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アニヲタWiki(仮)
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八百万百

登録日：2016/05/01 Sun 17:09:38
更新日：2024/10/16 Wed 14:17:32
所要時間：約 13 分で読めます



常に下学上達！一意専心に励まねばトップヒーローになど　なれませんので！(ツーン)



八百万(やおよろず)百(もも)は、『僕のヒーローアカデミア』の登場人物の1人である。


身長：173cm
誕生日：9/23


目次


概要

雄英高校ヒーロー科1-Aに所属する生徒。
同クラスの女子の中では一番の長身で、高校生らしからぬ抜群のプロポーションを誇る。

轟焦凍と同じく、推薦によって雄英へと入学した特待生。
いわゆる超エリートの優等生なのだが、決して驕ることなく上昇志向を持ち続けている。
また、裕福なところのお嬢様らしく、家の中には講堂があるほど大きいらしい。
お嬢様口調で話すが、初期の頃は普通の口調で喋っていた。
上品で落ち着いている反面、プライドが高く負けず嫌いで、打たれ弱い一面もある。

応用力に優れた“個性”とそれを使いこなす聡明さを持つ優等生で、中間試験ではクラス20人中1位。
更に、個性ありの身体測定でも男女含めてクラスで1位という結果を残している。
なお、スピンオフ『僕のヒーローアカデミアすまっしゅ！』では、
握力測定で万力、砲丸投げで大砲、持久走でバイクを創造してこの成績をたたき出した。
本編では描かれなかったが、キャラクターブックによると大体その通りだった模様。
（なお、単純な身体能力では八百万ではなく芦戸がクラスの女子で一番と明言されている。）

そのおかげか、入学してまだ互いの人柄も良く分かっていない段階において、学級委員を決める投票で2票を勝ち取り、1-Aの副委員長となる。
ちなみに、その投票においては大体の人物が自分に投票し、飯田と麗日がデクに投票したためデクが3票で委員長となった（直後に飯田に委員長の座を譲るが）。
そのため他の人物は大体1票なのだが、轟と葉隠のみが誰に投票したか分からない状態となっていた。
後に八百万の1票は轟が投票した物と分かるが、葉隠の票はどこへ行ったのだろうか……？

クラスメイトの一部には「ヤオモモ」という愛称で慕われている。
面倒見が良く優しい性格でもあり、期末試験前には成績下位の上鳴や芦戸に喜んで勉強を教えていた。

暫定ヒーローネームは『万物ヒーロー クリエティ』
創造の個性の通りの名前である。

ヒーローコスチュームは胸元から下腹部までぱっくりと開いた深い赤のハイレグレオタードに、大型のベルトを腰に巻いている。
レオタードだけでもかなり際どいのに、ベルトが大きいせいで脚の付け根が隠れるせいで、はいてないように見えて逆にエロい。
これは単なる趣味ではなく、個性によって体から創造した物を取り出しやすくするため。
それには当然衣服が邪魔になるのでこんな際どい姿になったのだ。
というか、本人の希望ではもっと露出があったらしいが、法律に抵触する恐れがあるらしく却下された模様。
しかし、作者の趣味でへその露出がどんどん増えているとか。
また、特製の小型百科事典をベルトに取り付けており、いざと言う時にはそこから物体の構造などを調べることもできる。
つまりはこれが個性を生かすのに最も適した姿ということになるのだ。
まぁ、まとめるとセクシーということに変わりはないが。

第1回人気投票では、惜しくも11位止まりで、ベスト10には入れなかった。


個性：『創造』


八百万 百　“個性”「創造」

生物以外なら何でも産み出せる！！
それを可能にするのは分子構造まで把握する彼女の知識量だ！


生物以外であれば「有機物」「無機物」問わず、何でも生み出せる"個性"。
武器を作ることも簡単なので、集団戦では仲間に武器を分け与えるなど、サポートとしても非常に重宝する。
彼女の知識の及ぶものであれば何でも創造可能な個性だが、やりすぎると日本経済に悪い影響を与えかねないため、必要な時以外は無闇に物を生み出さず、しっかりと買い物するようにしているらしい。

創造する速度は物体の大きさに比例するので、大きな物体を作るのにはある程度の「溜め」の時間が必要となる。
また、生成には体内の脂質を変換している。
そのため彼女は意外にも大食いキャラである。
とは言え体育祭ではかなりの重量のある大砲を創り出していた辺り、質量保存の法則をある程度無視しているようだ。

