レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2015/10訪問 2015/10/17
2015.10
前回と全く同じ状況の再訪。
振り返れば、オーダーしたものまで。
今回はプラス、卵スープとレバーと野菜の炒めものを追加します。
相変わらず味に中華街の他店にしてはリーズナブルさピカイチ。
レバーの柔らかさとクセを感じさせない味は、町の中華料理屋では味わえない。
中華街で他の店、なかなか行けない。
2011.10
秋晴れの週末、急遽久しぶりに横浜へ行くこととなりました。
用を済ませる前に先ずは腹ごなし。大桟橋に行く予定だったため、
やっぱりいつものところにしょうと中華街の謝甜記に向かうことにします。
二・三年ぶりの横浜中華街に着いたのは11:30過ぎ。
平日だからか休日と違い人もまばら。修学旅行の生徒達や有閑マダムたちが散見する程度です。
港が見える丘公園側の門近くの目的の店にさしかかったところでふと、弐号店のことが頭をよぎる。
と言うのも、数日前にドキュメンタリー番組で新店舗移転のことに触れていたのをたまたま見ていたから。
ちょっと覗いてみようかとこのお店に行き先を変更することにします。
店は本店先の通りを入ったとても近いところにありました。
確か以前あったところの向かい辺りでしょうか。
新しくて明るく綺麗な、ちょっとカフェっぽくもある店構えは本店とは真逆。
本店のあの雰囲気が大好きなのですが新しいのもいいものですね。
ランチコアタイムの11:30過ぎと言うこともありまだ席に余裕あり。
有閑マダムたちがちらほらといった感じでしょうか。
ドキュメンタリー番組で放映後、
ママさんと店長の息子がフロアに。何だか不思議な感じもします。
さて、真新しいメニューから何にしようか思案。
肉粥、野菜粥、海鮮粥をたのむことが多かったので
今回は、海老粥に初挑戦。チューリップタイプの唐揚げと肉まんがついてくるセットセット(1050円)のがあったのでそちらに決定です。
オーダー後、食べ放題の搾菜をつまみながらしばしメニューを見ていると、あっという間に出てきたお粥の速さに驚き。
そりゃ盛るだけだもんな…。
なんとなくセットがすべて出揃ってから食べたかったので、もうしばらく待ちます。
テーブルに並んだ品々。先ずはお粥をレンゲでひとすくい。
やっぱり旨い!!
そこの方で待ち構えているえびちゃんを掬いだし食べてみるとプリプリ。
さて続いてチューリップ。
熱々のうちにと骨をつかんでかじりつくとカレー粉を塗してありほのかに香る。
そしてとにかくサクサク軽やかで旨い!
搾菜、肉まんを間にはさみながらお粥、チューリップを食べすすめました。
食器下げるの早いのにちょっと店構えとのギャップを感じつつ、単価低いし早く回転してなんぼだしな…なんて思ったり。
しかしそれを折り込んだにせよ、やっぱりいい店。
店を出る頃にはもう満席。
本店にいたっては、行列のできた休日のようないつもの風景でした。
いつものコースでいくと、この後江戸清の豚まんを食べるところですが、この日はお腹いっぱいでもう食べれずでした。
評価詳細:4.28
3位
1回
2012/09訪問 2014/12/01
仙台出張の二日目は終日フリータイム。
前日深夜まで街徘徊、そして朝は早くからウイスキー工場へ大人の工場見学へ。
バスで一時間強かかって仙台市内に戻って来たのは13:30過ぎでした。
昼食はここ!と決めていたこの店は官庁街、繁華街からも近くにありました。
ランチ時間を過ぎていたわりには店内にはお客さんがいます。
割と新しめな感じのするきれいな内外観で清潔感があり、席はカウンターのみ10数席。
御夫婦?2人で切り盛りしているようです。
