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伊集院圧政

登録日:2019/03/10 (日) 19:50:39
更新日:2024/12/12 Thu 04:45:01
所要時間:約 28 分で読めます





おろかな男さ。このぼくと張りあうつもりらしい。

伊集院圧政(いじゅういん あつまさ)とは、今賀俊の漫画『爆球連発!!スーパービーダマン』(以下『スパビー』)の登場人物である。
アニメ版の担当声優は優希比呂。


【概要】

全日本ビーダー選手権編で登場するライバルキャラ。チーム「キング・ビーダーズ」のリーダー。
チームガッツ(主人公チーム)のサラーとは、留学して最初に入った学校のクラスメイトにして、彼に対するいじめのリーダー格だった。
全日本ビーダー選手権編では決勝戦でチームガッツと激突する、同編のラスボス的立ち位置である(アニメ版はここで終了したため、実質ラスボス)。
OS→PIシステムという、スーパービーダマン人気の全盛期に登場したボスキャラということや、
後述の展開が(シリアス・ネタ双方の面で)印象深いこともあり、『スパビー』読者に強い印象を与えたライバルである。

【人物像】

髪は、白髪で後ろ側は短いが前髪は目にかかるぐらい長い。過去は黒髪だった。
目は切れ長で三白眼。普段は穏やかながらどこか嫌味な笑みを浮かべているが、本性を現すと凶悪な人相になる。
しかしこれもまた、過去は大きな瞳で爽やかな表情を浮かべる人間だった。
キング・ビーダーズのユニフォームとしては、上半身は黒(イラストによっては紫のことも)ベースで裾に白の菱形が並ぶ市松柄のタンクトップ、下半身はハーフパンツで、肘と膝にサポーターを装着している。

性格は一見は穏やかそうで、初対面のガンマは(直前の後藤・三上と比較して)「まともそうなヤツ」と評したが、本性は極めて冷酷かつ残忍で、自分の力を見せつけた勝利に執着し、相手を精神的に追い詰め平気で絶望の底に叩き落とす。
その捻じ曲がった性格は多くの人物から恐れられており、手下の後藤や三上は彼に頭が上がらず、サラーも初期は対面しただけで固まってしまうほど恐れていた。
しかし彼のこの性格が形成されたのは、過去のあるトラウマに起因している(後述)。
一人称も基本は「ぼく」だが、激昂すると「オレ」になると同時に荒々しい口調を見せる。
(口調の変化を見せた当初は「オレ」に傍点が振られ、より強調されていた)

単行本の人物紹介では「勝つためには手段を選ばない」と説明がされているのだが、あくまでビーダマンバトルのルールには従う。
劇中では(彼自身も後に激昂してやらかしてしまうが)自分に向けてビー玉を撃った三上に対し
「ビーダマンは人に向けて撃ってはいけないという最低限のルールも守れないのか……。クズめ……。」
と、至極まともな正論で返すシーンすら存在する。
予選では後藤と三上が反則行為も行っているが、あくまで彼自身は「なんとかしたまえ」程度の指示で、具体的な反則指示はせず、内容は彼らの独断だった。
後のダークマターとは、この点で大きく異なっていると言える。

しかし問題は、彼の言う「勝つ」こととは「バトルのルール上の勝利」ではなく「相手を威圧し絶望させることでなしうる完全勝利」ということである。
そのために取る手段は本当にえげつなく、タマゴを挑発するために彼と同じ方法でバトルに勝利してみせたり、圧倒的な機体性能でコールドゲームに追い込んだり、他人のビーダマンを破壊することすらも平然と行って見せる(タマゴのビーダマンは彼に二度も破壊されている)。
その勝利への執着と手段の選ばなさは、体中から湧き上がる怒りと憎しみをすべてのビーダーにぶつけているかのようで、
タマゴから「あいつはライバルなんかじゃない!! 敵だ!!」と激しく批難されている。

そしてそれを実現するだけの高い能力を有しており、
  • 機体性能の面もあるが、パワーショットでチームガッツ最強のパワーシューター・タマゴを圧倒する
  • バトルのルールと特性を瞬時に把握しそれに応じた作戦を指揮、また新機体の改造・開発も行うなど頭脳面でガンマを圧倒
  • 機体は変化球を扱う特殊構造で、それによってトリックプレイを実現し、同じくトリックプレイの使い手サラーを威圧
と、チームガッツそれぞれの長所・持ち味を彼個人で上回っているというとんでもないハイスペックである
また、本戦決勝戦以降のバトルでスタンダードの形式となる、直接相手と打ち合うチームバトルの才能が高く、今で言うFPSゲームでは必須となっている「索敵」「遮蔽物の利用」「敵の分断」「射線管理」といった戦術を初戦で考案して実践してみせ、後のチームガッツの集団戦術に大きな影響を与えた。
その精神面や容姿も含め、チームガッツ全体(特にタマゴ)のアンチテーゼとしての要素が色濃く、まさにライバルらしい造形であろう。

