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詩の本の思潮社

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2025年2月28日発売 現代詩手帖3月号


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【特集】海外詩の前線 文学レジデンシーを通じて

座談会Ⅰ
クリスティナ・ドンブロフスカ+オーシュラ・カジリューナイテ+滝口悠生+永方佑樹 レジデンシー経験がもたらすもの リトアニア、ポーランドからアイオワ、京都へ

座談会Ⅱ
パオロ・ティアウサス+ノーマン・エリクソン・パサリブ+藤井光 遊ぶことば、内省のまなざし 東南アジアの詩人たち

作品
クリスティナ・ドンブロフスカ/田中壮泰・四元康祐訳 お隣さんの顔 他五篇
オーシュラ・カジリューナイテ/木村文訳 お月さまは錠剤だ 他九篇
パオロ・ティアウサス/澤田公伸訳 スーパーヒーロー 他一篇
ノーマン・エリクソン・パサリブ/西野恵子訳 その人と木 他二篇
アンバー・アダムズ/藤井光・四元康祐訳 Under Snow より

インタビュー
ケンダル・ハイツマン IWPのこれまで、これから

論考
吉田恭子 京都文学レジデンシーの理念
野村喜和夫 詩は私たちの最後のシェルター 中国の二つの詩祭に参加して
岡本啓 日本の現代詩
佐藤文香 詩人としての故郷
今宿未悠 ここ日本で、すりガラスの箱をつくる


第3回西脇順三郎賞発表
発表
第3回西脇順三郎賞 受賞詩集『廃屋の月』

選評
朝吹亮二、阿部日奈子、加藤孝男、杉本真維子、野村喜和夫

受賞のことば
野木京子 連結の通路

作品抄
野木京子 心の奥であるような気もする

新人賞
みみやさきちがこ ほこりのすみれ


巻頭詩
稲川方人 遠い雷光の地、論証の月日

作品
高橋睦郎 声に始まる ウォルト・ホイットマンへ
山尾悠子 真っ青な空中にぴんと張られた綱を渡っていく…… 鏡の中の鏡
貞久秀紀 仮小屋の前で やさしさと近しみ
飯沢耕太郎 大阪の朝
柏木麻里 丹頂と惑星
水沢なお 予報 水辺のカーテンがゆれる

新連載
北川透 壊れものとしての〈現在〉へ 壊れものとしての〈現在〉へ
竹中優子 いびきと化粧 靴下をはんぶん履いてねむる

連載
藤原安紀子+中尾太一 到来するその人に 共の、壊れた外口で

レビュー
時里二郎 災厄と詩人 「詩人が見た1・17――安水稔和の記憶をつなぐ」展記念講演会

書評
田野倉康一 それはにもかかわらず日常世界である 海東セラ『薔薇とひかがみ』
松本秀文 あなたがあなたに戻る時間 小池昌代編『放課後によむ詩集』

連載
青柳菜摘 セルフビーイング2 セルフインプロヴィゼーション

月評
小峰慎也 青空はいい。幻もいい。罰金もいい。 詩書月評
藤本哲明 遠くの方法 詩誌月評

選評
川口晴美 できるだけ具体的に語りたい、
杉本徹 外界への視線がむしろ内面を映すということ

新人作品
3月の作品

表紙・扉写真=竹之内祐幸
表紙協力=小髙美穂
表紙デザイン、扉・目次=佐野裕哉

定価1430円(本体1300円)

次号2025年4月号は、「モダニズム詩再考」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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