中華そば、塩そばの他数種のご飯もののついたランチセットがありましたが、
ランチセットは入店時は既に売り切れ。
中華そば(680円)をオーダーすることにしました。
登場した中華そばは、透明感のあるスープにやや細目の麺、
細い支那竹にチャーシューののったシンプルでさっぱりとしたとりそばと印象。
そしてこのそばの特徴は、チャーシューが鶏肉であると言うこと。
さて、早速いただきます。
スープを一口すすってみるとさっぱりと柔らかい、しかしながらしっかりとした味。
このやわらかさは、東京ではまず感じることはできない。
きっと「水の良さ」が出しているものなのでしょう。
麺も歯ごたえ、味、スープとの絡みも絶妙で旨い。
とりチャーシューはかなり歯応えがありましたが、
しっかりと、そして上品な味付けでこのそばと調和しています。
全体的なバランスがよく、美味しく正直なところとても驚きました。
スープも全て飲み干した後、大盛りにすれば良かったとやや後悔。
再び仙台に行く機会に恵まれたなら、再訪したいと思えたいいお店でした。
評価詳細:3.90
4位
1回
2012/03訪問 2014/10/26
毎年恒例と化した中華な記念日が今年もやってきた。
毎年、悩む店選び。クリアすべきハードルは非常に高い。
本格的な中華料理店的な雰囲気、そしてデートでいってもOKなムーディーなお店。
そして個人的には、味もCPも高くないと。
そんな条件を満たしてそうな店探しは、こと中華にいたっては至難の技。
新宿、六本木、麻布十番・・・
人気店や良さそうな店もいくつか行ってみたが既に自分の中で“ココッ”という店はネタ切れ。
それより味にこだわって店探しをしたい。
そんな要望がようやく通った。
今回は、牛蔵につぐ富士見台の有名店のこのお店に行くことにしました。
何度か飛び込みで行っては見たものの、常に予約で一杯。
他にネタがないため、何とか確保しないとと予約をして確保です。
夕方、南口から歩いて数十秒の洒落た外観のこのお店に入店。
開店まもないと言うのに、既に数組が食事をしていました。
まだ空いている席も予約の札。さすが人気店。
店内は、コンクリート壁のグレーなちょっと落ち着いたトーンの内装。
中国の路地裏にある庶民の隠れ家的な雰囲気だと、
行ったこともないのに勝手な想像力が働く、ちょっとお洒落感。
中華な記念日のオーダーは、決まってコース料理にしていましたが、
この日はアラカルトにしてみることにしました。
メニューを開くとこれが想像以上に豊富。
食事もさることながら、飲み物もワインなどこれまた豊富です。
これだけあると、何をたのんでいいのやら。
お値段は、そこそこの中華料理店と遜色のない金額でしょうか。
オーダーはおまかせするとして、まずは飲みのものビールとおつまみに前菜の各種盛り合わせ小(2,100円)を。
そして早くも麺を一品。海鮮3種と中国野菜の湯麺(1,365円)。
飲みながら、メニューをじっくり見ながら何をたのんだのかを確認。
中国野菜とえび・いかの塩あん炒め(1,280円)、近くのテーブルに運ばれていたうまそうな鶏肉を。
多分鶏もものバリバリ揚げ〇〇醤油ソース(997円)。
これくらいで多分テーブルは一杯だろう。
そしてついに登場し始めたお料理。
前菜の入った大きめお皿が2皿登場。なんと品数は全部で11品。
一品一品はお上品な量ですが、これは想像以上の見た目。
お味はというと、香草がバリバリきいて薫り高いがとても繊細で上品。
一口で、この店がなぜに人気なのかが分かりました。
そして期待できるこれから登場する品々。
間髪いれず、麺が登場。
野菜のシャキシャキ感とこれまたバランスの取れた塩味。これだけ食べに来るのでもいいかも。
塩あん炒め、鶏もものどれをとっても非常に上品で味わい深く旨い!!