一見して弱点らしい弱点がなさそうな彼だが、実際のところ隙はある。
まず自分の威圧にひるまない・動揺しない相手には相性が悪く、覚悟を決めたサラー相手に相討ちになりかけたり逆に動揺している。
また決勝戦第2試合では、おそらくその精神性故にバトルの勝利ではなくタマゴをいたぶることを優先した結果、彼の敗北が決定的になったと言える展開になっている。
つまるところ、圧倒的に強すぎるが故に弱者をいたぶる戦いしかできず、自分以上の強敵と正面から闘って勝つ経験が不足している、というのが彼の最大の弱点にして不幸と言える。
この面からも、自分以上の強敵を相手に作戦を練って正面から戦い続けてきたチームガッツとは対照的である。

【ビーダーとしての彼の特徴】

彼自身は頭脳面が冴えることと、チームメンバーの早乙女が非常に長身かつパワーシューターなのでそちらの印象が強いが、
彼のスタイルはタマゴと同等のパワーシュータースタイルが基本である。
過去にテニスで好成績を残す選手だったためか持久力も非常に高く、予選では最終ステージにおいても息切れどころか汗一つ流していない(予選はビー玉を撃って迷宮などの関門を潜り抜けながら会場まで登山という過酷な内容で、最終ステージはクッションで出来た巨大な階段という名の崖を登るもの)。
他の通過者はこの予選でどれほど体力が残ったのか不明だが、作中で予選最終ステージにて同じぐらい体力が残っていそうなのはタマゴぐらいと言えば相当なものだと伝わるだろう。

扱う機体も基本はパワー特化タイプで、両手のしめ撃ちによるパワーショットが得意な点もタマゴと同様。
初登場時から「高速(ハイスピード)ドライブ」という、ドライブショット(ビー玉に前方向の回転を与えることで地面を走らせた時のスピードが増す)に強力なパワーを持たせたショットを扱っている。
特にケーニッヒ・ケルベロスは二点射(ダブルバースト)機能を搭載したことで純粋に威力を倍加させ、準決勝ではターゲットを木っ端みじんに破壊、ガンマの見立てでは「ファイティングフェニックスのマックスパワーと同等、キャノンショット以下」のパワーを出している。
ケルベロスシリーズはダブルバーストの特殊構造や壁に反射させる変化球「イングリッシュボール」も使用。
変化球について口では簡単に説明するが、これを扱うセンスもただものではない。

扱う機体の性能も高いことから、作中ではほとんどのビーダーを相手に圧倒的勝利を収めるが、OSビーダマンとPIシステムの性能差をカバーするには至らず、早乙女のアイアンサイクロプスに横からビー玉の軌道を逸らされたり、最終的にバトルフェニックス相手にはまるっきり歯が立たずに終わっている。
何故チームリーダーかつパワーシューターの彼がそれほどの性能のアイアンサイクロプスを自分の機体にしなかったのか疑問が残るが、前述の通り特殊な戦術・変化球を用いるのも彼の戦法の一つである以上、アイアンサイクロプスでは戦術が狭まるという判断もあるのだろう。
(アイアンサイクロプスはX-01(プロト01)にパワー調節機能を持たせただけで、ほぼベーシックなビーダマンである)
なお作者はこの点についてTwitterで読者から質問された際に「あの伊集院が自分以外の作ったビーダマンを使うと思いますか」と返答しているので、
彼がアイアンサイクロプスを自機に採用しなかったのは単純にプライドの問題も大きかったようである。
仮に決勝までにもっと時間があって、PIシステムをしっかり解析されていたらスタッグケルベロス相当の機体を自機にされていた可能性が高く、そうなればバトルフェニックスを持っていてもチームガッツの勝ち目は薄かったかもしれない……。
また基本はパワー特化なので、連射性能は弱く、早撃ちではガンマに後れを取る*1場面も見られた。

【使用機体】

専用機体は彼専用のチューンアップが施されているため、「獰猛」と称されるほど扱いが難しいものになっている。
しかし機体に用いられた技術そのものは有用性が高く、後のシリーズでも採用される機構が多数登場している。

