2024年ベスト経済書、堂々の1位はこの書籍だ! ノーベル賞経済学者からの警鐘と提言

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『ベスト経済書・経営書2024』特集バナー

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経済の専門家が選んだ、2024年のベスト経済書・経営書は何か。本特集では、経済学者やエコノミストなど33人のアンケートを基にランキングを作成。年始にこそ読んでいただきたい書籍を紹介する。
【配信予定】
1月1日(水)<無料>2024年ベスト経済書、堂々の1位はこの書籍だ!(本記事)
1月2日(木)<無料>2024年ベスト経済書、2位と3位はこの書籍だ!
1月3日(金)<無料>2024年ベスト経済書、4~6位はこの書籍だ!
1月4日(土)<無料>まだまだあるぞ!2024年の「必読経済書」11選

データやファクトで論じる本が並ぶ

恒例の「ベスト経済書・経営書」のアンケートを経済学者、エコノミストらを対象に実施した。

1位は、2024年ノーベル経済学賞受賞者による『技術革新と不平等の1000年史』。生成AI(人工知能)をはじめとする新技術の活用に向けて、必須の視点を得られる大著だ。

上位には、「賃金」「長期停滞」「中央銀行」「インフレ」「社会保障」といった現在の日本の課題を、データやファクトに立脚して論じる本が並んだ。

▼アンケート回答(推薦)者 一覧
青嶋 稔(野村総合研究所 フェロー)、足立正道(UBS証券 チーフエコノミスト)、石川智久(日本総合研究所 調査部長)、入山章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)、上野泰也(みずほ証券 金融市場調査部 チーフマーケットエコノミスト)、奥田宏二(デロイト トーマツ グループ DTFAインスティテュート 主任研究員)、唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)、木内登英(野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト)、木村彩月(明治安田総合研究所 経済調査部 エコノミスト)、小池理人(SOMPOインスティチュート・プラス 上級研究員)、河野龍太郎(BNPパリバ証券 チーフエコノミスト)、小玉祐一(明治安田総合研究所 フェロー)、小林辰男(リコー経済社会研究所 主席研究員)、坂井豊貴(慶応大学教授)、新家義貴(第一生命経済研究所 シニアエグゼクティブエコノミスト)、末吉孝行(大和総研 シニアエコノミスト)、手島健介(同志社大学経済学部教授)、土居丈朗(慶応大学経済学部教授)、中里 透(上智大学経済学部准教授)、中塚伸幸(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 調査部長)、永濱利廣(第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト)、西岡慎一(日本総合研究所 調査部 マクロ経済研究センター所長)、初田好弘(SOMPOインスティチュート・プラス 上級研究員)、平澤明彦(農林中金総合研究所 理事研究員)、藤代宏一(第一生命経済研究所 主席エコノミスト)、前田和馬(第一生命経済研究所 主任エコノミスト)、枩村秀樹(日本総合研究所 理事)、南 武志(農林中金総合研究所 理事研究員)、宮嶋貴之(ソニーフィナンシャルグループ シニアエコノミスト)、美和 卓(野村証券 エグゼクティブ・エコノミスト)、矢嶋康次(ニッセイ基礎研究所 チーフエコノミスト)、矢野和彦(日立総合計画研究所 チーフエコノミスト)、吉崎達彦(双日総合研究所 チーフエコノミスト)

▼アンケートの概要
有識者(研究者、市場関係者など)に以下の条件で推薦書籍を挙げてもらった。経済書・経営書(2023年11月〜2024年10月に出版されたもの)から1〜3位の3冊。アンケートは2024年10〜11月に実施、有識者33人が回答

▼ランキングについて
有識者の推薦順位を得点化(1位20点、2位15点、3位10点)し、その合計で集計

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