酒が入るときは、つまみはそこそこに飲み中心となるのですが、お酒がすすまない。
これは牛蔵と同じ現象です。
ハイレベルで旨いと思うと不思議と食に集中してしまう。
この店でもこの現象が起こってしまいました。
牛肉と青梗菜の醤油炒め(1,323円)を追加し、
そろそろフィニッシュに麺類かチャーハンでもオーダーしようかと箸をすすめました。
香草が強いせいか、後味がしょっぱく感じたりしたので白ごはん食べたくなったのですが、さすがにお腹は満腹。
もうちょっといろいろ食べたいのに、これで限界でした。
完全制覇してみたいなぁ・・・
特にお手軽な麺系辺りから攻めてみたい。坦坦麺も有名らしいし。
次回のハードルが上がってしまったのは、新たなる悩みの種。
評価詳細:3.89
5位
1回
2015/05訪問 2015/05/14
久々の池袋ひとり飲み。
小雨混じりの中、北口界隈を店を今宵の店を探して
さまよい歩きます。
しかしどうもこの日の気分に合うようなお店もなく。
傘もささずに歩いていたため、これ以上濡れるのも耐えられない。
そこで前から気になっていたものの駅からちょっと離れていたため、
なかなか足の向かなかったこのお店に行ってみることにしました。
北口繁華街から向かう道筋には、北口の外れの雰囲気がそのまま続いていた。
何だか新鮮で新しい発見。そしてこのエリアの方が人気も疎らで、
北口外れ以上に妖艶さを感じる不思議な空気感。こういうの、好きだなぁ…
もうすっかり日が暮れ、辺りは暗く、そして初めて足を踏み入れるエリアだったため、
やや迷い、ホテル街を抜けだしてようやくこのお店に到着。
外観はまだ新しくきれいめな居酒屋風な感じです。
中へ入ると外観同様。
手前にカウンター、奥にはテーブル席。結構奥行があり、広い印象。
二階にも席があるようです。
一階だけではありますが、雨の平日しかも駅からちょっと離れている割には席が埋まっています。
そして従業員も結構な人数のよう。
カウンターに座りまずはビールを。
そして目の前に貼られたメニューを一通り流し読み。
串を中心に居酒屋的小料理や肉刺身系がリーズナブル。
飲み物もちょっとかわったものがあったりとなかなか豊富です。
メニューをみて真っ先に目に飛び込んできたレバ刺しをオーダーし、
久しぶりに食べるうれしさのあまりワクワクしながら待ちます。
その間、次のオーダーを考えますが、これまた定番の煮込みにすることに。
いよいよレバ刺しの登場。
いい色に光見るからに美味しそうです。
一切れ目を口に入れた瞬間に舌触りと歯ごたえから新鮮さと美味しさを感じます。この見せ、クオリティ高い。
煮込みがまた上品な味とスープのとろみがたまらない。
よく行くセンベロや2センベロ、ちょっとお高い老舗と比べてもかなりクオリティ高い。
しかも値段も安いときたら・・・
いうことなし!!
