突厥(拼音: Tūjué、漢字の日本語読み:「とっけつ」あるいは「とっくつ」)、あるいはテュルク(古テュルク語: 𐱅𐰇𐰼𐰛【Türük】テュルク、𐱅𐰇𐰼𐰰【Türük】、トルコ語: Göktürk【ギョクテュルク】)は、6世紀に中央ユーラシアに存在したテュルク系遊牧国家。もともとはジュンガル盆地北部からトルファン北方の山麓にかけて住んでいた部族。柔然の隷属の下でアルタイ山脈の南麓へ移住させられ鍛鉄奴隷として鉄工に従事したが、552年に柔然から独立すると部族連合である突厥可汗国(日本語読み:とっけつかかんこく。突厥帝国とも)を建て、中央ユーラシアの覇者となる。582年には、内紛によって東西に分裂した。