正史(特に後述する「断代史」の形式をとる正史)とは、 1. * 東アジア諸国において、主に国家によって公式に編纂された王朝の歴史書のことである。中国の二十四史が代表的なものとしてあげられる。 2. * その国の政府が正統と認め、対外的に主張し、また教育する自国の政治の流れ。 以下では主に1.について述べる。対義語は野史(民間で編まれた史書)。