こうなると、酒もすすみます。
珍しいアップルハイボールなんてものを発見。旨いに違いない。
2杯目はこれで決まり。
さて、焼き物に行きましょうか。
盛り合わせ(850円)と言うのがあったので、こちらをお願いすると、
店員さんが「うちのは一串がかなり大きいので一人盛りをおすすめします」とアドバイスが。
値段は聞かずにおまかせです。
すると薬味に、わさびみそとわさびが登場。
ちょこっと味見してみると、わさびがうまいつまみになる。わさびみそは後でさわやか辛味を感じ、こちらも旨い。
さて、でてきた1人盛り。
塩はたんとかしら、タレはレバと白の計4本。
確かに大降り。
肉質に歯ごたえ、焼き加減と言い旨い。
薬味もぴったり合います。
4本食べきるのも結構きついほどのボリューム。
串カツが、大久保のてん家わん家なら、焼きとんはこのお店。
再訪したいお店発見に、思わず一人2次会へ繰り出してしまいました。
評価詳細:3.99
6位
1回
2012/08訪問 2013/08/12
お盆休みの帰省時に、いつものようにあてもないドライブへ。
今回は、長野方面からの上越。
新井のサービスエリアで魚を買いさぁ昼食へ。
ちょっと足を延ばして、直江津駅近くにこの店に行ってみることにします。
駅から近いとはいえ初めての地、カーナビを信じながら向かいましたが
細い道なんかを行くためやや迷いました。
ようやく見つけた看板。ひと安心です。
並びには焼肉屋をはじめ数店の飲食店が軒を連ねていますが、
どの店も漁港近くの田舎町の寂れた感満載で、
営業しているのか?と思ってしまいそうな趣。
この店も例外ではありません。
色褪せたサンプルに暖簾。
寿司屋にしては、あまりにも生き生きしたネタがあるとは正直思えないほどです。
恐る恐る暖簾をくぐり、ドアを開け入店します。
次の瞬間、思いもよらなかった光景が目に飛び込んできました。
壁中、天井にまで貼られた日活映画のポスター、店内に流れる懐メロ。
TVでは、夜ヒットの映像。しかも全てジュリーこと沢田研次ばかり。
一瞬、この衝撃的な光景に凍りつきました。
しかも客席は待機場所に置かれた懐かしいまんが満載の本棚で見えません。
気を取り直し、辺りを見回すと先客が並んでいるようなのでその列に加わります。
後から後から更にお客さんが入ってきました。
こんな辺鄙なところ、しかもこんな店内の趣なのに、繁盛してるな…
椅子に座って待っていると店員のおばあちゃんが
メニューを持ってオーダーをとりにきました。
海鮮系の丼や刺身定食など、間違いなく寿司やメニュー。
値段は一律600円。かなりの安さです。
いくら田舎であってもこの値段はない。
まぁ内容もそれなりなのでしょう。
迷うことなく刺身定食にします。
10分ほどしてようやく小上がりの席に通されました。
ここでようやくこの店の全容が見えてきました。
隣の席とのしきりには大村昆のあの懐かしいオロナミンCの看板が貼られ、
更に小林幸子の幼少時代からのレコードジャケットや由美かおるの…
仮面ライダーのフィギュアに明星などなどとにかく昭和が満載。
思わず目が輝いてしまいます。
そんな幸せな時間を過ごしていると、いよいよ刺身定食が登場です。
お盆にセットされてきた内容を見てまた驚き。
刺身はもちろん、焼き魚(イワシ)、トンカツが丸々一枚に茶碗蒸し。
さらにカットされた牛ステーキまで。
これに味噌汁とどんぶりライス。
これで600円はありえない!!
この品数や内容から言って、2000円はしてもおかしくない。
ひょっとしてオーダー間違えた?と思ってしまう。
さらにそのボリュームから完食できるかちょっと不安すら覚えます。
味も全て温かく、なかなか上品な手作り感のある味で美味しい。
隣の席からも驚きの声があがっているのが聞こえて来ましたが、
どうやら丼ものもすごいらしい。
新潟県の外れに近い場所ではありますが、
遠出してわざわざ食べに食べに行く価値あり。
再訪したい。
そしてこの驚きを誰かに伝えたい…
自分の中での“伝説の店”がまたひとつできた。
評価詳細:3.98
7位
1回
2012/05訪問 2014/10/26
ずっと気になっていたこの店に、とうとう行くことができました。
休日の14:00近く、商店街を迷いながら向かうと見えました行列。
と言っても、2・3人くらいでしょうか。にしても、この場所と時間からすればやはり人気店?
