中古Bランク 6.5万円の「iPhone 13 Pro(256GB)」の状態チェック、ヤマダ電気グループのショップインバース購入はありか
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最終更新日:2025/03/10
Apple iPhone13Pro, 製品レビュー
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楽天ショップインバースで購入した中古Bランクの「iPhone 13 Pro」が届いた。
ドコモ中古(ahamo中古)のような本体のみではなく化粧箱も付属、その状態についても触れていく。
次に本題となるiPhone 13 Proの状態について。
一般的に中古市場では”Sランク”や”A+ランク”は未使用品や美品と紹介され、”Bランク”は日常使いでは問題ない範囲という説明が多い印象。そして、Cランクになると画面割れや電池不足で挙動がおかしくなる電池容量70%以下ということもあるらしい。
中古ショップの名前は「ショップインバース」で説明によるとヤマダ電機の系列ショップとのこと。店舗レビューや他の購入レビューを事前調査したところ端末の状態において高く評価されていた。それが購入へ踏み切った大きな理由でもある。
はたして中古Bランクの状態は———————
6.5万円の「iPhone 13 Pro(256GB)」の状態チェック。
AppleストアではiPhone 16eのリリースとともに整備済製品に結構な数の「iPhone 13 Pro」が入ってきたが、いずれも10万円を超えていた。フリマサイトを見ても正常品かつ美品になれば9.5万円前後が並ぶ。
そんな価格相場において、楽天スーパーセールのポイント還元を含めた価格が(実質)6.5万円で販売されていた中古Bランク「iPhone 13 Pro」を見ていきたい。
配送業者は佐川急便だった。個人向けのヤマトではないので不安に思ったが500mlペットボトルを12本入れるような大きめの段ボールに大量の緩衝材を敷き詰めた状態(下図)で届いた。
上図のとおり本体パッケージに対しても個別に緩衝材で覆っているため、流通過程で荷物を投げられても耐えられそうだ。
記事冒頭のパッケージを開けるとiPhone 13 Pro本体が登場する。Appleストアで新品購入したときのようなフィルムで覆われていない。また、中古だからといって変な匂いもしなかった。
中古iPhoneということで購入時に付属品をチェックしていなかったのだが、SIMピンや説明書などは入っていた。しかし、Lightningケーブルあるいはイヤホンの入っていたであろう円形のスペースは空となっていた。
また上図の右下にあるとおり2枚のシールが貼られていた。1枚は「データ消去済み」と書かれ、もう1枚はショップ側の端末管理番号らしき英数字とバーコードが印字されていた。
いずれも小売店向けに販売されている”剥がれやすいシール”ではなく、安価な跡が残るシールだった。そのため百均などで売られているシール剥がしを使うといった対処が必要になるだろう。
その他、製品パッケージで気になった点はない。
iPhone 13 Proに傷はあるか、状態をチェック。
ここからはiPhone 13 Proの中古Bランクに関する状態を見ていきたい。
パッと見た限り、目立つ傷や汚れは見当たらない。
これは楽天レビューでも高く評価されていたところ。しかし、よく見るとえぐれている箇所があった。
上図のレンズ端を見ると僅かに削れているのがわかる。
指の腹で触っても認識できる凹み具合だった。これも楽天レビューで書かれていたので許容範囲内。
次に側面のフレームを見て回ったが「フレームの面」に関しては目立つ傷は見当たらなかった。
SIMトレイを取り出してみたがSIMピンの穴周辺やトレイいずれも綺麗な状態だった。
「フレームの面」こそ傷はないものの上図のとおりディスプレイに面した赤枠の箇所が削れていた。
意識してみないと気付かないレベルだが、指で触れると認識できる凹み具合。売却時の査定には影響するだろう。
さらに底面付近のディスプレイ面(前面側)には2箇所の傷を確認した。
角部分は小さいものの場所的に目立つ、スピーカーホール上部のほうが凹みは大きい。
以上、Bランクでも綺麗と高評価なショップインバースのiPhone 13 Proを見てきた。容量256GBモデルが約65,000円ということで許容範囲の傷だと思う。
続いて、中古価格に大きく影響するバッテリー残量(最大容量)を見ていきたい。
iPhone 13 Proの状態チェック(電池編)
バッテリー残量は81%となっていた。
到着時の使用できるバッテリーはわずか1%だったことも触れておく。そのため、MagSafe充電するつもりで用意していなかったLightningケーブルを探す羽目になった。
実はショップインバースで購入した際、iPhone 14 Pro(128GB)のBランクが同じ価格で出品されていた。そちらは電池容量が70〜79%と注意書きで書かれているため悩んでいたら楽天スーパーセール開始直後に品切れとなった。残り1台だったので仕方がない。
iPhone 14 Proは他のBランクでも9.5万円以上の値段で販売されており、破格だと思う。
それでは何故ためらったのか、それは70%付近になると正常に動作しなくなるという情報を集めてしまっていたからだ。もちろんAppleストアへ電池交換を依頼すれば電池容量は100%となり復活する。しかし、購入直後に1.6万円が必要となる。
たとえば端末を6.5万円万円で購入しても追加1.6万円で総額8.1万円に。それならApple整備済み品で外装と電池が新品のモデルを購入したほうが良いと判断した。
さらにAppleストアで修理中は「端末なし生活」を送らなければならない。
私としてはPixel 7aのカメラ性能が高く、iPhoneに高い期待をしていない状態。ただLiDARや望遠レンズ、120HzといったPROモデルの機能を確かめられたら十分だった。
◇128GBモデルと256GBモデルの違い。
iPhone 14 Proをためらったもう1つの理由はストレージに起因するカメラ機能だ。
同じ価格で「iPhone 13 Pro」は容量256GBと倍だった。PROモデルでは「ProRes」というカメラ撮影機能が容量256GB未満は制限を受けてしまう。それも理由の1つ。
そして限定カラー「シエラブルー」を欲しがってしまったのも大きい。
だから「iPhone 13 Pro」を選んだ。
しかし、残念ながら最大容量が81%と少ない。おそらく1年くらいで電池交換の時期が訪れるだろう。それまでにProモデルの評価が変わればiPhone 15 Pro(USB-C)あたりを購入したい。
次回の記事では返却前のiPhone 15とベンチマーク比較や120Hzの違い、ゲーム体験が変わった話などをレポートする。
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