2月23日から26日までCP+という展示会がパシフィコ横浜で開かれます。事前登録していれば一般の人も無料で入場できます。
カメラや映像に関する物の見本市ということで最新のカメラやレンズ、そのアクセサリーなどの体験はもちろん、プロの写真家によるセミナーやその作例の閲覧に、参加型のイベントも多数用意されています。人によってはコンパニオンのお姉さん達が一番の楽しみかもしれませんが。
僕自身も、去年初めてCP+をフラっと見に行って楽しめたので、今年も行ってみようかと画策しています。今年のキーワードは「一緒に行こう!」ということで、家族で行けたらいいんですが、その辺はどうなんでしょうね。
ベビーカーへの配慮がされているらしい
去年行った感じだと人は多いし人気ブースは長蛇の列をなしていましたが、全体を見て回るにはさほど苦労しませんでした。ただ随所にコンパニオンさんがいて、その撮影のために人が群がり滞留するなどしていたので、ベビーカーの機動力では厳しいかなーという印象があります。
ただ、今年は新しい人を呼び込むぞー、ってことでこのあたりが改善されているそうです。
どの程度改善されているかは行ってみないと分かりませんが、カメラ玄人だけでなく僕らのような一般ファミリー層も呼び込みたい!という意思があるようです。カメラ産業はスマホに結構なシェアを持っていかれてしまい業界の収縮が進んでいます。既存のカメラファンは昔からカメラに慣れ親しんだ中年以上の方が多いみたいですし、何とか若者を呼び込みカメラの裾野を広げたいんでしょう。マニアックな方向に行くのではなく、マスを求めて広く攻めて行く姿勢は良いですね。
そんなわけで去年に比べて、より開けて一般的な雰囲気になっていることを期待して、嫁さんとムスコに「一緒に行こう!」と誘い、OKを貰いました。もし当日行ってベビーカーでの移動が厳しかったら、僕がオールタイムでムスコを抱っこするので問題ありません。
業界再編?ニコンブースが減りソニーが勢力拡大
各社がどんな展示をするかは当日の楽しみにするとして…レイアウトをざっと見るとニコンのブースが縮小され、その分だけソニーが広くなっています。
カメラと言えばキヤノンとニコンの2強でしたが、ミラーレスが台頭してきてからは徐々にその地位を失いつつあるのかもしれません。以前読んだ本にミラーレスは一眼レフに対する破壊的イノベーションたるのか?という問いかけがあったのを思い出します。
ちなみに僕はα6000ユーザーであると共に、かつてGKと呼ばれる人種だったので「いいぞ、もっとやれ」といったところです。
個人的に見たいのは中判ミラーレス「GFX 50S」
たぶん展示されると思うんですが、富士フイルムの中判ミラーレス「GFX 50S」が気になってます。
中判というのはイメージセンサーのサイズを表しており、現在主流であるAPS-Cやフルサイズといったセンサーサイズより一周り大きいものになります。センサーサイズが大きければ、より広い画角で写真を撮れたり、暗所に強いといった利点が得られます。
中判のデジタルカメラは国産初で物珍しさがあり、また80万円程度になるというブルジョワ機を触ってみたいというミーハー精神が僕を突き動かしています…が、もし展示されるとしたら人気が出そうだし、子連れだと厳しいかもしれないですね。
触れなくても楽しく回れれば良いな
いいんです、触りたいものが触れなかったとしても。せっかく家族でのおでかけなので、展示会の雰囲気って言うのを味わって、プロの写真を眺めたり最新機種をチラ見したりして楽しめれば良いかなーと思います。もしかしたら新しい発見もあるかもしれません。僕は去年のCP+で初めてThetaを知り、OculusでThetaの写真を見たことでThetaに即落ちし、購入へと至りました。今では至る場面で役に立っています。
もしかしたら普段気にかけないようなメーカーのブースにもこういう発見があるかもしれません。思いがけない出会い、それこそが展示会の醍醐味です。
この記事を見ている「カメラに興味が薄い方」、もしいらっしゃったら、冷やかしに行ってみるのも一興かと思います。入場無料・参加無料のお祭りみたいなものです。意外と楽しい発見が転がってるかもしれませんよ。
行ってきましたー!
こんな記事も書いています。
去年のCP+2016に行ったときの記事です。