並んでいる間に外に貼ってあったメニューを見ることにします。
牡蠣と鶏だしをベースとした塩ラーメンにつけ麺、その他数種類あるもよう。
トッピングやご飯もずらっと並んでいましたが、
塩ラーメンに味たまと言ういつもコースにすることにしました。
ちょっとお腹が減っていたので珍しく大盛りにしようと思いましたが、
特盛りまで挑戦しようかとグラム数を確認すると特盛りは400グラムとのこと。
やっぱり大盛りにしておくことにしました。麺は細麺で。
そして驚くべきサービスを発見。小学生以下の子供はミニラーメンにジュース付が無料。
かなりの太っ腹ですね。
10分程待ったでしょうか。店員さんに店内へ促されます。
カウンター席だけかと思っていたら、右奥に小上がりがありそちらの席へ。
4人くらい座れる小上がりには子供向けのおもちゃが置いてありました。
なんて家族連れに優しい気づかいなんでしょう!!
店員さんは皆女性。厨房ではあくせくと働いていますが、
その姿がなんだかとっても爽やか。
しばらくして厨房で作っていると思われる店員さんが、
ものすごく爽やかな笑顔で、塩ラーメン(大盛り味玉のせ880円)を運んできてくれました。
なんて感じがいいんだ…
白いスープにあぶったチャーシュー、青菜に支那竹、ネギがのせられ見た目から美味しそう。
まずはスープから。
鶏の味と牡蠣のだしがバランスよく、濃厚な塩ラーメンですが油っこさがない。
一つ一つにしっかりとした手間のかかったチャーシューをはじめとした
具材とのバランスもなかなかなもの。
そして何より、麺の量が多い。特盛りにしていたら、ちょっとやばかった…
一生懸命働く姿と接客時の爽やかな笑顔。
ラーメンもさることながら、店員さんのファンに。
こんなに気分のよく食事、しかもラーメン食べれるなんて
なかなかないかもしれません。
次は、つけ麺にしてみよ。
評価詳細:3.65
8位
1回
2012/11訪問 2014/06/17
友人からの久しぶりに電話があったのは、20:00過ぎ。
麻布十番のこの店で飲んでいるので来ないかとの誘いでした。
ちょうど仕事を終えようとしていたところだったので、会社を飛び出し
タクシーをつかまえて急いで向かいました。
一ノ橋を越え、二ノ橋の手前で降りると信号を逆車線側に渡り一本目の路地入るとすぐに見つかりました。
階段を上って二階、扉を開けるとカウンターが目に飛び込んできました。
さほど広くない店内、テーブル席は全て埋まっています。
友人はカウンター奥に。
既に日本酒にいっている。
生ビールをオーダーし、歓談。出てきた生ビールで乾杯し、飲みはじめるとなんとも旨いこと。
この時点でこの店のQualityの高さを予感させてくれます。
MENUに目を通すと、旨そうな魚料理な数々。価格帯は場所とメニューの内容からみてそこそこなところ。
知人がすすめるからすみ(1800円)をと産地の違う二種の牡蠣のうち一種をまずオーダーしてみます。
そのからすみは自家製らしく、目の前のカウンターで何本も干されています。
思わず手にとってかぶりつきたいくらい。
まずは大振りな牡蠣。
雑味のない、採れたて新鮮な感じを受けます。
大根の上にのった四きれのからすみは透き通るようなオレンジ色でやや薄めの色。
からすみのみかじってみると、なんとも上品な味。
塩っぱすぎずマイルドで繊細。
やっぱりビールで感じた予感的中。
日本酒へうつりたいところでしたがビールを飲みおわるまでぐっとこらえました。
しばらくして友人がたのんでいた魚系の炊き込みご飯が出てきました。
茶碗によそってもらい、食べてみるとこれまた旨い。
追加で何かたのもうかと思っていましたが、ご飯ものがでてきたのでこの辺にしておきました。
あぁ、もうちょっといろんなもの食べたかったな…
板さん、フロアスタッフの女性の接客、そして店の雰囲気もよく、再訪したいと思えるいいお店でした。
そして、近くに住む友人が合流し、西麻布へ向かったのでした。
評価詳細:3.67
9位
1回
2012/02訪問 2014/01/31
前日のワイン5人で10本のおかげで、朝起きたときにはおなかの中は空っぽ。
そして胃酸の逆流。
早くおなかに何か入れたい。
こんな日は、もちろんラーメン。
朝からその時を待ちました、ずっと待つ。
待ちに待った11:30。
こっそり会社を抜け出し早めのランチ。いや、むしろリハビリ。
店前に到着すると既に満席、外で10分ほど待ったでしょうか。
店内に入り食券を購入。さぁ何にしようか。