  • 三本の爪(スリークロウズ)
ボンバーマン型(電子版ではベーシック)ビーダマン。カラーリングはサラーのゴールデンに対抗したシルバー。
その名前の示す通り、通常のホールドパーツに加えて、下側にラバーのついたもう一本のホールドパーツを装着。
玉が発射される際に、下側のパーツで玉をひっかけることによって、ドライブ回転を与える構造になっている。
しめ撃ちによって強いパワーショットを放てば、それに応じてドライブ回転の速度も上がるという構造で、当時ドライブショットはサラーのゴールデンビーダマンしか撃てなかった時に、これで高速ドライブを発射。サラーのそれを「ただ玉が転がっているだけでドライブとは呼べない」とまで称した。
それだけでも十分強いが、OSギア装着で耐久度を上げたことによりパワーが増強、強化パーツのしめ撃ち用バレルも追加でファイティングフェニックスと比べても劣らないパワーを見せている。
非常に単純な構造だが、それ故に無駄がなくまとまった機構で、ガンマから「それだけ完成されたシステム」と高く評されている。
後にこの構造を解析したことでフェニックスシリーズのデルタシステムが誕生、以降のタマゴ機は標準搭載など、作中もっとも影響を与えたビーダマンとしても過言ではないだろう。
なお、この構造のボンバーマン型ビーダマン市販されなかった作者のオリジナル機体の一つであるが、作中の説明などから魅力に取りつかれたファンも多く、これと同等の改造をした人も多いとか。

OSギア専用のビーダマン。準決勝から使用が確認されている。
ホールドパーツのスリークロウズは「ブラッディクロウズ」という特殊な構造になり、パワーリングでパワー調整が可能な他、
二発のビー玉を同時に発射するダブルバースト機構を搭載し、威力を単純に二倍に増強した。
さらにブラッディクロウズの向きを変えることで、ドライブだけでなく横方向の回転をビー玉に与え、壁に反射させたときの軌道をコントロールする「イングリッシュボール」機能も追加された。
作中では一発目をターゲットに向けて撃ち、二発目を壁に向けて跳弾を当てるように撃つという二面攻撃を行い、タマゴを撃破したこともある。
パワーはOSビーダマンの最高クラスであり、ガンマ・サラーは軌道を逸らすことすらできず、タマゴの通常ショットで止めるのがやっと、打ち勝つにはキャノンショットしかないというレベルだった。
機体強度も文句なしに高く、最終決戦では伊集院の肉体の方が負けて骨折したほど。
それでもPIビーダマンとは根本的に性能面の開きがあり、パワーではプロト01レベルにすら劣ってしまう。
相変わらず使い手にパワーと集中力を要求する仕様であり、後に譲られたサラーは「まるでぼくに挑戦しているみたいだ」と述べている。
しかしTOPビーダー選手権ではPIビーダマンの採用が通常となったため活躍の機会が激減し、一回戦途中にして後継機のスタッグケルベロスにとって代わられることとなった。


  • ケーニッヒケルペプスDX
フェニックス、ワイバーンに続きボトルマンになって令和に帰ってきたケルベロス
「ボトルケルベロスDX」ではなくオリジナルとリデコ元(ケルペプスDX)を混ぜたネーミングとなった。
通常より長い「デュアルコアボトル」と「KKロングトリガー」によりダブルバーストが可能。
ベースのケルペプスDXはセット限定だがこちらは単品のためその意味でもうれしい機体である。
締め撃ち機体ではないため指を折る心配はない。*2
パッケージの伊集院は闇落ち時代の姿で書き下ろされた。

ちなみに、パッと見分かりにくいがケルペプスDXはてんびん座のボトルマンである。「KP(KK)アーム」の後方に突き出したグリップがてんびん座要素(星獣アーマー形態にして縦向きにすると分かりやすい)。


【チームメンバーおよび配下】

  • 後藤、三上
予選に登場。バンダナをつけたタレ目が後藤、ツンツン頭のフーセンガムを噛んでいる男が三上。
アニメ版の声優は後藤が吉野裕行、三上は私市淳
サラーをいじめていたメンバーの一員で、グループでも下っ端。陰険でまさに不良といった性格。
作者の裏設定によると、サラーをいじめる前は後述の基夫をいじめていたがその際に伊集院からシメられて以降は彼に頭が上がらなくなったらしい。
伊集院と同様のスリークロウズを使うが、彼らのはレプリカとして改造されたもので、純正品の伊集院と比べて性能が劣る。

予選ではガムをコースに吐き捨てることでガンマのビー玉を止めたり、最終ステージでビー玉をばらまいて妨害したりとあからさまな反則を行った。

  • 北条明(ほうじょう あきら)
キング・ビーダーズのメンバー。後ろで縛った長髪が特徴の、小柄な少年。
アニメ版の声優は夏樹リオ。
伊集院を慕っており、決勝戦ではサラーに向けて「伊集院が変わってしまったのはお前のせいだ」と敵意をむき出しにした。
準決勝よりユンカーユニコーンを使用、その連射力の脅威をチームガッツに見せつけた。