ちなみに創造は自身の皮膚を介して行われるため、コスチュームの露出はかなり高い。
それでも大きなものを作ると衣服が破れてしまうのだが、本人は破れてもまた作り直せばいいと考えているため、露出に対する羞恥心は薄い。
ただ、すぐ隣に同年代の男子がいるのにもかかわらず、胸をはだけさせて個性を発動するのはどうなのだろうか……
このとき轟は一瞬虚無の表情で八百万の背中を見た後、無言で目線をそらした。

一見すると万能にも思えるが、実際に運用するには意外と癖が強い個性である。
あらゆるものを創造できると言っても、物体を創造する為には、その物体の素材や組み立て方法などを理解していなければならないため、知識量が少なければそれだけ創造できる物も限られる。
この点を彼女は自身の高校生離れした知識量と、裕福な家庭環境の中で、幼少期から様々な物に実際に触れてきた経験によってクリアしている。
それ以外にもとにかく情報量が重要な個性で、例えば戦闘においても、「相手の個性の特性を把握」→「武器や器具の創造」という一連の流れを基本戦術としているため、未知の相手に対しては一歩も二歩も出遅れた形になりやすい。
また、彼女自身の白兵戦能力はそれほど高くないため、相性や状況に左右されにくい「単純な個性（拳藤の"大拳"など）」の相手を苦手としている。
その戦術から体育祭では常闇に為す術もなく敗れたが、逆に一学期の期末試験では、試験官の相澤を相手にぴたりと作戦を成功させ、見事試験を突破した。

このように欠点も多いが、能力自体はほぼ完璧な個性であり、企画段階ではプロヒーローの個性として考えられていた。
しかし、「完璧な能力はちょっと未熟な人間が持った方が面白い」ということで、最終的に八百万の手に渡ることになったとか。
なお、戦闘面ではまだまだ課題が残る彼女だが、人命救助の場面では難しい個性を十二分に使いこなしている。
林間学校の敵連合襲撃時には、混乱した状況でガスマスクや発信機を創り出して周囲をサポート。
更に仮免試験の救助演習においては的確な状況判断と個性使用によって高い成績を収めており、轟達とは別の方向性で頭角を現しつつあるようだ。

なお、幼少期にこの個性によって様々な物を作っていく中で、初めて既製品と同じレベルに達することができたのがマトリョーシカであり、
そのおかげで思い入れが深く、今でも一番作りやすい物になっているとのこと。
勿論ただ作るだけでなく、中に閃光弾を仕込んで目くらましに使うなど、実用性も持っている。


必殺技

  • YAOYOROZU’S LUCKY BAG(ヤオヨロズラッキーバッグ)
複数のアイテムを詰めた袋を仲間に向かって大砲で発射する。
これ自体は一撃で相手を倒すような攻撃力を持っているわけではないが、
「的確に仲間の置かれた状況を分析し、役に立つアイテムを生成して送り届ける」という八百万の聡明さそのものが、彼女の“必殺技”となっている。

作中での活躍

作中においてはヒーローの実技演習において、項目冒頭の台詞と共にデク、爆豪、お茶子に辛口めの評価を下したのが初めての見せ場。

本人の目立った活躍は、USJの襲撃事件から。
黒霧によって耳郎、上鳴の3人で飛ばされてヴィランに囲まれるが、絶縁シートで自分と耳郎を守り、上鳴の放電によってヴィランを一掃した。
敵にも電撃使いのヴィランがいたため上鳴を人質に取られるが、救援に駆け付けた雄英教師陣によって事なきを得た。

体育祭では第1種目の障害物走で峰田にくっつかれた為、17位という成績に。
その後の騎馬戦では轟、飯田、上鳴と共に騎馬を組む。
敵の攻撃や上鳴の放電からチームを守り抜き、見事に本戦への出場権を得た。
しかし、その本戦の相手となった常闇踏陰は相性が最悪で、個性によって道具を創造する暇も与えられずに敗退してしまった。

職場体験では1-Bの拳藤一佳と共に、スネークヒーロー・ウワバミの元を訪れる。
だが、ここでも見た目重視のアイドル的扱いを受けることに戸惑いを覚えていた。

期末試験の直前には、筆記に悩む上鳴や芦戸に救いの手を差し伸べる面倒見の良い一面を見せるも、それと同時に「実技はからきしですが……」と、轟を見ながら自虐した。
その後耳郎や瀬呂などからも頼られたことで、いったんは明るい表情を取り戻す。

