「だるまさんがころんだ」を元にしたデスゲーム、「だるまさんがヨドンだ」を実行。
これはだるまさんがころんだに負けた相手を達磨に変えてしまうもので、これにより闇エナジーを効率よく集めていた。

既に沢山の人々を達磨に変えていた所、たまたま通りかかったクリスタリアの姫マブシーナ、さらにはブルーシルバー以外のキラメイジャー4人をもゲームに巻き込み…

  • 「だるまさんがころんだ」コールのテンポをずらす王道戦法で、全力疾走してきたグリーンを撃破。
  • 後ろを向いている時に残り3人が撃ったキラメイショットをヨドメーターで跳ね返し、被弾で体勢を崩したピンクを撃破。
  • 残った2人もベチャットに妨害させて転ばせ、撃破。

…と、幹部らしい手腕でマブシーナ以外を全滅に追い込み、さらにバリアを張って援軍を来れなくした。
だが、地下20mより下にはバリアが張られていないことに気づかれ、シルバーが魔進ドリジャンに乗って進撃。
地下からの奇襲によりクランチュラ自身は吹っ飛ばされてゲームは終了。
更にテレパシーで合図を受けていたマブシーナとの連携で達磨も奪還され、達磨に変えられた人々も解放された。

作戦失敗したクランチュラは、邪面獣ワナゲヒルドンを召喚して撤退。
しかし地球で手に入れたマシュマロを片手に、新たなアイデアが浮かんだと満足していた。

続くエピソード16では地球のマシュマロを気に入り部下であるマシュマロ邪面に人間(中高年のマダム)をマシュマロに変えて闇エナジーを集めつつ元は人間のマシュマロを自身に献上させようとしていた。
これは形を変えた食人であり、コミカルなクランチュラもガルザとは違う面でヤバい奴であると視聴者に印象づけた。
当然キラメイジャーの活躍によりマシュマロ邪面は倒され彼の計画は頓挫し悔しがっていた。

地獄ラップ作戦


私が作り出されたマイクでディスられると、悪口しか言えなくなる!!
そして悪口を言われた人間はまた別の人間に悪口を言う…そうした悪の連鎖により、地球は闇に、堕ちるのだぁ!!

ふざけやがって…!

私は本気だ!この作戦に命を懸けている!!


エピソード36にて久々に自身が、邪面師も使わず陣頭指揮を執り出撃。
その内容とは特性のマイクでラップ形式でディスった相手の心を闇に染める『クランチュラップ』で地球を汚染するというギャグ以外の何者でもない作戦だった。
シュールすぎる作戦だが、一度心を闇に染められるとその者は悪口しか言えなくなり、被害者が別の人間に発した悪口が同様の被害者を生み、倍々ゲームで犠牲者が増殖。
増殖した犠牲者から大量の闇エナジーを捻出するという実際の被害規模は洒落にならない作戦。
おまけにクランチュラップは精神攻撃の一種であるため、ディスりは物理的に具現化して対象の心臓に刺さって抜けなくなる癖に物理耐久力に関与しない厄介さも併せ持つ。
もしかして:ヒプノシスマイク

これによりあっという間にレッドを除いたキラメイジャー全員が餌食となり闇化。
偶然にも作戦決行日がクリスタリアの祝日・『クリスタス』で「悪口を言ってはならない日」でもあったため、クランチュラの作戦によってレッド以外のメンバーの悪口で、キラメイストーン達が激怒。
おまけにキラメイジャー達が発した悪口が魔進達が内心考えていた後ろめたさにも偶然突き刺さってしまったため、偶然にもキラメイジャーと魔進達の絆すら破壊する大金星まで上げてしまう。

こうして、最後に残ったレッドが、人を悪く言えない人柄である事を察しているため敢えてレッドだけを残して撤退。
後日『闇のMCバトル』を開催し招待状を送り付け、洗脳したキラメイジャー達も呼び寄せてレッドの弱みに漬け込んで自身とヨドンナによるMCバトルで終始優位に立ち続けた。


私にディスられた人間の中に、本職のラッパーが居たから、司会をやらせたYO!!

なおこの時偶然本職のラッパーが闇化していたのでノリで進行役に採用していた。
こうしてふざけながら勝利を確信するも、魔進ファイヤの乱入を許し、その場のノリで勝手にDJベチャットが3回戦を始めたため計画に狂いが生じてしまう。

おい!もう試合終わったぞ!?

