既にだいぶ乗ったあとですけど『自転車に乗る前に読む本』というブルーバックスを読んでいます。「生理学データで読み解く身体と自転車の科学」という副題の通り、データに基づいた良い乗り方が解説されている。こういう主旨の本を過去にも読んだことはありますが、多くの場合、元になっているデータが海外の競技者のものだったりして、どこまで参考にしていいのかわからなかったんですね。この本では、日本の幅広い自転車ユーザーのデータが使われています。機材についても国内事情にマッチしていて、普通の電動自転車でも運動になるのか?という視点でも詳しく調べられていたりします。シェアサイクルのヘビーユーザーである小生にはかなり参考になりました。
突然ですが、下記のデータは、小生がさきほど地元のショッピングモールへ行ったときの心拍数とスピードのグラフ。坂の多い道なので、心拍数は高めですな。信号待ちでもあまり下がっていない。前述の本では「日本の街中は信号機が多く、そこでの停止・発進のさいには大きな筋力を使うことになるので、運動強度を変動させるインターバルトレーニングを自然に行うことができる」というポジティブな捉え方でした。こういう発想は大事ですな。
年末年始もサイクリングと料理しかしてませんでした。もうずいぶん長いあいだ仕事してないなー。ま、いいか。本年もよろしくお願いいたします。