銀笹ラーメン塩(800円)とお決まりのように、トッピングで味付けたまご(100円)。
鯛めし(300円)までつけてしまいました。
買った後に気づいたのですが、鯛めしにはハーフあります。
ちょっと失敗。そっちにしておけばよかった。
さぁ、ようやく席につけました。
渋い建物に黒を貴重とした内装。しゃれている感じです。
テーブルのみ20席ほどでしょうか。
結構狭い店内は、写真を取れるような雰囲気ではないので料理だけにすることにします。
客層は比較的年齢層高め。そして、女性が非常に多い。
これにはちょっとびっくり。
いや、さっぱり系なのでむしろそうなるのでしょうか。
テーブルには、おしぼりとテーブルセット。
“お好みで”と言うことで薬味にのりなどが入った小鉢が運ばれてきました。
しばらくして登場したラーメン。
この手のラーメンは、かなりさっぱりなお店が多く、
しょっぱいものが好みなので物足りないことがあるのですが、こちらはどうか。
一口スープをすすってみると・・・胃に、いや身に染みわたる。
スープの味もしっかり、麺もよく絡んでいます。
食べはじめてすぐに「コンディション的に量が多すぎた・・・」と悟りましたが、
若干気持ち悪さが残る中、食べすすめる。
トッピングのあぶったチャーシューは、香りも味も抜群。
そして海老団子?みたいなのが食感も含めて抜群にうまい!!
そして麺ならぬスープの大盛りとか出来ないのかな・・・など思ってみたり。
久しぶりにまた食べたい!!と思えるラーメンでした。
再訪必死。
評価詳細:3.79
10位
1回
2012/09訪問 2014/09/14
オープン後初めての東京スカイツリーへ。
電車で行った方が早いのですが、あえてバスでむかうことにしました。
銀座から乗り、終点の東京スカイツリーまでおよそ一時間半。
バス停に降り立ちバスが立ち去った後に目の前に現われたのは、見慣れない景色。
業平橋の駅が余りに綺麗になったことに驚きながら線路沿いを押上方面へ。
押上付近の駐輪場上にある小高い丘のようなビュースポットから夕陽に包まれる夕暮れ時のタワーを眺めると、
一旦変わったであろう押上駅へ向かい、そこからスカイツリータウンに向かいました。
ソラマチを横目にエスカレーターをのぼり、すみだ水族館入口のある広場付近に到着、人で賑わっています。
どうやらこの日は、オリンピック招致のイベントを実施しているようで、
タワーが特別カラーにライトアップされるらしい。
せっかくなので、その様を見守ることにします。
しばらくして灯った灯りは…
ほぼ真下。見上げますが見づらい。
花より団子。スカイツリーよりモツ焼き。
ライトアップにはさほど興味はないのでこの日の一番望ましい目的地のこの店に向かいました。
ぷらぷらと歩くこと10分ほど。
スカイツリーでの人の賑わいがまるで嘘のような静かな通りにこのお店を発見。
見事なまでのこてこてセンベロ居酒屋な外観。雰囲気抜群ですね。
満席を心配していましたが、比較的空いていてすぐに席につく事ができました。
L字カウンターには若めのカップルにサラリーマン、常連客。
外で飲んでるこれまた常連客に
焼き場を挟みカウンター裏側にも席があるようでそちらにもいるようです。
カウンター越しには、80を過ぎているであろうおばちゃんが串を焼き、
娘さんと思しきかたが店内を切り盛り。
年期の入った建物、そして店内の雰囲気も外観同様いいですねぇ。
座ったのはエアコンもなくやや蒸し暑い店内の特等席、カウンター角に設置された扇風機前。
座るとすぐ、ビール(500円)をお願いします。
ビールはアサヒスーパードライ中瓶。よく冷えていて旨すぎです。
さて焼物。4本で500円と言う価格設定で、一種類二本から。
焼き場に立つお母さんに
シロとレバーをたれで(500円)お願いします。
目の前で串を焼くお母さんの後ろ姿。
手際よく焼き上げていくその様子を見つめながら焼き上がりを待つこと数分、
あっという間に焼き上がりです。
たっぷりとタレにくぐらせ出てきました。
柔らかく、芳ばしく旨い。
そして煮込み(500円)。夏場は暑くて作れないらしく、最近ようやく復活させたみたい。
濃いみそ味が、素朴な温かい味。
ビールを飲み終わり、もう一杯。
クエン酸サワーというものを発見。今までにお目にかかった記憶がないため
試しに飲んでみることにします。
焼酎が注がれたグラスに、コダマのサワーと書かれた瓶に入った黄色っぽい液体を
よく混ぜながら入れて飲んでみると、これがとても酸っぱく爽やかで旨い!!
