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  • 冬は、親しい人との集いが楽しい季節です。おいしいものを分け合えば、心もいっそう温かに。「fruits of life」デザイナー・大橋利枝子さんに、年末年始の集まりにもっていきたい「手土産」3つを教えていただきました。大橋さんの手土産選びのポイントも紹介。
    (『天然生活』2024年1月号掲載)

    大橋利枝子さんおすすめの手土産3つ

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

    パンケーキハウス アポックの
    「バナナブレッド」

    ずっしり食べごたえのある、素朴なおいしさ

    画像: 「どこか懐かしさを感じさせるレースペーパーもかわいらしいですよね」

    「どこか懐かしさを感じさせるレースペーパーもかわいらしいですよね」

    パンケーキと並ぶアポックの人気メニューとして知られる、素朴ながら絶品のひと品。バナナ、くるみ、ラムレーズンはオーガニック、さらに、使う卵は有機飼料で育った鶏の放牧卵。

    「甘いものはそんなに食べないのですが、バナナブレッドは好き。なかでも、大川さんのものはやっぱりおいしい。日持ちがするのも、いいところ」

    画像: このままはもちろん、トースターでこんがり焼いてバターをたっぷりのせてもおいしい

    このままはもちろん、トースターでこんがり焼いてバターをたっぷりのせてもおいしい

    画像1: 年末年始、人が集まる日の「手土産」3選。だれもが好きな味で、ちょっとした驚きや感動を/fruits of life・大橋利枝子さん

    「バナナブレッド」
    (webショップにて要予約)

    パンケーキハウス アポック
    東京都港区南青山5-16-3-2F
    取り寄せ/可
    http://www.sasser.ac/apoc/

    紫野和久傳の
    「果椒(かしょう)」

    上品な甘さに、山椒をピリリと効かせて

    画像: 紫野和久傳の 「果椒(かしょう)」

    京料亭の味をおもたせに仕立てる紫野和久傳の果椒は、アーモンド、カシューナッツなどの木の実と各種ドライフルーツを、はちみつや和三盆を使って固めたもの。

    ポイントは、絶妙な塩梅の山椒。「このバランスが、ワインのおつまみにもぴったりなんです。もともと和久傳は好きで、ゆずピールのチョコレートもおいしいんです」

    画像: 京都の北、京丹後に広がる「和久傳ノ森」に実る、山椒の清涼な味わい

    京都の北、京丹後に広がる「和久傳ノ森」に実る、山椒の清涼な味わい

    画像2: 年末年始、人が集まる日の「手土産」3選。だれもが好きな味で、ちょっとした驚きや感動を/fruits of life・大橋利枝子さん

    「果椒 大」

    紫野和久傳
    https://shop.wakuden.kyoto/
    取り寄せ/可

    gallery naguの
    「TOU ほうじ茶」

    月ごとに替わるおいしさを味わって

    画像: gallery naguの 「TOU ほうじ茶」

    献上加賀棒茶の製作で知られる丸八製茶場の協力の下、毎月厳選した茶葉の品種を、その特徴を引き立てる技術で焙煎。さらりと香ばしく、ときにフルーティに、ときにミルキーな新たなほうじ茶の味わいに出合えます。

    「ティーバッグは気軽に淹れられるのもいいですよね。2煎ほどまでは十分おいしく味わえますよ」

    画像: 焙煎により味わいも香りも変化。パッケージデザインはモリユウスケ氏

    焙煎により味わいも香りも変化。パッケージデザインはモリユウスケ氏

    画像3: 年末年始、人が集まる日の「手土産」3選。だれもが好きな味で、ちょっとした驚きや感動を/fruits of life・大橋利枝子さん

    「TOU ほうじ茶」ティーバッグ6個
    (価格は品種により変動)

    gallery nagu
    インスタグラム:@tou__hojicha
    https://gallerynagu.stores.jp/
    取り寄せ/可

    少しの驚きと、だれもに愛される定番と

    画像: アトリエを表参道に構えてから、「アポック」がより近くなりました。「以前から時折訪ねていましたが、より気軽に買いに行けるように」

    アトリエを表参道に構えてから、「アポック」がより近くなりました。「以前から時折訪ねていましたが、より気軽に買いに行けるように」

    手土産で心がけるのは、ちょっとした驚きや感動があるもの。そして、ぜひみんなに知ってほしい味。さらにつけ加えるなら、持ち運びやすさも大切。

    「紫野和久傳の『果椒』には、やさしい甘味のドライフルーツやナッツに、ピリッと山椒を効かせた面白さがあります。『gallery nagu』のお茶も、なじみの加賀棒茶をベースにしながら、新鮮な味わいがある。ぜひ、ご紹介したいと思うんです」と大橋利枝子さん。

    このお茶を手がけるのは、大橋さん主宰の「fruits of life」でモデルを務める松本有未さん。「つくり手が好き」というのも、ときにはセレクトの条件。

    「アポックの大川雅子さんのお菓子は、どれもおいしいですよね。もうひとつ、手土産選びには大切なポイントがあって。それは、“だれもが好きな味を選ぶこと”。そんなときに、このバナナブレッドはぴったり。バナナって、大人も子どもも苦手な人があまりいないでしょう? 箱を開け、ナイフを入れたときにふわっと広がるバナナの香りも、場を温かくしてくれるんです」



    〈撮影/星 亘 取材・文/福山雅美〉

    大橋利枝子(おおはし・りえこ)
    スタイリストアシスタントを経て1988年に雑誌『Olive』のスタイリストに。雑誌や広告のスタイリストとして活動後、2018年に自身のブランド「fruits of life」を立ち上げ、大人のシックな衣服を提案。著書に『縫ったり、編んだり。』(扶桑社)など。
    https://www.fruitsoflife.jp/

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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