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中国上海市のフィンテック関連団体、上海フィンテック産業同盟は13日、「グローバルフィンテックセンター発展指数(2024)」を発表した。同指数は主に、フィンテックの発展レベル、発展のポテンシャル、発展環境などの指標から構成され、世界の都市のフィンテック発展現状を直接的に数値化している。24年の世界上位10都市は、米ニューヨーク、英ロンドン、上海、北京、深圳、東京、米シカゴ、香港、シンガポール、米サンフランシスコの順だった。上位10都市の顔ぶれは前回と変わらないが、得点の差が縮まり、各都市によるフィンテックの発展競争は厳しさを増した。
上海は国際金融センターとしての存在感が強まり、金融インフラ、応用レベル、国際的優位性がフィンテックの発展を促している。応用レベルで先頭を切り、デジタル技術の応用度合いが高く、重要な金融インフラは整備され、国際化レベルと影響力が全国を先行する。フィンテックの産業エコシステムは改善が続き、政策とビジネス環境が世界をリードしている。
北京は首都としての効果が明らかで、科学技術イノベーション資源は世界を先行し、上海との差は大きくない。金融監督管理部門と金融機関の本部が集まり、フィンテック産業の規模が全国をリードし、政策支援を受けてフィンテック産業が集積している。
深圳は、科学技術力がフィンテックの発展をしっかり支え、雁行型発展の産業構図を形成している。
香港は多角化したフィンテック産業がそろい、国際的なつながりも深い。ここ数年は、科学技術イノベーションの成果が倍増し、情報通信技術(ICT)人材の伸びが拡大した。フィンテックの発展が速まりつつあり、世界の金融センターとしての地位を安定させている。(新華社上海)
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