阪急900形電車(はんきゅう900がたでんしゃ)は、阪神急行電鉄が1930年に導入し、京阪神急行電鉄を経て阪急電鉄に在籍した電車である。神戸線の特急用車両として20両が製造された。その後現在に至る阪急の車両設計の基礎となった車両であるとともに、続いて登場した920系と並ぶ、昭和戦前期の阪急および関西私鉄を代表する車両のひとつである。