コロナ禍で「iPad」がついに最強ツールになった 会議から娯楽まであらゆるシーンで使える
新型コロナウイルスの感染拡大による不況下では、400ドルしないアップルの新しいiPhone SE(日本での価格は税別で4万4800円)は魅力的に映るかもしれない。だがパンデミック(世界的大流行)期におけるガジェットとして考えると、オススメなのはアップルのタブレット、iPadだ。
iPadの存在なんてすっかり忘れていた? だとしても誰もあなたを責めたりしないから大丈夫。
iPadを見直すべきときがやってきた
アップルは昨年、エントリーレベルのiPadの新しいモデルを発売した。価格は329ドル(日本では3万4800円)だ。だが、それに先立つ9月の華やかな新製品発表イベントでは、最低価格699ドルの新型iPhoneにばかりスポットライトが当てられ、 iPadについての言及はほとんどなかった。iPadはこれまでつねにパソコンとスマートフォンのはざまのおまけのように扱われてきた。
だがやっと、そんなiPadを見直すべきときがやってきた。4月半ば、私は新型コロナウイルスが現代人にとって必要不可欠なテクノロジーは何かをあぶり出すとともに、そうでないものを淘汰しているという内容の記事を書いた。
私たちが日々、頼っているテクノロジーとはつまり、コンピューティングデバイスでありコミュニケーションツールであり、娯楽であり、インターネット接続だ。iPadはそうしたニーズすべてを満たすばかりか、スマートフォンより使いやすい。
iPadの画面はiPhoneよりも大きいから、フェイスタイムやズームといったアプリを使ったビデオ会議もやりやすい。ネットフリックスやユーチューブで映画やテレビ番組を見るにもぴったりだ。
出来のいいキーボードをつなげれば、高速でネットにつなげてウェブを見たりメールを書いたり書類を作ったりするにおあつらえ向きな、安価なのに使い勝手のいいパソコンに早変わりする。それも普通のiPhoneの半分の価格でだ。