「缶コーヒーを買うような人は成功しないがスタバに行く人は成功する」式の本かと思いましたら、最新情報に基づく、栄養学の本でした。体調と食べ物の関係を解りやすく解説しています。
いくつかポイントのみ列挙します。
1.缶コーヒーを飲んでしゃきっとするのは30分。含まれている砂糖で血糖値が上がるから。でも反動で急激に下がるので体にはよくない。(すべからく、砂糖の含まれている食べ物は注意)
2.脳をフル回転するにはたんぱく質が不可欠。卵を朝食べるのがいい。
3.卵を食べるとコレステロール値が上がるというのはあまり関係がない。
4.麺類やおにぎりで昼を済ませるのも1.と同じで急激に血糖値が上がり反動で下がったときに仕事の能率はがくっと落ちる。
5.仕事中疲れたらチョコレートではなく(チョコレートは体内にある材料を合成して脳にやすらぎを与える物質を創るがそれ自体が変化して脳内物質に変わるわけではない)ナッツやチーズがいい。
うつ病と糖尿病(と予備軍)は重なるところが多いとのことで食生活でかなり改善できます、と。
目からうろこ、でした。タイトルと内容があっていないのが残念ですが、うれしい裏切られ方をしました。