こんな旨いものあったのか。
おそらく今まで見逃していたこともあっただろう。いまさら後悔。
さてなまものを。
ガツ刺ししかないようなのでたのんでみましたがなんと売り切れ。
そのかわりにレバ刺しがあるとのこと。
どちらかと言うと、レバ刺しがなくてガツ刺したのんだのである種ラッキー。
ごま油をたっぷりつけていただきます。
ほんの一時間のサクッと飲みでしたが、ゆったりとした時の流れと雰囲気はとても心落ち着かせてくれました。
あまり行く機会のない、東部でしたが、やはり西側にはない下町情緒がいいですねぇ。
また是非再訪したいと思えるお店でした。
評価詳細:3.86
ここ数年のお決まりごととなった秋の出張。
毎年どこになるかは決まっていませんが今年は仙台に決定しました。
仙台は10数年ぶり三回目の訪問となります。
早速、行きたい店をリストアップ。
仙台の名物といえばやっぱり牛タンから!?。
しかしながら気になるお店は、居酒屋、立ち飲み、ラーメン、そして景色の良さそうな露天風呂。
それぞれ3店舗くらいずつ候補店を見つけ出しましたが、
その中でも一番行ってみたいと思ったのがこのお店でした。
一泊二日の短い時間に予定は盛り沢山。
初日は大人数での食事が決まっており、その後は夜遊び。
しかも深夜までとなるとその日はいけず。
狙いは2日目。支給される新幹線指定席を犠牲に遅い時間に帰ることにします。
初日の夕食、夜遊びも終わり、駅前のHOTELに戻ったたのは0時半過ぎ。
なんだかお腹が空いています。
そう言えば飲み中心でほとんど食べていない。
急遽繁華街へ逆戻りし、深夜に営業していたラーメン屋で腹ごなし。
慣れない土地をふらふらとHOTEL目指してひとけの無いアーケードを歩いて帰ります。
次の日は7時起きで出かけなければならないにもかかわらず。
自分の勘だけを頼りに、歩いているとアーケードの脇に魅惑的な路地見つけました。
東京だと渋谷の思い出横丁または新宿ゴールデン街的な雰囲気。
迷うこと承知で歩いて見ます。
華やかな繁華街よりディープな路地のほうが自分にとっては引き寄せられるものがあります。
平日2時過ぎではほとんどの店が閉まっていましたが、
カラオケの歌声が漏れている店もちらほら。
そんな中輝いている看板を発見。
そう、次の日に行こうと思っていたこの店を偶然発見しました。
路地を更に人一人が通れるくらいの通路を歩き奥へ奥へと進むと、
角を曲がった奥の方に見える縄のれん。
通路と入口の雰囲気にリストアップしたことに間違いがなかったと確信。
そして偶然に見つけてしまったことで運命的なものを感じます。
次の日は朝早くから盛り沢山。
大好きな露天風呂のために作並温泉、昼過ぎに市内に戻り、
昼食にラーメン。
この旅の二軒目のラーメンの旨さに驚きながら松島へ行き、
再び市内に戻って来たのは17:30過ぎ、
青葉城やカフェでのんびりなんてことを想定していましたが、さすがにタイムオーバー。
仙台駅からまっすぐこの店を目指すことにしました。
さて、前置きが長くなりましたがいよいよ入店です。
