ペルー 一人旅！　９日目：マラスの塩田&モライ遺跡編

前日にアルマス広場に面したこちらの旅行会社でツアーを申し込みました。
このエリアには旅行会社が無数にあります。客引きに引っかかったりして適当に３軒ほど巡りましたが、ほぼ同じ料金で全く同じツアー内容でしたので、どの旅行会社でもいいと思います。
因みに僕が申し込んだところでは、マラスの塩田とモライ遺跡を巡るツアーで、25ソルでした。

朝８時半にアルマス広場のオフィス前集合です。

モライ遺跡に直行するかと思いきや、途中の町チンチェーロで止まりました。建物の中に案内されます。
確かにここに来るまでの道中で、チンチェーロが何とかという話をしていました。ツアーは英語で申し込んだのですが、なぜかガイドさんはスペイン語しか話せません。

アルパカの織物屋さんですかね。

色々売ってあります。

どうやって染めていくのかの説明が始まりました。このおばちゃんは英語も話せるので助かりました。

まずは布を洗っていきます。

お湯に染料を加えて布を付けると

このように色が付きます。

この液体にマラスの塩を加えると

色が変わりました。

このようにして染めた布を何枚も組み合わせて、柄を作るそうです。

様々な染料を用いて色を出しています。

猫がいました。

外を見てみると同じようなお店に同じようなツアーバスが止まっていました。それぞれのツアー会社がお店と契約しているのでしょう。

バスはモライ遺跡へと進みます。

途中、マラスの町を通りました。
これはマラスの中央広場の様子です。

こんな感じの畑の中を進んでいきます。

モライ遺跡に到着しました。

入場料70ソル(だいたい2300円くらい)。高い...。

見えてきました。想像以上に大規模です。

ガイドさんが説明してくれますが、スペイン語なのでほとんど分かりません。
ツアー客の中に英語も話せる人がいて、通訳してくれました。

農業の実験場だったという説が有力だそうです。下に行けばいくほど暖かく、上は温度が低い。高地でも作物が育つようにここで改良が行われていました。

下に降りてきました。
観光客は円の中には入れませんが、近くに行くことは出来ます。

円の内側では芝刈りをしていました。

遺跡は一つだけではありません。この敷地内には全部で３つも大規模な実験場が残っていました。

モライ遺跡を後にし、マラスの塩田へ向かいます。

のどかな風景です。

直行すると思いきや、バスはおみやげ屋さんで止まります。

マラスの塩や、塩を使ったチョコレートなど色々売っていました。
ここでマラスの塩を購入。500g入ってて一つ４ソル（130円くらい）と、良心的でした。因みにマラスの塩田でもお土産屋さんがあるので、そこで買うことも出来ます。

お土産屋さんを出て、いよいよマラスの塩田に向かいます。

到着しました。

入ってすぐの景色。すごい光景ですね。

お土産屋さん。

圧巻です。マチュピチュとかよりも見応えがあるかもしれません。

乾季に行くと全部真っ白になっているとのことですが、茶色でも十分綺麗です。

山から湧き出る水に塩分が含まれており、これを利用して塩を作っています。湧き水を舐めてみると、かなりしょっぱかったです。

水路を通って流れてきた湧き水はここに溜められます。

溜められた水は水路を通じてそれぞれのエリアに配分されていきます。

これ全てに配分されて行くのはすごいですね。
今尚塩の採集作業は手作業で行っているらしく、大変さが分かります。

世界最高所にある塩田。素晴らしい景色でした。

その後クスコまで一気に戻り、ツアーは終了しました。

夜ご飯はこちら。他の町にも同じ名前のお店があったので、ペルーのチェーン店でしょうか。

チキンのステーキ。非常に美味しかったです。

夜のアルマス広場。まだまだ賑わっています。

プーノのような田舎町も良いですが、クスコもいい雰囲気ですね。両方とも好きな町です。

クスコで過ごす最後の夜です。また来たいですね。