  • 早乙女基夫(さおとめ もとお)
キング・ビーダーズのメンバー。長身だが痩せて眼鏡をかけている。
アニメ版の声優は伊崎寿克。
寡黙な男で、表情の変化も乏しいため不気味な印象を漂わせている。
その一方、タマゴに向けて直接ビー玉を撃った伊集院を止めて落ち着かせたり、タマゴとの最終決戦では彼に本当に必要なものは何かを理解して明を止めたりと、要所で重要な役割を果たしている。
後年作者が語ったところによると、図体に対して臆病な性格から後藤らにいじめられてたところを伊集院に救われ、それ故慕っているという(作中ではページ数都合で描写なし)。
後年の描きおろし漫画で伊集院にあることを要求するなど、お茶目な面を見せる場面も。
使用機体は準決勝時点ではまるで隠しているように描写されたため判明せず、決勝戦でPIビーダマンのアイアンサイクロプスを使っていることが判明する。
パワーは文句なしに高く、バトルフェニックス登場まで誰も正面から対抗することはできなかったほど。
背中に背負ったリュックは梯子と踏み台を出せる構造で、これに明を乗せることで監視台の役目を担ったり、明の連射との複合攻撃も行った。
なお、いじめられっ子だった頃は小柄なガリ勉少年だったらしいが、成長期で一気に巨大化して今の小学生離れした巨漢になったらしい。成長痛がヤバそうな話である。

【作中の経緯】









【余談】

描写の派手さから何かとネタにされる『スパビー』でも、決勝戦最終盤での「ホールドパーツをしめすぎて骨折」はネタにされることが多い。
改造次第で現実でも相当な威力を発揮できるビーダマンであるが、流石にここまでの無茶は漫画ならではと言えるだろう。
ネタとして独り歩きしているために「『スパビー』は読んでないがビーダマンで骨折する展開は知ってる」という人もいるのではないだろうか。
しかし実際の話の展開上はギャグ要素は微塵もなく、いうなればシリアスな笑いの部類と言える。
また実際の話の流れで読むと、このシーンに至るまでの過程があまりに深刻過ぎて全然笑えないというファンも結構いるシーンである。
当時の今賀先生の絵の緻密さも相まって非常に熱い展開なので、気になる方は電子書籍版で確認してみよう。

なお作者も最終戦の伊集院の展開と、その表情の数々がネタにされていることは把握しているようで、
電子書籍化の際の描きおろしイラストで伊集院が当時を「黒歴史」として激しく動揺し電子書籍版購入を拒絶したり、基夫から決着時の表情再現をリクエストされてやってみせるというネタが描かれている。

担当声優の優希比呂は、後年『B-伝説!バトルビーダマン』でカイン・マクダネル・ルースを演じる。
こちらも原作漫画版において「過去に起きた出来事で闇堕ちするが、最大の理解者である幼馴染に救われる」という共通性を持つ。

作中でタマノが、「厳重にしまってあったPIビーダマンの設計図がコピーされたあとがある」と発言したことから「キングビーダーズが不正なハッキングを行った」と当時から現代に至るまでほぼ読者の共通認識となっていたが、作者のツイート*6により、JBAの管理が杜撰だっただけでキングビーダーズは正規のルールに則っていた事が判明した。

『キャップ革命ボトルマンDX』ではケルペプスDXの使い手として伊獣院シマンというキャラクターが登場する。
銀髪であることやケルベロスモチーフの機体やその苗字、練習のやりすぎで骨折を経験した疑惑があるという設定から、伊集院圧政のオマージュではないかと見られている。
ただしこちらは非道な伊集院と違い、常に生真面目で不正な手段を嫌う優等生という設定になっている。
なお上記の通り、彼の使用機体のケルペプスDXはリデコされ、伊集院仕様のケーニッヒケルペプスDXとしても販売されている。


追記・修正はホールドパーツのしめすぎで指の骨を折ってからお願いします。


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最終更新:2024年12月12日 04:45

*1 ガンマより一瞬速くビーダマンを構えられてはいるのだが、空中を舞うターゲットに狙いを定めて発射に至るまでのプロセスで逆転されている

*2 そもそもボトルマンDXでは締め撃ち自体がコーラマル系統の特権である。まあ本来、ケーニッヒ・ケルベロスもホールドパーツの仕様上、締め撃ちによる威力強化は不可能な機体なのだが。

*3 非常に分かりづらいが実は伏線は存在しており、チームガッツの3人のエントリー番号を確認すると……

*4 アニメ版ではタマゴが単にタイマーを押し返したのに対して伊集院はタイマーをひっくり返しており、タマゴ以上と評されている。

*5 仮に改心した彼が精神面の弱点を克服した上で、猫丸の代わりにチームガッツに加入して順当に活躍した場合、TOPビーダー選手権では決勝まで苦労せずに勝ち上がり、決勝でも本気のシャイニング・ウォリアーズと対等に渡り合えた可能性は十分考えられるので、ストーリーやパワーバランスの都合的な面でも負傷しての退場を余儀なくされたかもしれない

*6 https://twitter.com/imaga3/status/1108691555357880320