期末試験の実技、生徒同士でペアを組んで雄英の教師との模擬戦闘。
八百万は轟と組み、担任である相澤とぶつかることとなる。
相澤の個性を見抜き、対策を講じた轟に従う八百万だが、今まで重なってきた悩みを吐露した隙に轟が無力化される。
孤立した八百万はなんとか試験クリアのため走るが、すっかり自信を喪失した状態では普段の冷静な思考を生かせなかった。


（脱出ゲートまであとどのくらい？）

（もっと最短ルートがあるのでは？ これでいいの？ 轟さんは無事？）

（時間を犠牲にしてでも移動用アイテムをつくるべき？ これでいいの！？ 私はこのまま逃げきれる？）

（私……どこ走ってる！？　ダメ…何で！！ 考えがーー… これでいいのーー!!?）

一度は相澤に捕えられそうになるも、個性の一瞬のインターバルをついてなんとか切り抜ける事に成功した八百万は、道を戻って轟の元へと帰って行った。
轟もまた、相澤から「八百万との話し合いが出来ていない」と言われたことを顧みて、八百万に声をかける。
轟に判断をゆだね、自分の意見を閉ざしている八百万に轟が言った。


学級委員決めた時おまえ二票だったろ！

一票は俺が入れた！ そういう事に長けた奴だと思ったからだ！

済んだ？

（みっともない…！！みっともない！！ けれど！！）



あります！轟さん！　私ありますの！

相澤先生に勝利する　とっておきのオペレーションが！！

轟の言葉に自信を取り戻した八百万は、自分と轟の個性をフルに活用した策で、見事に相澤を捕縛することに成功。
実技試験最初の攻略者となった。

期末試験を経て無事に自信を取り戻した八百万。
夏の合宿で行われた肝試しにおいて現れた敵連合の開闢行動隊に対しても、他のメンバーに指示を出し、現場の司令塔として活躍する。
無数の武器を取り付けた荼毘仕様の脳無によって負傷してしまうも、発信機を取り付けることで敵連合のアジトを突き止めることに成功。
そして、プロヒーローが敵連合のアジト制圧任務をこなす裏で、無茶な救出作戦を敢行しようとするデク、轟、飯田、切島のストッパーとして同行した。


交友関係

「何か出せっつったがおまえ何だそれ」
「ロシアの人形マトリョーシカですわ」
特待生コンビ。
しかし、体育祭や保須市の襲撃などで徐々に差を感じ、自然と自分を低く見てしまう。

「発育の暴力…」
「また創りますわ」
USJ襲撃時からの間柄。
期末試験の筆記に置いて真っ先に頼られたり一緒に合宿のための買い物をしたりするなど、非常に仲がいい様子。

「一石二鳥よオイラ天才！」
「サイッテーですわ！！」
1-Aの誇るエロ核弾頭。
八百万自慢の知識も、峰田の持つエロへの執念には一歩及ばない。

「私の立場は…！？」
クラス委員仲間。
生真面目コンビだが、本編ではあまり絡んでいない。
しかし作者の告知イラストで何故かポッキーを手に息の合った踊りを披露する謎の姿が描かれた。

  • 拳藤一佳
「…………テレビ出ちゃったな」
「ヒーロー…私たちはヒーロー…」
1-Bのオレンジポニテ。
職場体験にて、共にウワバミの事務所へと赴いたが、女優らしい仕事が多かったため戸惑いを隠せなかった。

  • 泡瀬洋雪
1-Bのバッテンバンダナ。
物体を分子レベルで結合させる個性を持つ。
彼が取り付けた発信機のおかげで、敵連合のアジトを突き止める事となった、第二の功労者。


ヒーローアカデミアすまっしゅ!!

個性の特性と本人の性格から便利屋と化し、消しゴムはクラスの大半が八百万ブランドを使用している。
しかも頼られると断れない質で、瀬呂に高級自転車の注文を受けると流石に困惑したものの、結局は生み出し譲っている。
このちょろすぎる一面は耳郎と上鳴に「あいつ、絶対駄目男と結婚する」心配された。

体育祭では人に「認めて貰いたい」＋「褒められたい」願望が強く表面に現れ、この頃からボケに回るようになった。
心の地雷ではFカップだと判明。
ちなみに出久と同レベルの大根役者。
ヒーローショーではお姫様役なのに置いてけぼりにされて吊るされた…。



追記・修正の暴力…

また直しますわ

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