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オダマキ博士(ポケモン)

登録日:2018/11/10 (土) 09:15:56
更新日:2024/09/12 Thu 17:29:55
所要時間:約 6 分で読めます





オダマキ博士とは『ポケットモンスター ルビー・サファイア』および、そのリメイク作である『オメガルビー・アルファサファイア』(以下ORAS)の登場人物である。
名前の由来はキンポウゲ科の属の1つ「オダマキ」から。


人物


ホウエン地方ミシロタウンに研究所を構えるポケモン博士。年齢は35歳*1
これまでに出てきたオーキド博士ウツギ博士と比べると小太りでガタイもよく、顎鬚を蓄えている。
白衣に短パン、サンダル履きと動きやすい服装で、肩掛けカバンを愛用している。
妻と子供の3人暮らし。子供のハルカ/ユウキはオダマキの研究の手伝いをしており、本作では行く先々で主人公に助言やアイテムをくれたり勝負を挑んだりしてくる。
主人公の父親であるトウカシティジムリーダー・センリは学生時代からの親友。

今までのポケモン博士と違って活動的な性格で、野外でフィールドワークをしている事が多い。
研究所で調べ物をしている事もあるが、何かを思い立ったらすぐに研究所を飛び出し調査に出かけている。
家を留守にしがちなので、ミシロタウンの住人からも「いつ家に帰っているんだろう?」と心配されている。

ポケモンの生態系や分布についての研究を主に行っており、研究所のマシンにあるホウエン地方のマップに細かくポケモンの生息リストを記録していっている。
『ORAS』では「数千年前のホウエン地方には今よりも多くの種類のポケモンが生息していたのではないだろうか」という仮説を立てていた。
ポケモンに関する本も多く執筆しており、専門分野のポケモンの種類と分布についての本の他にも「ホウエン地方の歴史」「3000年前のポケモンの生態」「カロスとホウエンのポケモン」「ヒトとポケモンの共存」等様々なテーマの本を書いている。

野外によく出かけるものの護衛のためのポケモンは持っておらず、フィールドワーク中に野生のポケモンに襲われる事もしばしば。
野生ポケモンに追い回されている時の「たっ たすけて くれーっ!!」は後述の理由もあって彼の代表的な台詞となっている。

ちなみに他の地方のポケモン博士と面識があるような描写は今のところない。


主な活躍


101番道路でフィールドワークをしていた時に野生のポチエナ(『エメラルド』ではジグザグマ)に襲われる。
丁度その時には肩掛けカバンの中にホウエン御三家を入れていたが、離れたところに落としてしまったので、たまたま通りかかった主人公に助けを求めホウエン御三家のうちの1匹を使うように言って助けてもらった。
助かった後はお礼として主人公にそのポケモンをプレゼントし、その後で主人公と自分の子供にポケモン図鑑を渡した。
その後は図鑑の完成具合を評価してくれるようになり、『ORAS』ではグラードンカイオーガと戦闘をした時点で図鑑を全国版にパワーアップしてくれる。
主人公が殿堂入りを果たすと子供と一緒にリーグまで駆けつける。その時の様子からすると、主人公の才能を認めていたので彼(彼女)のポケモンリーグへの挑戦をそれほど心配していなかったようである。

『エメラルド』では、幻のポケモンを除いて200匹のポケモンを捕まえると、ジョウト地方の御三家のうちの1匹をくれる。
『ORAS』ではエピソードデルタの途中でミシロでヒガナに会うとジョウト御三家のうちの1匹、エピソードデルタ終了後にイッシュ御三家のうちの1匹、エピソードデルタクリア後に2度目の殿堂入りをするとシンオウ御三家のうちの1匹をくれる。カントー・カロスの御三家はXYから持ってこいということらしい
その際には毎回違う相手に追い回されており「たっ たすけて くれーっ!!」と叫んでいる。戦闘の必要はないがちょっと追い回されすぎである(奥さんが後ろから来ただけ、という勘違いのパターンもあるが)。
他にも、ポケモンを見つけた数を208にするとまるいおまもりを、捕まえた数を706にするとひかるおまもりをくれる。


他作品での活躍


  • アニメ


AG編から登場。無印編第272話にも台詞はないがハヅキの回想シーンとして先行登場している。
ハヅキと知り合いということからハヅキの所持していたバシャーモは彼から貰ったアチャモということになる。
原作と同じくフィールドワーク中心の研究を行っており、ムロ島等の遠方にも出向いて調査を行っている。
研究所から逃げ出したサトシピカチュウを追いかけていた時にポチエナに襲われ、ハルカに助けられた。このシーンはゲーム版の再現である。
最終回でもホウエン地方(ミシロタウン)に向かう際の船でサトシの台詞でのみ登場。
XY編ではショータキモリを渡していた事が判明する。

普段は温厚だがのハンドルを握ると性格が変わり、車を暴走させてしまう。
ジョーイからは当初、ポケモン好きの変なおじさんだと思われていた。
ちなみに「オダマキ」の名前を逆さにすると、彼の役を担当している立木氏の愛称である「マダオ*2が浮かび上がる。

ジョシュウ(CV:石田彰)というやっつけすぎる名前の助手がいる。

第4章から登場。
本章のもう1人の主人公であるサファイアの父親であり、彼女にフィールドワークの手伝いをさせている。
センリの親友であり良き理解者。センリの息子のルビーとは彼が幼い頃に1回会っている。

ポケモンの観察中にグラエナの領域を侵してしまい、追い回される羽目になる。
そこにたまたまルビーが通りかかったので彼に助けを求めるが、彼がポケモンの見た目ばかりを気にしていたため、戦う事を嫌がる度にイライラしていた*3
ちなみにルビーが履いていたランニングシューズは発売前のもので、センリから「ルビーの誕生日プレゼントにしたい」と相談されて何とか用意したものだったので、それを一目見てすぐに彼がセンリの息子だと気づいた。
超古代ポケモンが復活したのは丁度エメラルドと会う日だったが、エメラルドの「何があっても必ず来る」という言葉を信じ、大洪水の最中でも彼の事を待ち続ける。
エメラルドにキモリとポケモン図鑑を託す予定だったが、その前に津波に遭いキモリと図鑑の入ったバッグを流されてしまう。
その後は何とか助かり、流された図鑑はミツルに拾われ送り返されてくるが、キモリから進化したジュプトルは騒動ではぐれてしまったらしく戻っては来なかった。
だが紆余曲折を経てジュプトルはエメラルドの元へ渡っており、そのまま彼の手持ちとなっている。

5年前のジョウトで起きたレックウザの事件にも居合わせている。

第6章ではジラーチの保護のためにルビーとサファイアをバトルフロンティアに送り出している。
オーキド博士とクリスタルとはこの章で対面している。


追記・修正はフィールドワーク中にお願いします。

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最終更新:2024年09月12日 17:29

*1 『ORAS』より。

*2 オダマキ初登場当時はこの愛称は存在していなかった。

*3 サファイアが駆け付けなければ彼とルビーは下手すれば死んでいたのでこの時はルビーに非があった。