人気店のようなので念のため事前に電話してみるとまだ入れるとの返答に安堵。
やや迷いながらも無事にたどり着くことができました。
細い路地を抜け、縄のれんをくぐって店内に入ると
目の前に広がるコノ字カウンター。
古民家的な内装ややや暗い灯り。雰囲気抜群です。
既にほぼ満員で、20代の女性など比較的若い客も散見。
カウンター越しには割烹着姿の女将が店内を1人で切り盛りしています。
まずはお酒から背中越しの壁に貼られたメニューを振り返ってみる。
お酒はビールと日本酒が数種類。
一杯1000円前後と一瞬“高っ!”と思ってしまう値段設定で、
「やっぱり、雰囲気料なのかな…」一瞬げんなりしてしまいました。
まぁ、この雰囲気では致し方ないかなとも思ったり。
ともあれ生ビールをお願いし、つまみのメニューを。刺身や焼き魚、おでんなど日本酒が飲みたくなってしまいそうな品々。
生ビールがカウンター上に置かれ、手に取って一人お疲れ会が始まる。
生ビールを口にした瞬間、その旨さに驚き。
間違いなくサーバーメンテナンスしっかりやってる。
こういうお店、意外になかなか巡り会えない。
続いてお通しが出てきました。
小皿に載った秋刀魚の煮付けを見た瞬間、普段はあまり飲まない日本酒を2杯目に飲もうと決心。
雰囲気といいつまみといい、日本酒にぴったり。
食べてみると、上品で繊細な絶妙な味付けで旨い!!
生物を食べたくなって秋刀魚刺し(600円)をオーダー。薬味にしょうがかニンニクかと聞かれたのでしょうがを選択しました。
次なる飲み物は日本酒にとも思いましたが、ビールがあまりにもうまかったのでもう一杯。
ビールが置かれてすぐさま、次のお通しとのことで冷奴が出てきました。
ん?
ここで気付いたのですがお酒をたのむと、おつまみがついてくるシステム。
なるほど、そう言うことであればちょっと高いと思った価格も頷ける。
隣で飲んでいるグループとこの素晴らしき雰囲気やつまみをしばし楽しんでいると、
秋刀魚刺しが出てきました。
見るからに新鮮、しかも身は厚く量も結構あります。
間違いなく、これも旨いのだろう。
一切れ口に運ぶと見た目の印象のどおり、新鮮さと脂のバランスのよくこれまた絶品。
早く日本酒が飲みたい…
新幹線の時間も迫っいたのですが、どうしてももう一杯いかずにはいられない。
一時間、後らせることに決め、〆で新政(900円)を冷やで。
カウンター上で注がれるお酒は、グラスから溢れだし下の皿からも溢れそうなほど。
こぼさないように、一口すすってテーブルに置くと
三回目のお通しタイム。
今度はくじら・アジ・鰹の刺身の盛り合わせ。
味に関しては、もう何も語ることもない。
ちょっと温かいものも食べたくなり、のどくろの開きをオーダーするも残念ながら売り切れ。
そこで女将にすすめられためひかりに。
こちらも焼き加減絶妙、ふんわりホクホク。
もっといたい…
ぐっと堪えて退散。ホントなやばいお店でした。
ロケーションから始まり、内外観、雰囲気、味、値段そして女将…
素敵な居酒屋の要素が全てそろい、究極と言っても過言ではない!!
これで新幹線でバタンキューいけるなぁ。
評価詳細:4.77