そしてファイヤとレッドの「『リスペクト』を交えたディスによる本当のラップ」により、ベチャットも含めた全観客が熱狂しキラメイジャー達の洗脳も解除。
あっという間に追い詰められた奥の手としてターンテーブルゴモリュウを召喚し自らそれを操縦する形で最後の決戦に挑む。

お前らの足掻きも、ここで終わりだ!行け!ターンテーブルゴモリュウ!!

邪面獣の圧倒的な戦闘能力で、キラメイジャーを追い込むもケンカした事でより絆が深まったキラメイジャーと魔進達の反撃でターンテーブルゴモリュウの欠点を突かれて、一転窮地に陥り、四巨神の前に苦戦。
最後はグレイトフルゴーアローを喰らってターンテーブルゴモリュウは爆散し、乗っていたクランチュラも爆炎に消えた。

まだだ…!私は…こんなところで敗けたりしない!

まさか私が……私がぁああ~ッ!!





しかしエピソード37にて生存が発覚。*1クランチュラは保険としてヨドンナの力により5人に分裂しており、そのうちの1人を出撃させていたのだ。つまり2割引きのクランチュラか


対応邪面獣

ワナゲヒルドン


お前らぁ〜!!
次のゲームだ~!!ワナゲヒルドン!!…帰るッ!


身長:57.8m
体重:1522.5t
邪面:輪投げ→棒に輪を投げ入れる地球の遊び
ハッシュタグ:#ダルマサンガコロンダ邪面 #クランチュラ #輪投げ #ダルマさんがヨドンだ #結構気がつく男 #ワンダーファインプレイ #ダストンキューイング

エピソード15に登場。
闇獣ヒルドンに輪投げの邪面を被せた姿。
邪面の形状は先端が大きな口を持った怪物の顔となった輪投げのポール。

頭部の邪面から直径が伸縮自在の巨大な輪を投げて、物体を締め付け破壊する能力を持つ。
クランチュラ主導の『ダルマさんがヨドんだ』作戦により発生した闇エナジーをゲートとした。
クランチュラの作戦に対応した邪面獣第1号。


ターンテーブルゴモリュウ


ターンテーブルゴモリュウ!お前の力を見せてやれ!!


身長:47.5m
体重:3188.0t
邪面:ターンテーブル→レコードをスクラッチして再生する地球のオーディオ機器
ハッシュタグ:#クランチュラ #ターンテーブル #クリスタス #DJベチャット #レペゼンヨドンヘイム #グレイトフルゴーアロー #ラップ

エピソード36に登場。
闇獣ゴモリュウにターンテーブルの邪面を被せた姿。
邪面の形状はフクロウのような目とクチバシを持つターンテーブル。
更に頭には橙色の迷彩柄スカーフを被っており、「yo」を図象化したマークを象った金色のアクセサリーを首に下げているなどDJ要素も強い。

人々をディスる『クランチュラップ』で人間の心を闇に染め地球を汚染する『地獄ラップ作戦』に対応して出撃。
邪面獣初の有人操縦タイプで、頭頂部にクランチュラが乗りコントロールする。ただし操縦桿が完全に外部に剥き出しなためジョーキーと比べて安全性には割と難あり。
ターンテーブルから放つ破壊音波の他、首を伸縮させ啄む攻撃が可能。
更に切り札として身体を3分割し、両肩の地獄衝撃波発生器官と合わせて3つの強力な破壊音波を発射できるなどゴモリュウ系らしい高い攻撃力を持つ。

ただし攻撃が前面に偏っているため前方以外からの攻撃には弱いのが欠点。
以前のプロジェクターゴモリュウのような飛行能力も見せなかった。


【余談】

  • 名前の由来は「暗い」と「タランチュラ」だと思われる。その割に余り蜘蛛要素は見当たらないが。デザインモチーフ自体は「蛇(=ヨドン皇帝)に睨まれた蛙」という連想からイチゴヤドクガエル。



  • 最近の怪人では珍しく、スーツアクターの口が露出する姿となっているが
    同時にスーツアクターと声の出演が別々という形式である。




ガルザ、貴様アニヲタwikiって知ってるか?

ああ、地球の様々な文化、主にアニメや漫画に関する項目を作り、その後追記、修正したりするという物の事であろう?

ああ、貴様に似た声のカッコいいヒーローや主人公の詳細もたくさん記述されているぞ?


…何だと?


(…ガルザ怖っ!)

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最終更新:2024年09月04日 23:05

*1 一応、公式サイトにはデータが記載されない、オールアップの情報が出ないといった伏線があった