大安寺(だいあんじ)は、福井県福井市にある臨済宗妙心寺派の寺院である。山号は萬松山(ばんしょうざん)、正式な寺号は大安禅寺(だいあんぜんじ)である。 福井藩第4代藩主松平光通が大愚宗築を開山として、越前松平家の永代菩提所として万治元年(1658年)に創建した。境内地は天正2年(1574年)に焼失した竜王山田谷寺の跡地である。 北陸三十三ヵ所観音霊場第10番札所。